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ネタバレ冒頭の心中について語るなかで「身体の一部を切り取ったり…」が伏線になっていたり、若橋呉成→刺客は我なり、新藤七緒→おんなどうし？（な）が余る…残されたルポに隠された文面を読み解く事でホラーに近づいた内容が命懸けの代理殺人のようなミステリーとして楽しめた。長江さん解説の章があって全てが見えてくる仕掛けも親切。

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ネタバレグロさはこれまでのシリーズでも最高レベルではないだろうか…残酷な事件の割に大部分を占めるのは捜査や警察内のしがらみ。途中、LGBT入れてきた？ってとこでタイトル「ルージュ」に掛かってくると思ったけど、なんかしっくり来ない。アンソニーが小百合や書店でコミックを教えてくれた女性にもやらかすんじゃないかと、しっかりミスリードされた。クライマックスが駆け足気味で少し消化不良ではあるけど、姫川の逆上っぷり！そこまで言って大丈夫？また飛ばされないか心配になる。

ルージュ: 硝子の太陽 (光文社文庫ほ 4-13)誉田哲也

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あらすじ・内容

ナイス ★23

コメント(0)2023/05/26

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ネタバレ神隠しのように失踪した姉が2年後に発見されるが、自分の知る姉でない…祖父母も違和感を感じるが両親だけが頑なに正当化。ホラーのような気味悪さが進んでいく。結衣子と遥は血が繋がらなかったからこそ仲良く居られたのでは。本当の姉妹こそ、そんな仲良くはしていないのかも…。両親は何故、家族に本当の事を言えず秘密を押し通そうとしたのか。ラスト、結衣子の怒りは真相を話せて貰えず、姉への疑念ばかりで姉妹の絆が築けなかった事への怒りなのか、偽物の姉より軽く扱われ続けた事への怒りなのか。一人っ子の自分には理解が及ばない。

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ネタバレ女性漫才コンビ、どこでも自転車でやってくるネタ担当ヒトミと破天荒な訳ありお嬢のアカコ。NHKよるドラあたりで実写化しそうなストーリー。これがデビュー作ってすごい！アカコのプリンが嫌いな理由が切ない…元アイドルと娘、強面マネージャーと脇役のキャラも立っていて、気付かなかった伏線も回収されて薄めの本だけど読み応え、読後感も良く年明け1冊目に相応しい作品だった。巻末の解説が片桐仁なのは驚き。編集者時代にラーメンズと仕事されていたと。芸人がモチーフなのはそこから？

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ネタバレおばあさんと支配人のやりとりが面白く、子供だけでなく猫好きさん皆が惹かれるストーリー。猫のムギマが亡くなった後のシーンは本当に悲しい…そして支配人の粋な図らい「わたくしの新しいレストランには、このマフラーでどうぞ」猫同伴OKなレストラン、ぜひ行ってみたい♪

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ネタバレ貫井さんで珍しく軽いタッチの作品。体格のゴツいキャラが複数出て来たので、何かある？意外な黒幕か？なんて思ったけど、上手くミスリードされたかも。巧くんの動機や犯人もちゃんと伏線が張られていて結末に納得な読後感。刑事さんのキャラも面白いので、他作品で出て欲しい。

悪党たちは千里を走る (幻冬舎文庫ぬ 1-3)貫井徳郎

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あらすじ・内容

ナイス ★5

コメント(0)2022/11/15

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ネタバレネットで一巻丸々公開されていたものを読了。分類はラノベという事だけど、戦闘シーンの描きはちょっと分かりにくい反面、遊郭の習わしなど詳しくて、逆にしっかり時代小説されていたと思う。三笠の優しい人柄や妖が見える体質など、瑠璃の理解者としてシリーズを彩る役割かと思っていたら結構なラスボス感！出てくるキャラの中では地下に封印されていた楢紅が興味深い。

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ネタバレバラバラだった謎が時系列を追って見事に解決されていく。不思議な事でなく、ちゃんと理由があっての結果だと。隣の奥さんが民江だと思ってたから、朱美の入れ代わりには驚き。話し方は変わっていたけど、心身共に弱っているせいかと思っていた…マンガで姿を見ていても気づかなかったから、小説で読んでも受け入れられないかも笑。改めて1巻冒頭読むと、人の顔が覚えられない性質と、しっかりと伏線張られていて驚きと感心。