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2024年8月の読書メーターまとめ

だっぱら
読んだ本
8
読んだページ
2229ページ
感想・レビュー
8
ナイス
211ナイス

2024年8月に読んだ本
8

2024年8月のお気に入り登録
11

  • arnie ozawa
  • キンポン
  • まいぽん
  • かしこ
  • たつや
  • coolgang1957
  • siomin
  • kohei1813
  • かなかな
  • わかめこんぶ(靉)
  • オシャレ度0%人間

2024年8月のお気に入られ登録
4

  • かしこ
  • kohei1813
  • coolgang1957
  • わかめこんぶ(靉)

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

だっぱら
ザハハディドが設計した新国立競技場が建てられ、2020年に予定通り東京オリンピックが開催された東京が舞台。パラレルワールドではあるけど、不適切な発言というやつに過敏に気をつけなくてはいけないのは、我々の日本とも同じ、 脳内の検閲者もきっとみんなの頭の中にいるのではないかな。完璧な建造物を作ったことによる葛藤。しかし、なぜそこまで?という疑問も。マキナって、ラテン語で「機械仕掛けの」という意味だったはずだけど、主人公は確かにちょっと機械仕掛けっぽさがある。吃音の青年が放火を思いとどまるほど美しいとは(笑)
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

だっぱら

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1778ページ ナイス数:204ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/7361/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
8

だっぱら
以前読んだ『家守綺譚』と同様に、淡々と話が進みながら、現代ではとても飲み下せないような不思議な出来事がおこる。壁が光ったりするのも「古い神が祀られていた建物の壁だから仕方ない」って、それで納得できるかいっ!と思うが、納得させられてしまうような文体でもある。と、思いながら読んでいたら、後半『家守綺譚』の綿貫氏が出てきて、話が地続きであることを知る。色々ありつつも、仲良く暮らしていたみんなが、戦争という悲劇によって引き裂かれてしまうことは悲しい。村田氏は出征したとしたらオットーらとは敵になってしまうんだよなぁ
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だっぱら
「タイムカプセルの八年」を読んで、これは読んだことあるなぁ、と思い、「トシ&シュン」で、これ『パーマネント新喜劇』の神様だよなぁと。また同じ本を買ってしまったかと思うも「下津山縁起」は心当たりがなく・・・調べてみると「タイムカプセルの〜」は『家族シアター』に収録されていたらしい。『下津山〜」は米澤穂信が描く悠久過ぎるSF。米澤さんSFもかけるんだね。「長井優介へ」は湊かなえ作。湊かなえは『告白』以来だったけど、こんなに爽やかな読後感のお話を書けるなんて、こちらも意外。湊作品もっと読んでみようかなと思った。
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だっぱら
ネタバレユーモラスな肉子ちゃんと、いろいろと頭の回るキクりんのコンビが微笑ましい。と、同時に小学五年生女子の世界の処世術の難しさたるや、まだまだガキの小五男子には思いもよらない世界だと思った。二宮くんの変顔癖は、チックとかトゥーレットとかなのだろうか。ホストにハマって風俗に身をやつす話とか、2024年の今、まさに様々な事件で表面化している問題でもあるなぁ、と思いながら読んだ。ラストシーンでのキクりんが肉子ちゃんと話すシーンでは、思わず目頭が熱くなった。誰が産んだかよりも、誰とどんなふうに時間を過ごしてきたかだよな
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だっぱら
このミスの隠し玉作品。当初原稿を約半分に削って出来上がったとのこと。このタイトルにしてこの装丁なので、もっとわちゃわちゃしたコメディたったの作品かと思っていたのだけど、読んでみるとそんなことはなく、しっかり読ませる作品。それぞれ死神を追う、陣内パートも御室パートもワクワクしながら読み進められた。真犯人は途中から薄々気づいてしまったが、それでも最後まで面白く読める。ただ、終わり方はあれでよかったのかな?えー、ここで終わりなの?というモヤモヤが残った。続編もあるみたいなので、それを読むとモヤモヤ解消されるかな
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だっぱら
電車の中で読んでいた人がいて興味を持った本。三浦しをんみたいなことしてるな(笑)浦島太郎の亀、桃太郎の犬、金太郎の熊が、それぞれ昔話の真相を語る、というもので、昔話のモヤモヤをミステリーの解決編みたいに謎解きする感じです。余談ですが、昔話(御伽草子)には何か背景となる歴史的事象があるのではないかと思っていて、特に桃太郎に出てくる鬼はもしかしたら日本近海に漂着したヨーロッパ人では?という妄想を抱いています。金太郎で出てくる酒呑童子が実はシュテンドルフというヨーロッパ人だったというのは昔のマンガのネタですがね
だっぱら
2024/08/17 08:02

水曜日のカンパネラの「桃太郎」では「団子ひとつで鬼ヶ島に行く物好きなんていない」と嘆くニート桃太郎の様子がお楽しみいただけます(笑)

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だっぱら
ザハハディドが設計した新国立競技場が建てられ、2020年に予定通り東京オリンピックが開催された東京が舞台。パラレルワールドではあるけど、不適切な発言というやつに過敏に気をつけなくてはいけないのは、我々の日本とも同じ、 脳内の検閲者もきっとみんなの頭の中にいるのではないかな。完璧な建造物を作ったことによる葛藤。しかし、なぜそこまで?という疑問も。マキナって、ラテン語で「機械仕掛けの」という意味だったはずだけど、主人公は確かにちょっと機械仕掛けっぽさがある。吃音の青年が放火を思いとどまるほど美しいとは(笑)
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
おもしろかったー!王道スポーツ青春物語でした。新たに部活動を立ち上げて、仲間を増やし、困難を乗り越えて、大会で勝利し、チームの絆がより強くなる、その中でメンバーの秘密が少しづつ詳らかにされる・・・と書くと,あまりにありきたりなあらすじになっちゃうが、それぞれのキャラクターが抜群に良い。「風が強く吹いている」を彷彿とさせる。メンバーの中には、経験者がいたら、運動神経抜群がいたり、落ちこぼれがいたりとさまざまなんだけどそれぞれが関わりの中で成長していく姿がキラキラです。これがデビュー二作目なのだから恐ろしい。
だっぱら
2024/08/13 07:21

金銀銅があまり出てこなかったので、スピンオフで金銀堂の話を書いてほしいかも。

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だっぱら
有川浩的ごく甘の世界を期待している方はご注意。本作は甘々ストーリーではありません。感動で鼻の奥がツーンとなる系のやつです。サトルと猫のナナが、銀色のワゴンに乗って日本各地をめぐる。旅先でサトルの旧友と出会い、昔の記憶が開陳される。サトルが誰に対しても穏やかで、不幸な生い立ちなのにも関わらず、すごくいい人だった。結末では、こんなにいい人なのになぜ?と思わざるを得ない。ネコのナナは尻尾がカギというだけなんだけど、BUMPのKに出てくる主人公のネコを思い出したし、昔飼っていた猫たちのことも否応なく思い出した。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/17(5881日経過)
記録初日
2008/06/16(6004日経過)
読んだ本
1181冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
392798ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
1164件(投稿率98.6%)
本棚
45棚
性別
血液型
B型
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

好きな作家さん(順不同思いつくまま)
辻村深月
深緑野分
三浦しをん
森実登美彦
有川浩
村上龍
村上春樹
塩野七海
浅田次郎
伊坂幸太郎

おもしろかった本
バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド光太郎)
赤と青のエスキース(青山美智子)
ローマ人の物語(塩野七海)
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
コインロッカーベイビーズ(村上龍)
5分後の世界(村上龍)
ソフィーの世界(ヨースタイン=ゴルデル)
数学ガール(結城浩)
ナイフ(重松清)
夜のピクニック(恩田陸)

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