映画を観てきたので再読。細かいストーリーは忘れた状態だったので、映画も新鮮に楽しめた。再読してみて、映画は原作にかなり忠実に作製されていたのだと感じた。映画のできも良かったと思う。そして何より、再読して、より一層、原作が心に沁みた。

新作かと思ったら、「七度笑えば、恋の味」を改題したものだった。途中でだれるので、もっと、短くまとめても良かったように思う。せっかく登場人物がいい感じに設定できているのに、活かし切れてない感が惜しい。といろいろ文句を書きつつも、おおむね、面白かった。

エンデ風。対象は中学生、あるいは純真な大人かな。ひねた大人には青臭い、物足りない感がある感じ。でも、いい話ではある。

感想を書くのが難しい。最初のうちは、記憶が曖昧なのを表現するためか読み辛かったが、途中から話が展開すると面白くなってきた。ただ、読み終わってみるとモヤモヤする。話的にモヤモヤするというより、著者が意図的に疑問を放置した結果のモヤモヤなので、心地よくない。オカルト的というかSF的な部分が強すぎて、引っ張られた感もある。不可解な話が好きな人向けだろうか。

読書の幅を広げてみたいと思い手に取った。100冊の内、読んだことあるのが12冊、興味を惹かれたのが12冊。当たり前だけど、全体的に「米国」って感じのラインナップ。起業とか経済にはまったく興味がないこともあるので、歩留まりとしてはこんなものか。

自分的には微妙だった。本を読むことと、実際に経験することの両方が必要だと思っているので、本だけを読んでいる高校生の言葉に皆が説得されるというのは納得感が今ひとつ。自分が失った純粋な気持ちに動かされたと言われれば、そういうこともあるかもしれないとは思うけれど。続編も読んでは見るつもり。

美佐子さんが素敵。美佐子さんが主人公の2章で気持ちが盛り上がったけど、残念ながら、後に続く章はそれほどでもなかった。

もともと歴史がそれほど好みでないこともあり、食わず嫌いをしていたけれど、今更ながら読んでみたら、期待より面白かった。6mのナマケモノなど、ちょっと衝撃。いいタイミングで国立科学博物館を訪れて、原寸大の類人猿を見て、想像以上に小さいのを実感。

映画を観てきたので再読。細かいストーリーは忘れた状態だったので、映画も新鮮に楽しめた。再読してみて、映画は原作にかなり忠実に作製されていたのだと感じた。映画のできも良かったと思う。そして何より、再読して、より一層、原作が心に沁みた。