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2023年6月の読書メーターまとめ

シャコタンブルー
読んだ本
13
読んだページ
4816ページ
感想・レビュー
13
ナイス
1163ナイス

2023年6月に読んだ本
13

2023年6月のお気に入り登録
1

  • hirokun

2023年6月のお気に入られ登録
1

  • hirokun

2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シャコタンブルー
17年ぶりに伊良部とマユミが帰ってきた。シリーズ物でも2、3年経てば忘れてしまうキャラがいる中で、この二人の個性は特別に際立っている。相変わらずの破茶滅茶な言動が巻き起こす騒動が楽しくて笑えた。五話の中ではタイトルの「コメンテーター」がお気に入り。コロナ時にテレビ等に出演ていたコメンテーターの胡散臭さに辟易していた事を思い出した。視聴者にもテレビ局にもスポンサーにも媚びずに発言する伊良部に拍手喝采。「うっかり億万長者」は自分が大金持ちになった気分で疑似体験をした気分になった(笑)次作が待ちどうしい。
よちゃー
2023/06/29 12:25

これは見たい!伊良部見たい!いただいていきまーす😊🙏

シャコタンブルー
2023/06/29 19:46

よちゃーさん 伊良部&マユミの最強コンビは相変わらずの面白さでした♪

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

シャコタンブルー

写真は先週行った阿寺渓谷。この神秘的な阿寺ブルーの景色は百年先も変わらずに残して欲しい。先月は「厳島」「藩邸差配役日日控」がベスト。今月もよろしくお願いします。2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3747ページ ナイス数:1372ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/867712/summary/monthly/2023/5

写真は先週行った阿寺渓谷。この神秘的な阿寺ブルーの景色は百年先も変わらずに残して欲しい。先月は「厳島」「藩邸差配役日日控」がベスト。今月もよろしくお願いします。2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3747ページ ナイス数:1372ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/867712/summary/monthly/2023/5
bura
2023/06/01 22:24

シャコタンブルーさん、吸い込まれそうな美しさですね。今月もよろしくお願いします😊

シャコタンブルー
2023/06/02 06:49

buraさん ここは10数年ぶりの再訪でしたが素晴らしい絶景を堪能しました。今月もよろしくお願いします♪

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月の感想・レビュー一覧
13

シャコタンブルー
貧困のもたらす悪影響は計り知れない。子供達は愛情を奪われ飢餓と絶望の日々を過ごす。その行くつく先は暴力や犯罪だけが待ち受けている。何ともやり切れないがこういう日常や場所もあるのも事実だ。ネグレスト、ネグレクトにより我が子を暗闇に追い込む親、それを狙う性的異常者。憎悪よりも恐怖を覚えた。警察も親族も周囲の大人も頼りにならない閉鎖的な社会で生き残るのは己の才覚だけだ。「生きているうちに、ぼくは、ここから逃げたかった」籠城の少年の叫びが、いつまでも止まない雨のように降り注いできた。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
17年ぶりに伊良部とマユミが帰ってきた。シリーズ物でも2、3年経てば忘れてしまうキャラがいる中で、この二人の個性は特別に際立っている。相変わらずの破茶滅茶な言動が巻き起こす騒動が楽しくて笑えた。五話の中ではタイトルの「コメンテーター」がお気に入り。コロナ時にテレビ等に出演ていたコメンテーターの胡散臭さに辟易していた事を思い出した。視聴者にもテレビ局にもスポンサーにも媚びずに発言する伊良部に拍手喝采。「うっかり億万長者」は自分が大金持ちになった気分で疑似体験をした気分になった(笑)次作が待ちどうしい。
よちゃー
2023/06/29 12:25

これは見たい!伊良部見たい!いただいていきまーす😊🙏

シャコタンブルー
2023/06/29 19:46

よちゃーさん 伊良部&マユミの最強コンビは相変わらずの面白さでした♪

が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
学生時代に交通誘導のバイトをした事がある。当時は訓練も何もなくいきなり現場に配属され、冷や汗ものだった事を思い出した。だから現在の警備会社の訓練や防犯システムの高度さには驚かされた。映画のように簡単に現金輸送車を強奪するのは難しいようだ(笑)第2章「最低限の生活だよ」85歳の警備員と元教え子との数十年ぶりの再会での恩師に対する暴言はあまりに酷く、そんな言葉を安易に発する人間が更生するのだろうかと思えた。心温まる内容だったので、そこが気になった。確かに何も起きないのが一番幸せかも知れない。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
海の見える場所でのチェアリングは和気藹々と楽しくそこで飲むコーヒーは格別に美味しそうだった。チェアリング部の5人誰もが悩み苦しみながら今を生きている。過去に起きた事故のトラウマ、家族との軋轢、将来への不安。不器用で傷つきやすいが互いを思いやる優しさに溢れている。そんな掛け替えの無い仲間がいる事は最高の幸せだと思う。サプライズでの誕生日プレゼントも素敵だったし、誰かが困っている時に直ぐに行動する団結力も素晴らしかった。友情と恋そしてスタートアップの行く末が気になる。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
先の見えない不安と閉塞感が漂うあの頃のコロナ騒動を思い出した。一人でいる事の寂しさから詐欺に騙される女。経営難になり給付金不正受給をする男。悪い仲間とつるんでしまう高校生。およそ悪事とは無縁な三人があれよあれよと悪の道にひきづり込まれる。最初は水溜り、次は沼、最後は深海に溺れるようでもあった。どこで間違えたのだろう。最初の一歩が地獄へ落ちる坂道だったのかも知れない。どうにも止まらない犯罪へ突き進むスピード感は凄かった。でもあまりの滅茶苦茶さに終盤では思わず笑ったが、読後感は爽やかさも残った。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
生涯六〇余戦無敗の宮本武蔵。その壮絶な戦いを武蔵の視点から描いているのが興味深い。ここに出てくる武蔵は決して剣聖ではない。相手の技量に打ちのめされ、剛腕に慄き、策に嵌る。咄嗟の機転、閃き、運も味方するなど、いつも紙一重の差での勝利ばかりだ。特に吉岡一門との対決は圧巻だった。一人対百人の無謀な戦い。ここでの武蔵の息の乱れ、疲労、焦りが唸るように伝わる凄まじい迫力だった。そして佐々木小次郎よりも宍戸又兵衛との戦いの方が大苦戦していたように思えた。人として弱い部分を併せ持つ武蔵もまた魅力的であった。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
「この世で一番カッコいいのはリラックスしている人ですよ」いつもマイペースで飄々としている世之介の言葉に賛同する。主役でなく脇役でもなく自然体で当然のようにそこに登場する希有な存在。お節介で鬱陶しい時もあるが、いないと寂しい。それが世之介だ。あの日見た海の輝きと彼女の微笑みは忘れない。みんなでワイワイ騒ぎながら食べた枝豆の美味しい事、そう全ての思い出が美しい。読後「永遠」の意味を深く噛み締めた。日々リラックスして笑い楽しみ過ごす事の幸せを改めて感じた。ありがとう世之介。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
世之介がひょっこりと帰ってきた。もう二度と会えないと思っていたので嬉しさ倍増。心優しい青年がもう40歳になっていたので驚いた(笑)。良い意味で何も変わらず飄々と元気そうで何よりだ。そして今作も個性豊かな人達が数多く登場して飽きさせない。これはヤバイと思える人も最後にはキラリと光る優しさを見せる。誰もが優しく温かい。世之介が優しいから吸い寄せられるように善人が集まる。それは不思議な事ではなく当然だと思える。『あー、いっぱい笑った。あー、いっぱい生きたなー』その理想に向かって歩く世之介から目が離せない。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
バイオ・ホラーということで少し躊躇したが、先の読めない展開で一気読みの面白さだった。その山には魔物が潜んでいる。そこに入山する者には地獄が待っている。内臓を抉られ、血飛沫が飛び、骨が砕ける。一人また一人と殺られる。誰も助けてくれない。誰も信用できない。生死をかけたサバイバルは一瞬の油断が命取りになる。中盤までは得体の知れない恐怖がジワジワと迫ってきたが、終盤での戦いは恐怖よりも派手なアクション映画のようでもあった。そしてベクターの正体が判明するあの告白には稲妻が走ったような衝撃を受けた。
陽子
2024/01/07 20:33

シャコタンブルーさん、あの1ページが衝撃的でしたね。😨

シャコタンブルー
2024/01/07 21:22

陽子さん バイオ・ホラーは好みでは無いですが(笑)一気読みの面白さでした。あの告白は怖かったですね🎃

が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
ギフテッドはある種の天才であり、特別な能力を生まれながらにして授けられた特別な人達である。そんな漠然とした思いがあった。第1章で登場する5人のギフテッドは凄い能力がありながらも学校に馴染めず悩み苦しんだ過去を持つ。小学6年生が2年生のクラスにいるような状態だという。授業に出る意味は無く、同級生とは話がまるで合わない。面白く無いから不登校にもなる。現状では彼等の受け皿もそう多くは無く何とも勿体ない気がする。ギフテッドは特異な存在ではなく、才能の領域3%〜10%程度の割合で普通に存在する。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
このシリーズも6作目であるが今回は違った路線に入り込んだようだ。実際に起きた凶悪事件を題材にしているので、あの実在の犯罪者の顔が何度も目に浮かんだ。理不尽で狂信的で残酷で・・・誰もが驚愕し憎悪した犯罪。何故99%いや100%勝ち目の無い容疑者の弁護を引き受けたのだろ。その本当の狙いは何なのか御子柴の行動から目が離せない。被害者遺族と容疑者の対面等、クライマックスの裁判場面は相変わらず面白かった。でも物足りない。王道の路線に戻って大どんでん返しと御子柴の人間ドラマを読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
自分自身の影の存在を模索する姿は純粋に美しく幻の世界に誘ってくれた。どちらが本体でどちらが影だろう。16歳の少女は何処に行ったのだろう。壁の中と外の世界の決定的な違いは何だろう。いくつかの謎を含み純粋で内省的な世界に引き込まれていく。そこには不安も希望もなく時間の概念もなく永遠だけが存在する。いつまでもこの永遠に浸りたい気持ちと何処までも影を追い求める気持ちがせめぎ合う。どちらに行っても正解はないかも知れない。誰もが夢想するような別の人生を深く味わった気分になった。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
ネタバレサイバーパンク小説を読んだのは初めてかも知れない。SFとの違いはよく分からないがどこまでも混沌として曖昧な仮想空間を覗いた気分だ。100名もの研究員が細菌テロによって殺害される事件が起きる。だが、そこから先の展開が今一つ盛り上がらない。登場人物が多い上、些細な出来事の積み重ねばかりで事件の本質と乖離していくばかりだ。この先どうなるのだろうという興味よりも何となく活字だけを追っている様な虚無感に包まれる。少女コチは魅力的だったが話に減り張りが無いまま最後まで曖昧さが残った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/05(2385日経過)
記録初日
2018/05/05(2385日経過)
読んだ本
1101冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
329274ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
1098件(投稿率99.7%)
本棚
10棚
性別
現住所
山梨県
自己紹介

読書メーターに登録して、5年経過しましたが、皆さまの影響で今まで知らなかった作家や素晴らしい本との出会いがあり幸せです。
ミステリ、冒険、青春、恋愛、歴史物、ノンフィクション、エッセイ等幅広く読みます。つまり何でも読みます(笑)。
読書を通して、知らない世界、知らない人達との出会いの喜びに感謝しています。

好きな言葉マーク・トウェイン「やったことは例え失敗しても20年後には笑い話にできる。やらなかったことは20年後には後悔するだけだ。」

趣味は概ね下記のとおりです。 

映画(アクション大作)

音楽(モーツファルト・中島みゆき・斎藤和義・back number)

旅行(雑誌を見ながら空想の旅も含む(笑))

酒(各地の知らない銘柄の地酒を飲むこと)


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