2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3460ページ ナイス数:172ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/703986/summary/monthly/2024/7
追記>この小説で範頼の人物像が固まった(笑)。この小説で見せた彼が持ち得た人へのやさしさが、曾我兄弟の仇討ちのどさくさで頼朝の生死がわからなかったときに、アワアワと慌てふためき嘆きまくる政子を力づけようと、ついつい「後にはそれがしが控えておりまする」って言っちゃったんだろうな・・・と想像wもちろん、真実は分からんけどね(笑)
追記>購入は2024年のあべのハルカス美術館「広重 ―摺の極―」展で。名所江戸百景の本は絶対買おうと思って行った。展覧会で感じたのは「浮世絵は西洋画のように額装したものを距離をとって見るものなのか」と言う疑問。個人的には浮世絵は手に取ってじっくり味わうものだと、この本を読んでさらに感じた。ただ、この本だと大きさがね…。悲しいかな、迫力はないんだよね。展覧会で行きつ戻りつ何度も見返した絵に感じた魅力は本では大きくは感じなかった。高いけど復刻版の原寸を嫁に隠れて買う?(春画かw)
追記2>調べたら、江戸の人はこの浮世絵を1枚だいたい20文(400円程度)で買っていたらしい(うらやましい)。この「名所江戸百景」は段階的に数枚ずつ売られたようだけど、コレクター対象なのか、最後は全シリーズセット売り。なんかこれって今のアニメ作品の儲け方(テレビで放映し再編集して映画館上映とか、アクリルスタンドだけでなく様々なグッズ展開とか)に近くないか?日本人はそういうオタク精神を昔から持っていたのか?…と想像してみる。広重の浮世絵も降る雨を線で表現するとか、今のマンガ表現に通じる描き方だしな(笑)
追記>この本で科学的見地から推論した原因とは別に、ロシア政府も数年前にこの本が否定している説を真相として発表している(NHKニュースでもやったはず)。それでも「それは政府が真相をごまかす嘘」と陰謀論は延々続いていくんだろうね。日本においても「フルベッキ群像写真(維新志士たちの集合写真)」は偽りだと否定されているのにも関わらず今も本物説が跋扈しているし、日本人とユダヤ人が同祖説についても挙げられた証拠ともども論破されている(その反証もある)。ウソ真実関係なく、人は「信じたいものを信じるということ」かな。
追記2>ディアトロフ峠事件が政府陰謀説や宇宙人説などから逃れられないのは、外国人のみならずその国に住むロシア人も当時のソビエトがウラで何やっているかわからない気味悪さを感じている説もあるかな。ナチドイツと同じ思われ方かな。事実、ナチのなかにマッドサイエンティストがいたという発想で「人間をメカ兵器に改造」といった映画も数多くある。ある意味、インディジョーンズ「失われた聖櫃」もナチドイツをトンデモ発想する奴らであることで成立している物語。彼らならしそうだという先入観があるからスムーズに話が進むもんね。
追記>なぜか好きになったシーン。P528。晩年のりん。何年かぶりかに会った三人の友と敦賀に旅したときの砂浜での何気ない会話。→さし出された帳面をあいまいに拝見するうち、糸子が「りんさん」と顔を近づけてきた。ドキリとして膝が動いたが、「あなた、老眼?」と言う。「そうだよ。老眼ですよ」「偉そうにおっしゃること」皆で笑った。
2020.06.20.更新 2020.12.08.追記 2021.01.04.改訂
2022.11.05.更新 2023.08.23.更新 2024.01.15.更新
子育て&会社の経営責任から離れて5年目に入った。
嘱託社員で気楽な身分だったが、そろそろその先のことも考えねば・・・
という時期になってしまった(年金制度ってホント、ややこしいぞ)。
趣味はあいも変わらず、「読書」「山」「セレッソ大阪」。
【読書】
幼いころから本好きで。童話「泣いた赤鬼」はその頃の愛読書。
中学2年の時に友人より大量に譲り受けた星新一で読む楽しさを覚え、
大学に入って生協で本が10%割引で買えることから、さらにどっぷり。
以来、本とともに生きてきた。
読後は次の本に移る前に読書メーターに必ず感想を。
制限文字数255字できっちりと収めることをおのれに科す。
「東京會舘とわたし」部門で
第4回 レビュアー大賞 優秀レビュアー賞をいただきました。
次の機会には最優秀をと思うが、いまだ夢は叶わず。
・・・というか、この催しは終わったのかな。
今年も年間最低100冊をめざす。
【山】
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの術後後遺症(左足裏と臀部にシビレ)に
悩まされながらも、山歩きは続行。
2023年の夏に「息子の嫁と一緒に家族4人で北アを登る」夢を
息子がかなえてくれて、燕岳・大天井岳縦走。
また、秋には手術や台風などで4度予定をキャンセルした
折立から黒部五郎岳→双六岳→新穂高温泉を実現。
ただ足が辛かった。いつまで登れるか・・・と思いつつ、
今年も北アルプス、苗場山、八幡平を構想中。
【セレッソ大阪】
始まりは、2002年のW杯。
ダフ屋から10万円で買ったチケットを手にスタジアムで見た
チュニジア戦でのモリシのゴール。
そこからが自分のセレッソサポーター史スタート。
居場所はメインスタンド中央より北。
2023年は優勝できる戦力だったのに、失速。
3つ目の星は生きている間に拝めるか。
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