形式:新書
出版社:集英社
形式:Kindle版
ただ、コラムで蘭陵王がイケメンすぎて仮面を被っていた、なんて楽舞の設定を歴史的な事実のような書き方をするのは大きなマイナスポイントだった。かなり前半でのコラムだったのでここで読むのをやめようと思ったくらいだ。
古典中国モデルは、統一されていること、儒教と漢字文化への自信、天命により君主は選ばれ悪政行うと戒められる。これは十二国記がまさにだったのだな、と思い至る。中華の範囲がいまいちわからなかったなぁ。日本朝鮮半島も儒教と漢字文化だったような。今の中国共産党には権威はあるんだろうか??宗族もいまいち…男系がポイントであるなら、婚姻によって宗族は増えないのでは??秦だけが法家思想を徹底できたのは、既得権者が少なかったからだそう。そしてこの本でも騰がベタ褒めされてて流石すぎる。いや本当に完璧なんよ…。
前にガリア戦記を読んだときに今も昔も本質は変わりないなと感じたから同じような流れになる部分も多いと思う。後は統一後、時間をかけて統治していく手法が肝のようだ。
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