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2021年12月の読書メーターまとめ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読んだ本
23
読んだページ
4449ページ
感想・レビュー
15
ナイス
526ナイス

2021年12月に読んだ本
23

2021年12月のお気に入り登録
2

  • 哲学の木
  • ま

2021年12月のお気に入られ登録
3

  • 卵焼き
  • 哲学の木
  • ま

2021年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
妻と娘を捨て他女性と再婚して子をなした父、パーキンソン病になったと異母妹から連絡があり看取るまでの日々が描かれている。その日々の描写を彩る短歌の数々、それらの正体が後書きで明かされ読み終えたものの重さを感じる。小道具として登場するワープロの役割もまた。最終章で主人公が人生について語る部分は唐突に思われたけど、それはワープロの役割が明らかにされる前触れだった。人はこうも救われる、と光に照らされる感あり。初著者だったけど圧倒された。
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2021年12月にナイスが最も多かったつぶやき

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

494日目 あまりの気持ちよさにもう仕事なんかしないで貯水地で熱燗でも飲みたいんですが!!

494日目 あまりの気持ちよさにもう仕事なんかしないで貯水地で熱燗でも飲みたいんですが!!
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2021年12月の感想・レビュー一覧
15

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
巻頭の火鉢のお話もだけど、手間ひまがかかるということは贅沢なことだ。手間ひまをかける余裕のない民が便利に走るのかもね。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
定年退職を迎え教師生活の振り返りをしようとしていたところに息子夫婦事故死の知らせ。残されたのは血がつながっていない嫁の連れ子だけ。という相変わらず目一杯の設定で始まる。主人公は立派な先生ではあったけど子連れ再婚には眉を潜める母でもあった。その部分が途中から一切ナリを潜め立派な先生の部分ばかりが大活躍で鼻白んでしまった。テーマは二つ、1:「みんな」じゃなくてもいい、2:何が幸せかわかんない。締めは登場人物が全て泣きすぎだよ、って思ったけど、きっとそれは許された、救われたことへの安堵の涙なんだろうなあ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
宗教について語られた物語についてかと勘違い。宗教とは大自然の理不尽な仕打ちといかに折り合いをつけるかの心持ちを示唆したもの、という認識でいました。自然以外、人間間で完結する仕打ちにいかに対処するか、その対象を死・弱さ・悪・苦難の4つに大分類、それらをいかに乗り越えていくかについて解かれたものと超納得。乗り越えるプロセスを描いた物語は必然的に「宗教的」とされるのでしょう。作家はそのつもりはなくても、人生を乗り越えていくということは「宗教的」な物語になってしまうのだわ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
【結論:気持ちは言語化しないと相手に届かないよ】5年間通り過ぎられていた定食屋さんと通り過ぎていたお客さん、口下手自認の2人が相手への気持ちを思うように届けられずモヤモヤする描写が延々と。SNS時代の拡散方法が第二のテーマとも言える。口下手さんにはSNSとは自分の想いを羽ばたかせるための良い手段なのだろう。言い淀む、というフレーズに引っかかる。喉まで出てきている言葉を出し切ることができない、褒め言葉でさえ。これがリアルにあったら、そんなにもジャッジが怖いのか、って思っちゃう。Amazonでは品切れ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
シャトレーゼに行ったことがありません。だって徒歩圏内にないから。お持たせでいただくのが唯一の味わう機会。生家がぶどう農家であったがために元々はぶどう生産者を目指していたという、この要素は他メーカーと比較にならない独自性の根拠。湯水のように宣伝広告費を使えないが故の工夫がSNSでのバズりになったとか、安価な故の悲しみもあったりとか、いいものを安く消費者に届けるというシンプルな理念があればなんでも乗り越えられるのだなあ。章ごとに挿入されている現場の方のテキストが具体的かつ熱を感じさせられた。シャトレーゼ行きた
がらくたどん
2021/12/19 17:37

自分が利用しています店舗ではワインの量り売りまでしています。瓶を購入すると、その後は中身のみの価格なので、エコだしお財布にも優しいです。会社としても興味深いですね。ご紹介ありがとうございました(^^)

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2021/12/19 17:41

それそれ!それも紹介されてました!!夢のようなサービスですね。生まれ変わったらシャトレーゼの近くに住みますよ!!

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
巻頭リレーインタビューは川田十夢さん。現時点では望む形で報われていなくても、蓄積されたものは消えないから何を持っているか自分でちゃんとわかっておくこと、ということは自分探し系の方にぜひオススメしたい考え。特集「となりのコロナ」では田中修さんの感染対策は植物の生き方そのものというものに膝の皿を割った。路上博物館のアイデアに、捻り出す手間隙を惜しんではいけないなと思わされた。
THE BIG ISSUE 421号
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
試し読みでやめられなくなり結局全巻課金。地方都市の女子の生きづらさの物語かと思ったら、テーマは親の望む子でいられるかどうかという絶望みの深いものだった。無理矢理な一歩踏み出させに、著者がタイトルに込めた希望を感じました。 ブログに書きました。「親は産む子の性別を選んでいいのか https://connectron.love/2021/12/yoshiyoshi/17143/ 」
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
かなり癖のある絵柄だけど、それが物語の理不尽さを 深めているかも。「かわいそうな象」、擬人化が巧みだった。ほんとバカにできないぶんか社コンビニ漫画。アンリミです。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
新聞の事実婚記事で紹介されていて著者を初めて知った。これから結婚する人には進呈したい。夫婦に限らずなんかうまくいってないな、という関係には必読本。これを一緒に読んで意見を交わすということができればかなり問題は解決するのでは。それができないとなれば、もう望みはないかもと思わせるくらい、秀逸なテキスト。ここの夫さんと同じことで悩んでいる妻さんは多いのでは。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
作者も吃音だったそうで、「ただの吃音の物語にはしたくなかった」と作中吃音という言葉は1回も出てこないし、主人公は大人になっても吃音が克服できていない。読む側としては、早く楽にしてあげて!と思ってしまった。ただの吃音の物語ではないかも知らんが、まさか抱えるものがあるゆえの思いやり気遣いを謳った訳ではないだろうな。喋れない志乃ちゃんは歌えないギター弾きとコンビを組む。これでもっとハッピーエンドにして欲しかったなあ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
妻と娘を捨て他女性と再婚して子をなした父、パーキンソン病になったと異母妹から連絡があり看取るまでの日々が描かれている。その日々の描写を彩る短歌の数々、それらの正体が後書きで明かされ読み終えたものの重さを感じる。小道具として登場するワープロの役割もまた。最終章で主人公が人生について語る部分は唐突に思われたけど、それはワープロの役割が明らかにされる前触れだった。人はこうも救われる、と光に照らされる感あり。初著者だったけど圧倒された。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
書く子は育つ、と言い切る著者。先日読んだ「LISTEN」とともに手元に置いて毎日読みたい。聞くことと書くこと、揃って良い指南書に出会えてよかった。聞くことが相手の気持ちに寄り添うことなら、書くことは自分の気持ちに寄り添うことだ。気持ちに寄り添えたなら、壁にぶつかってもその先にどうしたらいいかのヒントが得られる。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
Queenはこの表紙の頃が一番馴染みがある。特集「戦争を克服する」克服するという意志を持つべし、と強く諭された感じ。池内了さんの「害悪をもたらすものは禁欲すべし」というフレーズに、自分だけ泥を被ってないつもりでいてはいけないと戒められた。緩和ケア病棟の「ドクター•ぺィヨ」はすごいね。同じことを人ができればいいのに。
ごへいもち
2022/06/21 00:46

この本のオリジナル登録をしたのですが巻号が間違っていました。申し訳ありません。下記へ感想・レビューの転記をお願いいたします。転記され次第この登録を削除いたします→https://bookmeter.com/books/19186664

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
著者と同じくサイゼリヤを愛する身としては、 著者のサイゼリヤ愛に「そこまで語ってくれてありがとう!」と感謝しかない。どんな物事にもメリットとデメリットの両面があるだろうけど、デメリットにフタをするのではなく愛を持ってメリットを啓蒙するという堅い意志が感じられました。この姿勢は見習いたいと思います。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
学童向け、ティーン向けに書かれたもののわかりやすさに出会うたび、なんて普段は乱暴で雑な伝え方をしているのだろうと思い知らされる。著者が自身の吃音を例として、体が思い通りにならないことのメリットとデメリットについて噛み含めるように説明されている。「メタファーを味方につけよう」という最終章、語彙力を増やすことは感じ方の可能性を広げることなのだと、どん詰まり感のある方には大いに救いになるのでは。次に読む本として「ヘロヘロ」があげられていたけど、この本をそんな視点で読んではいなかったことを恥じる。
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ユーザーデータ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
160お気に入られ10月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/01(5171日経過)
記録初日
2010/10/03(5169日経過)
読んだ本
4763冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
963999ページ(1日平均186ページ)
感想・レビュー
3532件(投稿率74.2%)
本棚
11棚
性別
職業
自営業
現住所
兵庫県
外部サイト
URL/ブログ
http://connectron.love/
自己紹介

母が本を読みながらゴハンを食べる人だったので、私も本がないとゴハンが食べられない人になってしまいました。

2大あがめる物書きさん
・小田嶋隆センセ(東京まで講座うけに行ってました)
・重松清さん(コタツの上のみかん1個からでも滂沱の涙のストーリーにするその力、爪の垢が欲しい)

仕事:気持ちと身体のモツレをほどきます。「気持ちが治れば身体が治る,身体が治れば気持ちも治る」がモットー。気持ちと身体の2つのベクトルからお悩み解決のお手伝い。

気持ちツール:NLP/ビジョン心理学/四柱推命/易/タロット 

身体ツール:氣鍼医術(鍼灸/経絡治療)

持病:多発性硬化症(特定疾患)

聞くもの:70年代ブリティッシュロックから始まり、パンク、ニューウェーブ、マンチェ、ブリットポップと一貫してイギリスもの。国内ならコレクターズ 、グルーヴァーズ 、カーネーション、モンスターロシモフ 、ワイルドチルン、PIGGS

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