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2024年9月の読書メーターまとめ

花嵐
読んだ本
11
読んだページ
4611ページ
感想・レビュー
11
ナイス
83ナイス

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2024年9月に読んだ本
11

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

花嵐
★★★★☆ 初読み作家さん。短編集。五編収録。どの話も短いので犯人の意外性はあまり無いものの、オチとしての意外性は強め。ミステリ・ショーケースと銘打たれているだけあってバリエーション豊かで想像していたよりも面白かった。特に気に入ったのは、導入部の不穏な感じからハラハラして読み進めていたが最後は綺麗に伏線を回収して見事なまとまりを見せた「猫矢来」かな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

花嵐

8月も結構読めて満足。9月もこの調子で。 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4722ページ ナイス数:174ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/876669/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
11

花嵐
★★★★☆ 初読み作家さん。短編集。五編収録。どの話も短いので犯人の意外性はあまり無いものの、オチとしての意外性は強め。ミステリ・ショーケースと銘打たれているだけあってバリエーション豊かで想像していたよりも面白かった。特に気に入ったのは、導入部の不穏な感じからハラハラして読み進めていたが最後は綺麗に伏線を回収して見事なまとまりを見せた「猫矢来」かな。
が「ナイス!」と言っています。
花嵐
★★★★☆ 長編ミステリ。ビートルズに関しては全くと言っていいほど知識が無い自分なので、最後の最後に語られる解説でようやくこの小説のタイトルの意味と理由がわかった。最初は「うわ…、きっつ」と思った人物もちゃんと意味があったんだなぁ…。途中で「もしかしたら…」と思ったことはあったが、鈴木誠があそこまで徹底しているとまでは思わなかった。哀しいほど恐ろしく苦しいほど純粋だったんだなぁ。
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花嵐
★★★☆☆ シリーズ第二弾。短編集。第一弾を読んだのが結構前なのでそちらの詳しい内容は覚えていなかったが、殺し屋が殺し屋としての日常の謎を解くというのだけはよく覚えていた。今作ではその殺し屋に商売敵が現れたり、恋人視点での話や仲介役の話もあったりとわりと盛り沢山。どの話も短いのでどれもそこまで起伏が激しい内容ではないのだが、最初に提示される謎とそれが解消される部分はやはり感情的に盛り上がる。第三弾も買っているのでそちらも早く読みたい。
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花嵐
★★★☆☆ 初読み作家さん。長編ミステリ。嘘発見器の役割も担っている首輪を着用することが義務付けられた社会での、その首輪を除去する非合法な仕事を生業とする主人公の嘘と真実を巡る話。最後まで読んでみて悲しくなっちゃったな…。どこまでが嘘でどこからが真実なのか。立場と状況によって嘘も真実も変わってしまう。それらに振り回された主人公の行き着く先がこれだなんて…。でも、それもある意味では因果応報とも言えるのかもしれないな。
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花嵐
★★★☆☆ 連作短編集。七編収録。いわゆる安楽椅子探偵ものと言えるが、本格ミステリファンが読んだら肩透かしをくらうかもしれない。依頼人の美女から持ち込まれる謎と、それを明確な論理でもって意外な真相へと導く探偵役、といったらオーソドックスなミステリを連想できるが、オチでは毎回ずっこけることになる。だが、「なんだよ!」と言って本書を床に叩きつけることをしないのは、そのオチに至るまでのお約束的なやり取りのユーモラスさと登場キャラの憎めなさに起因していると思う。なんか全員憎めない愛されキャラだよね。
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花嵐
★★☆☆☆ 連作短編集ミステリ。設定からもうちょっと硬派なミステリを想像していたが、そこは東川篤哉とポプラ社。良い意味で小・中学生向けのミステリだった。個性的な探偵役がいるにはいるが、滅茶苦茶凝ったトリックや魅力的な犯人がいるわけでもないのでそこまで期待してはいけない。でも、要所要所にある東川篤哉らしいユーモアとギャグは、この作者のファンにとってはニヤリとできる。
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花嵐
★★★★☆ 長編ミステリ。この著者の本を読むのは二冊目かな。今作は天体観測の集いが開かれる孤島「星読島」が舞台。事件の謎やそれを解決するロジックはそこまで突飛なものではないが、最後の「CHAPTER7 地球最後の日」で明かされる事実は、予想できていたとはいえなかなかに衝撃的だった。特に動機と地球最後の日を絡めたところが良かったなぁ。読後感もさらっと気持ちよく、爽やかな読書体験だった。
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花嵐
久しぶりに小説以外の文章を読みたくなったので読み始めた。16人の作家・評論家・翻訳家の、ミステリに関して論じた評論・エッセイをまとめた一冊。読んだ物、知っていた物もあれば初めて触れる物もありで面白かった。特に都筑道夫の「黄色い部屋はいかに改装されたか?」は前々から読みたいと思っているものの、なかなか手に入れる機会がないということで読めずにいる作品を一部でも読めたというのが嬉しい。
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花嵐
★★★★☆ 初読み作家さん。連作短編集。全体を通して麻耶雄嵩味を感じる。探偵役である圭司の性格はあまり好きになれなかったんだが、最後の「ダイイングメッセージ」まで読むと「まだ小学生だもんな…」と思えるぐらいには納得できるものだった。そんな小学生がこんな結末にしてしまったのはただひたすら悲しいよなぁ。気に入った話は「誰が金魚を殺したのか」の二転三転するところが好み。
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花嵐
★★★☆☆ 法月綸太郎シリーズ長編ミステリ。時系列的にも内容的にも「頼子のために」の続きにあたる。事件の設定自体はかなり魅力的な不可解さがあるが、この長さのわりには登場人物がそこまで多くないので犯人の見当がわりかしつきやすいのが難点か。「頼子のために」がとんでもない小説だったので、それぐらいの内容を期待してしまうとちょっと拍子抜けしてしまうかも。探偵である法月綸太郎が今作ではかなり苦悩していたのが人間くさく、一種の超越的な探偵象からはかけ離れているが、それが人としてのリアルさを感じられた。
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花嵐
★★★★★ 天国三部作第三弾。最後の卒業式、あるいは明日への汽車へ乗る話。今作で天国三部作は終わりとなるわけだが、今回の話もとんでもない話だったなぁ…。前二作の経験からわかった所もあるし作中の違和感から気付けた箇所もあれば、反面全く気付けなかった部分もあったりと古野まほろに翻弄されること前提な小説。でも読者に対して限りなくフェアなところは流石の古野まほろだよなぁ。天国三部作の最後を飾るに相応しい内容だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/31(2528日経過)
記録初日
2018/05/25(2534日経過)
読んだ本
1141冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
422629ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
1138件(投稿率99.7%)
本棚
26棚
性別
年齢
35歳
現住所
香川県
自己紹介

学生時代は雑食な本の虫でした。今は主にミステリ関連の本ばかり読んでいます。
特に好きな作家は森博嗣、京極夏彦、有栖川有栖などなどなどなど。好きな作家が多すぎて困りますね。本棚を作っている作家が特に好きな方々になると思います。読メ登録前に読んだ本は今一度読んだうえで登録していこうと思います。
適当に絡んでくだされば適当に喜ぶという単純な生き物です。宜しくお願いします。

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