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2024年8月の読書メーターまとめ

ちょこ
読んだ本
14
読んだページ
3580ページ
感想・レビュー
14
ナイス
304ナイス

2024年8月に読んだ本
14

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちょこ
面白かった!読み進めていくうちにタイトルの『君のクイズ』の意味が変わっていくのも含めて面白かった。クイズの早押しすごいなあと思ってたがこんな風に頭を回転させながらクイズと向き合うんだなあ。人の頭の中をのぞき見させてもらってるみたいな本だった。『地図と拳』は文章そのものは読みやすいものの、いまいち乗り切れないまま終わってしまったのがウソみたいにあっという間に読めてしまった。やっぱり本にも相性ってあるよね。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

ちょこ

まずまずの読書ができたかな。写真は名古屋市市制資料館。虎に翼ロケ地巡りをした時の写真になります。モデルとなった三渕さんが実際に勤務してた場所にもなります。レトロ建築好きにもぐっとくる素敵な建物でした。 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3575ページ ナイス数:259ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/7

まずまずの読書ができたかな。写真は名古屋市市制資料館。虎に翼ロケ地巡りをした時の写真になります。モデルとなった三渕さんが実際に勤務してた場所にもなります。レトロ建築好きにもぐっとくる素敵な建物でした。
2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3575ページ ナイス数:259ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/7
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2024年8月の感想・レビュー一覧
14

ちょこ
辛い少女時代を送り、掃除を仕事にした紅。独立した彼女があれよあれよの間にオンラインサロン商法に手を染めやがて行き着くところへ行ってしまう話。掃除は開運であったりスピリチュアル的なものと結びつきやすいが気がついたら乗せられてオンラインサロンを繋ぎ止めるために怪しげなメソッドを考えだしやがては詐欺めいたことにまで手を染めていく過程が怖い。ラストは救いが用意されてたが怖いなあ。オンラインサロンがおかしくなってく様も怖い。カルトってこんな風に生まれるものなのかもしれないし今この瞬間に新しいカルトが生まれてるのかも
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ちょこ
徐々に増えてるとはいえ男性が自ら男らしさを見つめ直して問い直す本って貴重だなあと思う。様々なやらかしについて問い直してるんだけど「約束に遅刻したのに会議が長引いてと言って謝らない」「仕事の相談をしたら途中から説教になった」「連れだって風俗に行くのが意味が分からない」等々。セクハラ、性教育、ホモソーシャル、DV、ハゲ問題についてその道の専門家の男性との対談も掲載されてるがこうやって男性同士で男らしさの呪いから降りる話ができる世の中になったらいいのになと思った。
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ちょこ
先祖を辿る探偵をしている風子の物語。連作短編集で5つの物語が収録されてるのだが読む前はオカルト的な話なのかと思ったがそういった話もあるが全体としては違う。棄民は戸籍を取れないが棄児は戸籍を取れる。国に捨てられた人は戸籍を取れないが親が捨てた子は戸籍を取れるのだ。なんだろうね、この矛盾って。仕事で人のルーツに迫りながら自らの出自に迫る風子。事実がはっきりすればスッキリするかと思ったがそれはまた別なのだ。私が私であるということ、それを噛み締める。
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ちょこ
インパクトのあるタイトル通り、夫に死んでくれと願う女たちの話。30代の女性たちの話をこれだけ違和感なくかける男性作家ってどれくらいいるのだろうか。男から見た女ではなく、ミソジニーが滲んでる感じでもなく書けるのはすごいなあと思う。ラストシーンは男性なら震えてしまうのでは?外から見てるだけではわからない、内側で何が起こってるのか、何を考えてるのかなんてわからない。それを孤独と感じずにどうわけあえるかが大事なんだろうなあ。
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ちょこ
村井さんの文章好きだなあ。さらさらさらって頭に入ってくる。ハリーを迎えた日の話を読むともうハリーはいないということに胸がギュッとなる。村井さんがどんなにハリーを愛していたのかを知っているから。急逝した友人の話辛いなあ。中年にもなればそういうこともあるのはわかってるがいつまでも変わらずにいることなんて何もないんだよね。
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ちょこ
なぜ日本は戦争へと突き進んだのか、何故それは止められなかったのか。読むなら8月と決めていたので無事、それが果たせてよかった。今振り返ればこんな無謀な戦争を何故?と思うがひとつひとつ読み解いていけば理解はできないがなるほどねとは思う。彼らには彼らなりの理屈はあったのだ。それが正当なものだとは思わないし、無謀だなとも思うが。こんなことは二度と起こって欲しくない。
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ちょこ
アフガニスタンの女性たちによる短編集。ダリー語とパシュトー語で書かれたものを英訳し、そこから更に日本語に訳された本である。「あの本、読みました?」で紹介されていて気になって手に取ったのだが今読むべき本であった。ここで描かれているのは創作であってノンフィクションではない。でも切実な思いが伝わってくる。今もアフガニスタンでは女性たちは抑圧されて過ごしている。教育の機会も就労の自由も制限され、遠出するのも1人ではできない。それを踏まえての『わたしのペンは鳥の翼』というタイトルの重さを考える。
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ちょこ
「人間年とったくらいじゃそう簡単に変わらないよね」にブンブン頷く。大人ってなんなんだろうなあ。フクちゃんはヒデキと別れたらいいのにね。仕事にも影響してるんだから今となってはヒデキが不良債権なんだが。それにしても40代すぎてもみんなパワフルだよなあ。生命力にあふれてるよ。
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ちょこ
小説2作は読んだがエッセイは初読みでどんな感じかなーと思ったが、うん、私玲奈好きだわ。ブリティッシュベイクオフにはまってベイキング始めた話に親近感が沸いたり、食べ物の描写で本当に食べることを大事にしてるんだなと感じたり。1人の時間を大切にしていて1人の時間がないと無理とか、初めましての人とのコミュニケーションに難儀してるとかを「うんうんわかるー」と思いながら読んでた。玲奈の文章が好きなのでこれからも書き続けて欲しいなと願う。
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ちょこ
男らしさの呪いをかけられて育った一番、子供の頃から違和感はあったものの大人になってからアロマンティック・アセクシャルであることに気づいた千凪。それぞれの視点から語られる愛とは何かの物語。同じことが男女それぞれの視点から語られるのがきついなあ。どっちも悪くないの、ただ違うだけ。それだけなのにしんどい。『君の顔では泣けない』もだが女性心理の描き方がうまい男性作家だなあと思う。同じアロマンティック・アセクシャルといっても人それぞれだという話をいれてるのもよかったなと思う。それはどんな人でも同じだもんね。
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ちょこ
コロナ禍と共に上京した杏奈の4年間の大学生活の物語。マリリンモンローから電話がかかってくる辺りでこれはファンタジー小説かと思いきや、がっつりフェミニズム小説だった。セックスシンボルとして扱われてきたマリリンモンローをフェミニストアイコンに読み替える過程を杏奈と共に歩むことによって如何に固定された押しつけられた役割を払拭するのが難しいのかを知る。コロナ禍の4年間色々あったなあというのを思い出しつつ、彼女たちの未来に幸あれと願わずにはいられない。
が「ナイス!」と言っています。
ちょこ
面白かった!読み進めていくうちにタイトルの『君のクイズ』の意味が変わっていくのも含めて面白かった。クイズの早押しすごいなあと思ってたがこんな風に頭を回転させながらクイズと向き合うんだなあ。人の頭の中をのぞき見させてもらってるみたいな本だった。『地図と拳』は文章そのものは読みやすいものの、いまいち乗り切れないまま終わってしまったのがウソみたいにあっという間に読めてしまった。やっぱり本にも相性ってあるよね。
が「ナイス!」と言っています。
ちょこ
恋をテーマにした中短編7作を収録。『レペゼン母』がよかったので読んでみたが全然雰囲気違って驚いた。こういう引き出しもあるんだなあと。ファンタジーもあってちょっと地上から少し浮いた感じだった。「つめたいふともも」が好き。
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ちょこ
紀伊国屋書店新宿本店で元書店員をやっていた著者によるブックガイド&書店の話。どのタイミングでどの本をどれくらい仕入れるかって長年の勘が物を言うんだなあ。データは大事、でもデータが全てではない。推した本が売れて嬉しかった話とか本への愛が感じられてよかった。大型チェーン店の大型店は仕入れ強くて羨ましいなあと思ったり。中々平等には配本されないもんねえ。書店がドンドン減っていく中、書店が消えないよう私もできる限りのことはしたいが将来どうなってくのかなあとかは考えちゃうよね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/23(2917日経過)
記録初日
2016/09/24(2916日経過)
読んだ本
1132冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
324331ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1132件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
主婦
現住所
愛知県
外部サイト
自己紹介

本を読むのが子供の頃から好きでした。ミステリを中心に読んでます。最近はめっきり読書時間が減ってしまってあまり読めなくなってしまったけど、素敵な本にたくさん出会えたらいいな。

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