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三人の悪党 きんぴか① 完本 (光文社文庫 あ 29-6)

感想・レビュー
40

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はかり
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これは何度か読んだ本。軽妙な浅田独特のユーモアにあふれる作品だ。それにしても、自衛隊経験のある浅田だけに自衛隊の下りは妙に説得力がある。しかし、パパはデビルのくだりは妙に解説がましい。浅田も得意ではないネタだろう。
0255文字
海猫兄弟
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元自衛隊員にしてギャンブル好き浅田次郎の原点がよく分かる作品だった。講談師の名調子を聞くが如きで文章はスルスルと頭に入って来る。ヤクザ、自衛官、官僚、3人の描き分けも会話を通して自然に処理されている。笑わせて、やがてほろりとさせる名人芸がほぼデビュー作で既に出来上がっているのには驚きだ。その後の鉄道員に代表される人情噺に比べると季節感の希薄さが一番大きな違いと感じた。一つ難を言えば、ピカレスクからは野獣死すべしや蘇る金狼のような破滅的暴力を連想するが、本書にはむしろ知能犯的計算高さを感じて違和感があった。
0255文字
りんご☆もも再び13
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おっ😳そういうことかぁーと思って読了…。個性豊かな面々が登場。時代を感じるストーリー。
0255文字
まっきー
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浅田次郎、こんな感じのも書いてたのか~。「パパはデビル」の捉え方は合ってるのかな。ちょっと不安。
0255文字
ヨーイチ
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大分古い、でも光文社文庫でリニューアル。売れたもん勝ち(勝ちかどうかは分からないけど)。大衆小説は読み捨て前提だろうけど、人によってはそれこそきんぴか体験にもなるわけで、結構なことである。最初のリクルート、人物紹介の辺りは「おお、ワイルド7ではないか」と唸る(定番とはいえコレはもっと古い)。印象に残るのは軍曹が「市ヶ谷、三島由紀夫自決事件の際、隊員達の怒号と揶揄の中で、ただ一人真剣に話を聞いていた」(小生の要約です、念の為)人物と云う設定で、浅田次郎の自衛隊経験と年齢を考えるとニヤリとした。続く
ヨーイチ

続き 時間が空いて失礼。読んでもらえると嬉しいな。ラストは大企業のホストコンピュータを「盗んで」復讐を果たす。浅田次郎センセがハッキングってのがびっくりしたし、可笑しい。「ハッカー」って言葉がソロソロ認知され出した頃かなぁ。「緑色の画面」って分かる人には分かる筈。今は皆んなスマートフォンを駆使してコンピュータに繋がっている状況では分かりにくいけど、あの頃のコンピューターってこんな感じだったわけで、詳しい人には「インターネット以前の電脳社会」を知る(浅田次郎なので正確かは保証出来ないけど)ことが出来るはず。

09/29 18:25
ヨーイチ

「普通の電話線」を使ってパソコン同士の通信をしていた時代のコンピュータ社会、この夢からiPhoneの出現を想像するのは難しい。でも今はそんなことが実現しているのだ。この章をテーマにして十代から始まって各世代の読書会なんかしたら盛り上がりそう。

09/29 18:30
0255文字
tT
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苦手な本かも。
0255文字
tmbb6
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★★★☆☆
0255文字
ケイ
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旅行中にオーディブルで聞く。今のポリコレでスキャンされると大変なことになるが、まあ、無茶苦茶でたのしい。ヤクザと、元高級トップ完了と、自衛隊の男。融通の効かない男たちを上手く集めた引退直前の警察官はナイスだ。正攻法でいけないことを、でもほぼ正攻法でやっつけようとするのにこの3人はピッタリだ。
0255文字
5〇5
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~短歌レビュー~                                       あはははは あはあはあはは あはははは 軽妙過ぎる 悪党三人
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すらりん
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三人の会話が楽しすぎ。
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aiaimo`olelo
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こういう下世話な話、大好き🤣(注:ものすごく褒めてます) 友達に感想を話したら「下世話好きというよりか、ただの下ネタ好きやん🤣🤣🤣」と笑われましたが、ええ、私は浅田次郎さんのユーモアセンスを感じる下ネタが好きです!浅田さんがものすごく楽しんで書いていたのが伝わってくるし、何より浅田さん自身が直接感性をぶつけてきていて そんな氏の感性に直接触れられるような読書時間を過ごせたのは本当に楽しかった。笑いながら読んで続きもさっそく予約。楽しみです♪  ...で、「きんぴか」っていったい何!?笑
すぱちゃん

本当に、根っから下品な、方が、書いたら、ユーモアもないし、笑えないけど、浅田さんなら、笑えますよね~😆

08/04 19:11
aiaimo`olelo

すぱちゃん、まさにその通りです😆😆超初期浅田さんのヤンチャな悪ノリを感じて(。-∀-)ニヤリとなりました😎きっと笑いながら書いたんだろうなぁ〜!

08/05 10:55
0255文字
NAOAMI
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浅田次郎氏のデビュー作の完本とは?懐かしさ漂う時代背景の中、ヤクザのヒットマン、上席に力づくで逆らったマジメすぎ自衛官、大物政治家の罪を被って全てを失った元大蔵官僚の3人が、或るキーマン主導のもとに集結。初対面とは思えない連携をみせ、自分に煮え湯を飲ませた奴らに「仕置き」する流れ。随分ハデな設定だが、裏付けや経緯的なモノも一応納得いく説明がなされ、そんな阿呆なと思っている読者を、バブルを挟んだ世の流れをもアクロバティックに取り込み納得させる剛腕ぶりがスゴイ。家族ネタを〆章に収斂させジンワリさせてくる巧さ。
0255文字
南嶋人🏝️晴耕雨読
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『三人の悪党 きんぴか① 完本 』読了📖 久しぶりに『壬生義士伝』を再読しようかと思ったけど、なんとなくその時の気分で気軽に読めそうな作品に変更…昭和のユーモアたっぷりの痛快ストーリーで、まさに今日の気分にぴったりで満足🤠
0255文字
かずぼう
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一気読み、自衛官と極道の書き方が本当に上手い。著者自身が自衛官でもあった事もあってリアリティがある。旧時代の極道や帝国軍人などキャラが良い。痴呆の親分が病室で、メシ食ってけは爆笑した(お食事中の方に不快なので詳述はしない)
0255文字
フミ
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浅田先生のデビュー作とのことで拝読してみました。僕には珍しく、現代劇の裏社会コメディといった所です。 ヤーの鉄砲玉、堅物な自衛官、大物政治屋の秘書の3人が、道を外れてしまい、マル暴を定年したオッサンにスカウトされて「なんや?ハングマンでもやるのか?」と、期待させてくれる話です。(ハングするかはナイショw)文章の笑いのセンスが良く、登場人物たちの自虐的なネタで度々、笑わせて貰える半面、人物、一人一人の背景を使った人情話なども盛り沢山で、この辺りの人情味の深さは「ああ、浅田さんだな…」と感じさせられました。
フミ

読んで感じたのが「人間賛歌」かな…。自衛官はどう思われてるか分かりませんが、ヤクザ、政治屋、新聞記者など「良いイメージを持たれにくい職業」の人達に「いや、こういうヤツも居るかもしれないゾ?」と、前向きだったり、滑稽だったりする描き方をして、読み手をホッとさせる…そんな感じの作品です。「新聞記者のメモ帳」のシーンは、なんだか、しんみりした気分になってしまいました(´;ω;`)

06/01 03:06
0255文字
じぇーぼーい
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大好きな浅田次郎のデビュー作、なぜか今まで読んだことがなかった。あのバブルからずいぶん時代が変わったものだ。でも、古いなりに面白さは変わらない。現代の落語。まさにストリーテラーの面目躍如。物語を楽しみながら書いている姿が思い起こされる。才能があふれ出してきたのがよくわかる作品。もちろん2巻目も読みます。
0255文字
ひろ20
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真の悪党ではなかった。 3人とも正義感が強くて真面目で、親分、国会議員、自衛隊員の為に自ら犠牲になって、罪を被った人達だった。老刑事の向井権左ェ門に出会って、罪を被せた人達に復讐するという話。 20年以上前の作品と思えない、今読んでも十分に通じてすごく痛快で面白かった。
10$の恋

おぉ!ひろさん「きんぴか」によおこそ😁軍曹やピスけんと共に、お待ち申し上げておりました♬なんとも言えん物語を最後までお楽しみくださいませ🙇♬浅田次郎さんは、エンタメの天才やと思う✨

04/23 23:11
ひろ20

おはようございます。前に『きんぴか』お薦めしてくれたの覚えてますか? ようやく読めました。面白かったです。 浅田次郎さんは天才ですね、読んでてクスッと笑っちゃう所もあって、楽しいです。(^^)

04/24 06:20
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ぴかりん
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Audibleにて。ヤクザと自衛官と官僚の復讐劇。それぞれの分野で一流だっただけに、やるとなれば強い!復讐と言ってもシリアスなお話でなく、コメディ。とっても楽しく聴くことができました。続編も楽しみ~
0255文字
たかちん
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ネタバレAudible。数十年振りに再読。 浅田さんの初期の作品。生き方が不器用でドロップアウトした元ヤクザ、政治家秘書、自衛官が協力して、損得抜きで世直しの一助となるような事を企む。浅田さんの作品では一番好きだ。
0255文字
ローレンチ
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4
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ウッチー
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 これまで数々の浅田作品を読んだが、こんな作品を書く時代があったとは!  痛快で、通勤電車内でこっそりと笑ってしまうシーンも度々。なかなか異質な3人の今後に期待が膨らみます。
0255文字
めぐ
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『笑いと涙と爽快感溢れる至高の傑作!ヤクザ・自衛官・元大蔵官僚と三つ揃いの大悪党たちは、伝説の刑事の下でどんな大立ち回りをするのか――。浅田次郎のデビュー作にして最高のコメディ。抱腹絶倒』この文章を読了後に読んだ。まさしくこんな感じ!昔、浅田次郎の作品を読みまくった時期があり、昔の中国のシリアスな物語などを再読したいなと思っていたタイミングでこの本と出会った。これがデビュー作なんですか、イカレテいて面白い。イカシテいるのではない。イカレテいるけれど、一本筋が通っているからまともに見えてしまう。
0255文字
ペミカン
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何となく敬遠してた浅田さん初物。面白かった!随分前の時代だけども笑いのツボが嵌る世代で、デフォルメもすっきり受け入れられてたまらない。次は「プリズンホテル」へ。
0255文字
かあ
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続編がある喜び。
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しうまい
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不勉強ながら浅田先生の小説を初めて読みました。 さすが今でも第一線を走っているだけの読ませる文章力。痛快な物語がノンストレスで流れ込んできました。元自衛隊員が強すぎてずるいです(笑)
0255文字
Masato Ⅱ世
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浅田先生の実質的デビュー作です。抗争で相手組長を弾いて13年の刑期を終え出所したものの組織から干された元ヤクザ、湾岸派兵反対のクーデターをひとりで起こして懲戒免職となった元自衛官、義父、上司の罪を被って辞職した東大卒元大蔵官僚のシリアス、コメディ、頭脳戦復讐物語です。シリーズ物なので勧善懲悪3人組の活躍に乞うご期待です。
Tadashi Tanohata

どっかで聞いたようなー?

01/24 20:45
0255文字
カブ
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私が知っている浅田次郎は「鉄道員」なので、実質的デビュー作はこの「きんぴか」はいい意味で想像以上で面白い。初版は30年ほど前らしく、今までに8回もリニューアルされているとか。元ヤクザ、元自衛官、元大蔵官僚の3人が大暴れ。まるでコントのようなやり取りや立ち回りに笑っちゃいます。続きも読んじゃお!
0255文字
juncan
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コントっぽい感じのところが多く、それがついていけない。昔の作品だからか、私が持っていた浅田次郎さんの作風と違う感じがした。とりあえずきんぴかシリーズ読むつもりです。
0255文字
Hiroki
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朝霞図書館 ピスケンも軍曹も憧れだけど、「女の心がわりは許せても、男の変節は許せない」と啖呵を切ったヒデさんこと広橋秀彦。室井佑月は、「この男だったら即座にパンツを脱ぐ」と言った。さもありなん。そんな佑月さんも女のなかの女だ。浅田次郎が初めて金銭を対価として出版出来たシロモノらしい。
0255文字
Hironori Oda
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浅田次郎さんの作品ってもしかしたら、昔に読んだ鉄道員以来?? 感動的な小説のイメージだったので、こんな作品も書くのかと驚き。どうやら実質的デビュー作とのこと。 昔の話なので、色々出てくるものが今と違う部分もあり、若干古めかしいセリフだったり、ストーリーだったりするが、それでもあっという間に読んでいたのは、作者の実力か。続編もあるので、今度は展開に期待。
0255文字
かつたま
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おもろい。30年前の作品で著者は謙遜してるがなかなかどうして人工知能の世界はもうすぐそこ。国防のあり方にも。おもろいのと同時に感服した感じ。
0255文字
布施克行
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図書館本
0255文字
nmkg-2020
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ネタバレ元ヤクザ、元政治家秘書、元自衛隊員の三人が彼らを陥れた奴らに仕返しするお話。三人のキャラクターも良いし、お話のテンポも良いです。時々くすっとさせるシーンや切なくなるシーンのバランスなど流石は浅田次郎と思わせる作品でした。個人的に「陽のあたる密室」のラスト、ヒデさんの元奥さんが「あなたを尊敬しています。私も大介も美也も」のセリフにはグッときました。
0255文字
Micky
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面白い。これが浅田次郎の処女作だったのだ。義によりスネに傷持つ異色の3人、ヤクザ、自衛官、大臣秘書。これだけでさてなにをやってくれるんだと期待が膨む。期待に違わず派手に悪を叩きのめす。と言っても浅田さんの書く登場人物は皆なぜか憎めない。ユーモアで全体を包んで軽妙なんだけど時折ホッコリ、優しさが顔を出します。さっそく2巻目へ。
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blue-brass
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既読の浅田作品とは異質なtasteに戸惑いつつ、やっとこさ読了。「悪漢小説」とか、題名の「悪党」とかが話の展開と嚙み合っていない風に思えるのは、何でだろと探ってみたら、言葉の意味を間違えていたようだ。生来的or後天的に平素から粗暴を看板にして時に三面に載っちゃう輩を「悪党」というのかと思いきや、さにあらず。引用:『「悪党」とは、貴族や大寺社などの荘園領主が、自分たちの支配に敵対する人々を朝廷や幕府に訴えるときに使った呼称』なんだって。それじゃあ、悪事ではないぞ。当人たちからすれば、してやったり、なのだ。
0255文字
優希
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面白かったです。元3人の悪党が奇妙な縁でタッグを組むとかありえるでしょうか。巨悪に挑んでいくのが痛快です。悪党小説の傑作ですね。続きも読みます。
0255文字
たかあき
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作品に対してではなく、本を読むという事に対する勝手な感覚で、携帯電話と発達(まあスマートフォンの事)以前と以後では現実どころかフィクションの世界も変わってしまっていると感じる今日このごろ。 40代の自分はスマホのない世界を当たり前に知っているので90年代以前の小説も問題なく読めるが、2000年代産まれの読者などは当時の小説(当時を描いた小説ではなく)に違和感とか感じるのだろうか? 自分はさすがに戦前になると違和感があるかな。あっ作品の感想は「英霊は戦の象徴ではない。平和の異名である。」がいい言葉。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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浅田次郎のデビュー作、「きんぴか」の完本である。1990年代の浅田次郎はとにかく、出すものすべてが面白かった。これもその例に漏れない。元ヤクザ、元自衛官、元官僚の3人組が、世にはびこる「悪」を退治していくというシンプルな展開がよろしい。90年代の、なんとなくバブリーな時代背景もそのままで、どこか懐かしい。全3巻。早く読んでしまおう。
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本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
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serial number 173(173/345)☆ 浅田次郎といえば『蒼穹の昴』シリーズの印象が強い(『天子蒙塵』まで既読)。しかしそのスタートは悪党小説(ピカレスク・ロマン)だということがこの久々の再刊で確認できる。著者らしい洒脱かつスラップスティック的展開は,この小説の背景が作品の書かれた1990年代前半の不穏さ(その10年が終わる頃からロスト・ディケイドが日本語化して勝手に定着した)をちゃんと示していて,ああやはり「なんとかは細部に宿る」のだなあの思いを深くしつつ,続編に続く。
0255文字
W-G
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コミカルな調子にのせられて、驚くほど短時間で読み終わった。大人版のズッコケ三人組。悪党というほど悪党にも感じられない主役三名。ピスケンだけは実際に人を殺しているが、それも前時代的な任侠道として描かれているので、本当に全然ピカレスクな感じがしない。登場人物の誰もがクスッとなる逸話を提供してくれ、本来、悪役の立場の者にすら愛着がわくような造形。ただ、三人がそれぞれの特性を活かし、一丸となって立ち向かうような場面が今のところはなく、そこが今後に期待したいところ。すぐに続きも読もう。
W-G

Satoさんこんばんは。今月もよろしくお願いいたします✨全3巻ですよ♪

06/01 19:43
るい

すみません、自分で調べないでお聞きしてしまいました。😰ありがとうございました。😊

06/01 19:47
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