2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:92冊 読んだページ数:28885ページ ナイス数:3346ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/854158/summary/monthly/2024/9
KFさん コメントありがとうございます。暇があれば、本を読んでいる時が多いです。しかし記憶力がないため、内容はすぐ忘れてしまいますので、知識はないままに大人になってしまいました。
呉座さんはこの時代の著者としては有名人の部類じゃないでしょうかね。 扱う時代がしんどい、って感じがしますね。 応仁の乱を読んでもかなりシンドイ感じだったと思います。
一気に八巻を終えられまして、改めておつかれさまでした。今回は「先回り」もあり得ないので思うところを書けるのでちょっと気楽です。 国民性でしょうかね、メディアも「快勝」と書いて売り上げを伸ばして、国政まで動かしてやるぞ、の論調だったのかもしれません。読む側もあっさりと乗せられて結果として日比谷焼き討ち事件に至りました。事は治めても国民感情に「もっと勝たなければ」を植え付けたでしょうし、第一次世界大戦は地理的に主戦場から遠く離れており反省の種を得られませんでした。 その先の歴史は苦しいものですね。
おつかれさまです。 一冊ずつ感想文を拝読し、自らの感想を照らし合わせ「先回りしないように」とだけは心得ているつもりです。第七巻の自らの感想文を読み返すと、時代背景を感じていたように読み取りました。 改めてまとめると、版籍奉還から大日本帝國として伸びる力を得ていた勝者と、欧州で伸びる事も出来ず国政がロシアから崩壊していく過程に入ろうとしていた敗者だったのかと感じます。
戦争の帰趨は戦闘のみでなく、戦略・時代の流れが大きく関与すると思います。大国が小国に負けるパターンのうちの一つは大国に内政の危機が起こり、外征をあきらめるというのがあるように感じてます。
今回も自らの感想を読み返してからの投稿です。どうやらこの第六巻で「これは政治だ」と痛感したようです。奇跡的な勝利をもたらす国際政治に感心したような感想になっていました。確かに奇跡を前提とした大正、昭和史に繋がる面もあったんでしょうね。政治についても大きな成果をあげたのは国家の力ではなく個人プレーの結果と見る事も出来ます。歴史は日英同盟の展開ですが、国家の総意ではなく結論であり他の選択肢もあった事を前半の巻で読めたように思い出しました。
明治の指導者たちは自ら維新により修羅場や実戦を経験している上に自分の力でのし上がった実感があるので、ポピュリズムに嵌まらなく机上の空論もあまりないのかなと思いました。
まだ残り三巻ありますが、この第五巻は読み応えがありましたね。確かに戦争の物語で直接戦闘に関わる場面は大量の頁を割いて当然ですが、この一冊も戦闘を取り巻く外交記述に読み応えがあります。残る三冊とも言えるし、あと三冊しか無いのか、とも思えますが良書、良作だと思っています。毎週のNHK再放送も見逃せないです。
失礼しました。誤記でしたが、第三巻ではなく第四巻でした。 私の感想にも「四巻を最後に舞台から消えて欲しい。」とありますので、確認は正しかったのですが、誤記はうかつでした。無念!!
学生時代国際関係を主にしていました。その時に感じたのは大国の論理とそれ以外の国の論理は全く異なるということでした。それを小説の中で体感させてくれる本を書かれた司馬遼太郎さんの凄さを感じます。
私が強く感じたのは「日露」は戦闘ではなく政治で半分以上決着が着いていた、というものでした。司馬さんは他の主張があるかもしれませんが、秋山兄弟や児玉源太郎も東郷平八郎も主役には違いないのですが、背景で全力で闘っていたのが国際政治ですね。この時代の政治家=舞台俳優の本も読んでみたいと思っています。
NHKで再放送していますが、司馬遼太郎の小説の中で一番好きですね。全8巻で長いと言えば長いのですが、塩野七海のローマ人の物語に比べると「序の口」レベルの短編集ですよね。
KFさんの司馬遼太郎作品で一番好きという話に触発されて、読んでいます。国全体がのし上がっていくパワーを感じ元気になる作品だと思います。現在『ローマ人の物語』は読んでる途中で停滞しています。
子供の頃から本が好きで、今も暇を見つけては読んでいます。特に歴史が好きです。
今は読んだ本をチェックするため活用しています。評価は5段階で◎は愛読書、○は再読したい、なにもなしは普通、△は再読はなし、×は合わない本です。古本主体であるため流行に取り残されていますが、よろしくお願いいたします。
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