読書メーター KADOKAWA Group

トム・ハザードの止まらない時間 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

感想・レビュー
90

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ロクハナ
新着
あんまりミステリーとかサスペンス的な要素を期待して読まなかったので楽しめました。400歳を超える主人公の物語ですが、SF感もそんなにない。時代ごとの有名人も登場するけど、みんな「ミッドナイト・イン・パリ」みたいな観光感です。極端に寿命が長い人物の物語ではあるんですが、何百年もかけて「自由に生きるには」「恋に落ちたら」という人生の進路を模索してる感じ。映画化するそうなので、主人公が飼う秋田犬の出番が増えるといいな笑。「葬送のフリーレン」を経た我々にどういう作品として映るか興味はあります
0255文字
ナカユ〜、
新着
えーっと何というか『今日から地球人』の方がまだいいかな、勿論素人目線ですけど、でもさ映画になるんでしょ!(まだわからない)面白くしてくれるぜーーーーー、多分、でも悪くないと思いますよ、
0255文字
altona
新着
★★★★⭐︎ 2023年 同じ著者のミッドナイトライブラリーが面白かったので続けて読みました。遅老症、歳をとるのが非常に遅い主人公の物語。普段手に取らないような小説ですが、それぞれの時代の出来事が織り交ぜられていて最後まで面白く読みました。個人的にはミッドナイトライブラリーの方がより好きでした。
0255文字
春木
新着
ネタバレ遅老症で長生きトム・ハザード氏の数奇な人生を、過去と現在を行き来しながら楽しく読んでいたのですが、オチー!? なんで急に連載打ち切りみたいにオチぶっこんできたんですか、オチー!!! もうちょっと前から娘について仕込むこと出来たでしょ…という点がちょっと残念。実写化する時に、その辺りを上手くリカバリー出来るといいですね。
0255文字
R C
新着
老化が遅い『遅老症』で437歳を数えるトムが主人公。各時代の有名人との遭遇エピソードは適当に読み流すとして、時間の流れが周囲とうまくかみ合わないことで生じる苦悩が、同じ境遇の人たちと連帯することで和らぎ、一方で新たな束縛や恐れを共有することにつながる、というのが結局現実世界と同じ話だなと。人生との向き合い方を考察する寓話のようでした。自伝的エッセイ『#生きていく理由 うつ抜けの道を、見つけよう』の筆者だからこその話かもしれません。
0255文字
よしあ
新着
ネタバレちょっとご都合主義。かけがえのない恋人にほいほい巡り会えるところが…。そこらへんは映画むきなのだろう。 全体に作られた感が見えてしまい、悪役もあっけなく死んでしまうし、娘の誤解もさくっと解消されるし、もの足りなかった。
0255文字
世都セレナ
新着
すごく良かった。穏やかな優しい雰囲気で、読んでいる間は日常の憂さを忘れられた。映画も楽しみです。
0255文字
果てなき冒険たまこ
新着
長命人種といえば思い出されるのがラザルス・ロングだけど、ハインラインの描く独立独歩で楽天的で前向きな主人公とは真逆な何百年も流されるままに生きてきたトム・ハザードの物語。悪くはないけどなんか苛つくストーリーとエンディング。これはSFではないよね。
0255文字
ほんメモ(S.U.)
新着
先日読んだ『ミッドナイト・ライブラリー』が面白かったので、過去作のこちらも読んでみましたが、これまた面白い作品でした。主人公の老化スピードが異常に遅く、数百年の寿命を持っている、という設定だけでもわくわくしてしまいます。しかし、他の人と同じように老いることができないということは、孤独との闘いでもあるのでした。何百年も生きていると『なんの価値もない時間』と『すごく大切な時間』がそれぞれ存在する、とある登場人物が語っていましたが、それは誰にも当てはまる事ですよね。映画はいつ出来上がるのでしょうか。楽しみです。
0255文字
Sosseki
新着
不老不死の願いは古代からあったが、親しかった者達に先立たれ、時代の記憶を共有することもできず、自分だけが長生きをして幸せか?周りからの奇異の目で見られるいことや、迫害を受ける恐れも確かにある。イギリス関連の歴史をのぞきつつ、時代をいきつ戻りつしながら、話が進む。人生は長い短いではないのでは。
0255文字
アイリス⭐️
新着
面白かったです。いわゆる長命種モノ。主に1600年前後と現在2010年代の描写が入り混じる為、価値観の落差が大きくて序盤は読みづらかったが、ローズの章辺りから面白くなって一気読み。オチが少々弱い気もするが、暗過ぎるエンドは嫌なのでまあ良し。この作者の他作品も読みたいですね。
0255文字
竜
新着
「遅老症」で400年以上生きていても、隠れて暮らさないといけないため、長寿を生かして活躍し成果を出せないのがもどかしい。面白かったが、もう少しストーリーにメリハリがあっても良かったかも。
0255文字
ほちょこ
新着
遅老症、何百年も生き続ける人のこと。ウチの叔母は本気で「(自分が)死ねなかったらどうしよう!」と悩んでる頑健な方だが、まさしくその話。何事もほどほどがちょうどいいわね。面白い作品でした。
0255文字
まんたろう
新着
歳を取るのが遅い症状を持つトム・ハザードの物語。400年以上を過ごしてきた彼が、思い出の残るロンドンへ戻り、二度目の恋に落ちることを契機に、現在と彼の過ごしてきた歴史がモザイク状に語られていく。 長い時間を生きてきた主人公は歴史的な出来事にも遭遇しているのだけど、あくまでも中心は長命な彼の感じている、しかしながら誰にでもやってくる普遍的な愛に関する悩みなのが良かった。 「幸せな時は一瞬かもしれないが、その一瞬は永遠に消えない」という結論はありきたりかもしれないけど、彼がたどり着いた答えならと説得される。
まんたろう

メモ 165ローズ 210 フィッツジェラルド 228 ヘンドリック 348 オマイ 376 トム

05/05 17:08
まんたろう

メモ 27P 歴史とは

09/23 18:24
0255文字
Twinkle STAR
新着
ネタバレ加齢がゆっくりになって、何百年と生きる人達。人は長生きしたいと願うけど、長すぎる人生はただただ孤独なのかもしれない。ましてや、愛する人や大事な人が、次々と自分より先に死んでしまう人生って、寂しいよなぁと思う。ただ、トムにとって、愛する人を持つ喜びや娘と分かち合う時間はとても大切なものなんだろうなと思う。
0255文字
きゆー
新着
時間に囚われてしまった男、トム・ハザード。人生は長さではない。自由に生きるオマイが好きだったのでもっと出番が欲しかったな。 カンバーバッチで脳内再生余裕だったので映画が楽しみだ。
0255文字
whitespring
新着
何故かこういうの好きなんだよなぁ。主人公が常人にはない能力?を持ちながら、ジレンマを抱えているところなのかなぁ。
0255文字
スパイク
新着
図書館本。加齢の進みが極端に遅く見た目が40なのに実年齢が437歳という男の物語で、映画化も進んでいると後書きにも書いてあるし、サクサク読めてそれなりに面白かったが、予想される結末や内容が軽く感じられ肩透かし感が。 映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」や「ハイランダー」の何百年も生き続けている主人公達の苦悩の方が良く描けていた様なイメージを思い出したので、原作本があるなら読んで比べてみたくなりました。
0255文字
FigWhite
新着
読み応えがあった(読破まで3週間くらいかかったかな?)。死の恐怖から読書をすることがあるが、これもその視点で選んだ一冊。死の恐怖をあまり感じず、どう生きるかを考えることができるものだった。
0255文字
ユキックマ
新着
加齢のスピードが15倍遅い男の物語。自分の身を守るため、住む国も名前もコロコロと変えてきたこれまでの437年の人生の回想と、ロンドンでの新生活、2つの時間軸。 ドラマチックなSF。重すぎず、軽すぎず、ちょうどよかった。 最後トムの頭痛が治ってよかった。
0255文字
本の蟲
新着
図書館で読んだが、気に入ったので購入再読。新任教師としてロンドンに帰ってきたトムは、40代に見えるが実年齢437歳。老化が常人の1/10程度の遅老症と呼ばれる人間だ。生徒たちに歴史の講義をしながら、彼は自身の人生を回想する。魔女狩り、シェイクスピアや妻との出会いと別れ、ペスト流行、フィッツジェラルドと知り合い、同じ症状の仲間に連れられてある組織に加入した事。組織に嫌気がさしながら、行方不明の娘の捜索の為に抜けられない自身の境遇。同僚の女性に400年ぶりに惹かれていくトムの恋と、家族の絆を描いたSFロマンス
0255文字
Satie11762713
新着
ハヤカワSFとあったので手に取ったが、SF? ファンタジーに近い。読みたいものではなく残念。
0255文字
うらぬす
新着
3.5/5.0
0255文字
Kuliyama
新着
翻訳ものは苦手ですが、さくさく読めました。ポーの一族を思い出しながら拝読しました。(エドガーは年を取らないですが)
0255文字
tom
新着
主人公は「遅老症」。400年も500年も生きる。そういう人たちが、人類の中に紛れ込んでいた。その中の一人である主人公の生活と意見という趣の物語。ちょっと軽い雰囲気の書きっぷり。でも本当はとても深刻で大変な生活。なかなかユニークな設定だけど、そういう人たちがいたとしたら、きっと主人公のように、ひっそりと生きてるのだろうなと思わせる。ひょっとしたら、本当に「遅老症」の人がいるのかもと想像すると、ちょっと楽しくなってしまった。魔女狩りも出てくるけれど、シェークスピアやらフィッツジェラルドも登場します。
0255文字
りー
新着
千年の時を生きるミュータントの中年…とはいっても430歳くらいなのでもう何年といっていいのかわからないけれど、とにかく430歳のおっさんが長命に苦しみ、ウジウジ悩み、闇の組織に追われたり所属したりと、ともすると哲学的になりすぎそうなテーマをうまくエンタメにまとめた物語。「ハリー・オーガスト、15回目の人生」と同じような感覚で読むことができるので好きだった人はこれもおすすめ。逆にまだ読んでなくてトムハザード好きだよって人にはハリーオーガストもおすすめである。
0255文字
ひさか
新着
2018年10月新ハヤカワSFシリーズ刊。2017年7月How to Stop Timeのタイトルで2017年7月英国で出版された、400年以上生き続ける男のお話。出版前にカンバーバッチ主演で映画化が決定していたそうな。映画向きのストーリーで、秘密組織なんかも出てくるし、映画の方は、イメージが膨らみます。
0255文字
さな
新着
図書館本。「ハリー・オーガスト」や「ベンジャミン・バトン」などの作品が大好きな私にとっては至高の小説。年をとらない男の数奇な人生を綴る。何百年もいろんな場所を旅して、愛した人との間に生まれた娘を探し続ける。トムの孤独感と絶望が伝わってきた。愛する人を作れない人生で、トムが関わってきた多くの人々との関わりが面白い。終盤は物凄く盛り上がるのに、クライマックスが呆気ない気がするけど、これはこれでスッキリしてるかな。凄く読みやすいし、映画化楽しみ。
0255文字
gumi
新着
主人公は"遅老症"で、400年以上生きている。不老不死とかアンチエイジングは時代を問わず永遠のテーマだけど、必ずしも幸せな事ではないと思った。トムやオマイの孤独、恐怖に胸が締め付けられる。いろんな時代に生きたトムだからこそ出会う有名人とのエピソードは楽しかった。
0255文字
どんまいシリル
新着
遅老症ということで、中世の魔女裁判の時代から生きてきた主人公。過去と現在が交互に語られ、どの時代も幸せになれない雰囲気満載だ。とても真面目な性格なので、共感して「切ないなぁ」なんて思ってしまうが、400年以上生きてるなら、もう少しマインドコントロール出来ないものか? しかし、なかなか面白い。無理して読んでいた「シェイクスピア」が、初めて意味をもった感じ。不可解なSF理論がないので読みやすい。読後感も良い。
0255文字
shiki5蟲
新着
時間…… 時間をテーマにした物語といえば、ミヒャエル・エンデのモモ。 このトム・ハザードの止まらない時間では、オマイがモモみたいに自由な人なのかな。 このオマイ、ちょこちょこ出てくるんだけど、クライマックスにならないとちゃんと出てきてくれない。 図書館で借りて読んだんだけど、買ってまた読もうかな、って考えるくらい、好きだ。
0255文字
amishima
新着
カンバーバッチ主演での映画化の触れ込みにひかれ購入しましたが、なかなか読む気がせず、いざ読み終わってみても、あまり感動が残りませんでした。生まれ変わりの発想が少数派な西洋では、そのぶん不老不死への願望も大きく、それが高じてバンパイアやゾンビのストーリーを数多く生み出してきたと思うのですが、人生が長ければ、そのぶん苦しみや悲しみも多いのは当然な訳で、そういった部分への同情ができなかったのが、この作品を楽しめなかった理由かと思われます。でも、多くの偉人が主人公の人生に絡んできたという設定にはワクワクしました。
0255文字
海さん
新着
切ない〜。歳を取るのが遅いというだけで、何も悪いことしてないのに〜。やる気のなかった生徒が歴史好きになるくだりが良かった。みんな幸せになって欲しい。あと、ドン・ヘンリーの「ボーイズ・オブ・サマー」が好きだから、映画で使われたら嬉しいな。
0255文字
コンソメ
新着
ネタバレこれは切ない。主人公は生まれついての “遅老症"で、普通の人の数倍の寿命を持つ。つまり、周囲の人々が年老いるのに対し、彼は見た目も変わらず、若いまま。主人公にとっては周囲の人々との付き合いは、愛する人とのそれも含めて、刹那にすぎない。しかし、程度の差こそあれ、あらゆる事物との触れ合いが刹那であることは、普通の時間に生きる私たちにとっても同じなのでは…などと考えさせられた。 主人公が歴史上の有名人と出会ったり、生き別れの娘の消息を知るきっかけが偶然過ぎるのは、まあ、ご愛嬌かな(^^;)
0255文字
たま
新着
400年以上生きている遅老症のトム・ハザードの話。回顧シーンがとても多く、シェイクスピアやフィッツジェラルドまで登場。時間にまつわる壮大な物語、っていうよりも、小さくて儚いラブストーリーという印象。数百年生きてきたすえに、トムは一瞬のはかない愛を受け入れるだけの強さを身につけたのかなと思う。ハムスター飼っている人ならそういう気持ちわかるのかもしれない。あるいは、人間に飼われているガラパゴスゾウガメも、そういう気持ちを抱いたりするのかも。そういう感情を発端にして構想された物語なんじゃないかな。
0255文字
syuji
新着
半永久の人生が送れるとしても幸せとは限らない。結局は今のその時をポジティブに精一杯取り組むか否か。その先に未来の自分がある。
0255文字
金糸雀
新着
永遠でありたいのは何故か。愛する人がいるから。それは魂からの伴侶だったり娘や息子だったり。嘘つきなのは、はっきりしていた。だって、アリゾナのときに助けるつもり全然なかったし、ヘンドリック?反吐がでるデックの棒の間違いではないのか? 先はわからなくていい。でもなんとなくエブラハムちゃんの最後の数年はいいものなのではなかろうか?最後に刺さった言葉。『死ぬのに一瞬しかかからないように、生きるのも一瞬でしかない。』
0255文字
hits_y
新着
カンバーバッチ主演で映画化が検討されているらしいけど、この異なる時間が同時進行する感覚が上手に演出できれば映像的にも面白いかもしれない。しかし時間ものSFと言えば、やっぱりラブストーリーなんやね。確かに愛の障害(笑)として"時間"は完璧で、相性は良いと思う。ただ嘘の理屈がほとんど語られ無いのでSF好きにはそこはちょっと物足りないかな。
0255文字
全90件中 1-40 件を表示
トム・ハザードの止まらない時間 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)評価95感想・レビュー90