重くて暗い話だったけど、心に染みる。久々に良い読書ができた。巽、大二郎、中田、それそれの生き方に共感した。残酷で哀しい最後だったけど、心地良い余韻が残る。面白かった。

科学テイスト（第２分野）の短編集。伊予原さんの小説は長編よりもこのくらいの長さの方が好みかもしれない。科学ってロマンなんだな。どの話も心に染みた。自分に理系の才能があったらなぁ。

重くて暗い話だったけど、心に染みる。久々に良い読書ができた。巽、大二郎、中田、それそれの生き方に共感した。残酷で哀しい最後だったけど、心地良い余韻が残る。面白かった。

面白かった。ハートフル。第六話、最後の小包 にはホロリときた。亡き母を思い出しました。

ごめんなさい、やっぱりダメでした。３章くらいまでは面白く読めましたが。でも、言いたいことはわかります、最後まで頑張って読みました。相性の悪い作家ってあるんだなぁ。

たんたんと静かに流れる、とりとめもない話のようだけど、素数の時刻表、ウガンダのクラン、備品くすねてフリマで売る…など、何だか妙に印象的。最後の、におい、がよくわからない。帯に「正しさとまちがい、本物とニセモノの境を越えて踊る…」って書いてあるけど、そうなの？

粗削りで練れておらず、ん？と納得できないところも多々あったが、ストーリーとしては楽しめました。

センシティブな話だった。いろいろあるけど、これからは一人で月夜を歩いて行くんだな。伊吹さんだけがちょっと危うい感じだけど、大丈夫かな。塩田さんの「可能性が少ないって自由だ。」という言葉が印象的だった。私も真似してモヤヤンって呼ぼうっと。