ドラマになるほどドラマティックなことは起きないけど、ちゃんとドラマになってる系漫画。 にしても、絵柄がもうこれ以外ありえないほど話に合ってる。

御来屋くんの後方彼氏ヅラからしか得られない栄養分がここにありまーす！

ドリアンの退場で独歩が食らうとばっちり。板垣さん「なんか勢いでやっちまった」みたいな展開するよなァ(笑) 刃牙の恋愛描写の「これ戦う理由づけです」みたいな唐突さだが「苦手ですが頑張ってます」みたいな感じで嫌いではない。

明良くんちゃんの独壇場だぜ！ アキラは男の子みたいな女子の名前の代表格だが、逆は珍しい気がする。

過去話を織り交ぜて、ちょこちょこストーリー的な謎を入れてくる。前の巻で新規ヒロイン2連発は急ぎすぎでは？と思った時点で答えに気づいて良かったのでは、などとクイズ形式でストーリーを考えてしまう(笑)

早押しボタン、高いんだねぇ！

問題の頭だけ出してる場面、続き(答え)が気になって気もそぞろになってしまうが、それはそれで登場人物と気持ちがシンクロしているようで良い体験。

この漫画、貞本義行だと思っていた時期が僕にもありました(笑) それはともかく、早押しクイズは競技かるたと似た部分があるのだなと、ふわっと感じていた感覚が明快になった。 主にベタ問に関してだろうけど。

愚地独歩もすごいが、この世界の医療技術の高さがすごい。

遊園地で遊ぶドリアン「とりあえず出したアイディアを消化しとくか」みたいな巻で、読み飛ばしても気づかないかもしれない。 烈海王との因縁部分は要るけど。

ドリアンの破片グリスはできるわけ無いだろ感がすごく高いのだが、次々とできるわけ無いだろを畳み掛けて、どうでも良いところ気にしてたな、って感じにさせるの力技にも程がある。

「いたんですか…」そりゃあいる、いるに決まっているが同じ感想を持った読者は多いだろう。

〇〇そっくり、だから凄い。みたいな理屈がよく登場するが、割とその場では「確かに！」って思っちゃうんだよな。 よくよく考えたら「だから何」って話なのに。

公衆の面前で、群衆の前でッ！イチャイチャしやがってッ!!! (って…梢江ちゃんが言ってますぅ⋯コソコソ)

勇次郎が群衆に驚いたり、息子に喜んだり、妙に人間臭いというか小物っぽい動きをするんだが、もうこのレベルになってくると「まぁ勇次郎だからなぁ」みたいな妙な納得感がある。

秋田書店を壊滅に追い込んだ親子喧嘩、開幕ッ!! この辺り横向きレイアウトが多い。

仮面ライダーやウルトラマンが武器を持つと「戦車が鉄砲持っても強くはならんだろ」みたいに思うが、独歩の世界観もそれに近いもののようだ。空手最強！

超人、いや怪人もはや妖怪!?花山薫ッ!! そして味わい深さ満点のモブ解説。 刃牙を読んでるって感じるぜ。

しかしこの漫画、効果線のノリで歯を撒き散らすよな。 このキャラはこの時5本歯が飛んで計130本に達した、みたいな記録をつけてる人がいそう。

足尾銅山歴史探訪、かっぱ釣(笑)と、普段やらないことをやってみるというのはなんでもリセットに繋がるのですな。

デミトリアスのおっさん、もう魔術級というか神話級の強さだな。

思い出したように高校生活を捩じ込む。 たまに、この世界の一般は一般常識で動いているということを見せないと、世界全体がおかしいような気がして、何がすごいかわからなくなるからね。

ニキ・ヴァシュマールに似てるなーと思うんだけど、逆にヴァシュマールが神主モチーフなのかなと思ったり。 などと、本編に関係ない感想を持ったりしつつ⋯完！

放射線が！とか思ったが、それを気にする状態でも作戦でもなかったわ。異常事態に適応できてないな。

世間にジアースの内情が知られ始め、対マスコミ、対市民みたいなフェーズに。 2009年にこの巻から読書メーターに登録している。コマが独特だと、一巻と同じようなこと書いてた。

一貫して命の価値を問うている本作だが、この巻は哲学的というかSF的というか、禅問答というか。 敵の正体がわかって、戦闘のバリエーション出してきた。

マキちゃんは男の子向けの趣味好きな女の子キャラとして、割とエポックな気がしてるけど、どこがと言われると明快に答えられない。

パイロットごとのオムニバス的な構成になるのは必然の設定だが、ちょこちょこと新事実や謎が出てきてサスペンス的な縦軸が作られてきた。

表紙のナイトプールの帽子の場違い感。皿を隠してんのか？(笑) 篆刻とか手を動かすことで精神を整えるリセット。

長篠の戦いは一般的には「織田の鉄砲が凄くて武田の騎馬隊を蹴散らした」みたいな印象だが、流石に本作はしっかりきっちり描いてある。

政府も絡んできて怪獣ものっぽさが増してきた。 全員こうだったら話にならないんだけど、自暴自棄になる子供もいて、嘘っぽさが減った。

言ってしまえば「不治の病もの」の変形あるいは「デスゲーム」の一種なんだけど、カメラだとか線描だとか一歩置いた冷静さがあって、他に見ない味わいがある。

鬼頭さんの流れに沿ってコマとコマを近くに配置する手法、この時もうやってるんだけど、フォロワーを見ないな。 漫画力(コマ割り力)を必要とするから、真似できないのかもしんない。

真に人類最強の奴らは当然人を殺しているし、危険だからつかまってもいるが、そこから抜け出すなど簡単だし、一般人は瞬殺、前作の猛者もかないはしないのだッ!!! そんなんで説得されるかよ板垣！だが、こう矢継ぎ早にやられると説得されてしまうのだッ!!!

シンクロニシティッ！じゃねーんだよ(笑)「なんかそれっぽいこと言ってるけど何も言ってない」なのに妙な説得力がある、それが板垣先生のワザマエ。

ジャック=ハンマー、独歩、渋川と刃牙ッ！って感じのメンツ。ところで天内悠は見た目もキャラもつるんとして、ピンとこないな。

この巻は薄味だが、特攻隊長柴千春がこの場にもこの漫画にも「なんでいるんだ」感が強く、変な存在感を出してる。 みんな、試合したらかなりの確率で再起不能なダメージ受けてるんだけど、鎬紅葉が全部治しているんだろうか。

夜叉猿といい愚地といい、親子二世代にわたる因縁という演出で、どうしても勇次郎を思い出させるというの、ベタだけど効く。 しかし、花山薫の一撃や愚地克巳の関節戻しは格好良いが、そこに持っていくまでの前振り長すぎない？

大量にページ使って登場した格闘家が、気軽にいなくなるのがトーナメント。 烈海王、最初こんなんだったっけ、みたいなのが感じられるのが歴史。

福冨、中学、陸上、幅跳び、ほほう。

11巻で15周年ということで、1年ではページ貯まらないよね。 鯨井先輩も無職15年か(というわけではないと思うが、時事ネタやるからなぁ)

EIKOがホームで過去の自分のような人を助け、孔明は夢を諦めかけたEIKOに力を貸したように毒島騎手に力を貸すのである。 離れていても心は繋がってるみたいなー。

サマソニの炎が鎮火⋯する間もなく競馬編。…競馬編!?

サマソニは最終的に計略もなんもなく、EIKOの実力でクライマックスを迎え決着。 予定調和といえばそうだけど、そこを外しては話の屋台骨が歪む。

イーストサウスが西南の風で、ネット炎上が火計で、KABEが赤壁ってこと？いやKABEは黄蓋だから違うか？ 作中の作戦は比較的シンプルだが、無理に三国志に当てはめようとして良くわからなくなる(笑)

サマーソニア本番。確かに孔明ならやるだろう、を知略以外から持ってきたのに感心してしまった。 これ、次のシリーズへの伏線にもなってるんだよな。

世知辛い会社の日常を可愛い動物でオブラートに包む『アグレッシブ烈子』的手法。なぜオブラートに包むのか、そうしないと飲み下せないほど苦いのだ。

縦に伸びてた頭の形が戻ってきたかな？ テント用品買ってもキャンプに行かない人…はっ！へやキャン△!!

最大トーナメント開始ッ！(再開？)

スライム娘。かなりホラー寄りの設定。

一人旅団どころじゃねぇ！ それはともかく地下闘技場、やっとここまで戻ってきた。

クロちゃんに貫禄みたいなのが出てきたのは意外、そのままの君でいて(笑) 2ndは後半ずっと戦ってたし、もうひとつスッキリしない終わりだったな。

さすがに、夜の公園長すぎるのでは？ それはそうと安心しちゃうよね。アキラに言われちゃうと。

夜の公園での戦闘が続く。緊張感で苦しい。 笑いを、笑いをくれ、ジャッカル富岡を!!

あー、特殊コンタクトしてるのが敵、わかりやすい。 これもうジオンのモビルスーツはモノアイ、並の技じゃん。

6人も追加投入されると、読者も誰が誰だかわからんようになるぞ!! あ、そもそも誰かわからないから、サスペンスになるんだわ上手いな。

「こうすれば誰かわかるか」「あっ！」 卑怯な手で笑いをとりにくるんじゃねぇ、笑うじゃねぇか(笑)

えーこの漫画で、恋愛描写でドキドキしちゃうことあるぅ!?

ヨウコちゃんの解説力は、シラフでも健在だった！ アッくんマスクが、いい感じに緊張感をほぐすなぁ。

まさかここまで新婚の空気が甘ったるくなるとは!?そしてレンタルおっさん。まさかまさかを想像外から飛ばしてくるな。

すみれの、かっこいい女とダメな女の振れ幅が大きすぎる！おすしは大体ダメなので大丈夫(大丈夫とは？

裏闘球大会もクライマックスですが、そろそろリアリティラインがわからなくなって「どのへんでスゴイと言っていいのかわからないチキンレース」に入ってきて「これはスゴイ!!⋯のか？」みたいな感じに。

2倍の2倍で4倍ッ！コンマ2だから2回死んでるッ!!そのりくつはおかしいッ!!! だけど、変な説得力を出してくるのだ、この漫画は。

各ジャンルの格闘家に道場破り、異常な時間のウォームアップ、ハッタリを積み上げる巻。

表紙の通りセキララVSイコ、両者ともあんまり深く関わらないキャラなのかと思ってたんだけど、いつの間にやら作品の根幹に関わる超重要キャラ。

ヒーローは何を救えるのか救うべきなのか、救いたいという心はエゴではないのか、そんなところに踏み込んでくると、ラストは近いなという気持ちになる。

SICK HACKの過去編、青春！…そして今、あの時やらなかった別の青春も取り戻す…姿がキツい(笑)

先生が意外とルリのこと把握してたりして、なんか「サトラレ」みたいに、実は後ろに保護組織とか存在してたりすんのかな。

感情がこもって迷走して思いがけず大胆な行動を取るはとっちは、実に主人公らしいのだ。モブみたいな顔だが。

城を構えた上に石田三成登場で、信長陣営の中で着々と足場を固める秀吉。そして舞台は信長覇道への分水嶺、長篠へ！

同年代の少年皇帝ネロと奴隷闘士セスタス、明日の命が知れないという意味では同じ立場だった。 ライバルにヒロインに愛憎こもった友、少年漫画の王道展開だ。

最初、コロコロはゴルシの他にタキオンの外伝もやるんだー、と思った人は多いでしょうが違います。 予想以上に本気でホビーで遊んでくるお姉さんだった。パロディも本気。

ラブコメになる空気をちょっと出してはスカす本作だが、ジュレ登場以来、コタロー側は結構ラブコメしている。

高校三年になってからさらに時空の歪みを感じる弱ペダ、しかし進んでいるからには来るのだ、坂道VS山岳が!!

本格的な対戦になった後、多重人格設定をまったく使わないってことある!?あるのだッッッ!!!

「リアリティと漫画的爽快さ」の絶妙なバランスで最後まで描き切った傑作。たっぷりとエピローグに使ったのも良かった。

ドラマになるほどドラマティックなことは起きないけど、ちゃんとドラマになってる系漫画。 にしても、絵柄がもうこれ以外ありえないほど話に合ってる。

本当に頭のいい人たちの頭脳戦を読むと「えーっと、喜んでる方が勝ったって事でいいのかな」と漫画のアホの子が担当する感想になってしまう。

最後まで気持ちよく読めた漫画でした。 ところで、ラズマー、タズーって、アニメでラズマタズが楽曲を提供する流れですか？

立学との決戦の盛り上がりも頂点に達したところで、最終巻へ。 もういっぽん！あといっぽん!!

「やっぱ一番はあれだな、早苗の試合」と園田と一緒に後方彼氏ヅラしたい。

ビリーミリガンとか引用してくるのが、板垣先生の上手いところ。よくよく考えると、だから何？ってなるぐらい別の話だったりするんだけど、話に勢いと説得力が出る。

タコ〜クロ〜！元々タイムリミットありの設定だったので、間延びなく終わって良かった。最後にサプライズ展開もあったしね。

今更だけど絵が上手いよな、実写化したくなる系の漫画だ。 ただ、わりと気軽にイマジナリーライン飛び越える漫画の文法で描かれてるんで、コンテがわりにしようとすると痛い目見そうだ。

タコ社長だけは、なんだかんだアンジャッシュしきって平和に終わってほしい。

敵味方、目的が入り乱れて何が何やら。あれ、こいつ死んでなかったっけ、なかったな、ぐらいの乱れっぷり。

山岡が恐怖を感じないというターミネーターじみた感じとか、花言葉とか、座れよ俺が偉そうに見えるじゃないか、とか、非常にキャラの作り込みが丁寧だよな。

ヨウコが動く。なるほどねー、アキラだと因縁とかそういう普通の作劇を超越したところにいるから感情移入を阻害するもんね。

河合VSクイーンの再戦が見られるなんて!!タコちゃんでいい話みたいになって、それはいいんだけど微妙な消化不良あったんだよね。完勝！(ネタバレ)

普通これで1エピソードいけるなというネタからもう一本分足してくるのびっくりするからやめて(やめろとは言っていない

ツカちゃん美しさがイケメン方面へ進んでて、モテてるんだろうなぁ…女子に(笑)ヅカちゃんと呼んでも過言ではない。 試合続きで、扉で着替えシーンをこなす技あり。

並行世界、没になった(なったとは言ってない)キャラも気軽に出せて便利よのぅ！壽姉妹は可愛いね!!

野球回があるアニメは名作、とか言いますがアニメでここまではやらないだろうな。てゆーかユニフォーム的コスチューム描きたかっただけ説。そしてなんかグレンラガン味がして来た。

ジラフ君ちゃんも登場。 この漫画、パース合わせが大変なのもそうだけど、その場限りの衣装とかメカとかわりと登場するんで、アニメは大変だな。

和装のお嬢様みどりも参戦。ちょっとキャラ増えすぎて、登場順番待ちみたいになってきたが「サンデーの漫画はそのようなもの」ということです。

痴漢を懲らしめるとか、ファブル的には小さいことやるのぅからの！割とこれ舞台の根元を変えてきたな!!

ジャイアントスライムペネロペ、ぷにると被ってますわぁ。 ところでこの漫画、大きくなったり小さくなったり自由自在って、ふしぎなメルモをすごい極端にした話ということに気づいたり。

学校に行ってないぐらいの世間とのずれっぷりなのに、牛丼は普通に食うお嬢様。市民大好きだから、わりと庶民の生活には詳しい部分もあるんだろう。市民と言えば「防護スーツです」で作画コスト抑えるの、すげぇアイディアだ。

第二のジャイアントお嬢様ステラやメカメカしいドレアなど、引き出し全部開くぜ、とばかりの大盤振る舞いだぜ。 あと、おパンツのディティールがだんだっ凝って来てません？久米田先生にネタにされちゃいますよ。

SSJKマドカ、ついでにお父様も登場。 衣装も増えて、巨大娘以外の癖もダダ漏れだっ！

味方の女子が、すごい強いことを強調して、それ秒で倒すのって少年漫画だと完全にラスボスムーブなんですが(笑) 少年漫画の主役は大抵その時、女の子には負けてるもんなんですよ。

シムシティに大美人をミックスしたゲームを遊びたくなるな！

獣人じゃないレギュラー、たつろー先生の出現率が高いな。 もうヤニも猫も関係無く、普通に漫画家マンガになってることも。

キャラ増えてきてるが、このアパートの部屋数と入居者の配置どうなってんだ？とわりとどうでもいい疑問が。

ちょこちょこ「獣人ってヤニが見せる幻覚」じゃなくてこの世界では存在する生き物って描写出てきて、…どこに行こうとしてるんだこの漫画、と思うことはある。

ついに始まる金鷲旗。姫ちゃんねるが大人気になってるのが、まさかの切り口だったな。なのに姫コがあまり知られてないの伏線すぎる。すわアイドルデビューか(そっち!?