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2024年3月の読書メーターまとめ

だっぱら
読んだ本
9
読んだページ
3188ページ
感想・レビュー
9
ナイス
296ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月のお気に入り登録
11

  • ま
  • ayako
  • みくくくくくく
  • すずらん**
  • ★m★
  • 田中寛一
  • Takumi/shabobkey
  • りり
  • もんぽん
  • いちゆき
  • Shintaro

2024年3月のお気に入られ登録
5

  • 愛の伝道師カロン@真実を映さない鏡は、破壊しますよっ
  • 田中寛一
  • もんぽん
  • Shintaro
  • ほのか。@忙しき。

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

だっぱら
京都を舞台とした、冬の全国高校女子駅伝と、真夏の草野球大会の二本だて。どちらも、少し不思議な出来事が起こるのだけれども、その不思議は解明されないまま物語はラストを迎える。そんなことも起こりうるのかな、と思わせるのは、京都という土地の持つ魅力(魔力?)なのかな、とも思う。全国の舞台で戦ったライバルと再戦を誓って別れる姿はいいねぇー。青春だねぇ。最初は多聞にはめられて参加することになった草野球でだったのに、勝ちたい!打ちたい!と思うようになっていく姿もまたワカル!自分も久しぶりになにかスポーツをしたくなった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

だっぱら

本屋大賞ノミネート作品チャレンジついに完走!今回は良作が多くて順番つけるのが申し訳ない。 ①スピノザの診察室②存在のすべてを③黄色い家④リカバリーカバヒコ ⑤レーエンデ国物語 ⑥成瀬は天下をとりにいく⑦水車小屋のネネ ⑧星を編む⑨放課後ミステリクラブ⑩君が手にするはずだった黄金について かな。「水車小屋」は来年だったら3位くらいだと思うけど、他にも面白いのがたくさんだしな。「星を編む」は「汝星の如く」より好きなくらいだけどなー。

Shintaro
2024/03/13 10:34

僕の推し順はこうなりました。予想じゃなくて推しです。 https://bookmeter.com/users/541265/bookcases/12012293

だっぱら
2024/03/13 19:35

予想じゃなくて推し、わかります(笑)俺も、予想じゃなくて、俺的な順位ですね。拮抗していて、読んだ順番でも順位変わりそうではあります。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

だっぱら
ネタバレ小川哲の作品は『君のクイズ』『君が手にするはずだった黄金について』に続いて三作目。三作とも全く違うテイストなのが面白い。本作は満州を舞台に、50年にわたる歴史を描いた大河ドラマ的超大作。まず、分厚い。満州を舞台にした作品といえば、浅田次郎の『中原の虹』や『マンチュリアンリポート』があるが、それらを読んでおくとより楽しめること請け合い(とはいえ、『中原の虹』もだいぶ長いのだけど)巻末に膨大な参考文献。これを全て読むだけでもものすごい労力だっただろうな。いろいろな登場人物が出てくるけど、さほど混乱なく読めた。
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だっぱら
小学校3年生の時、新型コロナウィルス感染症によって運命を大きく変えられてしまった二人の女性が主人公。なんと言っても、冴のお母さんのバイタリティと、明るさと行動力が眩しい。あんなふうにまっすぐな愛情をかけて育てられたから、冴はまっすぐに育ったんだなぁ。コロナに限らず、人生は選択の連続で、いつも一つしか選べない。でも、どの道を選んでもきっと何か得るものはあるんだな。コロナで失われた時間が与えてくれたものもきっとあるのだろう。辻村深月の『この夏の星を見る』しかり、コロナは小説で扱われるコンテンツになったのだな。
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
前評判で大変怖い本と話題になっていた本。少々ビビりながら読み始めた。ある地方で起こる様々な怪異について、記事の断片や取材記録が雑多に収録されている。ところどころに、作者と小沢くんの対話が挟まれ、断片のつながりを考察していくという構成になっている。前評判で脅かされすぎたからか、実際に読んでみてゾワゾワした感はあまりなかったのが残念。こういう、ノンフィクションぽく書いたホラーフィクションは、芦沢央の『火のないところに煙は』の方が恐ろしかった記憶がある。とりあえず、遊び半分で心霊スポットに行くのはやめましょう。
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
京都を舞台とした、冬の全国高校女子駅伝と、真夏の草野球大会の二本だて。どちらも、少し不思議な出来事が起こるのだけれども、その不思議は解明されないまま物語はラストを迎える。そんなことも起こりうるのかな、と思わせるのは、京都という土地の持つ魅力(魔力?)なのかな、とも思う。全国の舞台で戦ったライバルと再戦を誓って別れる姿はいいねぇー。青春だねぇ。最初は多聞にはめられて参加することになった草野球でだったのに、勝ちたい!打ちたい!と思うようになっていく姿もまたワカル!自分も久しぶりになにかスポーツをしたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
本屋大賞の候補ということで手に取った本。候補にならなかったら読まなかったかも。子ども向けなので、圧倒的によみやすい。登場人物も少ないし、それぞれのキャラも立っている。そして、肝心のミステリ部分が子供騙しかと言えばそんなことは全然なく、ちゃんとヒントをフェアに与えて読者の推理を迫る構成になっている。かくいう俺も真犯人には見当はついたものの、動機はわからず。そして、種明かしを読んで、なるほどと膝を打つ感覚!最高の推理小説です。天馬くんが読んでいるという演出で、おすすめ推理小説を紹介するのも知念先生らしい演出。
だっぱら
2024/03/13 09:17

町田から新宿まで小田急線急行一本でちょうど読み切れる分量。帰りの電車で読むもの無くなっちゃったなぁ(笑)

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だっぱら
どこまでもじんわりと心があったかくなるお話だった。ネネが居る水車小屋には、様々な人が訪れて、それぞれに人生を柔らかく立て直していく。自分はそれまでに接したいろんな人々の善意で成り立っている、というような台詞があったけど、そう思えるのはとても素敵な生き方だと思った。悪意ばかりに目を向ける生き方より、ずっと幸せだなぁ、と。懐かしい音楽と、懐かしい映画がたくさん出てくるのもいい感じです。母親とその恋人は本当に酷い人たちだったけど、理佐が律を連れて出てくれて本当によかった。温かい人たちと出会えて本当によかった。
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
ネタバレ姑に支配されて奴隷のようにこき使われる女性と、継父に虐待を受ける少年。二つの胸糞悪い家庭が描かれる。善財家の「嫁は子供を産んで家を繋げるのが仕事」なんていう価値観はとうに滅んだものかと思う反面、田舎ではまだまだそういう考えの人もいるのかもしれないとも思った。虐待する継父をギャフンと言わせるくだりは実に胸が空く思いだったが、姑に対する復讐のくだりは背筋が冷たくなった。同じ人物が選んだ結末とは思えないギャップ。復讐はまだまだ続くということか。太陽くん、自殺を図ったにしてはラスト明るすぎないか?切り替え早すぎ。
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
下巻は東京編。バブルの波に乗って調子に乗っていたいけすかない人が、予想通り報いを受ける展開にはある意味すっとしたが、その周りにいる何も悪いことしてない人たちまで巻き込まれて不幸になっていく姿がむごい。反社の人たちはお金にならない殺しはしないようなイメージがあったのだけど、どうなんだろう。どちらにしても、反社に借りを作ってはいけないな、と。そして、反社は借りを作らせるのが上手いな、と。残りページわずかなのに、プロローグの話にどう繋がるのかなと思っていたら、まさかそんな真相だったとは!誰も救われない話だった。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2024/03/05 09:50

☆ 横レス失礼します。"あの者達"は「おかねにならなくても」(取り返しのつかない大損のように)面子を潰されたら「落とし前をつけなくてはいけない」種族です(そうしないと今度は自分達が落とし前を付けなくてはならなくなる)。現に当時(バブル崩壊後を含め)"そういう事件"が何件も発生しています。駄文失礼。

だっぱら
2024/03/05 17:22

そうなんですねぇ。勉強になりました。関わらずに生きていくのが大事っすね。

が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
今、阿部サダヲ主演のドラマ『不適切にもほどがある』が放送されているが、時代設定はそれと同じくらいのバブル真っ盛りの時期である、タバコの煙でもうもうとするオフィス、女子社員は男性社員の嫁候補と令和の人々には信じられない状況が、昭和の現実ではあった。脅したり、騙したりして株を買わせるっていうのは、流石にあり得ないだろうと思う反面、当時の熱狂の中だったらおり得たのかもしれない。新NISAで盛り上がっている昨今、バブルと証券会社の話は非常にタイムリーで面白く読めた。下巻で彼らがどのような運命を辿るのか楽しみである
だっぱら
2024/03/04 07:59

バブルは弾けるっていう最大のネタバレをみんな知っているからこそのドキドキなんだよな。うまいな。そして、やはり桐野さんは嫌な人を描くのがお得意だな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/17(5705日経過)
記録初日
2008/06/16(5828日経過)
読んだ本
1147冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
382362ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
1130件(投稿率98.5%)
本棚
41棚
性別
血液型
B型
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

好きな作家さん(順不同思いつくまま)
辻村深月
深緑野分
三浦しをん
森実登美彦
有川浩
村上龍
村上春樹
塩野七海
浅田次郎
伊坂幸太郎

おもしろかった本
バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド光太郎)
赤と青のエスキース(青山美智子)
ローマ人の物語(塩野七海)
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
コインロッカーベイビーズ(村上龍)
5分後の世界(村上龍)
ソフィーの世界(ヨースタイン=ゴルデル)
数学ガール(結城浩)
ナイフ(重松清)
夜のピクニック(恩田陸)

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