同じ新築マンションに引っ越してきた人たち5人のお話。近くに古いクリーニング屋さんとカバのライドがある日の出公園。いろんな悩みで悶々とする人たちがニッと微笑むカバに癒されていく。ずっと読んでいくカバヒコは"お探しもは...."の小町さんとイメージが重なってきた。嫌なイメージで登場するくせにほんとはいい人が多くてそれがいい。

始めの印象は性に対して破天荒なやばい女性を描くものかと思っていた。ところが主人公の愉里子はできる中間管理職であり、茶道に精通し、後輩のセクハラを練りに練って解決するし、親の介護にも手を焼く。また好きな人には少女のようにときめいたりする。ラストは自分の夢が実現する直前まで描かれていて、その先はなんとなく上手くいくような予感がする。好感がもてる主人公だった。歳を重ねていく中での女性の性愛の変化については勉強になりました。

同じ新築マンションに引っ越してきた人たち5人のお話。近くに古いクリーニング屋さんとカバのライドがある日の出公園。いろんな悩みで悶々とする人たちがニッと微笑むカバに癒されていく。ずっと読んでいくカバヒコは"お探しもは...."の小町さんとイメージが重なってきた。嫌なイメージで登場するくせにほんとはいい人が多くてそれがいい。