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他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論

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SQT
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相手の立場になって考えること ・相手の仕事を体験し、相手のナラティブを学ぶ ・「〜ではなく、こうしたらどうか」と専門家のナラティブをぶつけるのではなく、「〜に加えて」と相手を否定しないこと 相手のナラティブがわかれば苦労しないが…
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百年(ももとせ)
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図書館本。「私は正しいのに、あの人は分かってくれない!」。職場の給湯室で交わされ会話を効果的に改善せしめる一冊。『対話に挑むことを別の言い方をするのならば、それは組織の中で「誇り高く生きること」です。つまり、成し遂げられていない理想を失わずに生きること、もっと言うなば、常に自らの理想に対して現実が未完であることを受け入れる生き方を選択することです。』(pp140)。
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しあん
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言ってることは理解できたとは思うが、実践が問題。
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Ebi
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雑にまとめれば「相手の気持になって考えよう」になるのだが、読み解くと色々なトピックスにもまたがっているのがわかった。社内組織の話ではあるが「私とそれ」「私とあなた」という解釈については顧客体験の話にも通じたり、適応課題は心理的安全性の側面もあったり、それらに別の視点を与えてくれて面白かった。また、組織と言わず人付き合いそのものへの取り組み方にも言える話でもあり、身につまされるところもあった。
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Kuuri
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自分のナラティブ(物語)だけで問題を見るのではなく、相手のナラティブからも見る。相手はどういう立場で、どんなことに困っていて、何が正しいと思っているのか理解する。そして相手にとっても役に立つ、ニーズを満たすような解決策を提示し、理解してもらう。相手と新しい関係性を築く=対話する。相手に迎合せず、あくまで自分の理想は持ち続ける。 働くうえでの大切な心構えを学ぶことはできたが、具体的な取り組み方はあまり見えてこなかったし、なんとなく文章が読みにくかった。私の好きな平田オリザが引用されている。
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くまきち
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要約すると「相手の立場に深く立って考えよう」ということかな?と思った
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Hayato Nishimura
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当たり前のことが書いてあるようで、本質を捉えられた本だと思った。 仕事、家庭、友人、様々なシーンで自分のナラティブを脇に置いて、相手のナラティブを想像して対話することを心がけたいと思った。
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坊や
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「代わりに」の代わりに「加えて」
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hori-chan
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Jリーグのイベントに参加したときに、経営学者+FC東京のサポーターとして登壇されており、宇田川先生のことを知りました。経営学者がお書きになった経営学の本とは異なる熱量で、引き込まれました。「技術的課題と適応課題」「ナラティブ」という表現は覚えておきたく、また、第六章「対話の罠」は非常に起こりがちな事象だと感じ、このパートは自戒の念を込めて何度か読み返すことになると思いました。
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ジョンノレン
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著者は零細企業を経営する父親が銀行に勧められた投資後バブルが弾け癌で死去後、大学院生の身で家族と残債務整理という修羅場を経験したこともあってか、きめ細かい心遣いを持って温かく寄り添ってくれる一味違う組織論であり問題解決方法論。マルチン・ブーバーの「私とそれ」(それは代替のきく道具)「私とあなた」(かけがえのない存在)、後者の意識で取り組むことが解決の近道。意見齟齬時の双方のナラティブの溝を埋めるプロセスを通じて解決の糸口を見出すスタイルは試すに値する。反脆弱的組織っていいなあ、反脆弱的人間も。
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あっつ
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他者は自分とは違うナラティブ(物語)があり、自分のナラティブに当てはめて対応しようとすると溝が生まれる。これを埋めるのは、対話でしかない。 当たり前のようで人はこれができないから衝突し、本来自分がやりたい事も出来なくなる。自分の価値観を一旦置いて、相手のナラティブを客観的に見れば自ずと答えが見えてくる。
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十一
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非技術課題ではなく、解法の確立されていない適応課題が原理的に残るという当然の指摘
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リーブス
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いかにも学者が書いた本だった。概念的な「あるべき論」だけで、具体が感じられない。もちろんそういう、客観的な考察を求める人もいるんだろうけど、自分は、プレイヤーとして共感する現場のエピソードや、こんな問題に対してこうしたらこううまくいった的な話も交えた、楽しく読める本を求めていた。not for me案件だったかも。しかしこの本、売れてるらしい。どういう人が読んでるんだろう……。
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ehirano1
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そもそも他人とは価値感や使命感等が異なるという前提なので、「相手の立場になってみて、相手との対話(=橋を架ける)」ことで解決していきましょう、という精神論の話ではありません。かなり学術的(=論理的)な話で、観察技術、分析技術など1つ1つ丁寧にTipsを含めて述べられていました。
たかしぃ

価値観や相手の考えを汲み取る力など無いと、分かった気になるだけで分かってないですもんね。気になるので読んでみます!

02/04 22:18
ehirano1

たかしぃさん、コメントありがとうございます。是非!

02/05 20:20
3件のコメントを全て見る
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Kosmos
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対話に挑む中で陥りやすい罠として、①気づくと迎合になっている。②相手への押し付けになっている。③相手との馴れ合いになる。④他の集団から孤立する。⑤結果が出ずに徒労感に支配される。特に、①相手の考えた通りに、考えや行動を変えることで、相手に隷属し、自らが気づいた課題意識や問題点を見ないようにすることが問題で、それは諦める選択をすることである。対策として、組織の中で「誇り高く生きること」で、誇り高く生きることは、孤独であるが孤立してはならず、他者と信頼・共存するために、状況に合わせた判断をすることだと思う。
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Kosmos
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対話について重要な概念は、「私と道具」「私と相手」である。また、権限や立場に関係なく、自分の中に相手を見出し、相手が自分を見出すことで、双方に互いを受け入れることで対話が成立する。もし、「私と道具」の関係を無意識に構築し、想定外の問題が生じた際は、相手を変えるではなく、自身の物語、つまり物語を生み出す「解釈の枠組み」であるナラティヴを変える必要がある。対話の「適応課題」を解決するには「新しい関係性を築くこと」で、①気づき、②観察(探求)、解釈(橋の設計)、④介入(行動)であり、相手との「橋」がキーとなる。
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Kunyarin
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「組織が変わる」を読む前に再読。適応課題の解決には、互いのナラティブの溝に気づき、眺め、溝を渡り橋を設計し、溝に橋を架ける(相手との新しい関係性を築く)。この準備→観察→解釈→介入をアジャイルなプロセスとして回しながら対話を繰り返し、うまく橋を架け、技術的な課題に落とし込んでいく。抽象論としてこの考え方は理解できるが、さて、どう実践するか?どこから手を付けていけばよいのか?具体的なアクションにつなげようとするとなかなか難しい。しかし、「相手のナラティブは何か?」を考えるようになったことは大きな進歩だ。
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hiropon181
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読み終わってみると、分かり合えない上司のナラティブは一体何なのだろうか、話の合わない同僚のナラティブとは・・ついでに妻との溝は・・と、頭が自然と働くようになりました。自身との対話のきっかけとなりそうです。良書。
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ごみくず
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通読1★4.すぐ読める。よくあるコミュニケーションの「手法」だけ列挙した、つまり枝葉の部分ばかり示す本でなく、「相手の立場から相手を考える」という相互理解の本質の欠落に気付きを与える本。まずは「相手との間に溝があること」を認識し、その溝を介しながら相手の「物語」をみる。相手にコミュニケーション力が不足していると感じている時は、大概自分の目線でしか見られていないので、実際は自分自身に「相手を理解する意識」、相手の目線に立つ視点が欠如している。つまり自分自身にコミュニケーション能力がないと言うことになる
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あーりー
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まずは相手との間にナラティブの溝があると言うことに気付く。それが一番大事だと思った。
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ななつ
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お互いの持つナラティブな世界観の溝を埋める。抑圧型、回避型、対立型、ギャップ型。馴れ合う。押しつける。孤立する。途方に暮れる。解釈介入で橋を渡す。その前の準備観察。
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ジョニー
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読みやすいし、実践的だなぁ。と、読み進めてたら最後は、熱い。泣けました。同世代の著書の言葉や説明だから響くとこころが多く重なりを感じたのかそうじゃないのかわかりませんが、正月から良い書籍にあえました。
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srmz
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他者と働くというテーマで 経営学の研究者である著者宇田川さんの 考え方が分かりやすくまとまっていた! 働くだけでなく、 コミュニケーション全般として、 「対話」が必要。 準備→観察→解釈→介入プロセスを通して、 相手視点に立ち相手の物語を理解すること。 その上で、相手と自分の考え方のギャップを埋めること。 特に印象的だったのは、 「私とそれ(道具的な関係)」「私とあなた(固有の関係)」。 私とあなたは違うからという考えを持つのではなく、相互に対応な関係を作ることが大事。 実践するのはすごく難しい。
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Shohei Ito
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「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。その方法として、「対話」の重要性を提案する一冊。 一組織人として、対話を行うこと、継続することの困難さは身にしみて感じています。より良いものにしたいと思っているのに批判されていると感じ話が進まない、結果こちらもヒートアップして良くない方向に進んでしまう。そういう経験をしてきた人にとって、改めてその対話の方法を言語化し、自分たちがやってきた対話やその姿勢について背中を押してくれる一冊だと思います。
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僕です
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観察せずに思い込みで孤立して他人のせいにしがちだから生きづらいのは分かってるけど、余裕がなくなるとそうなりがちですよね。代わりにではなく加えてという。とか確かにそうですね。
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やくり
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ネタバレ本書では、準備、観察、解釈、介入のプロセスを通して相手の物語を理解し、自分の物語との間にある溝に橋をかけようといった趣旨の話をしている。主張は同意する。自分自身、相手の性格や経験してきたこと、育った環境、あらゆる自分との差異を無視して、自分の物語で相手を見がちになるので、自分が原因で関係に問題が生じているのではないかと立ち止まって考えるようにしたいと思う。しかしながら、もっと簡潔に分かりやすく書けたのではないかと、水増し感がある一冊。
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nanan
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ネタバレ組織は関係性。対話とは自分の中に相手を見出す、相手の中に自分を見出し、お互い受け入れあっていくこと。適応課題は一方的には解決できない。ナラティブ(解釈の枠組み)の溝に気付く、観察する。私とは私と私の環境。
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読書一郎
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「ナラティブ」に注目したビジネス書。ビジネスに限らず、国際問題でも、異文化理解でも、家族の問題でも、相手のナラティブを理解するのは大切ですね。 よい本だと思いますが、本書の主張は新自由主義を体現する考え方でもあります。その認識を持ちながら読むべきかなあと思いました。
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naohumi
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組織課題といえば、私たちはつい、技術的問題ばかりに目を向けがち。しかし、現実的には様々な問題が複雑に絡み合い、事情を余計にややこしくしている。所謂「適応課題」についてを考える必要がある。その糸口になるものとしては、やはり対話が必要。相手と自分のナラティブは異なっていることを理解し、相手のナラティブに関心を寄せる。これが大切。ただ 、実際は人は自分のナラティブの正義ばかりを考えてしまいがちである。相手の生きているナラティブに理解を示し、共感を得ようとする人が増えれば、組織課題の糸を解きほぐす一助となりそう。
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なかむー
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ネタバレ対話のプロセスのひとつひとつを大切にしたい。準備と観察は、認知の偏りの自覚やナラティブを置いておく2点が難関だと感じた。 ◎メモ ①準備 自分の景色を疑い、ナラティヴを脇に置く。 相手のナラティヴに気がつく=溝がある事に気づく ②観察 相手の振る舞いや、言動、相手を取り巻く環境を観察。 適応課題ら生じるなりの理由がある。 ③解釈 橋をかける設計。自分の行動が相手のナラティヴに受け入れられるためのポイントは? 相手の立場から自分を見る ④介入 実際に行動に移す。実行後検証し、適宜修正していく。
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海
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ナラティブを相手の一般常識のようなものとして、1相手と自分のナラティブの溝を気づき、2相手の言動や状況を見聞きし、3溝を飛び越えて橋をかけられそうな場所や架け方を探る、4実際に橋(新しい関係)を築くことで相手と対話することが大事と説く。似たようなものは多いがこの作者の話はわかりやすい。
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みにとまと
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ネタバレナラティブ 語り、物語 準備 溝に気付く 自分のナラティブを置いて、フラットに相手を見る 私とあなたの関係 観察 溝の向こうを眺める あなたの背後にある課題をよく知る 解釈 溝を渡り橋を設計する あなたにとって意味がある取り組みを考える 介入 溝に橋をかける 痒い所に手が届く存在になる 弱い立場の罠で、立場が上の人を悪者にしやすい「弱い立場ゆえの正義のナラティブ」に陥るとあったが、前職で評価制度に関して下から上の評価制度も作った方が良いのではと提案した時の上司の返答を思い出した。
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sun
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「ナラティブの溝に気づき、対話によって橋をかける」人を人として扱い、向き合う人間根本、道徳的なことが組織や経営で語られる場面が多くなってきている。根性論や使い捨てるようなやり方では成長に限界があることが証明されてきたこともあるだろう。人なくしてチームも組織もない。強制ではなく納得と自主性による働きが適応課題には必要。
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hikarouch
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自分でも普段から考えていることとよく通じる内容であり、それがとても分かりやすく言語化、構造化されていて大変参考になった。 「人を動かす」とか「誰かとよい関係性を築く」とか考えていたことが、お互いのナラティブを把握してその間に橋を掛ける、という表現に見事に集約されていた。 正論でぶん殴ることがなぜ間違っているのかもよく分かる。働く、ということだけでなく、家族や身近な人達との人間関係や、もっとひろく世の中で起きている色々なものへの違和感や不満とも向き合うことができる。
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でじきち
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ネタバレ◆現場と経営、監査する/される側、上司たるもの…。上司が決めないのは何故か◆弱い繋がりを機能させる為、強い繋がりも持ち大切に◆人が育つ=その人が携わる仕事において主人公になる。部下のナラティブの中で活躍できるよう支援する◆社長のWSで姿勢は伝わるが、本音が語られないことを自覚◆スタバ、08年危機。エスプレッソ効率化マシン→背が高く客がバリスタの顔見えず。豆をその場で挽かず袋詰めで店舗開封効率化→香失う。売上拡大目的ホットサンドイッチ→チーズの匂いで雰囲気損なう。マクドの大攻勢1ドルエスプレッソでよくなった
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でじきち
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ネタバレ様々なノウハウでなぎ倒された後に残るは難題ばかり。既存手法で解決できる→技術的問題。既存手法で解決できない複雑困難な問題→適応課題。適応課題に技術で応えると×◆お互い同じ前提に立ってなく分かり合えてないことを認めるが第一歩◆ナラティブ:物語を生出す解釈の枠組。人が置かれている環境における一般常識、正論。自分もある。ナラティブの溝に気づき、一旦自分のナラティブを脇に置き、相手側を眺め、自分がその立場なら…と相手側に渡り、相手のナラティブも踏まえた橋を架ける。相手にとって役にたつことでないと受入れられないので
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ほし
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現代の組織における多くの課題は、既存の方法で解決できる「技術的問題」ではなく、関係性の中で生じる「適応課題」であり、それを解くための方法は「対話」であると筆者は語ります。ここでの対話とは、新しい関係性を構築するためのものであり、自らが抱えている解釈の枠組みである「ナラティヴ」を自覚したうえで脇に置き、相手のナラディヴとの間にある溝へ橋をかけるための手段となります。具体的には「準備」「観察」「解釈」「介入」のプロセスを回すことで、対話により橋をかけることが可能であるとしています。納得感のある一冊でした。
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ポポロ
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最近この手の取組に触れることが多いことから。結局想像力だと思うんだけど、なかなか腹落ちしないのは、どこかで、損のように思ってしまっているからなのかもしれない。
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Kengo
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A -
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本多一輝
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技術課題と適応課題 【組織】における適応課題は【お互いに分かり合えていないことを認める】こと 対話は新しい関係性を構築すること ①価値観と行動にGAPがある ②コミットメントが対立 ③言いにくいことを言わない ④痛みを回避する行動を行う ナラティブ:物事の解釈の枠組み 自分の考えと相手の視座
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