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クモの糸でバイオリン (岩波科学ライブラリー)

感想・レビュー
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kirin100
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クモの研究者でもバイオリンの奏者でもなかった著者が、挑戦を重ねていく物語。様々な苦労があったのだろうと想像するけれど、興味や好奇心は強い。とても面白く読んだし、巻末の岩波科学ライブラリー既刊タイトルの並びも楽しかった。
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nina
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研究系、しかもクモで読めないかと思ったけど、とても興味深く楽しく読めた。日に当たるクモの糸と紫外線とか、束ねて弦にしたら形が変わるとか、おもしろいなあ。
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chish
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面白かったです!本当に自分の好奇心から生まれる問いに対して、どんどんと工夫を重ねて良いものへ改良させ、プロがぜひ弾いてみたいと言うまでのものを作る様がありありと目に浮かぶようでした。やっぱり研究者の方々が余裕をもてて、自分の好きなことにも取り組める環境になってほしいものです。
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hnzwd
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クモの糸は巣のどこで使われるかという用途に分けて、違う性質のものが使い分けられてる、とか、なぜ普通の糸より高い強度となるか、あたりは興味深く読みました。論文等ではそちらがメインになるんでしょうが、入門としての解説に絞っているため、クモの糸で作った弦をバイオリンに張って演奏することや、結果、海外や日本でどのような反響が、という所が多めに書かれてました。音色が違うのはわかるけど、どのように違うのか聴いてみたい。
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なっぷぅ~
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★★★★研究者の好奇心と並々ならぬ努力。たくさんの知識を得たし、関心をもって読み進めることができた。40年にも及ぶ研究が実を結ぶと科学も芸術の追究となる。蜘蛛の糸はストラディバリウスにもグァルネリ・デル・ジェスにも負けない!
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浦島の亀@南メキシコ
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クモはかわいい(タランチュラのタラちゃんは本当にかわいかった)、バヨも好きとなれば読むしかない。岩波科学ライブラリは初めてだと思うが、まったく難しいところはなく読みやすかった(物足りないくらいだった)。クモの糸で作った服があるとかも知っていたが、最終的には数ヶ月の使用に耐える弦ができていたとは驚き。弾いたあとの松脂を拭き取るとかもできるんだろうか? クモの糸の音色の原因が最密充填構造にあるのなら、そうなる柔軟性を持った人工素材を開発できないのかな。クモの糸を集めて作るのはクモも人も大変すぎる。
Haru

糸🧵の話からだいぶ外れましたね。 『蜘蛛の糸』のその強さ、お釈迦さまもご存知だったのですね…たぶん。

08/31 20:57
浦島の亀@南メキシコ

そうそう、この著者、最初はクモの糸に人がぶら下がれるか?を検証し(ぶら下がれました)、トラックを引っ張って動かせるか?を実験し(動かせました)、その辺のこともざっと最初に2章くらい使って書いてあります。人がぶら下がることはできるけど、乱暴にすると切れちゃうところまでそのまま。ただしもちろん一本ではなくて、ものすごい数の糸をより合わせてやっと、ではありましたw

08/31 21:09
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ファーストフラッシュ
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ネタバレ●クモとのコミュニケーションに5年も!厳しすぎればヘソを曲げるなどの表現、面白い!●糸を濡らすと縮むのに雨だと縮まない●「遺体の臓器を触ることがあるが、その乾いたときのものに似ている」●奥さんの言葉に「一層燃え立たせた」えっ、燃えてたの?●国際学会で発表!クモの糸をストラディバウルスに!●太さが不均一なのは結合場所だけ?他はそんなに均一なの?●クモの糸の奏でる音が音楽そのものを変える!先生の興奮ぶりが共感できた瞬間●図24に興奮!!最密充填構造❣️❣️❣️●奥さんの皮肉?とは違って素晴らしい音色でよかった
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プンヴァ
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ネタバレまさか、クモの糸でそんな事が出来るなんて!著者の本業が別にあるのも凄いと思いました。バイオリンの音色を想像するのも楽しかったです。
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つんこ
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クモの糸を研究するってことは、クモをつかまえなあかんし、肝心の糸を気持ちよく出してもらわなあかんわけで。 クモと心の交流ができるようになるところから始めて、芥川龍之介のようにクモの糸に自分がめでたくぶら下がれるようになったり、そして今度はバイオリンの弦としてどうなのかを調べるために自分がバイオリンを習いに行き始めたり。ストラディヴァリにクモの糸で作った弦をはって、音声ファイルと共に学術雑誌に発表、その弦が通常のものよりも倍音豊かであることを証明したというのだから。クモの糸の弦。実用化できないんだろか。
セロ弾き

実は僕らが公民館の一室でカルテットやってるときに「ちょっと聴かせてもらっていいか」とおじいさんが入ってきて、しかたないので不信感ありありで弾き続けたわけですが、そのあと、蜘蛛の糸で弦をつくってるんや、と謎の言葉をいいのこして立ち去っていきました。後々、この本の著者の先生やったとわかり、しまったもっと強力しとけば弦をもらえたかも、と後悔しております。

08/04 15:48
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lovekorea
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一般ピープルはよく、「その研究って何の役に立つんですか?」なんつーことを言うものですが、研究者たるもの、そういった雑音に負けてはいけないということが良くわかる本でした。
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バジルの葉っぱ
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クモと楽器、思いもよらない組み合わせでしたが、とてもおもしろく読みました。 クモをリラックスさせて機嫌のいいときに糸をとったりなど、クモへの愛も感じました。(ストレスがあり攻撃的になると捕獲用のねばねばの糸がててきてしまうかららしいです) クモの糸のバイオリンを実現するまでの試行錯誤は、研究者の執念ですね、すごいです。本業の研究の傍らの趣味の研究にこれだけのエネルギー、そして自分で演奏するために習いにまで行ってしまうところなど驚きました
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人工べん
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個人的にはクモの糸の科学的特性というのを知ることが出来るのかと思ったが、実際は違った。科学者がどのように課題を解決し、実験し、世間にアピールしていくか、という記録の本だった。いわゆる仕事としての開発者でも、開発の一連の流れを体験することはないのであるが、この本では思いつきから、実際のものを作ってしまうところまで追体験できるので、ものづくりのをしたい若い人にはお勧めの本。
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TrueColors
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クモの糸を束ねてバイオリンの弦にするドキュメンタリー。逃げる時に出している糸が、実は2本でできているから弾力性と強度があって、弦に最適だとか。そもそもクモが何種類もの糸を使い分けているなんて、なかなかやるなあ。クモの巣は、雨粒がついたり獲物が引っかかった時に、小さな美しい音がするんじゃないかしらん。
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tom
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クモの糸で作ったバイオリンの絃と普通のバイオリンの絃を比べると、クモの糸の方がはっきりと倍音が増えている。おまけにこの弦をストラディバリで弾く。バイオリンを弾いた大阪音大の先生、さぞかし幸せなことだったろうと思う。図版を見ると、弦の構造も全く違っている。クモの糸には、しっかりと構造物が詰まっていた。なるほど、ここから音の違いがでるのだ。弦メーカーは、この研究を使った製品開発を試みてるだろうけれど、今のところ見たことも聞いたこともない。発売されないかなと期待する。
tom

それにしても、学者はいいなあ。趣味で楽しんで研究して、ついでに研究のためにバイオリンまで始めてしまう。うらやましい。

04/25 08:22
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イワハシ
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タイトル通り、クモの糸でバイオリンの弦を作る話。生物学者の過剰な情熱本はどれも面白い。まずは実践、理論は後。素晴らしい
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はなこ
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こういうことを思いつく、そしてやってみる!そういう人がいることに励ましと勇気をもらえます。わたし最近つまらない人間になってたけど、この本を読んで元気がでました。発想の斬新さもさることながら、クモの糸のバイオリンを弾くためにバイオリンを習ってしまうその情熱!普通のスチールの弦であっても、ただの金属のヒモに見えるけど実は考えぬかれた構造をしていることもわかって、とても興味深い一冊でした。クモのこと見直しちゃう。
hagen

この本、早く読みたいんですけど、未だ、待行列に入ったままです。感想を読ませてもらって、読書欲が募ります。

12/15 14:08
はなこ

hagenさん、薄い本なので短時間で読めました。おもしろくて引きこまれますよ(^-^)/ 楽しみがたくさん、いいですね✨

12/15 23:41
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はこちゃん
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芥川龍之介『蜘蛛の糸』のように、人がぶら下がっても切れないためには、90万本の蜘蛛の糸を集めて撚り合わせて…さらに、バイオリンの弦にして名器ストラディバリウスを奏でてしまう…一つのことをとことん突き詰めるとこんなことに。岩波科学ライブラリーは読みやすい。内容的にもかなり面白くて、あっという間に読了。
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くみくみ
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元はコラーゲン繊維や皮膚移植法などの研究者だった著者が、クモの糸にほんとにぶら下がることが出来るか、からクモとの付き合いが始まり、どの種がたくさん糸を出すのかとか、そのためどうご機嫌をとるかとか、涙ぐましい努力と試行錯誤の結果、ストラディバリウスにクモの糸で作った弦を張ってプロに演奏してもらうまでの記録。クモの糸の弦は倍音が出やすく、すごくいい音がするらしいが、糸を集めるのが大変すぎて、一般的にはなりそうにない。しかしイグノーベル賞並みの面白い研究だったと思う。★3
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kaho
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サイエンスライブラリーという割には とても読み易く軽い感じだったが、この先生の研究に張り付いてみたい…と思う程 自分には興味深い内容(しかし、暑さが苦手なので、残念ながら無理だろう)。クモの巣はパーツごとに7つの分泌腺によって糸の種類を7つに分けている…とか いきなり驚き!機嫌を損なうと糸を出してくれなくなるので気遣いつつ、牽引糸の弾性限界強度、紫外線と強度の関係、耐熱性、吸湿による応力緩和性 等々徹底的に調査し、トラックを引くまでを叶え、ついに100㎝×3000本のクモの糸から成る弦をストラドに張る…!
kaho

音に関しては、何しろ上手な人が弾かないとどうにもならない上に、録音や再生の装置が良くなければ仮にストラドにトゥルテの弓だとしても 美音かどうかなど判らない。そもそも「よい音とは何なのか」は大崎先生も悩んだらしいが(P.74)、そこは倍音の多さ、と仮定義してみた結果、クモの糸の弦の驚くべき特徴は、第8,9倍音の強度、そして第3,4,5倍音もそもそも強いという点。…これは楽器弾きなら興味が湧かない方が不思議だよ。。。PRL誌へ論文迄発表されたとのことだが、残る問題は、強度と、蜘蛛のご機嫌。。。

05/19 14:33
美紗季あや

ホントに作っちゃったの???・・・小学校低学年の恩師が「絹より丈夫な繊維だけど大量に集められないから使えない」とおっしゃっていたのを今でも思い出します。

05/19 22:56
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れいあ
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ネタバレ「クモの糸の弦でバイオリンを弾いたら、どんな音がするだろうか」と夢想する人はいるかもしれないけれど、実際に作って弾いてみちゃった(弾いてみちゃう為にバイオリン教室に通い始める)ところがすごい。小さいクモから一本一本糸を採取してバイオリン弦作るのには何匹のクモとどれだけの時間が必要だろうか(G線なんて相当太いのに)、気が遠くなる。
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ヴェネツィア
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ネタバレクモの糸を撚り合わせて弦にし、ヴァイオリンを鳴らす涙ぐましい試み。最後にはとうとうストラディヴァリから妙なる音色を引き出し、世界中から注目されるまでの成功を収めた。大崎茂芳氏はクモの糸はあくまでも趣味の領域とおっしゃるが、著者の御専門は生体高分子学なので、自家薬籠中の領域か。ただし、ヴァイオリンの方は全くの素人なのに、このために練習を重ねたらしい。その努力と執念、集中力はまさに学者の鑑。クモの糸が単純なものではないこと、また日本には1500種ものクモがいることなど、初めて知ったことばかり。
kaho

ヴェネツィアさん こんばんは! 噂に聞いていた蜘蛛の糸の話ではありましたが、書籍化されていることをおかげさまで知りました☆ 面白かったですし♪ 出会いをくださり ありがとうございました(^0^)/☆

05/19 18:02
ヴェネツィア

kahoさん、興味深いというか、驚くことも多い内容でしたね。私はこのシリーズが好きで何冊か読んでいます。

05/19 18:09
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since1804
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文章、内容ともに平易。難解な箇所はほとんどない。終盤、作者に時間がない状況で、論文が審査される過程はスリリングで、その後の反響も含め、まるで映画を見ているようだった。 以下、あとがきから引用抜粋。「人々の多くは、自分が生まれてこのかた、生活の中で培ってきた常識の範囲は問題とせず、自分のわからないことは非常識であると思うようだ。しかし、新しい挑戦はこれとは逆である。多くの人から受け入れられないことこそ、挑戦に値するのである。挑戦が成功してしまえば、他人の見方は 180度変わることもある」
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猫
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コラーゲン繊維などの研究者の著者が、その本業とは別に趣味として研究しているクモの糸でバイオリンの弦を作りあげる過程をまとめた本。期待していたクモの生態や糸の話は最小限で、取り出した糸をハンモックやロープや弦に作り上げる話が中心。その情熱と、専門家も納得する音色が出るというクモの糸のすごさは素直にすごいと思った。
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koba
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ネタバレタイトル通り、クモの糸でバイオリンの弦を作るという本。著者の大﨑茂芳さんは、コラーゲン繊維の配向性の研究者。また別で、クモの糸を研究している。オオジョログモと5年近くコミュニケーションをとり、行動や性質などを理解し、糸をスムーズに出すことができるようになる。ハンモックのぶら下がり、トラック牽きを経て、バイオリンの弦に辿り着いた。この本を読んで、寺田寅彦さんの日常生活から科学を発見する志を思い出した。
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魚京童!
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うん。そうだね。できたね。良かったね。興味がない。今は。いつかでてくるかもしれない。何を学ぶのだろうか。学ばなければならないのだろうか、なぜ生きるのだろうか。クモが可哀そうだ。カイコと一緒だ。かわいそうだよね。生きるために死ぬ。死ぬために生きる。これでは公ちゃんだ。公ちゃんメインでツイッターやってる。寝るために起きるのだ。それから寝るのだ。
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白義
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本来蜘蛛と全く関わりのない、生物学者ですらない著者が蜘蛛の糸の魅力に取りつかれ、蜘蛛の糸で人を吊るし、トラックを引っ張り、やがてはバイオリンの弦すら作り出すを至った傑作科学ドキュメント。全体に漂うユーモラスで牧歌的な雰囲気が素晴らしく、自身の蜘蛛の糸研究半生の中に、七種の糸を巧みに操り、上手くご機嫌を観察してコミュニケーションしないと糸をくれない蜘蛛自体の魅力もシンプルに伝えてくれる。数々の特殊な特質を持つ蜘蛛の糸から奏でられるバイオリンの音は、ストラディバリウスにすら相当し、実際それに張られて演奏された
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ユッケ
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本業の傍らにこれだけの熱意を持って研究に取り組める著者の姿勢に驚くと共に強く尊敬の念を抱いた。クモの糸を集める事から始まった研究が、40年の月日との努力の果てにノーベル賞受賞者を含む多くの聴衆の下でバイオリンを弾く事になるとは流石に思わなかっただろうなあ。
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Yusuke
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家の回りで巣を張るニクい蜘蛛。でもこの本を読んだらちょっと可愛らしく思えてきた。
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ふじか
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半分くらいまではクモの糸と関わることになった経緯、その魅力にやられて生涯の研究対象とする流れが書かれている。 人間がぶら下がったり、トラックを牽引しても千切れないクモの糸作りの部分で既にかなり面白い。
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帯長襷
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試みとしては面白い。この岩波科学ライブラリーは手頃で着眼点がいいものが多い。ただ…私はタイトルを見て「蜘蛛の糸というものの特徴や他への活用のヒント」「クモの生態の驚きポイント」が知れるのではないかというものを期待した。科学ライブラリだけに。でもこの本は「クモ大好きおじさんが蜘蛛の糸でバイオリンを弾いてそれを論文にして公にできるまでの紆余曲折日記」。だからマスコミ対応だとか機械音痴的な躓きとか「そんなことは私どうでもいいからもっとクモのこと教えて!」と思うこともしばしば…人を選ぶ本だわ。粘着は横糸のみ!
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もっしゃん
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『奈良のスパイダーマン』大崎教授の40年の研究レポート。真夏に水分も摂らず探し回り入院したり、良質な糸を採取する為にクモのご機嫌を取ったり、バイオリンの弦を作る為に音楽教室に通い始めたりと、あふれるヘンタ…もとい情熱で幾多の失敗を乗り越え完成したクモの弦。ストラディバリウスから奏でる音色はいかに…?趣味だったからこそ無謀な試みを思いつき、苦労を苦労と思わず続けられたのだろう。むしろ突拍子のない事を思い付いた時こそが一番の興奮なのかも知れない。これ系の本は初めてだったけど、分かりやすい説明でとても面白かった
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kakoboo
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おもしろいです。 著者が蜘蛛に興味を持ったきっかけから始まり、蜘蛛の糸の性質、バイオリンのつくりといったベースの説明、開発の苦労や研究者としての考え等が書かれており一気読みしてしまいました。そもそも糸をとる方法や。蜘蛛とのコミュニケーションの難しさ、芥川龍之介の蜘蛛の糸のように人間が糸に吊り下がる企画といったことを地に足ついて行っており、凄いとしか言いようがありません。普段の生活では当てはまらないようなことを非常識だと跳ね除けるのではなく、そこから何かを見出す姿勢に畏敬の念を抱きました。
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イノ
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糸には7種類もあり最適な糸を出してもらうためにご機嫌を伺ったり、実際にバイオリンを引けるようにと習いにいったり地道な努力と趣味を兼ねてて楽しそう。 いろいろな方法でクモの糸を再現しようと 他の人のプロジェクトも紹介されているが 実現は難しいようだ。 夢があって面白かった。 現代の弦のハイテクさにも驚かされた。
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みさと
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クモの糸でバイオリンの弦を作るというアイディアを実現した科学者の物語。 子どももおとなも、科学の本が大好きな理由がわかった。他人が思いつかないアイディアを、不可能と思われながらも、そして誰も教えてくれなくても試行錯誤を繰り返してついに実現する姿に、夢を追う人、夢を実現する人の姿を見て心をときめかせるからだ。
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hanamiko
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蜘蛛の糸の研究から、糸でのハンモック作り、はてはバイオリンの弦作りと、研究者の情熱がほとばしる。サバクトビバッタといい、科学系の研究者の本が最近面白い^_^
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ビシャカナ
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本業の医学部教授のかたわらでクモの糸を研究して40年。思いつきのように始めたクモの糸でバイオリンの弦を作るための試行錯誤と悪戦苦闘の日々。音大教員を巻き込んだり、自身もバイオリンのレッスンも始めたり、ついに完成した弦はストラディバリウスを超えるという驚きの評価。著者の長年の研究がギッシリ詰まって凄まじいグルーブ感。それでいてクモの糸のセンス・オブ・ワンダーも感じたりと満足ある読後感。
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YJ
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テーマが斬新で、面白かった!横糸:粘着。
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kuriko
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思いつくだけですごいのに、実際にやってしまうなんてびっくり。クモの糸集めの話だけで気が遠くなってしまう。しかもバイオリンのレッスンまで始められて。とにかく、びっくり、びっくり、びっくり。
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