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銀河鉄道の夜 (21世紀版・少年少女日本文学館8)

感想・レビュー
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たつや
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全九篇の短篇集。「セロ弾きのゴーシュ」「風の又三郎」「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」等の豪華なラインナップ。児童書が故に、挿絵や写真解説も多く、愉しく最後まで読める。賢治の生い立ちなども解説されている。
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かさお
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恥ずかしながら宮沢賢治の本をちゃんと読んだのは初めて。大好きなJunaidaの「イートハーボ」イラスト集がきっかけ。収録作は、セロ弾きのゴーシュ、どんぐりと山猫、よだかの星、雪渡り、注文の多い料理店、水仙月の四日、狼森と笊森、盗森、風の又三郎、銀河鉄道の夜、9つ。ju naidaのあのイラストの原点はこれなのか〜、という気持ちで読んでいましたが、次第に宮沢賢治の描く世界観にどっぷりと浸ってました。なんというか大きなものに抗えないなかで必死に生きる人間他生物の美しさと哀しさのようなものを感じたのです。
中村です

『猫の事務所』!黒井健さんの絵本で読みました。「猫の…」という可愛らしい題名ですが、シリアスな内容でした😨。

04/06 23:40
かさお

そうなんですね!J unaidaさんのイラストでは、六匹の勇ましくめ可愛らしい猫が法曹服のようなものを身にまとい、すっくと立っていて、なんとも気になっておりました。読むのが楽しみです😊

04/07 12:10
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マカロニ マカロン
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個人の感想です:A-。『銀鉄』読書会のため、何冊かの本を読み比べたが、本書が最も読みやすかった。まず字が大きく、総ルビ、注解や豊富な図解が各頁の行間に掲載されていてとても便利。4頁の口絵もサイズが大きいので見やすく、畑にうつむいてたたずむ賢治の写真は雰囲気がある。さらに『セロ弾き』、『よだか』、『雪渡り』、『料理店』、『狼森』、『又三郎』と名作揃い。特に素晴らしいのは絵本並みのクオリティのカラーの挿画と、「銀鉄」の走った星座路線図がとてもわかりやすく、話の進行がよくわかる仕掛けになっている
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barcarola
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冨田勲さんの「イーハトーヴ交響曲」を聴いたら(これは素晴らしいです!)、風の又三郎の「どっどどどどうど」、銀河鉄道の夜の「カムパネルラ……」「ジョバンニ……」、などなど頭から離れなくなってあらためて本書を読んだ。児童書ではあるが、それ故に言葉の解説などもあってありがたい。というわけで音楽のお供にもどうぞ。
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hon
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一部再読。表題作が10月の勝手に課題図書に選ばれ。こんなに寂しげな話だったっけ?今回収録されてる他作8篇も読んだけど、ちょっとこれだけ作風が異質な感じを受ける。死と孤独の色が濃い。蒼く冴え冴えとした光。幻想的で美しいけどやっぱりどこか寂しく、秋の清冽な空気がよく似合う。俺が読んだのも綺麗な挿絵が付いてたけど、絵本が良さそうです。主要人物だけジョバンニとカムパネルラってカタカナで、乗客達は日本名なのも不思議な感じ。「あかり」を「あかし」、膝が「わくわく」ってのも不思議な表現だなあと。しっかり読めて良かった。
くまヨン

だから蜜蜂と遠雷の彼は明石なのかなー( ^)o(^ )。膝がわくわくってイイね。銀河鉄道の父で培われた道楽息子のイメージを払拭したい。聴いてみるー。

10/26 09:32
hon

おお!まさかの「あかし」繋がり!恩田さんだけに絶対違うと言い切れんなw。俺は銀河鉄道の父の道楽息子イメージがやっぱり抜けないよ。あれ結構インパクト残るね。

10/26 10:38
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Vanc
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ネタバレ☆4。読み友さんのナイスレビューから宮沢賢治の世界に浸りたくなり、有名作品が揃う本を選ぶ。子供の頃に読んだ印象とは全く違う世界観に戸惑う。幻想的かつ可哀想な話が多く、文章の意味は読み解き難く、著者の宗教への帰依からの死生観が醸し出す独特の感性を持つ奇妙な童話集という印象だが、子供が読む分には面白いのかもと思料。「注文の多い料理店」⇒狐も人間もずる賢い。「風の又三郎」⇒子供の好奇の目。「銀河鉄道の夜」⇒SFではなく夜空や車窓風景の幻想的描写の中での友情を描くが、何故主人公だけ現実の世界に戻ったのか不思議。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

Vancさん、宮沢賢治の童話集ですね。独特の世界にひたりたいです。図書館の本を読んでから追っかけますね。(^^♪

07/16 20:42
Vanc

♡ぷらだ♡さん、ご愁傷様です。お疲れが出ませんように!

07/16 20:49
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ひつじ
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ネタバレざっくりしたあらすじしか知らんかったので読んでみた 祭りの日、クラスメイトにdisられるストレスと仕事疲れ(ジョバンニは学業の傍ら働いて病気の母の世話をしている ヤングケアラーじゃん)により屋外で寝こけてしまったジョバンニは、クラスメイトのカムパネルラと共に夜空を渡る汽車に乗る夢を見る 星座と星座を各駅停車で渡っていく汽車は死者を乗せる列車だということがあとあと分かる
ひつじ

美しさと詩的さには感動したけど、率直な感想をいうとぜんぜん腑に落ちない(息子が溺れたらしいと聞いて川辺に駆けつけたカムパネルラの父親、「(カムパネルラが溺れて)45分経ちましたからもうだめでしょう」じゃないんだよ、お前腹痛めて産んでねえからそんなこと言えんだよ、せめて死体が上がるまで捜してやれよ)(祭りに行こうって誘ってもくれず申し訳なさそうな顔するだけで、自分をからかって笑ってたほかのクラスメイトについてっちゃったカムパネルラにそこまで入れ込む?それって友だち?)

03/14 18:01
ひつじ

ちなみに銀河鉄道の夜だけじゃなくてほかの短篇もいくつか載ってて、狐たちと人間の子の交流を描く「雪渡り」と、森がしゃべって人間と交流する「狼森と笊森、盗森」が心あたたまってよかった 「風の又三郎」も載ってたけど急な別れEND(死んではいないだろうけど)やめてくれん?銀河鉄道といいそういうの性癖なの?

03/14 18:05
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訪問者
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宮沢賢治は昔からいろいろと読んできた。今回、「銀河鉄道の夜」を読み始めて、最初は懐かしい思いで読んでいたのだが、途中から今回が初読であるのに気が付く。読んだつもりでいたのだが、不思議と「銀河鉄道の夜」だけはずっと読まずに今日まで来たのであった。それにしても奇妙な作品である。それを言えば宮沢賢治の作品のほとんどが奇妙な作品なのであるが。
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Mayura
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急に宮沢賢治の世界に行きたくなって図書館より。風の又三郎とかセロ弾きのゴーシュとか、有名作品が勢揃い。子どもの頃に読んで以来だったので、その頃の印象とはまた違う感覚で読めた。そして、声に出して読んでみるとまた、こんなに心地よい言葉の連なりがあったろうかと思わされる。今回一番好きだと思ったのが、よだかの星。何度でも繰り返し読みたい一冊。
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ノンミン
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始めて読みました。何か、8月頃の星座をみながら、北から南に進んでいる感じで、宮沢賢治の空想力に心を打たれていたが、途中、女の子が同乗する当たりから、本書の目的が、人生、生きること、という、難しいテーマを持つことに気が付いた。人生、どこへでも行ける切符を自分も、持てるかどうか、考えさせられた。
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たつや
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ちゃんと読むのは初めてです。本当に童心に帰れるので、童話や児童文学は大好きです。9話の短編集でした。心癒されました。「注文の多い~」はオチがわからなかったので、最後までドキドキ。「風の又三郎」は余韻の残る切ないお話ですね。「銀河鉄道~」はSFではなく、素敵なお話、手紙や電報が連絡手段の時代だからこそ、東北の田舎で生まれたお話なんでしょうね。今の時代に、これだけの世界観を表現できる作家はどれだけいらっしゃるでしょう?今後、100年後も読まれてそうな気がします。
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ほのぼの
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ブックトークの選書のため読了。ちょっと難しい言葉がすぐ右に説明してある。解説や図解などもついていて挫けず読めそう。風の又三郎をちゃんと読んだの初めてかも。
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mononofu
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何度読んでもいい。字が大きく老眼にも良い。
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ときどきぷろぐらま。
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久しぶりに銀が鉄道の夜を読み直しました。こんなに悲しい話だったんですね~。他の話も懐かしかったです。
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銀河鉄道の夜 (21世紀版・少年少女日本文学館8)評価68感想・レビュー15