文学というよりエッセイのような印象。著者のバックボーンなしに読んだらどんな印象だったのか。私には理解し難い内容だった。

気軽に楽しく読める。執念深いパワフルな中島加代子が愉快。

温泉、気持ちいいー！ただそれだけで楽しんでいた自分。温泉マニアの考える温泉は随分と厳しくて奥深いものなのだと感じた。源泉かけ流しとは？や循環システム、湯のフレッシュ感、安全な温泉、温泉法、様々学んだ。巻末の安全名湯100軒は大いに参考になる。2025.10 追記:著者推薦の名湯に行ってきた、有福温泉と温泉津温泉。どちらもその湯に感動。

伊坂幸太郎のエッセイを初めて読んだ。地元仙台の出版社からの依頼だから受けたとのこと、エッセイはあまり得意ではないらしい。震災前後の時期のエッセイなので、震災についても触れている。「この震災でへこたれるために、今まで生きてきたわけではないのだ」という言葉に鼻の奥がツーンとなった。

ひとり酒はしないが、温泉、山、旅に関しては役立つ情報多数。特に宿泊施設に関してはおひとり様可のところを探すのが手間なのでとても参考になる。歩いてしか行けない山の中の温泉宿はすぐにでも行きたいくらいだ。

グリーフケアの本。大人が読むと重たく真剣に考えてしまうけど、子どもはどのように受け取るのかな。絵も文も重く暗い印象だが、最終ページにワクワクした。死を乗り越えたくまはやまねこと一緒に音楽団として世界中を巡業中、今度はあなたの町にやってくるかもしれませんよ、だって。

連載記事“佐々木敏が読む 栄養データ”から。「超加工食品とは何か」食品を加工度合いによって分類したもの。トマト缶は低加工品、トマトソースは高加工品だ。超加工食品には長所と短所がある。最も大きな食塩の摂取源である食パンを徐々に低塩食パンに変えることにより、イギリス国民は減塩に成功した。また衛生管理が容易。短所は砂糖や脂肪の過剰摂取により生活習慣病との関連が考えられる。

名建築といえばそうだけど、どれも大変個性的だ。111のうち、行ったことがあるのは13。設計した人のアイデアもさることながら、施工した人の苦労は相当だろうと素人ながら考えた。表紙のモザイクタイルミュージアムはあまりにも有名、行ってみたい。

文学というよりエッセイのような印象。著者のバックボーンなしに読んだらどんな印象だったのか。私には理解し難い内容だった。