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2024年10月の読書メーターまとめ

よみ
読んだ本
10
読んだページ
3573ページ
感想・レビュー
10
ナイス
140ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よみ
ネタバレ話題になっていた本作、頁を巡る手が止められなくてイッキ読み。 助かるために生き物を飼い続ける男や飛び降り自殺を待っている母親など、挿話がいちいち不気味で怖くて、そりゃ「このホラーがすごい」に選ばれもするわと妙に納得。 ただ途中怖い挿絵を入れたり取材資料を袋綴にしてみたりして、ビジュアルで怖がらそうとしてきたのは個人的には大きくマイナスポイントだった。なんでそんな怖いことするの! あと、民俗学ホラーってどうしても宗教(信仰?)絡みの話になってしまうのだなぁと感じた。怖くないわけじゃないけど、お約束だなって。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

よみ
ネタバレ ウバたちとの戦いがこの物語のピークだった。 ミエルについての「悪しきものではないのです。ただし、善きものでもありません。どちらでもなく、ただどうしようもなく、そこにあるもの。(中略)世界の何かを変えたりしません」について、この世界に存在するあらゆるものはそうであると感じて腑に落ちた。 ただ、上巻は楽しめたけど、全体のラスト四分の一くらい…具体的に言うとうつくしいこどもたちが出てきたあたりから、二人が自分自身と対峙するあたりまで、お説教臭さが鼻についてしまった。
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よみ
ネタバレ続編から先に読みましたが、こちらも面白い。児童文学のような文脈だけど、親の離婚が大問題で、どこにも身の置き場が無かった子供の頃に読んでいたら心に響き過ぎて辛かったかもしれない。子供であることの心細さとかけがえのなさが、全部の頁に詰まっているような、そんな一冊。 上巻でしっかり盛り上がりや登場人物たちの成長が描かれているので、ここから更に同じ厚みの下巻が控えていると思うとクラクラする。
が「ナイス!」と言っています。
よみ
ネタバレ続七夜物語とのことですが、実は七夜物語よりも先にこちらを読了。 面白かったけど、犬が中学生にいじめられていたくだりや、おかゆとの別れは、胸がチクチクして、あんまり好きじゃなかった。 絵とさよがどうやら結婚したらしいというのは悪くない締め方だったけど、二人がすんなり一緒になった訳では無さそうだ...というのも、なんだか川上さんらしいなと思った。最終章でいきなり時がばっさり切り取られたように流れるのも含めて。
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よみ
ネタバレ大好きな一冊が文庫化されたのでニコニコで購入。表紙も幻想的で可愛い。 やっぱり表題作が最高だし、冬薔薇のキャラが刺さる。地上での惨い描写が足されているように感じたけど、気のせいかもしれない。 同作者の「Blue」を読んだ後だと「卒業の祈り」のがより現実のジェンダー問題を想起させて惨たらしい。
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よみ
ネタバレ2001年に書かれた本だけど、ここで取り上げられた女にとって最大の敵は心の中の母親という問題は、現代まで解決されることなく根深く残っていると感じる。ぶっちゃけトークと見せかけて、すごく当事者に気を遣っている印象。流石女好きを公言して憚らない斗司夫ちゃん、こりゃモテるわ。
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よみ
ネタバレいつものことのいつもは永遠ではない、それは本当にそう。 メインであるお支那に関する騒動は、父子の関係がどうなるのか興味深かっただけになんだか不完全燃焼。 百代があまり好きになれなかったから、巾着を巡る一件については不快感すらあった。
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よみ
ネタバレ発売当時に1冊目を読んでいたのだけれど、結構時間が経ってしまったため、登場人物や設定など、思い出すのに時間がかかってしまった。少女小説に第一人者の倉本先生だけあって、女の子の気持ちの機微を描くのは上手で、ゲストキャラクターの梅乃や琴姫はとてもイキイキしていた。
が「ナイス!」と言っています。
よみ
ネタバレあまりにも美しい隙のない一冊。もう何度目の再読かわからないほどのお気に入り。 毎回、恋人の実在性を疑ってしまう。あまりにも絶望と表裏一体過ぎて…。
が「ナイス!」と言っています。
よみ
ネタバレ話題になっていた本作、頁を巡る手が止められなくてイッキ読み。 助かるために生き物を飼い続ける男や飛び降り自殺を待っている母親など、挿話がいちいち不気味で怖くて、そりゃ「このホラーがすごい」に選ばれもするわと妙に納得。 ただ途中怖い挿絵を入れたり取材資料を袋綴にしてみたりして、ビジュアルで怖がらそうとしてきたのは個人的には大きくマイナスポイントだった。なんでそんな怖いことするの! あと、民俗学ホラーってどうしても宗教(信仰?)絡みの話になってしまうのだなぁと感じた。怖くないわけじゃないけど、お約束だなって。
が「ナイス!」と言っています。
よみ
ネタバレ久しぶりに新選組モノを読んだ気がする、面白かった。濡場はあるけど、官能小説というほど濃くはない。 山南敬助のために自害の道を選ばされた女……なんて副長推しとしてはシチュエーションだけでロマンチックでニヤニヤしてしまう。 物語としては「壬生心中」の暗く乾いた雰囲気が好き。お梅の話も良かったな。相変わらず、情死に目がない私。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/09(3181日経過)
記録初日
2014/11/24(3652日経過)
読んだ本
1314冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
384382ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
1314件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
自己紹介

趣味は読書とお喋り!
宝塚が好き!
マイペースに読んで、月に1度まとめて登録するようにしています。

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