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2024年3月の読書メーターまとめ

路地
読んだ本
7
読んだページ
2900ページ
感想・レビュー
7
ナイス
386ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月のお気に入り登録
1

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2024年3月のお気に入られ登録
3

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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

路地
著者の前作と同様に、中年の黒人男性である主人公が無双する。ただ、本作では図らずも相棒となるいわゆるレッドネックのバディー・リーと共に、LGBTQへの偏見を解消していく様(バディー・リーの人種差別への気づきも併せて)が単なる復讐劇ではない深みを感じせるように思う。もうこのままハリウッド映画化できてしまいそうな充実したエンタメ作だと感じた。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

路地

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2024年3月の感想・レビュー一覧
7

路地
松永K三蔵さん『バリ山行』。滑らかな文章と登場人物たちの軽妙な関西弁がなんとも面白く久しぶりのイッキ読み作品だった。中小企業ならではじゃないかと思う各社員の主体性と全体主義が入り混じった人間模様が妙な心地良さを感じる。そんななかで全体に流されず職場でもやまでも自らの信じる道を行く妻鹿さんの狂気にあてられ、最初は反発しながらもその魅力に取り込まれていく主人公。初バリ山行時の危機と疲労に半ば錯乱していく様は真に迫っていて手に汗握る思いで読んだ。
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路地
著者の前作と同様に、中年の黒人男性である主人公が無双する。ただ、本作では図らずも相棒となるいわゆるレッドネックのバディー・リーと共に、LGBTQへの偏見を解消していく様(バディー・リーの人種差別への気づきも併せて)が単なる復讐劇ではない深みを感じせるように思う。もうこのままハリウッド映画化できてしまいそうな充実したエンタメ作だと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
路地
坂崎かおるさん『海岸通り』どこか影のある主人公。掃除に飛び抜けた技術と矜持ががある一方で、金遣いや社会生活が苦手な様子。それでいて単なるお人好しではなく、少し身勝手な性質もしっかり書き込まれたリアルな人物像に同族嫌悪を覚えつつ読み進めるのだけれど、終盤外国人労働者であるマリアさんへの批判に猛然と虚術ないまぜの反論をする姿に拍手する思いだった。作中でアロイが指摘する日本人の無関心「そこに住んでいる権利とか(中略)そういうことに無頓着で興味がないので、無邪気に差別をします。」には心を鋭く抉られた。
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路地
『死亡通知書 暗黒者』とは主人公が同じなだけの独立した前日譚かと思って読み進めていたら、まさかの繋がりに驚愕。続編が気になり、更には読了作まで再読したくなる繋ぎ方が超一流だと思う。作中で乱れ打ちされる催眠術には細かな科学的根拠的な解説がされるものの、終盤はその理解を半ば諦めて登場人物と一緒に惑わされ振り回されることを楽しみつつ読んだ。死亡通知書シリーズも含め、とにかく続編が早く読みたい。
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路地
主人公の経歴や舞台説明の多かった上巻と打って変わって、腐敗した街の実力者たちの化かしあいの連続に興奮して読んだ。あまりにあっさりとしたオーカットの退場には驚いた。頭脳戦と暴力が入り混じった攻防と、おしゃれにさえ感じる皮肉の聞いた会話のやり取りが良い塩梅な一冊だった。
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路地
物語の舞台は60年代?または70年代だろうか。度々お金の話が出てくるが当時の通貨価値が分からず、とにかく高額なんだろうなと思いながら読み進める。主人公の生い立ちが章ごとに挿入される過去のエピソードによって説明され、そのいずれにも背景として当時の史実(主に日中戦争、太平洋戦争)が絡められていることでリアルな物語に感じられて面白い。当時の敵国だからか日本への態度は少し厳しめだけれど。
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路地
レコード初心者である自分にとって、「円盤蒐集〜」と「今こそ復刻版〜」記事が面白かった。坂本龍一ラストアルバム『12』を取り上げた記事も興味深い。最近の坂本さんの曲はそれほど多く知らないので聞いてみたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/21(2773日経過)
記録初日
2016/09/23(2771日経過)
読んだ本
364冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
111390ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
228件(投稿率62.6%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
現住所
京都府
外部サイト
自己紹介

読書メーターは長く使っていたのですが、最近になって備忘を兼ねて感想を残すことにしました。
素直な気持ちを書くだけなのに、制限された文字数で文章にすることの難しさを改めて思い知った気がします。

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