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全体主義の克服 (集英社新書)

感想・レビュー
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harass
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Youtubeで知る。この中のハイデガー黒いノート事件についてのみ拾い読み。2014年、行刊中ハイデガー全集での彼が書いたメモ帳の内容が大問題になり、このせいでハイデガーの評価ガタ落ちしたとのこと。当時のナチスドイツの時代もあり、反ユダヤ主義のナチズム思想と彼の哲学は別とされていたのだが、彼の個人的なメモ帳からはそんな区別が難しくなったとのこと。現在の欧米の哲学界ではハイデガーはタブーになっているとか。この本のMガブリエルの主張に完全に同意できないのだがなあ。判断留保。
0255文字
岡本正行
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全体主義、哲学にせよ、このレベルまで行くと、あまりにも難しい。政治体制としての全体主義と、一般的な哲学、それ自体は、あまりにも広範な意味があり、この本を読んで、いろいろ考える。実際、よくわからない。一方の学者は、東洋哲学の専門家、様々な幅広い知識と教養がある学者、とてもその足下にも及ばない。ちょっとレベルが違いすぎた。さりとて、いまから双方の学問を学ぶには、基礎が足らなさすぎる。根本的には、一般教養としてはいいだろう、私に、そこまでの意欲が欠けている。残念である。表題と内容が違った、勉強と能力諸々の欠如
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heaven of 20
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全体主義とはいかなる思考なのか、それを知るために本書は哲学という観点から(特に中国哲学の中島さんがいるのは大きい)考察している本でもあるし、それは中島とガブリエルの対談という形でなされるのであるが、実際に〈一〉に取り込まれていくのが全体主義の有り様とのこと。全体主義にも右翼的な全体主義もあるし、もしかすると左翼的な全体主義さえもあるのかもしれない(フィクションではあるがスペインに左翼的な全体主義ができて、というのを描いた作品が言及されていた)。U2にOneという歌があるが、一つになろうは悪なのかと思った。
heaven of 20

また、デジタル全体主義についての言及がある。私たちは全体主義というのは私的領域に公的なものが侵入するものとしてそれを把握せねばならないということであり、私的な領域にあるはずのものをどんどん進んでネットにアップしていくとしたらそれはデジタル全体主義による私的領域の公的領域化の力に抗えていないと見て良いのだと思う。

09/10 19:34
みあ

ナイスありがとうございます。『失われた時を求めて』がお好きなのですね。私も大好きです。

09/10 20:55
3件のコメントを全て見る
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ceskepivo
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ガブリエル氏の指摘が腑に落ちた。「私的領域と公的領域の間に明確な境界線を引いたのが近代。デジタル化は、全体主義的な「国家」が存在しないまま境界を破壊したり」。
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YASU
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20世紀のファシズムは個人独裁型だったが、現代はグローバルなデジタル化・ネットワーク化による全体主義が進んでいるという。そのうえで、Mガブリエルの主哲学である「世界の多元性」、「すべて」や「無限」の不存在などが論じられ、さらには貪欲な資本主義ではなく倫理的消費生活が提唱される。ここまで、なるほど説得的ではあるものの一般論としてよくあるものとも思える。ではどうしろというのか、その方向性として、大学の中立性や地域性が学知の役割だというのは、ふむ、そうなんだろうけどね、なかなかねえ。
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ishii.mg
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新書のなかに多岐にわたる議論がされている。ハイデガー、ハーバーマスへの強烈な批判(ナチスとしての)はドイツの大学での直近の歴史なだけにリアル。中島が立命館APUの創設に関わっていたとは知らなかった。APUはなかなかいいところまで行っている。倫理的消費は斎藤幸平やDGならアカンと言うかもしれないが一つの解決になるか。新しい啓蒙、これも結構楽観的な気がするが、、、。日本でも経団連がMGの話を聞いていたけどピケティのように消費されるだけにならないように祈る。
0255文字
linbose
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★★★★☆
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シマ
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〈アドルノとホルクハイマーが「道具的理性」[目的を実現するために最も有効な手段として理性を用いるもので、目的それ自体を思考し反省することを失った状態]に官僚主義的な悪の本質〉があり、その目的に対する疑いを持たず、合理性の追求こそが「全体主義」をもたらした、と述べる。それに対して〈人々が出会いながら、そこで起きる計算を超えた偶然的な出来事を歓待する〉という「礼としての消費」をあげ、それは〈ともに「人間になること」としての人間〉であることにとどまろうとする意志なのであろう。目的は求め、微調整し続けるだけ。
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yutaro sata
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中島さんとガブリエルさんの対談本。全体主義に陥らずに、普遍、普遍化という動き、プロセスをどう整備するか、というのが主なテーマだろうか。中盤のガチンコの哲学議論になると、まだまだ私には難しくてよく分からなかったが、お二方の想い、志などはよく伝わって来た。
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よしくん
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ニュートンが万有引力の法則を見つけ、それまで絶対的指針とされていた天空の動きが我々と同じレベルに引きずり降ろされた話が面白い。何故そこで「だったら万物を支配する法則なんか無いじゃねえか!」という発想にならなかったのか、とガブリエルは惜しむ。万物の法則とか真理とか、そんなのは存在しない、そんなものがあると妄想するから全体主義を招くんだ!との主張は納得できるが、それら無しで耐えられるほど人間は強いのだろうか?と思う。対立や嘘や全体主義の危険性があるにせよ、人はそういうもの無しには生きられないのではないか。
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しゅうえい
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久しぶりに哲学に関する本読んだ。
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Οὖτις
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メモ/ まずキリスト教、ユダヤ教と共にハイデガーをうっちゃる。 黒い森と禅仏教連合のパラダイムを超えること。 脳の一部をなす神経構造から意識は生まれるが、意識は脳の活動とは関係ない。 ギリシアは美しすぎてそれ故に限界があった。 最近、哲学が人間の歴史の背後に流れていることを感じている。そして今、対談したお二人が新たな地平に立っているとも感じた。 九鬼周造の偶然性に関しての言及もある。 宇宙に関する著作を書いている最中とあったが、日本でも出版されたら是非読みたい。
Οὖτις

追加メモ/意識はニューロンの構造だがニューロンの発火ではない。脳の一部である格子状構造から意識は生じるが意識は脳の活動とはなんの関係もない。 ジュリオ・トノーニの書籍も読んでみたい。

10/09 22:09
Οὖτις

クリストフ・コッホの書籍も。

10/09 22:12
0255文字
Yosukeworld
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東西の哲学者マルクス・ガブリエルと中島隆博の対談形式。.途中から難しくて理解できず。ハイデガーがナチスに傾倒していたのは初めて知った。 マルクス・ガブリエルは、科学と哲学の融合を推奨する。確かにアインシュタイン関係の本を読むと、アインシュタインが哲学者のように見えてきたりする。また、大企業は哲学者を雇うべきだとも主張している。あとはチンプンカンプン。
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Hiroki  Nishizumi
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読み始めは含蓄に富んで興味深いと感じていたが、第四章 全体主義に対峙する新実在論あたりにくるとついていけない。まだまだ勉強しないとね。
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デンプシー
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本書の内容は二極化していると言えると思う。一極は「言っていることは理解が出来るが、そこまで大きな学びが得られなかったもの」で、もう一極は「言っていることが全く理解できない」というもの。まあ、過去何冊かマルクス・ガブリエルの対談本を読んできてこうなることは予想が付いていたので、落胆とかは無かった。
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オランジーナ@
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めっちゃハイデガー批判されとる。
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すぎはる
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①想定読者は誰なのか? 流石にこの次元の対話についてけるのは哲学博士レベルではないか。書籍化するならもう少し平易化して欲しい… ②全体主義の定義が難しい。 本書では一に向かう運動=全体主義とされ、デジタル全体主義などが叫ばれているが、果たしてそれは全体主義なのか? 全体主義というナチズムを想起させる言葉を乱用することで、一に向かう運動に負のイメジを持たせる誘導型権力なのではないか、という批判は成立しそう。アレント全体主義の起源 との整合性はどれだけあるのか、そもそもいらないのか。
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マウンテンゴリラ
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日本ではもはや、役に立たないものの代名詞とさえ見られがちな哲学であるが、そんな時代であればこそ求められるものが哲学である。そのようなことを感じさせる、アクチュアルな課題に向き合う哲学がここにあり、科学・技術中心の価値観の脱却こそが、今最も必要なことでもあると感じさせられた。本書のテーマでもある全体主義は、過去の遺物というのが、我々戦後世代の一般的な感覚かもしれないが、劣化或いは腐敗した民主主義から、じわじわと湧き上がってくるということを、警戒しなければならないのでは無いか。そういう意味において、→(2)
マウンテンゴリラ

(2)今の日本が安心とはとても言えそうには無い気がする。ドイツと日本という、共にかつて全体主義という失敗を経験した両国の哲学者が、過去の分析だけでなく、現在及び未来への提言として、アクチュアルな哲学を掲げたことに、大いなる意義を感じた。

04/17 12:43
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sakamochi5d
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凄く難しかった。。ガブリエルの書物をきちんと読んでから読むべきだった、と反省。ただ、言わんとしているのは『科学と技術だけで世界を読み解くな、道徳心、あるいは絶対的な世界は存在しないという、いくらでも解釈できる。哲学的思考と科学的思考を融合させる啓蒙活動が必要。』と咀嚼した。現代は目に見えるエビデンス重視で論じる場面に偏っているが、倫理的思考、定量化出来ない要素が如何に大事か、また日々これらについて思考を循環させて行くことが本質と。お互いの世界を対話によって中立化出来れば戦争は無くなるかな、と期待したい。
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akon
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ネタバレ「シリコンバレーの魔女たち」を王座から退位させる。 https://akon.hatenablog.com/entry/2022/04/05/084440
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Э0!P!
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道徳的進歩なしには、真の進歩はない。GAFAから、ネットを利用するたびにお金をもらう権利がある。全体主義における悪は、カントの定義する道具的理性である。ハーバーマスは反ファシズムと見せかけて、ユダヤ人のアドルノとホルクハイマーをこきおろした。ハイデガーはナチズムそのものであり、世界にその信奉者が溢れている。世界全体にゆきわたる法則など存在しない。無限の中心から伸びる無限の鎖で成り立つ世界。ギリシャは美しすぎるがため、目に見えないものは存在し得なかった。醜いというイデアもなかった。物理学は方向を見誤っている
Э0!P!

普遍を見出すのではなく、普遍化する。そこに知の行為が貢献していく。

03/06 18:54
Э0!P!

human co-becoming

03/06 19:05
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岑雄
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デジタル・スコアリングの話が面白い。人を評価するのにポイント制を導入する(既にしている)のである。両親の実家を訪ねる回数が多いとポイントが高いとかである。この考え方は、功過格(こうかかく)の現代版といったところ。デジタル化で個人の行動が全てデータとして記録されていくにつれ、何かを許可するのにもそのポイントの高さ次第というような世界がすでになされている。
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ららら
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中華料理では食材をそのままの姿で料理するから、中国人は動物を殺して食べていることを自覚している。一方、西洋人は食べられるところとそうでないところを予め分けて調理するから、それらが動物であったと気づかない。(p.200) 「数学を宇宙を記述するための最良かつ唯一の方法だと考えるのは明らかに誤り(p.120)」これは示唆的。たしかに物理学は必要な範囲で世界を記述できる理論が構築できれば良いという態度に切り替えたのに対し、数学は最も美しい体系だと考えられている節がある。人間の考えうる範囲で宇宙を語るのは傲慢か?
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夜游の月
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マルクス・ガブリエルの言葉は、自分が当たり前だと思ってきた事を足元からくつがえします。 その事が私を古くて狭い場所から解き放ってくれるように思うのです。 私は哲学とか歴史とかあまりよくわかりません。 でも、彼の言葉は無知の暗闇の底にいる私の所にも一筋届くのです。
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原玉幸子
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「意識は脳の活動ではなく、脳の数学的な構造・形式」だとの分かり易さや、時空を含む存在の定義を(西洋視点でなく)東洋的な感覚からの脱構築を通じて初めて、ポストモダンなのだなぁとワクワクしました。中国研究者の中島隆博に趙汀陽「天下」理論の哲学を紹介されると、中国共産党に嫌悪感を覚えたとしても、彼等の生活・文化精神性を「排泄感」と表現するのは、反省すべきかと。「哲学は自分が何であるかを知ろうとするもの、最新知に合わせた教説であるべき」。いいですねぇ、その向き合い方が。(◎2021年・夏)
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fkkda44
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科学と技術によって現代世界のあらゆる問題を解決できるという信念は誤っている。コロナという未知の災禍があぶりだしたのは、既知の諸問題であった。問題が何か分かっていても、手当てができないような構造に既に陥っている。資本主義の基盤は、差異である。現代の資本主義は、無理に差異を作り出しては、廃棄している状態。従来の全体主義体制では、公的な領域と私的な領域の区別を、国家が破壊してきた。現在では、デジタル・ユーザーが自ら進んで、区別を楽しんで破壊している。
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ブラム
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理解できた部分もあるけど、全体的に難しくて読み直そうと思いました。
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どんどん
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ネタバレ話題のマルクスガブリエルさんの対談本とのことで、読み始めたけれど、痒いところに手が届く感じは掴めなかった。東アジア哲学との関連や新たな全体主義の考え方については理解できると感じたところも一部あったけど、他のところでは理解が及ばない。うーん、再読かな?
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またの名
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任天堂のマリオが典型的なイタリア人として描かれてるのは良いのか、カメを倒すことの意味は何か問う哲学者がゲーム制作現場にいたら画期的と述べるガブリエルとの対談。右派教授ガダマーによって反全体主義のフランクフルト学派を内部崩壊させるため護憲派の守り神とされてるハーバマスが送り込まれたという、よく見かけるフランクフルト学派陰謀論とは真逆の陰謀論を聞けるだけでも、かなり新鮮。シェリング研究のかたわら実は中国哲学の王弼『老子道徳経注』を読解していた経歴に触れる辺りで新実在論の一面が明らかになる、存在論と倫理の接合。
またの名

科学に対して哲学の優位を堂々唱えるガブリエルは芸術にも一家言アリ。「哲学だけが変容をもたらす唯一の場所なのです。…アートが一九九〇年代にそれをやろうとしたときには…あらゆるところに小さな民主主義があり、残りの歴史は、ポストモダンでカラフルな、巨大パーティになるだろうと考えていた。でも、そうはなりませんでした。ですので、わたしは、アートは解放的な力にはなれないと思っています」。各方面おこ不可避の容赦無さ。

03/02 16:14
0255文字
ころこ
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タイトルの通り全体主義をアクチュアルなことを通じて簡単に論じられたら、こんなに楽なことはありません。本書の問題は、ネイティヴに会話できないふたりに大きすぎる問が立ちはだかっていることにあります。議論が難しいのではなく、気に入らない事象を全体主義という概念で批判しようとして振り切れてしまっている対談者側に問題があると思います。自分が気に入らないこと=全体主義では決してないでしょう。それ位、全体主義とは強い言葉です。資本主義は貨幣という共通言語によってコミュニケーションが出来、賃労働をしさえすれば出身階級から
ころこ

逃れて富を得ることが出来る。お金を自由の行使権だと考えれば人種、国家、性別からも差別されない。アクチュアルな問題を議論するならば、もっと細かく要素に分けて、良い面も確認して認めつつ批判しなければ、全否定を喜ぶ人はルサンチマンで、そこに関わっている大半の読者からすれば全否定では立つ瀬がない。世界は一括りで全体主義と言えるほど単純ではありません。とにかく日本の知識人が戦後ドイツ的なMGを好きなのは分かりました。でもこの道徳臭さは何とかならないのかと思います。対談本とはもっと大らかであるべきではないでしょうか。

02/22 20:33
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きゅーちゃん
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哲学×マリオのくだり、おもしろい。企業と哲学者の組み合わせは膝を打った。無自覚な読書は非倫理的な読書は刺さる。高校〜大学のころから貪るように読んでたけど、より自覚的に読書しはじめたのはここ数年のような気がする。
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Yuki2018
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以前、中島さんの講義を受けたことがあり、表紙の顔をみて懐かしくて思わず購入。現在の全体主義は、ナチや戦前の日本のような独裁ではなく、デジタル化による私的領域の境界破壊を喜ぶ市民自身による民主主義の自壊である。このデジタル全体主義に対抗する新しい哲学が市民宗教になることが必要だという。それが新実在論のようだが、要するに「全てを包括する統一的な根拠はない」ということで、市民宗教になる感じは全くしない。対談本の限界か、途中からは主旨を外れてグダグダに。ピンとこない決めつけも多い。哲学とはこういうものなのか。
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かくかく鹿々
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対談本ながら、かなり手強い。特に中盤の、ドイツ哲学・新実在論・東アジア哲学などに関する議論は、自分の知識不足から、恥ずかしながら歯が立ちません。しかし、「市民的服従による全体主義到来の可能性」「サイバー空間は非民主的である」「ハイデガーの黒ノート」「倫理的な消費」「人の資本主義」「大企業は哲学者を雇うべき」「21世紀の礼をいかに再定義するか」などなど、今後も考え続けたいテーマをいくつも発見できたのは収穫でした。☆☆☆
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ダージリン
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対談なら気軽に読めると思って手にしてみたが、想像以上に読み応えがあった。新たな形の全体主義が世界を覆いつつある中、単に流されるのではなく、自覚的にどう対していくかを考えなくてはと思う。王弼については全く知識がないが、東洋と西洋の思想の融合が良い形で推し進められていけばより良い展望が開けるのではないか。
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jackbdc
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上っ面の話は理解できたと思う。しかしコアな哲学的考察の部分は良く分からなかった。ガルブレイス氏の主張は熱い。こっちが心配になるくらい尖っていて人間臭い魅力がある。本書の理解としては、GAFA等の寡占企業はWEBを通じて人民を操つり民主主義を蹂躙している。デジタル全体主義がボトムアップ型で静かに進行するため、危機感が共有されにくいのでたちが悪い。中道の無い二者択一が諸悪の根源。いまいち理解できずも気になった点、1.功過格とスコアリング社会の現状と課題とは?、2.物理学と哲学のマウンティング論争の意義とは?
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ひいちゃん
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今の資本主義の前提が壊れそうなのか?アメリカでの中流階層が消滅する過程は現状の日本と同様。
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おっきぃ
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話の合う二人の長い対談を切り取って掲載しているためか、脈絡なく知っている前提でいろんな話が出てくるので門外漢にはもういまいちよくわからない。全体主義をいかにして克服するかという話が目的のはずだけど。
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那由田 忠
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ポピュリズムを全体主義、グローバル資本主義の視点から考える。市民が自ら疑似独裁をつくり出し、インターネットを使うとデジタル難民となると言うが、トランプに非民主的要素がないなんてありえない。カントの人種差別やらハイデッガーのナチス的本性、議論を求めないハーバーマスなどの雑談の中で、「世界は存在しない」と唱えるガブリエルが、アーレントの後に中国哲学研究をする中島と不思議な議論を展開する。ある種の「一」を信奉する危険性はわかるとしても、議論は難渋すぎる。
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