2024年3月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 2815ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 919ナイス

2024年3月に読んだ本
10

本を登録する
2024/03/31
フィッシュストーリー (新潮文庫)
- 伊坂幸太郎
338
登録
24545
本を登録する
2024/03/27
ともぐい
- 河﨑　秋子
304
登録
2161
本を登録する
2024/03/21
本の雑誌489号2024年3月号
144
登録
65
本を登録する
2024/03/19
娘がいじめをしていました
- しろやぎ秋吾
176
登録
204
本を登録する
2024/03/18
太陽の塔 (新潮文庫)
- 森見登美彦
237
登録
25904

本を登録する
2024/03/18
鏡の国
- 岡崎琢磨
488
登録
1735
本を登録する
2024/03/11
ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: S…
- 井上真偽
256
登録
1739
本を登録する
2024/03/11
ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: …
- 井上真偽
256
登録
1671
本を登録する
2024/03/03
嘘をついたのは、初めてだった
232
登録
425
本を登録する
2024/03/02
エレファントヘッド
- 白井智之
384
登録
1934

2024年3月のお気に入り登録
1

2024年3月のお気に入られ登録
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

shio

2024/03/27

ネタバレ生きるものの熱さや匂いや手触りが、言葉を通しているとは思えない程の生々しさで伝わってくる。北海道の猟師・熊爪が生き物を狩り、食し皮を利用し、生きるその様が、自然と完全に溶け合っている。獲物を鉄砲の弾丸や米と引き換えるため人里に下りても、他人との接点は最低限。そのバランスが熊との対峙で大怪我を負った時、崩れる。生き方を見失い死に損なった熊爪の迷い。羽振り良く熊爪の面倒を見てきた良輔の落ちぶれ方、日露戦争が始まる不穏な時勢など、人としての生き方を模索する方が熊との死闘より怖いとは…。凄まじい作品でした。

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

shio

2024/03/04 18:20

【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。中島京子『うらはぐさ風土記』を10名様にプレゼント。応募受付は3月11日(月)の正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/553?track=share

うらはぐさ風土記

中島京子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

shio

2024/03/31

ネタバレ4つの中短編集。生贄の風習のある村を舞台にした「サクリファイス」が異色！副業の探偵で人を探しに来た黒澤。フォークロアな雰囲気漂う村での黒澤の活躍が妙味があってよい！同じく黒澤登場の「ポテチ」野球は分からないけど、最後の場面の高揚感！野球ヒーローは存在するんよね！！普段ポテトチップは塩味派の私ですが、コンソメ味の口になります🤤「動物園のエンジン」夜の動物園にいるとある人物から、市長殺人事件や家族離散の妄想へと膨らむ。のんびりした会話をしている人物たちの末期はそれぞれ悲惨なのが切ないな。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ生きるものの熱さや匂いや手触りが、言葉を通しているとは思えない程の生々しさで伝わってくる。北海道の猟師・熊爪が生き物を狩り、食し皮を利用し、生きるその様が、自然と完全に溶け合っている。獲物を鉄砲の弾丸や米と引き換えるため人里に下りても、他人との接点は最低限。そのバランスが熊との対峙で大怪我を負った時、崩れる。生き方を見失い死に損なった熊爪の迷い。羽振り良く熊爪の面倒を見てきた良輔の落ちぶれ方、日露戦争が始まる不穏な時勢など、人としての生き方を模索する方が熊との死闘より怖いとは…。凄まじい作品でした。

が「ナイス！」と言っています。

さすが日本一尖った賞であるメフィスト賞！その特集だけに、本の紹介一つ一つも濃厚で、あらすじだけで作品を読了したような気分に。実際に読んでるのはわずか3作、積読が6作😅第一回受賞『すべてがFになる』はメフィスト賞に応募したわけではないという、賞創設の経緯はいろんな所で読んだけど、やはり面白い！舞城王太郎や西尾維新など読み進めたい作家さんが多数。潮谷験『スイッチ』近いうちに読もうかな。今後の受賞作も楽しみ！そして『本を売る技術』がコミカライズ連載してる！棚作りの分かり易さが増して良い✨単行本でほしい！

2024/03/22 15:50

おお、買えました😸楽しい号ですよね。メフィスト賞が見渡せる冊子なんてそう無いので貴重な保存版です。

shio

2024/03/22 17:19

kadocksさんのおかげで買い逃さずにすみました！ありがとうございます🙇メフィスト賞64冊、見ごたえありました🎶65回受賞作も読むつもりです！

が「ナイス！」と言っています。

shio

2024/03/19

ネタバレ広告を見て途中まで読み、気になって借りたけど、他人事とは思えず、あまりに苦しくて吐き気がするほど。いじめられた経験のある赤木加奈子は、突然娘の愛の友達・小春の母から「愛にいじめられたから謝罪してほしい」と電話を受ける。問い詰めても誤魔化して笑顔を見せる愛を「きもちわるい」と思わず殴る加奈子。また不登校になった小春の母も、立ち直れない娘に苛立ち「ずっと逃げてれば」とキツい言葉を放つ。この件は主に大人目線で進み、いじめの真相が結局はっきりせず、娘の気持ちが分らないまま終わるのが辛い。

が「ナイス！」と言っています。

モリミンにすっかり嵌ってしまい、コンプリートを目指します！👍手始めにデビュー作から！あら、デビュー作のタイトルは大阪名物やん！😳でもやはり、すでにお馴染みモリミンワールドは健在！こじらせ京大生の失恋とムサい男だらけの企みが京都の町を巡り、叡山電車はガタゴト走りGキューブからおぞましいアイツらが溢れ出す！そして主人公の私をふった彼女のお気に入り、太陽の塔の描写が圧倒的にその通りでゾクゾク✨何度見ても「なんじゃこりゃあ！」な存在感。芸術は爆発だよ、ビッグ・バンだよ、宇宙遺産だわ。なんのこっちゃ。

2024/03/19 17:22

えっすごいすごい！！アニメや舞台まで！！😳ムック本は私もたぶん持っている…頑張って追いつきまーす✊

中村です

2024/03/19 18:00

はーい♡╰⁠(⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠´⁠꒳⁠`⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠)⁠╯

が「ナイス！」と言っています。

shio

2024/03/18

ネタバレミステリ作家・室見響子の遺作を出版することに。小説家になる前の習作で「ほぼノンフィクション」であるという。担当編集者が感じた違和感。「この原稿には削除されたエピソードがあるのでは？」それを意識しつつ作中作『鏡の国』を読み進む。身体醜形障害の響と顔に火傷を負った郷音、相貌失認の伊織は幼馴染。再会し幼い頃の悲劇の謎を解く。ルッキズムをテーマにした話としては興味深く面白いけど、ちょっと出来過ぎ。エピソードもあってもなくてもどっちでもいいし、もう3人のノリに付いていけなかった。私ならこの関係で親友とは呼べないな。

が「ナイス！」と言っています。

ぎんなみ商店街の焼き鳥店「串真佐」。ささみ、つくね、ももと名付けられた三姉妹、こちらもBrother編に劣らず個性的豊か✨名前を恥ずかしく思うものの、自店の美味しい焼き鳥と育ってきた商店街に愛着がある。だから商店街で起きた事件は見過ごせない。解決に乗り出そうとすると絡むのが宝石店で商店街のボス・神山園子。彼女は何者!?そしてついに長女の佐々美が誘拐された!?津久音と桃も脅迫され、命の危機が迫る！事件は二通りの解決で結局何がどうなった!?と混乱したけど、読み比べながら考えるのも楽しい🎶

ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編: Sister編

井上真偽

あらすじ・内容

ポプラ並木

2024/03/11 20:28

shioさん、三姉妹の名前に驚愕！えええー　さらに、ボスの登場とは面白そうだね。この作家さん初めてです。

shio

2024/03/11 21:16

ね〜😅Brother編もそうだったんですが、子どもの名前についてふれる場面があります。私は娘に、あえて親の希望を託さない名前にしたんですが、由来を聞かれると困りました😅井上真偽さんこの頃ハマりつつあります🎶次は「アリアドネの声」、「その可能性はすでに考えた」読む予定です👍

が「ナイス！」と言っています。

shio

2024/03/11

ぎんなみ商店街で起こる事件を、四兄弟視点と三姉妹視点で考察する。袴田商店に突っ込んだ車の運転手が死んだ。死因は焼き鳥の串が喉に刺さったこと。残された串から、兄弟編は「モモタレが一切れ？二切れじゃなくて？」姉妹編は「モモタレが一切れ？モモ塩じゃなくて？」1つの事件に2通りの解釈。まずはBrother編から読んでみたけど、絵本作家の母を亡くした四兄弟が個性豊かで楽しい！イケメン料理人長男のご飯が毎回絶品過ぎるし、児童文学に絡む展開も素敵✨最終話は不穏でハラハラ😨姉妹編はどうなる？

ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編

井上真偽

あらすじ・内容

ポプラ並木

2024/03/11 20:30

shioさん、おおーさっきのsisiter編とシリーズものなのかな？今回は4兄弟！設定が奇抜で面白そうだね～

shio

2024/03/11 21:10

1つの事件に2つの真実！という、2作ペアの作品です😆どちらから読んでも🆗で、それぞれ一味違う推理を楽しめますが、逆に言うと、1作読んだだけではちょっと物足りないかも💦

が「ナイス！」と言っています。

shio

2024/03/03

「嘘をついたのは、初めてだった」から始まる短編集。29人の作家さんによる、それぞれの嘘とは!?とワクワクしながら読むも、嘘とかあんま関係ない展開の話などもあり、飽きもきて、設定はあまり楽しめなかった😅大山誠一郎「偽りの証言」阿部暁子「悲雨」西尾維新「生まれる前から倦まれてた」柾木政宗「盛ってるで……」矢部喬「嘘コントパンケーキワイヤドテレフォンスーサイドゴーホーム」など面白かった。小川一水、高田嵩史など初めて読む作家さんも何人か興味深かったけど、西尾維新の長編を読んでみたいな。

2024/03/04 13:26

ポプラさん、面白いんですけど、全編同じ冒頭文で始まるのに飽きちゃいました😅少しずつ読むのがいいのかな。西尾維新はシリーズ多いですよね！いずれ必ず🎶

shio

2024/03/04 13:30

maxaさん、そうそう！(笑)嘘をついたのは初めてなわけないやん、っていうのをあの手この手で展開していく中で、西尾維新さんのがほんまに初めて設定で面白かったです🎶でも私は嘘つかないですよ(笑)というより、なんかいろいろ誤魔化してきてる気がするなぁ…

が「ナイス！」と言っています。

shio

2024/03/02

ネタバレこれは無理！ホント無理！読むほどに無理！エログロ初心者には耐えきれない。吐き気を何度も催す、それすらも作品とリンクしてて悍ましい。なのでほぼ流し読み、多重推理は面白いけど途中から理解不能、ぺぺ子の辺りで読むのやめようと思ったけど、想像もつかないエゲツない世界がここにあると知らしめる迫力。圧巻なのは間違いない。夢であってほしい世界を現実に象る鮮やかな手腕！ついのぞいてみたくなる…けど、引き返せず酷い目に遭いそう。え、これ、どうしたらいい？読後狼狽する本なんて初めて😅

が「ナイス！」と言っています。