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更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち

感想・レビュー
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りょうちん
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村上春樹氏所蔵のクラシック音楽のLPレコードから、同じ楽曲について、奏者(オケなど含む)、指揮者で聴き比べた感想が記述されています。その第二弾で楽曲数にして100曲弱です。ほぼ知らない楽曲でしたし、そのLPを聞いたこともないので、一種の読み物として味わいました。たとえば美味しい料理の特集記事を読んでいると、もう感想はいいから食べさせてくれ!と思うのと同じように、この際なんでもいいからクラシック音楽を聴きたくなります。それも叶わないので、聴き比べにおける氏の表現の多彩さを興味深く味わわせていただきました。
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barcarola
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2冊めがあったんですね。これも楽しく読むことができました。
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みいくん
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モノラルレコードを始め、かなり古めのレコードが殆どなので(そう表題にも書かれていますね)、手持ちのレコードと被るものは少ないのですが、この人たちの演奏は、どんな音なんだろうと想像するのは楽しいですね。
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たらちゃん
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村上春樹さんのレシピで作ったおかずがおいしくて、これは音楽の趣味も合うかもと、この本を買いました。いってみよ~!
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宮村陸
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ネタバレ初読。図書館。本当に多くのレコードを紹介していくれている。1枚に対する文章の量は少ないが、音楽を言葉にするその豊かで無尽蔵な表現に圧倒されて恐れ入る。
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takataka
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★★★★☆氏が持つクラシック・レコードを紹介してくれるエッセイだが、聴いたことがある曲は20%あるだろうか。CDで持っているアルバムは3枚だけあった。前作から引き続き何とたくさんのクラシックをレコードで聴いてきたのかを思うと圧倒されるが、肩の力を抜いて、これいいよと教えてくれる先輩が隣にいるようだ。
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Hiro
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長年蒐集のLPレコードを公開したクラシック愛聴盤エッセイ。昔よくこの手のクラシック名盤紹介本を読んだものだ。違うのは評論家ではない著者には常識や公平性などを考慮する必要がないのでもっぱら自らの趣味好みを前面に出して手持ちの慣れ親しんだものだけを本当に楽しんで紹介しているところ。従って世に知られた大家だけではなく著者の密かに愛好する知られざる演奏家が多く登場してくる。これがたまらない。一方で評価の定まった音楽家でも殆ど出て来ない人も。本書は2冊目だが始めのものと合わせ常備して音楽鑑賞の手引きにしたいものだ。
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マイキー
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村上春樹が所有するクラシックレコード紹介本第2弾。そもそも私はクラシック音楽を聞く方ではないのでこの本を読んでもほとんど音楽的な理解はできませんが(なんで買うねん)、クラシック音楽の奥深さのようなものは感じることができました。レコードジャケットを見ているだけでも楽しめました。
毒兎真暗ミサ【副長】

なんで買うねん、にツボをつかれました✨いただいていきます🤭

07/03 08:07
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sashawakakasu
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出てきた音楽の配信やCDが出るのなら買うのだが、無反省に。この本はつつじヶ丘駅前の瀕死状態の書原で購入。延命装置のため近くへ行った時にせっせと本を購入してる。
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都人
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この著者の小説は読むのが難しいが、クラシック音楽の愛好家である私には、この本には懐かしい名前が数多く出ていて、音楽を聴きながら読むと、至福感に満たされた。
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Tomoichi
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第二弾が出ていたので購入。評判が良かったから出版されたと思うけど、かなりマニアックです。クラシック好きの意見も聞きたいな。
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野比たまこ
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村上ラジオで紹介で知りました。クラッシックは自分も好きなのでとても楽しく読めた。
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shushu
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第二弾。クラシック音楽に詳しい人なら、著者の好みがわかるのかな。これだけ聞き分けられるからクラシックやジャズを聴くのだろうな。私には音楽の構造とか違いが全くわからない。それにしてもクラシックの演奏家は常に「比較から逃れられないのだな」。
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れいあ
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村上春樹のクラシックレコード紹介第2弾。第2弾とあって、聞いたことのない曲もチラホラ。レスピーギのオペラをみたことがあるというのにびっくり。日本ではめったに演らないと思うけど、イタリアでは結構上演されているのかな。村上さんが推している指揮のビーチャムさんが気になった、一度聞いてみよう。
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美東
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ネタバレ318頁 86)プーランク「フランス組曲」  ”作曲者のフランシス・プーランクが残した自作自演レコード。(中略) 作曲者自身が演奏しているということで、「なるほどこういう意図で作られた曲だったんだ」と納得しながら聴ける。とはいえ、「だからこれがいちばん正当な演奏なんだ」とは言えまい。作品はいったんパブリックになってしまえば、自動的に自立したテキストとなり、時代によって解釈も変化する。そして作曲家の意図も結局は「ひとつの解釈」「それなりに意味のある参考書」みたいなものになってしまう。”
美東

創作者として見事な割り切り様だ。でも割り切れない人もいる。クンデラ著「裏切られた遺言」  https://bookmeter.com/books/505133 村上さんとは好対照。

04/23 12:00
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寿
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村上春樹のクラシックレコードコレクション第2弾。今回の方がメジャーな曲が多いイメージだが、膨大で読みきれない。喧嘩腰のグルードとバーンスタインのベートーヴェンピアノ協奏曲第3番。36歳アルゲリッチの名盤と言われるショパン前奏曲。ここに載ってるドヴォルザークのチェロ協奏曲は是非聴いてみたい。
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藤月はな(灯れ松明の火)
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村上氏が紹介するクラシック・レコードの魅力。各評に良いなと思いながらも私にとってクラシックはNHKFMラジオで聴く程度であり、聴き比べできるには程遠い。その為、「これは余程、何度も違うバージョンを聞かないとできないのでは?」と臆する事もしばしばでした。ただ、指揮者、演奏家やその組み合わせなどによって同じ曲でも好みが分かれる所は海外文学における翻訳やその言葉遣いの好みと似ているように思いました。
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takakomama
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著者が所有しているクラシック・レコードの紹介第2弾。 録音当時に現役バリバリだった演奏家も、今では昔の人になっています。同じ曲を違う演奏で聴き比べると、それぞれの個性がきわだちます。音源をチェックしながら読みたいけれど、図書館の貸出の2週間では全然時間が足りません。
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本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
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serial number 60(060/345)☆ この本(前作も同様)は,版型が正方形になっていて,いかにもレコード(盤)ガイド然としている。もっともジャケットワークを語る本ではないのでサイズは小さい(笑)。面白いのは,村上氏がこれらのクラシック作品を早くは高校生あたりの頃から聴き続けていて,それと氏のポピュラー音楽への造詣との接点がほぼ無いことだったり,あるいは「競取り」でなく純粋に「救出(≒捨て値販売のレコードを買い取ること)」に徹しているところだ。この辺は彼のキャラクターに良くあっていると思う。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)

☆ 20世紀後半のポピュラー音楽に親しんできた一個人として,この時代の音楽の歴史は「記録化の歴史」だったように思える。それは世紀前半の蓄音機の発明に始まり,アナログレコード,音響システム,ライブ技術,コンパクト化(持ち運び化),ディジタル化,そしてネット化(ここから21世紀)と続いていった。勿論その反対側には興行化と産業化がある。この二冊の本で紹介する範囲はレコード(一部SPを含むアナログLP)の時代であり,真空管やモジュラーステレオがコンポーネントステレオに代わっていく時代の話である。

02/21 18:53
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hr
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読んでいたのに登録忘れ。
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tokko
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やはり音楽を聴いたことがないと苦しくなってきます。次第に気になる評だけを読むことになりました。もっと気長にCDでも探しながら読めるくらいに時間がある時じゃないと、向かない本ですかね。
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春ドーナツ
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YouTubeを活用して楽曲を聴きながら文章にあたろう。毎晩「明日こそは」と空を見上げているうちに、たぶん90日が過ぎ去っていった。理想と現実の葛藤の末、ハンバーガーショップで、いつものようにiPodでオルタナティブロックを流しながら読み始めた。前回はなんの躊躇もなくそうしていた。なぜだろう? 曲名を見ても、ドボルザークの「新世界」以外(でもスメタナの「モルダウ」が脳内再生されたけれど)何も浮かぶことなく、今回もするする楽しく読めた。ラジオ番組のディスクジョッキーの話に耳を傾けているように。風の歌を聴け。
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2022年12月初版。初出「BRUTUS」2021年11月1日号に一部掲載。他は書き下ろし。クラッシック第二弾。この手の本は、Tシャツやジャズレコード等もあり、春樹さんの趣味の深さがわかる。次は、ランニングシューズを含むスニーカー本だったりして。
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ぽー
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本編の時は流石にクラシックにうとい私でも曲名聞いただけでも音楽が浮かんでくるものがあったけど今回の続編では「ワルキューレの騎行」など一部除いてネットで実際に聴いても「ふーん」という曲が多くて教養ないなと。ジャズやポップスはまだ分かるけど小澤征爾でも驚くくらいクラシックに関する知識が豊富で本まで出せちゃう村上春樹って何者と改めて。
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Tatsuo Ohtaka
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まさか第2弾が出るとは。著者の熱心な読者とは言えないが、自身のコレクションからお気に入りの演奏を選ぶコンセプトは悪くないし、セレクションも面白い。あくまでも個人の趣味なので、これが決定盤と思わないようにしないとね。
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あきら
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村上さんのクラシックの知識は凄いですね。晩年はクラシック聞きながら読書して過ごしてみたいですね。その時はこの本を読み返して見たいです。
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sattin
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一冊目より有名曲が多かったような。知らない曲も聴かないと分からない曲も多いが、レビュー読んでるだけでも楽しい
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ルミ
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読んでみて実に広範囲の楽曲を丹念に聴き込んでいることに驚いてしまう。曲の紹介や解説ではなく個々の盤を聴き比べた感想が平明な筆者特有の文章で描かれている。海外のホールを訪れたエピソードは何度も出てくるが、映画や小説の話題はほとんどない。「地獄の黙示録」、あとゴルトベルクの章に出てくるレスター博士とはハンニバル・レクターのことだよね。CD棚から久しく聴いていない盤を取り出したり、配信で検索してみたいものがいくつか出てきた。ブレンデルのシューベルトが大好きなのに「ファンとは言えない」と2度も書かれていて悲しい。
ルミ

「春の午後に、きびきびしたフランス小型車(もちろんマニュアル・ギア)に乗って山道を走っているような爽快な気持ちになれる。」ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番カサドゥシュ&ベイヌム盤について

01/25 12:44
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merci
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ネタバレ前作では交響曲や協奏曲が多かったように思う。本書では器楽曲が多く、録音年も前作より新しい傾向。また、日本人演奏家も増えている。その中で朝比奈隆御大の名を発見。コンサートでの感動を思い出す。本書では十八番のブルックナーから拍手8分の交7を選んでいる。モーツァルトのクラリネット、前作では協奏曲だったが、本書では五重奏なのがうれしい。ゴルトベルクはグールドの新旧盤を聴き比べ。チェロはフルニエ、ピアノはアルゲリッチの高い評価に同感。「クープランの墓」や「偉大な芸術家~」など、かつてよく聴いたので懐かしい。
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ともパパ
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ネタバレ手持ちのLPから選び出してまとめた本の第2弾。CDも全盛期を過ぎて、音楽がサブスクで浪費される現代では、無駄ともいえる夢のような本。こうした本がもてはやされ、載っている音源をさがすことができた時代がうらやましいのか(まあ、現在でもその気になれば探せるのかもしれないが、地方在住の身としてはしょせん夢物語…)。この本の欠点は、聞きたい曲(欲しいCD)が増えてしまうこと。それにしても、よくこれだけ聞き比べられるよなぁ。時間はどうしているんだろう。
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ポルコ
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またまた欲しいクラシックが4枚ほど増えた。これだけの物量を聴き分ける音楽脳の器量おそるべし。
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starbro
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私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作をコンスタントに読んでいます。1年半前に読んだ第一弾に続いて、第二弾も読もうと思って書店を巡り、漸く10店目で立読み出来ました。 よりマニアックな感じになっているので、村上春樹の本としては、第一弾よりも売れない感じです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916101
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えいなえいな
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2022年が終わる1時間前に読み終わりました。前作は知らない曲をYouTubeで調べながら読んだのですが、今回は年末で忙しくて読むだけになってしまいました。気になる曲がたくさんでしたのでいずれ聴いてみたいと思います。知っている曲に関してはおっしゃるように指揮者や演奏者によってまったく違う曲になるという方が伝わってくるので参考になります。やはりクラシックの醍醐味はそこにありますね。
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