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2026年2月の読書メーターまとめ

藤枝梅安
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2026年2月に読んだ本
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2026年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

藤枝梅安
ネタバレ虫を題材とした軽妙な短編を手がけてきた筆者が挑む長編ミステリー。やや軽妙過ぎる会話が飛び交う点は他の作品と共通だが、この作品では残虐な殺人、入れ替わり、成りすましなど、従来のミステリーの手法を駆使しながら「子供を守る」ことに固執する親や周囲の人々の心情が多く語られる。何気ない会話や、短い新聞記事が、実は伏線となり、残り30ページで次々に回収されていくスピード感が印象的。捜査員・日野と部下の入江との連携、同期の上司・羽幌との因縁。小学生・小沼隼斗の言動。妻・美咲、娘・眞夏との関係など人物造形も優れている。
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2026年2月にナイスが最も多かったつぶやき

藤枝梅安

2026年1月の読書メーター 読んだ本の数:33冊 読んだページ数:10870ページ ナイス数:6093ナイス 毎年1月は、なんだか生活が落ち着かなくて、軽めの文庫シリーズが多くなる。今年も同じ傾向だった。★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/9636/summary/monthly/2026/1

藤枝梅安
2026/02/01 07:23

印象に残った作品: 「天国への道草 ナースの卯月に視えるもの」(秋谷 りんこ) 「カフェーの帰り道」(嶋津 輝) 「在る。 SOGI支援医のカルテ」(前川 ほまれ) 「追憶の鑑定人」(岩井 圭也) 「ブラックスワン」(相場 英雄)

るい
2026/02/01 07:29

「天国への道草 ナースの卯月に視えるもの」のシリーズが出ているのに気づきませんでした。ありがとうございます😌

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2026年2月の感想・レビュー一覧
27

藤枝梅安
ネタバレ山城、浦、門脇、朝倉たち学連選抜チームが吉池監督のもと2番目でゴールした17年後。山城は予選会11位だった東体大のコーチとして、図らずも学連選抜の「期間限定」の監督を任された。2回の合宿だけでチームをまとめるのは至難の業だし、山城自身「まとめる」という意識はない。故・吉池監督の孫である大輔にアンカーを任せる。箱根駅伝の緊迫したレース展開と、17年前の追憶を重ね合わせ、ストーリーが進展する。箱根駅伝後、レモン農園併設のランニングクラブでの再会。浦の渡米は次作への布石か。日向の存在が「チームⅢ」との接点。
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藤枝梅安
ネタバレ短編・中編5作品をまとめた1冊。表題作を初め、複雑な家族関係を扱いながら、「普通」であることへの違和感を抱いて生きている人たちが描かれている。「リワインド」が独特の世界観で、興味深く読んだ。「父の回数」は顔も覚えていない父への電話が酷い使い方をされていて驚く。「かたす・ほかす・ふてる」は長い間没交渉だった父が亡くなり、中年の異母姉弟が初対面し、父の部屋を片付ける話。二人の「母親」の造形が興味深い。 「その『嫌よ』の言い方があまりにも間髪を入れず、ばさっと切り捨てるみたいな勢いだったので」(p.216)
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藤枝梅安
ネタバレ幼少期から一貫して「普通でありたい」と思い生きてきた川辺優太。小中学校のいじめを巧みに避け、高校を卒業してM大学経営学部に入学。卒業後、教育関連会社に就職するが退職。奨学金の返済がのしかかり、コンサル会社に転職するが粉飾決算と背任で会社は解散。そこから転落が始まり、闇バイトの誘いを断り切れず、強盗殺人の罪で逮捕され、死刑判決を受け控訴ぜず刑が確定。拘置所からフリー記者に手記を送る、という設定。学生支援機構、政治家に対する不満を持ちながら、選挙には行かない「普通の人々」を代弁する内容が現代を物語っている。
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藤枝梅安
ネタバレ横浜の国道16号線近くに住む夏山瞳。3年間同棲した男に大晦日に逃げられ、途方に暮れているところに出会った楠乃果は、アパートの上の階からの漏水により、一時的に転居せざるを得ない状態。男が去った部屋で瞳と乃果のルームシェアが始まる。隣室の住人・「おっちゃん」こと増田定夫は造園会社社長、マンションの大家・戸倉雅子も一人暮らし。住人たちが肩を寄せ合い、力を合わせてトラブルを乗り越えていく。不思議な能力を持つナースを描く筆者による、普通の人々の苦悩に寄り添う、身体にも心にも優しい小説。
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藤枝梅安
ネタバレ国道15号線沿い住む夏野阿紗。当時の政治家で首相になった・日下部直人の愛人の娘として生を受け、身よりのないまま成人した。日下部の娘・亜沙子と言い間違えてもわからぬよう阿紗と名付けられた。アパートで知り合った八重という老女との不思議な生活が語られる。片づけが苦手な八重の部屋を片付てる過程で明らかにされる八重の半生と阿紗の人生がシンクロする。思い通りにならない人生とどう折り合いを付けるのか、そこに人生の終わりが見えてくる。タイトル通り、これまでの人生との決別を宣言する物語。
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藤枝梅安
ネタバレ蝦夷から戻った市兵衛。今回は隠れキリシタンと、それを討伐せむとする陰陽師集団との暗闘から始まり、岡場所に売られた少女・みつぐが折檻されている現場に、呉服商・あら木の女将・婉が現れ、みつぐを助ける。市兵衛と柳井がみつぐを救う場面から、隠れキリシタンを狙う陰陽師たちと市兵衛の死闘など、目まぐるしい展開。みつぐを岡場所から抜けさせようとした市兵衛だったが、みつぐの意志は固く、その後どのような生活を送っているのか気になるところ。最終盤に川越の早菜が登場。次作への布石かな。
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藤枝梅安
ネタバレ同じ高校で花園を目指し、花園では一回戦で敗れた早見と福村の物語。父親の仕事の関係で中学時代の短期間、ニュージーランドで現地のラグビーを体感した早見は高校卒業後、ニュージーランドに渡り、ニュー人ランド代表に選出される。一方、福村は大学ラグビーで名を馳せ、順調に日本代表に選出される。ここに、早見がニュージーランド時代に知り合い、スポーツドクターとなった須山、二人とは別の高校のの同級生でラグビーをしていたスポーツ新聞記者・水瀬、ラグビーヲタクの水嶋が絡み、ラグビーの魅力を描き出す。「多様性」が苦手な日本人。
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藤枝梅安
ネタバレ前作から5年後の設定。白山が江子に電話をかけてきた後、病死。旬さんとめでたく結婚した麻津子。郁子と3人で営む総菜屋「ここ家」に関わる人々のそれぞれの人生。「ここ家」が入っている「スーパー文殊」が建物の老朽化とオーナーの介護施設入りのため、取り壊されることになり、1年以内に立ち退くことになる。勅使河原という身なりの良い男性が「ここ家」を守るためと言って協力する姿勢を見せるが、どうも下心があるようで胡散臭い。長野県に好物件を見つけ、旬も近くに新しい物件を見つけて全員、長野に移住することになった。続編に期待。
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藤枝梅安
ネタバレ神都・伊勢。冤罪で死刑判決を受けた谷口喜介。谷口の無罪の証拠を見ていた伊藤乙吉は殺害され、弁護士の吾妻太一は出征し戦死。乙吉の息子・捨次郎は弁護士となり、捨次郎の子供・乙彦と太一も弁護士となり波子とともに冤罪を覆そうと努力する。戦時中から令和に至るり受け継がれてきた「正義」と「真実」の裏に隠されていた残酷な事実。逆転無罪判決を得ても真犯人は判らぬまま事件が風化していく。「自分たちには関係ない」と思いつつ、興味本位で様々な憶測がSNSで拡散されていくという風潮が強まる今の時代がどこに向かうのかを描く力作。
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藤枝梅安
ネタバレ虫を題材とした軽妙な短編を手がけてきた筆者が挑む長編ミステリー。やや軽妙過ぎる会話が飛び交う点は他の作品と共通だが、この作品では残虐な殺人、入れ替わり、成りすましなど、従来のミステリーの手法を駆使しながら「子供を守る」ことに固執する親や周囲の人々の心情が多く語られる。何気ない会話や、短い新聞記事が、実は伏線となり、残り30ページで次々に回収されていくスピード感が印象的。捜査員・日野と部下の入江との連携、同期の上司・羽幌との因縁。小学生・小沼隼斗の言動。妻・美咲、娘・眞夏との関係など人物造形も優れている。
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藤枝梅安
ネタバレ創世大学横浜病院の新人助産師・守谷まゆと、プリセプタ(指導係)・鎌ヶ谷亜美。まゆは自身が産院前に置き去りにされ、乳児院で育ち、母親に対する複雑な感情から、分娩に立ち会うと迷走神経反射を起こし、気を失ってしまう。亜美は前に勤務していた病院があまりの多忙により、助産師が育たないことに疑問を感じ、前職を辞してこの病院にやってきた。法律や行政の届かないところで苦痛と孤独に耐える妊婦たちの苦悩が描かれる。熊本の「いのちのかご」を訪れた二人が目にした光景と話した内容により、まゆがトラウマを克服する物語。力作です。
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藤枝梅安
ネタバレ岡本さんの新シリーズ。三百石の旗本・宝城家の庶子・勇之助は部屋住みの気軽さから深川で遊び、腕っぷしの強さと気風の良さで名を馳せていた。千五百石の本家の養嗣子となる。養父・豊重は間もなく亡くなり、家老・平右衛門に宝城家の秘密を明かされる。それは、蔵を改造して賭場としていたことだった。故・豊重が外に設けた娘・お辰を探し、救い出し長屋に住ませる。賭場を貸している黒子屋長兵衛の息子・長太郎のいかさまを見抜き懲らしめる。岡本さんらしい、痛快な物語。続編も出ているようで、それも楽しみ。
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藤枝梅安
ネタバレシリーズ3作目は怒涛の展開。鑓水の古民家をリノベーションして住んでいる琴子。建物に見覚えがあった気がしたのだった。本庄の家の物置部屋から誰も見覚えのない手描き友禅の着物が出てきた、と柿彦から連絡を受ける。その友禅は朽木聡子という作家の作品だった。その着物をそばに置いて、琴子は夢を見る。歌人に依頼されて制作した友禅を初め、聡子の着物には強い気持ちが込められていた。その気持ち故に、着ている人の体調を崩すこともあったようだ。最終盤に琴子の出生の秘密が明かされる。琴子は受けた衝撃から立ち直ることができるのか。
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藤枝梅安
ネタバレシリーズ5作目。五話構成。落語、能の題材として取り上げられる、平家物語、源氏物語など、多彩な題材を取り上げ、物語の世界に思いをはせる。特に平知盛への賞賛や六条御息所の執念への言及が印象的。鰹と昆布で引く高級な出汁から、大根やゴボウなど、野菜の皮から取る出汁の描写が興味深い。商家の娘としての嗜みや、いずれ訪れる嫁入りの準備など、それぞれの立場の苦労が語られる。能の家元の息子・専太郎も成長し、正吉とのやり取りも面白い。幼馴染の拓馬との何気ない会話も拓馬に思いを寄せる女性にとっては気になるのだろう。
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藤枝梅安
ネタバレシリーズ4作目。3話構成。1:文具店勤務の有村が大学時代のバンド仲間だった大橋とともに、プロデビューし、休養から復帰する後輩・宮田のミニコンサートを聴きに来た。コンサートのトークで宮田が語った大学時代の思い出。2:銀河ホテルの料理長・吉田が息子・直樹の20歳の誕生日に手紙を書く。吉田の父の生前の思い出と自分自身が息子と向き合った記憶をたどる。3:銀河ホテルで人前結婚式を挙げる修太と真奈、交通事故で植物状態になり死亡した修太の母との思い出。手紙室担当の苅部の過去は謎のままだが、少しずつ明かされていく予感。
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藤枝梅安
ネタバレボディビルに取り組むアラサー女子の奮闘記。スミスマシンが1台しかないジムから、大会に出ることを条件に割引制度を使え、スミスを3台設置するジムを変え肉体改造に取り組み、大会への対策として髪を伸ばし、ピアスを開け、ハイヒールを履き、脱毛し、日焼けサロンで小麦色の肌を獲得する。大会では繰り上げで決勝に残るも、ステージに上がる直前でハイヒールを脱ぎ、ピアスを外す。ストイックな日常を清冽に描く。自分を変えることができると実感した彼女は内面の改造に乗り出す。「世は戦国脱毛時代だ。」(p.59)「脱毛遍路」(p.61)
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藤枝梅安
ネタバレ20年の経験を持つ溶接工・伊東は蓄積した疲労の影響か、このところ仕事に自信が持てない状態。浜松の仕事でミスをし、1年間溶接を禁止され、工事現場での配管の溶断だけに仕事が限定された。還暦を迎える先輩の牧野の病気を知らされ衝撃を受ける。現場での溶断作業の難しさと危険性が詳細に語られる。「安全第一」を謳いながら、コストカットのために労働環境は悪化の一途をたどり、事故や失敗も自己責任として処理される。労働者を「使い捨てる」企業とその下請け、孫請けの実態が垣間見える。硬質な文体でページ数以上の内容の重みを感じた。
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藤枝梅安
ネタバレノンフィクションライター・今村和樹の許に届いた高規範子からの書簡。高校時代の友人4人とともに葬ったはずの範子からの招待状を受け取った4人の回想の中で範子の並外れた規範意識に驚かされ、苛まれていた状況が語られる。終盤、範子の夫と遺児・律子が開催した「思い出の会」で明かされた衝撃の事実。範子は最後の最後まで「正さ」を貫いた。範子に厳しく育てられた律子は母親の「正さ」を憎む時期もあったが、母が殺害された場面を視て、母の「正さ」を理解する。非常に恐ろしい物語。「郊外学習の班」(p.26)、普通は「校外学習」。
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藤枝梅安
ネタバレ太宰治の「走れメロス」にアレンジを加えた活劇。「走れメロス」自体が古伝説とドイツの詩人・シラーの詩をもとにして書かれており、この作品はそれらの「孫」のような存在。イモートア、ムコス、ギフス、ミタンデスなど、登場人物にそれっぽい名前を付け、ドタバタ喜劇の要素を加え、さらにプラトンを登場させメロスと対決させている。面白かったが、殺人事件の推理はゴチャゴチャしていてわかりにくい印象。後ろカバーに「二度読み必至の傑作ミステリ」と紹介されているが、一度でいいと思う。
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藤枝梅安
ネタバレ「ナースの卯月」シリーズの秋谷さんの書下ろし。今回は誰かの不満や屈託が「家の怪異」として視える訪問看護師・桃井由乃の視点で、自宅での療養や介護の抱える問題点が描かれる。5件のケースの多くが70歳台の自宅療養者で、自分自身が間もなく70際になるので、身につまされる思いで読み進めた。更に10年以上連絡を取っていなかった父親が倒れ、母が介護することになる経緯も語られる。家族が介護するのが当たり前、という考えから脱却して、専門家に委ねることに罪悪感を抱くことの無い社会の風習が醸成されていく必要があると感じた。
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藤枝梅安
ネタバレ小説家である「わたし」がスランプから抜け出すべく、焼き物をしに唐津を訪れ、そこで出会った「サワタロー」さんから水神(河童)の伝説を聞き書きする。という設定。秀吉の朝鮮出兵時期の物語で、歴史上の人物を登場させた歴史ファンタジー。なかなか頭に入ってこないストーリーだったが、割り切って読み進めた。
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藤枝梅安
ネタバレ結納品問屋・嘉吉屋の娘・お富美は日本橋の紙問屋に嫁いだが、大食いが姑に疎まれ、離縁されて出戻ってきた。母親は再縁先を探しているが、お富美は気ままに好きなものを食べて暮らしたい。上菓子屋の店先で知り合ったご隠居風の男性と顔馴染みになり食べ物談議に花が咲く。旨い鰻屋を教えてもらい食べに行くと、これが非常に旨くてびっくり。そんな暮らしを読売に書かれて腹を立てるが、ご隠居だと思っていた男性が、やり手の札差・鍵屋長次郎と知ってびっくり。長次郎とともに鰻屋の番付を作り始める。バタバタと話が進む江戸末期の物語。
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藤枝梅安
ネタバレ「ママ」が家を出ていき、一人暮らしだった祖母が家に入り「おかーさん」となり、父は「玲子ちゃん」と結婚した。ママは時々家にやってくる。智親は敏感肌の高校生、兄・善羽は中学校教員、弟・武蔵はスカートをはいて通学。妹・民は中学生。それぞれの視点で語られる4章構成。十八歳以下の若者の自殺が最も多い9月1日をどのように生き抜くか、4人の戦いを描く。外見に誤魔化され誤解され嫌な思いをさせられる点に「マッドのイカれた青春」との共通点が感じられる。「きっと、今が人生でいちばんキツくてしょぼい時期だと思う」(p.258)
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藤枝梅安
ネタバレ大型バスターミナルを舞台とした連作5話。大崎さんお得意の、書物や書店に関係ある人物が登場する。1~4話は夜行バスの乗客に起こった小さな事件と、バスクル新宿で見かけた少年のエピソード。第5話は1~4話までの登場人物が出会い、行方不明になった諒太という小学生があの少年だった可能性を探る。諒太の所持品が米子、長野、郡山で発見される。待合室でバスで遠くに行く人の荷物に自分の持ち物を紛れ込ませ、旅をさせていたようだ。諒太は和歌山の曾祖母に会いに行ったのだった。人生の岐路に立ち、長距離バスに乗る人々の「多生の縁」。
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藤枝梅安
ネタバレ1958年チャイコフスキーコンクールでクライバーンが優勝、第二位のナディアとの会話シーンから物語が始まる。ナディアは国の状況に不満を持ち、日本人外交官と結婚し日本に移住、娘を一人設けた。時代は変わってナディアの兄の孫で2010年ショパンコンクールで五位入賞を果たしたヴァレリーはモスクワ音楽院の客員教授。同じコンクールで伝説を残した岬洋介との再会と共演。岬の祖母はナディアだった。学部長殺害の真相は呆気なく語られ、懲役中にウクライナに派兵されたヴァレリーと元生徒のウクライナ兵との再会。音楽と国家の相克を描く。
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藤枝梅安
ネタバレ高校1年の馬淵季子は中学時代から容姿を馬鹿にされ、占い好きの変人を装って生活してきた。同じクラスの「マッド」こと槙島朱里ダイアナは英国人の母親譲りの類稀な美貌で周囲から敬遠されていた。互いにルッキズムの餌食となっている二人は絆を深めていく。槙島家の近所に住む佐々木忍が朱里の理解者だった。人の顔を区別するのが苦手な島田幹生の苦悩と決意。外見で差別を受け、生活環境の格差を実感させられ、喘ぎながら青春を生きる若者たち。青春の向こうにはさらに過酷な現実が待っている。京大に合格した馬淵は成瀬と出会うのだろうか。
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藤枝梅安
ネタバレ高幡高校陸上部の群像劇。100m、200m、400m、4×100リレー、4×400リレーなど、「陸部」の活動の中で生まれる焦り、嫉妬、諍い、共感など、女子高生の揺れ動くからだと気持ちを描く。顧問や保護者との気持ちのズレや、家庭事情による気持ちの揺れへの言及もあり、純粋に競技に取り組むことが難しくもあり、同時に恵まれている側面もある。部活引退後、卒業後の進路に悩む姿も描かれ、陸上という誤魔化しの無い世界で展開される喜怒哀楽が詳細に描かれている。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/12/03(6320日経過)
記録初日
2001/08/18(8984日経過)
読んだ本
4904冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
1675663ページ(1日平均186ページ)
感想・レビュー
4333件(投稿率88.4%)
本棚
13棚
性別
年齢
69歳
血液型
O型
職業
無職
現住所
静岡県
外部サイト
自己紹介

静岡県藤枝で生まれ、藤枝で育ちました。
実家が池波正太郎さんの小説の主人公「藤枝梅安」の生家の近くだったので、この名前をネットで使い始めました。平成7年のことですから、31年目になりました。

2017年3月まで高校の英語教員をしていました。
2018年4月から最後の勤務校であり母校でもある藤枝東高校に非常勤講師として勤務することになりました。
2022年2月で非常勤講師任用終了し、完全退職しました。
歌舞伎が好きです。一番好きな役者は中村萬壽さん。が、ここ数年は歌舞伎から遠ざかっています。

富士山静岡交響楽団を支援しています。

読んだ本は基本的に市立図書館に寄贈しています。

感想を短くまとめるのが苦手なので、コメントの形で感想を連ねています。そんな拙い感想にもかかわらず、多くのナイスを付けていただき、感激しています。ネタバレにならないように気をつけて感想を書いていきたいと思います。

読書メーターには若い男性や女性の方が多いようで、
私のような年配者は、こちらからメッセージを送るのは気後れするので、殆ど勝手に「お気に入り」にさせていただいております。悪しからずご了承ください。

飯島和一、岩井三四二、山本兼一などの歴史物が好きです。葉室麟、野口卓、伊東潤なども読みます。最近は西條奈加、朝井まかて、澤田瞳子など、女性の作家を多く読んでいます。

好きな作家(五十音順):
飯嶋和一、池波正太郎、伊坂幸太郎、伊東潤、岩井三四二、北森鴻、熊谷達也、帚木蓬生、火坂雅志、宮部みゆき、山本一力、山本兼一。

好きな音楽・作曲家・演奏家:
モーツアルト、ブラームス、マーラー。セル、バルビローリ、ケンペ、シューリヒト、グスタフ・レオンハルト。シュターツカペレ・ドレスデン、クリーヴランド管弦楽団。ビル・エヴァンス、レイ・ブライアント。イエス、キング・クリムゾン。



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