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廃園日和

感想・レビュー
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あやっぴ
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閉園が決まった星が丘ハイランドの最後の一日。客数の減少、老朽化、時代の波などの理由で、今まで当たり前にあった場所がなくなるのは寂しい。しかしながら、働く従業員が、閉園と聞いて駆けつけた客をいつも通り最大限でもてなし、「さようなら」ではなく「またいつか」と。車いすの妻と乗るメリーゴーランドの話が一番好きだけど、他の話も決してしんみりすることなく、それぞれが新しい一歩を踏み出そうとする前向きな様子がとてもよかった。
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devil
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30年前かあ!この物語と同じような景色が浮かんできたなあ!
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ゆうや
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読みやすく、じんとくる話もあり良かったです。☆4
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ガーネット
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三十年を経て、閉園する遊園地。遊園地とともに、多くの人が人生の山から谷へ、雨から晴れへと変わりゆく景色を越えてきた。世代や立場の違いによって、遊園地の役割をうまく描き出されている。現実の遊園地にはすっかりご無沙汰で、今後行く予定もないけれど、以前ヨーロッパで移動遊園地の観覧車に乗ったのは、大事な思い出の一つ。読了して、「大人だから…と遠慮してしまったメリーゴーラウンドにも、乗っておけば良かったなぁ」と思う。次のチャンスには、是非トライしてみよう。
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みにみに
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廃園する遊園地の最後の一日。遊園地に思い入れのある様々な人たちが最後の遊園地を思い思いに過ごしながら、人間関係も含めた「さよなら」に対してそれぞれの別れを噛みしめる。短編集のようでいて、少しずつ何かしらの繋がりが出来ているので読み応えを感じた。思い出というのは気付かないうちにちゃんと自身の中に蓄積されている。いつかそれが一歩前に進むためのエネルギーになることがある。どうしようもない別れも、選んだ別れも、いつかはいい思い出になっていくんだろうなとしみじみ思える読書だった。
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Toy
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廃園となる遊園地の最後の一日を、複数の視点で描いた短編連作。色々とつながってラストに。
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くら
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ネタバレ廃園する遊園地を舞台に繰り広げられる、短編もの。最後にみんなつながってすごく良かった。
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かける
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遊園地の閉園日。その日に訪れた人々の物語。きっとこれで最後と思っても、「さよなら」だけじゃ寂しい。だから「さよなら またね」と伝えよう
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みやび
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☆3
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hassaku78
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廃園となる遊園地を舞台に、さよならをテーマとしたいくつかの物語。もう会えないかもしれないけど、さよならまたねと言っておけば、何かがあるかもしれない。また会う日までという別れ方って素敵だなとしみじみ。
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mayu
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遊園地開園から30年。時代に淘汰され、来客数も売上も右肩下がりで閉園を迎えた星ヶ丘ハイランド。遊園地の乗り物と共に描かれるお客さん達の人生。長い間遊園地を見守り続けた松永さんの想いにしんみりして、胸がじんわりと温かくなる。老夫婦のメリーゴーランドの章は涙が止まらなかった。いつでもそこにあるものがこの先ずっとある訳ではない事、日々を過ごす中で当たり前になってしまっている事をもっと大切にしようと思った。最後だけど「さよなら、またね」と言っておけば、またがあるかもしれないという想いに温かい涙で読み終えた。
やも

まゆちゃんも思い出の遊園地とかある🎡?老夫婦の話良かったよね~私は職員さんの話もグッと来たな😊「さよなら、ありがとう」じゃなくて、「さよなら、またね」がいいんだよね🥲

06/08 09:24
mayu

やもちゃん、残念ながら小さい頃から乗り物全般苦手な私は思い出の遊園地は無いのよ〜(>_<)職員さんの話良かったよね〜!!!素敵な一冊だったねぇ✨

06/08 17:15
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りんご
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お、何か挟まってる。私の前に借りた人のしおりだな(ニヤリ)どれどれ、、、びえーん😭星が丘ハイランドパークの1日フリーパスでした。芸が細かい!閉園が決まった遊園地ってだけでもうやるせないわけだけど、6つの視点からその日を描写していくことで、否応なく気持ちが昂っていきます。時間は止まらないよね。その経験がまた新しい未来へ繋がっていくんだもん。またお越しください。そう、いつでも戻ってこよう。
りんご

やもさま→あれー?このしおりのこと、誰も言及してないな。検索しても出てこない。まいっか、私はいい思いしたわあ。やもさま周辺になくなっちゃった遊園地があるのですね。遊園地っって「小さい頃の夢の国」ですもんね。ああ、今、私が青春時代たむろしたゲーセンカラオケアミューズメント施設が解体中です。通勤経路にあるんだ。田舎なので広い駐車場は車置き放題なのです。そこで落ち合って、連れと出かけるってのをめっちゃしてたんだ。みたいなノスタルジー。(やや大人のお楽しみか)

03/09 22:10
りんご

くまみさま→そっか、しおり見つけてびゃっと涙出ましたよ。うん、自慢です。老夫婦の話は悲しかったー。老若男女の目から見たハイランドパークね。中学生たちはこれから人生が花開く、そのひとときをこの遊園地で。対して老夫婦、もう2人でのお出かけは限界だ、と理解した遊園地。っくあーっ!巧いですねー。

03/09 22:17
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ブックマスター
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図書館。行成さんの本は読むの二作目。営業終了が決まった遊園地、星が丘ハイランドパーク。閉園日に遊園地へ訪れた客たち、そして従業員の視点で物語は紡がれていく。遠距離恋愛のカップル、片想い中の中学生や老夫婦など、それぞれ違う事情を抱えている人々が一つの場所に集まり、大切な何かを得たり失くしたりして帰って行く…遊園地って不思議な場所だなと改めて思った。老夫婦の話がとても切なくて、でも温かい絆を感じてホロリとした。ヒーローショーのアクターの話が特に好き。最後の一日を見守る従業員の松永さんの視点も素敵だった。
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オオイ
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廃園を迎えた最後の日の遊園地におけるせつなくホロリとした良い話の人間模様、面白かった。
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ハルキゲニア
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廃園が決まった遊園地の最後の一日。遊園地に縁のある人々が、それぞれのエピソードを語る短編集です。みんな、あの時こうしておけば…と何かしらモヤモヤした気持ちを抱えて遊園地を訪れます。何かを得た人、失った人。それぞれが一歩踏み出して物語を終えていきます。最終章の人物とある人物がつながったとき、誰かが踏み出した一歩が、誰かを振り切る一歩にもなるんだなと知って、切なくなったり。別れはたくさんあるけれど、せめて「またね」と言いたいな。素敵な作品でした。
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くみこ
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30年の歴史を閉じる遊園地。最後の日に来園した中学生グループ、開園当時を知る老夫婦、先の見えない恋愛を続ける恋人達など、それぞれの人間模様と、遊園地スタッフの感慨が描かれます。大人の恋人達への共感はいまいちでしたが、むず痒くなるような中学生の感情のやり取りと、認知機能が怪しくなった妻と対峙する夫の切なさが印象に残りました。形あるものが消える侘しさと打ち上げ花火の儚さが重なる、綺麗な終わり方でした。「さようなら、またね」。
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まき
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ネタバレ閉園の日を迎えた遊園地「星ヶ丘ハイランド」を訪れたひとたちを描く連作短編集。 ハイランドの廃園かあ、なんかダジャレっぽいタイトルなのでドタバタな感じかと思ってましたが、読み終わってみれば、それぞれ自分の想いに区切りをつけて次へと繋がるよいお話でした。 三角彰吾と松中理絵が意外だったなあ、ショウちゃんにとって人生の転機がありすぎた一日だ。 メリーゴーランドはなんとなく豊島園のエルドラドを思い浮かべてしまいました。
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ZASHIKIBUTA
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ネタバレ遊園地の閉園日。 30年間そこにあって当たり前だった遊園地に、それぞれ思いを持った6人の話が運営側の裏方の人々と一緒に一日を過ごしていく。 楽しい思い出・苦い思い出、みんなの心に相応しい廃園日和だった。 最後には不穏な人間関係もあったりしたけど、「またね」で始まる明日からの新しい一日が楽しみかも。私の地元の遊園地も廃園になって、ショッピングモールになっている。 時は流れていくものね。 あの遊園地にもこんなドラマがあったのかもしれない。
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やも
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消えて無くなってしまう物に胸が焦がれる。だからこの本の切なさはストライク😭✨かつて栄えた星が丘ハイランドが30年の歴史に幕を閉じる。閉園の日、出だしは雨だ。そのラストの日を綴る連作短編集。ここで働いていた職員、お客さん。すれ違うだけでは分からないけれど、1人1人に遊園地での思い出がある。それは切なかったり、苦かったり、キラキラしていたり…🌟ここでの時間が、携わった人たちの人生の1頁に刻まれる。打ち上がっては消える花火の鮮やかさのように。きっと花火を見るたびに思い出すんだ。過ぎ去った時間のことを。★5
mayu

やもちゃん、読んだよ〜!! オススメ通りめっちゃ良かったぁああ(T_T) 切ない部分も多いけど、閉園する遊園地で過ごす1日、皆良かったよねぇ(´;ω;`)

06/08 00:45
やも

まゆちゃん おはよー♡なにげ登録者数そんな多くないこの本で共読、うれしい(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠♡ねー切ないよね、もうここで一緒に過ごすことはないのね…なんて思うと、もう😭雨から始まるってのもなんか良かったな😊

06/08 09:01
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木っ端みじんこ(感想は自分用メモ)
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ネタバレ【2021_309】5冊目。30年続いた遊園地「星が丘ハイランドパーク」。その最後の日を舞台にした、短編連作。中学生の男女グループ。離婚して親権が母親にある息子と父親。遠距離恋愛中のカップル。ヒーローショーのアクター。認知症の妻とその夫。既婚者と不倫している女性。そして、長年働いてきた従業員。遊園地のロゴがかわいい。
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れの
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ネタバレ初読みの作家さん。三十年続いた遊園地が廃園となる最後の1日にまつわる連作短編集。 本題ではないが認知症はつらいなぁ。
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いち.に.
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思う存分ノルタルジックな感傷に耽る為の小説。寂しいな。男性の方がロマンチックという言葉が掠めた。女性に夢を見てるよなーと感じる箇所がちょいちょい。一番気になるのはこの本を読んだ記憶があるんだけど装丁が特徴的なのに記憶がない。マギーとジョーの下りはすごく覚えてる。むかーしkindleで「さよなら遊園地」の改題募集で公開してませんかね?記憶違いかなぁ?
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ムーミンママ
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連編短編集? 閉園される遊園地の最後の日。。それぞれの思いを胸に足を運んだ人々のお話。最後に ちゃんとオチがあって(笑)めでたし めでたし。そんなに綺麗なメリーランドなら見てみたいなぁ。。
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chiru
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すごくあたたかいお話でした🎡 30年以上愛された、遊園地最後の1日を描く物語。幼い記憶の中の“楽しい一日”と言えば「遊園地」。成長と反比例するように、家族で手をつないだ日々は過ぎ去り、秘密が増え、迷子のように道を見失う登場人物たち。一番心に残った『時計職人と認知症の妻』がとてもよかった。記憶を失っていく妻にそっと寄り添う夫。ふたりの積み重ねてきた時間は巻き戻せないけど、暖かな思いは続いていく。そして幸せの形はひとつじゃないと教えてくれる。「さよなら」よりも「また、いつか!」が似合うラストでした🎠 ★4
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

廃園と日和がつながっているのが不思議な感覚です。ちるちゃんのレビューにひかれて読んでみたくなりました。😉

08/19 20:10
chiru

ぷらちゃん、廃園と日和が繋がってるってちょっと不思議な気分ですね🎡出会いと別れ…だけではない絆や家族や恋人や中学生のそれぞれの「またね!」をぜひ見てくださいね🎠✨

08/19 21:07
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たけお
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んん、俺にはもうひとつでした。 紹介してくれた友人すまぬ。
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kamakatsu
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再読なのに、やっぱり感動したというか、ジーンときた。 今回は年老いた夫婦の話に。初読みの時は高校生グループを子供たちに重ねて読んだろうか。そこまで老いてはいないが、それほど遠い話でもないのかも知れない。
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ひより
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30年続いた遊園地の歴史を閉じる日の話。 いろんな人々の思い、現在が語られる。 涙あり、ちょっとした驚きあり・・・ いいお話。 ★4
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コウママ
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廃園する遊園地の最後の1日の話。最初の、中学生の話が好き。老夫婦も切なくて好き。ヒーローショーもいい。ショーちゃんが意外だった。初めての作家さんですが、全体的に好きな雰囲気です。表紙のイラストが少しイメージと違ってて、そこは残念かな。
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人馬一体勘
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時計屋の老夫婦の回は是非とも読んで欲しい
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アンギラサリー
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ネタバレまぁよくある内容だと言ってしまえばそれまでだが、それでも良かったと思う。お客さんの各エピソードもさることながら、遊園地側の松永さんの開演から閉園まで遊園地に捧げた人生と自費での閉園花火にはグッと来る👍各エピソードなら老夫婦とスーツアクターと中学生が良き。中学生のラストはウケた😁普通そこはね、「私も」だよね😂父と子エピソードも良かったのだが、最後に別の章と交わり、まさかの…😳
chiru

アンギラサリーさん、廃園日和、読み終わりました!廃園する遊園地を中心に人々がつながっていくとは思いませんでした😉おすすめ、ありがとうございました✨✨

08/15 10:31
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にっしん
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廃園が決まった遊園地を舞台とした短編集。最終営業日のキャスト、入園者たちが主人公。年代もバラバラの主人公たちやけど、ちょっとした繋がりあったりもしてまったく無関係な話ではなかったりもした。どの短編も好きやったけど、中学生の話が何か好き。全体を締める最後の話は、凄くきれいにまとまってて読後感めっちゃよかった。ジャケ借りやったけどこれは正解やった。
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みぬむし
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ネタバレ結構おもしろかった。松中理絵の章はいらなかったかなー。父親も母親も彰吾も理絵もみんな嫌い。 彰吾は最初に出てきた時は嫌いじゃなかったのにな。お客さんに帰り際にかける言葉はやっぱり「またお越しください」は違和感がある。マニュアル通りと思われて不本意。星ヶ丘ハイランドパークのロゴがかわいい。
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まひはる
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閉園が決まった遊園地『星が丘ハイランドパーク』の最後の一日。中学生の団体、年の離れたカップル、親子連れや老人夫婦らが、さまざまな思いを胸にハイランドを訪れる。二度と会えない相手との別れ際に、かけるべき言葉とは?22人の喜怒哀楽が、溢れて混ざって打ち上がる。
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さっこ
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30年続いた遊園地が廃園となる日に、訪れた人々の思いや出来事が描かれていました。それぞれの人生のアクセントに遊園地があって、楽しかった昔を懐かしむほろ苦さや、ここをきっかけに始まる人生もあったり。老夫婦のお話がなんか切なくて苦しかったな。
ちーたん

老夫婦のお話にすごく感動したのを覚えています!

01/04 15:37
さっこ

老夫婦のお話良かったですよね~切なかったです。

01/04 16:14
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K
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ネタバレ今日で閉園することになった遊園地に来る人たちの1日を描いた短編集。一時期はたくさんあった遊園地も確かに時代とともに無くなったものが多い。でもそこで過ごしたいろんな思い出をみんなが覚えている限り遊園地は続くのかもと思いました。
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papapapapal
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8月31日、30年の歴史に幕をおろす遊園地『星ヶ丘ハイランドパーク』。最後の1日をハイランドで過ごすお客様と、スタッフの想いを描いた連続短編集。寂れゆく遊園地の侘しさと、主人公たちが何かに踏ん切りをつけて次のステップへと進む切なさが融合。新しいものは古くなり、私たちは歳をとる。その間ずっと変わらないものなんて無いけれど…「さよなら」に「またね」を付けて、いつかまた、別の形で出会えるのだと思うと、別れもきっと悪くない。 最後まで読んで…中学生のお話が甘酸っぱくて1番好きだったかな。
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century-century
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閉園が決まった遊園地のアトラクションと、それにまつわる人々の、物語。ままならない人生を生きていても大事な人の存在があれば、なんとか頑張れるんだよ、とメッセージをもらった気がしました。最後にそれぞれの物語が上手い具合にリンクしていくのは、やられた!と思いました。
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horihori【レビューがたまって追っつかない】
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閉園が決まった遊園地「星が丘ハイランドパーク」の最後の日に訪れた人たちの連作短編。「磯谷洋二」中学3年生のグループデート「三角彰吾」離婚し離れて暮らす息子との面会「守里佳絵」遠距離恋愛中のカップル「富田林丈二」元、着ぐるみの中の人。閉園に際し1日限りのバイトをする「竹本秀人」老夫婦。妻は認知症だが、ふとした瞬間に遊園地の記憶が蘇る。「松中理絵」年の離れた不倫カップルの顛末。それぞれの短編の間に、ハイランドパークと共に過ごした従業員の話。「さよなら」だけじゃないお別れが心に残った。
0255文字
颯
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廃園当日の遊園地のお客さんやスタッフたち。たまたま近所に住んでたり、昔の思い出があったりそれぞれの記憶に残る一日でした。
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