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2024年1月の読書メーターまとめ

ばたやん@かみがた
読んだ本
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4048ページ
感想・レビュー
14
ナイス
5758ナイス

2024年1月に読んだ本
14

2024年1月のお気に入り登録
11

  • uchi
  • サンセット
  • 逆丸カツハ
  • ギンジ
  • ドリル
  • かたくりこ
  • おぴぱん
  • しずかな午後
  • マムみかん(*感想記入少なめです*)
  • 紅はこべ
  • 魔魔男爵

2024年1月のお気に入られ登録
12

  • Kircheis
  • uchi
  • 魔魔男爵
  • 逆丸カツハ
  • ギンジ
  • ドリル
  • サンセット
  • かたくりこ
  • おぴぱん
  • 紅はこべ
  • マムみかん(*感想記入少なめです*)
  • しずかな午後

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ばたやん@かみがた
ネタバレ《取っ付きにくい。だが印象深い》川上さんの解説にあるように、夢を見ているような筋の運びにカフカを俺も思い出した。だが例えば『城』の主人公と比べてこの主人公、はるかに能動的。カーチェイスに喜々として興じるは、ゲリラ戦に参加するは。また、追跡対象の少女に対する彼の態度が、非常に高圧的で21世紀の現時点から見て胸糞悪くなる。実際、少女から彼女を苛むもう一人の人物「高官」とあんたはグルになってるんだろう、と罵られるし。「夢を見ている」と言ったが、殺害や処刑のシーンがやけに真に迫っているのはどうした訳か。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。

2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

ばたやん@かみがた

2023年12月10冊3521ページ5557ナイス→ https://bookmeter.com/users/822995/summary/monthly/2023/12 おめでとうございます。というわけで、食っちゃ寝正月を決め込んでます。年明け早々馬力入れていかねばならない案件も幾つかあるんですが、余力貯めるためにダラダラ過ごします。今年もよろしいように。

芳樹
2024/01/01 17:02

新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

ばたやん@かみがた
2024/01/01 18:19

まとめてですみません。かすみんさん、芳樹さん、今年もよろしくお願いします。

が「ナイス!」と言っています。

2024年1月の感想・レビュー一覧
14

ばたやん@かみがた
《物資の起源を問うことは》宇宙のそれを問うことと同義である、と頭では理解している積もりなのですが、近代化学そして物理学の大発見の説明を通じてそれを体感させてくれます。やがて、舞台は著者も深く関わって来た素粒子物理学の最前線へ。この辺りに来ると叙述の殆どが見当つかぬ有り様ですが、それでもヒッグス粒子や超弦理論などが物質の起源探る試みのどの辺りで産み出されて来たのか、その位置付けを整理する手がかりになりましょう。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《コミュニケーションこそテーマ》この作品のテーマはこれだ、と断言しておこう。前作において既に記憶継承装置イマゴマシンが登場しており、それによる死んだ前大使と主人公マヒートとの対話が物語の主軸の1つを成していた。また、日本の王朝文化を思わせる、詩による繊細かつぺダンティックなやり取りが文明人の証となるテイクスカラアン宮廷が舞台であった。本作では、文明の華たる雅な宮廷を離れ、鉱山ステーション、エイリアンに住民ごと破壊された高温の惑星、戦闘寸前の宇宙艦船…と血と汗にまみれた環境が舞台となる。(1/4)
が「ナイス!」と言っています。
ばたやん@かみがた
ネタバレ《取っ付きにくい。だが印象深い》川上さんの解説にあるように、夢を見ているような筋の運びにカフカを俺も思い出した。だが例えば『城』の主人公と比べてこの主人公、はるかに能動的。カーチェイスに喜々として興じるは、ゲリラ戦に参加するは。また、追跡対象の少女に対する彼の態度が、非常に高圧的で21世紀の現時点から見て胸糞悪くなる。実際、少女から彼女を苛むもう一人の人物「高官」とあんたはグルになってるんだろう、と罵られるし。「夢を見ている」と言ったが、殺害や処刑のシーンがやけに真に迫っているのはどうした訳か。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
ばたやん@かみがた
ネタバレ《至ってフツー》最近、ラノベはわりと尖がった系ばかり(『義妹9』除く)読んでたので、こういう普通のラブコメが新鮮。外形的にはオネショタにカテゴライズされるんだろうが、生活・恋愛面全てで生徒の悠凪がイニシャティブを握っているのでそうは感じさせず。キシャ―系同級生もテイムしており、包容力も抜群。教師のレイユ可愛いよレイユ、で終始した初巻だったが、次は同級生か、それとも実家からの義妹かからの攻撃が見られるのだろうか。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《ふしぎな読み心地》お気に入りさん同様、表紙の西園寺春香さん(18)の色っぽいイラストに誘われて買った私。「依存」については、約1名北条夏希さん(18)がパチンコで生活費使い果たしていることを除くと、そこまでは彼女たち言えないんじゃないでしょうか。東雲冬実さん(19)のそれは、たばこというより裸体癖で外出時はちゃんと服着てるしな。三人によって下宿に居座られる羨ましい主人公、名前も明かされずセリフが地の文になってるが、これ読み手が彼に同化して少女達を“鑑賞”することができる効果を上げてますね。(1/2)
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《全然面白くないんだが?》特に球技大会&野球部応援、もとからがインナーで読書系の悠太と紗季、完全アウェイでしょ?真綾と丸とのアレコレについてもにやけるというよりも、他人事に感じられてならなかった。主人公カップルが他人との交わりにこれまで消極的だったことが裏目に出ているのかなぁ。バイトの後輩投入は琴線にかすらず。大雨の日の停電と紗季の打ち明け話も、これまで描かれて来たことと被ることが多いですね。申し訳ないがもたつき感満載の巻。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《感想?そんなものありませんわっ!》だってカリンお嬢様が、優雅にお茶を嗜みながらダンジョンをホンの軽くお散歩なさるだけ、それを動画配信されるだけのラノベでしてよ?「ひたすら力押しやんけ」「ま~た、切り忘れ→バズるのワンパターンかいな」etc.とおホザキなすっているそこの方言の衆ども、吐いた唾吞み込まんとけよ、ワリャ!
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《世紀末の都市で復讐を企む》同時多発した獣人共の無差別テロの解決が次巻以降に持ち越されているので、中途半端な感想に。一貫してあるのは、まつろわぬ一族を鏖殺された青年が都市に対して滾らせる復讐の念と、不自由ない暮らしと愛情深い両親を突然テロで奪われた少女のそれだ。一見文明を回復させたかに見えるが、弱肉強食そのものの荒涼とした都市の内実が、砂塵渦巻く設定と共に復讐遂げんとする舞台を上手く提示している。粛清の腕は見事だが、人間関係に不器用な年少者の存在がこれらにどう絡むか。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《馬、馬、馬~!!》もうこれしかないですね。ロシアに対抗するための会盟どころかこれまで独り身だったハルガルの若い衆の嫁取りも付けたりでしかない。何せ、互いの名前聞く前に互いの乗馬の名を聞く御二人ですぜ。両者間で闘わされた殺し合い寸前の乗馬競争描いた数話、トップが馬で作者完全に誘導してますね。カルルク、恋女房の下へ戻り何より。さて、来るべき脅威を背景に次の萌えは何か?
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《アラル海、写真、銃撃戦》もうね、この豊かな海を干上がらしてしまったこと一つとっても、ソビエト共産主義は許す訳には行かないんですよ。ライラとレイリ、湖畔の双子の下でも写真大活躍。お祖母さん、お母さんほかやるな。裏表紙からキナ臭さ漂っていたが致し方ない。アリとニコロフスキをクローズアップした章も読ませたが、帰国後のヘンリーとタラスを是非読みたいな。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《写真と姉妹妻!》今回はこれに尽きますよ。最後の写真は最高の被写体ですよね、よく撮れた。「再び」のお風呂も満足しましたが、巡礼さんの写真に向かう姿勢が良かったな。明治時代に一世一代の晴れ姿で写真撮影に臨む純朴な庶民を思い出した。
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ばたやん@かみがた
ネタバレ《ブランコと写真》スミスと共にブランコに興じるタラスさん!この弾けるような笑顔のために本巻描かれた、といっても過言ではないでしょう。そしてそれはこれまで理不尽な嫁の生活から漸く解放され、スミスの下へ羽ばたいて行けたことを意味する。湿板写真てこんなに面倒な代物だったんですね。おまけに被写体になる人物にもかなりのムリを強いる。だが、これがスミス達のこれからの旅をさらに豊かなものにしそうだ。
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ばたやん@かみがた
《読メ史上最もやっかいな感想》(1)昨年10月7日のハマスによるイスラエル民間人虐殺、その報復としてのイスラエル軍によるガザへの呵責なき軍事作戦より前から用意していた本ですが、漸く頁を開けた次第。多くの読者が期待されるように、19世紀のシオニズム誕生以来、幾多の戦争を経て大きく変わったイスラエル史を概観できると共に、「入植地」「インティファーダ」「オスロ合意」などイスラエルの現況を語る上で必須の概念・出来事やその来歴など、比較的中立的な観点(著者は民主党支持のユダヤ系米国人)から学べます。(1/5)
ばたやん@かみがた
2024/01/03 22:30

来られたかの考察は十分なされてません。イスラエル国内のマイノリティについても、アラブ系住民の政治的台頭に頁を割いていますが、イスラエルの主力担うアシュケナージ(中東欧に起源)に差別されるミズラヒ系ユダヤ人(中東戦争でアラブ諸国から追放され逃れてきたユダヤ人)については右派リクードの票田となっていると述べている他は十分とは言えません。やはりそこが外国から見ている限界かな、と感じました。 d)あと、エジプトやヨルダンといった領域国家ならともかく、パレスチナを代表すると信頼して交渉できる機構は(4/5)

ばたやん@かみがた
2024/01/03 22:31

果たしてあるのかという疑問に答えられていません。ハマスやヒズボラを公然と支援しイスラエルのみならず中東全体を掻き乱しているイランについて殆ど述べる所がないのも、無いものねだりと思いますが指摘できます。安全保障への関心は二の次なのかな、と感じてしまいました。(3)とはいえ、米国のキリスト教福音派が何故これ程までイスラエルに肩入れするか、などの米国とイスラエルにおける深い結び付きと、最近における両国の若い世代間での認識のズレなどを知ることができる点については、他に類書を見ない本だと考えます。(5/5)

が「ナイス!」と言っています。
ばたやん@かみがた
ネタバレ《ラプンツェルの少女の下へ》塔の上から垂らされる金髪は、かつて断念した創作への熾火を掻き立てる。代わりに男が捧げるものは、少女が生き永らえるために必須とする「物語」。─「現実」とはともすれば相容れない物語至上もここまで突き抜ければ説得力を持つ。少女が男を誘い完成した作品が、担任教師らに化体した「現実」への彼女のメッセージでもあることにも唸らされる。教師と生徒、「禁断の愛」がその葛藤と創作に向けての苦しみを見事オブラートしている点についても、また然り。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/04(2375日経過)
記録初日
2018/01/04(2375日経過)
読んだ本
1313冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
415284ページ(1日平均174ページ)
感想・レビュー
1291件(投稿率98.3%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

積ん読、借り本優先なので、感想のアップは遅くなります。

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