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沈黙の森 (講談社文庫 ほ 30-1)

感想・レビュー
126

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chinaishingoo
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発火点からケツまで読み講談社1作目に。メアリーベスがにそんな事があったなんて…と順を追ってまた読み返す事を決める。最近このシリーズしか読んでないな
0255文字
アナクマ
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ネタバレ密猟者を取り締まる猟区管理官(薄給の公務員)が主人公のミステリー。状況描写は分かりやすいけど、人物たちの魅力が伝わらない序盤1/3。どうやらガス・パイプライン開発の謀略に巻き込まれるもよう…。「おまえはもっといい暮らしに値する男なんだ。いまの仕事はつまらんよ。家庭と、杭垣と、犬か。おまえは絶滅危惧種なんだ」。娘さんと小動物の断章が良かった。◉ワイオミング州はロッキー山脈の東、大平原の西。人口は50州最小で50万人強=鳥取県。イエローストーンやグランドティトンを擁する観光と鉱業の州。州旗はバッファロー。
0255文字
ふふふ
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間抜けな主人公に献身的な妻、結構苛つきながら読みましたが、二十年前で年収2万5千ドルっておかしくないか、ですし子供3人養えるのだろうか? ワイオミングという田舎での人間関係の難しさを感じました。続きもあるので読みますが子供がつらい思いをしないお話であってほしい。
0255文字
こたつ
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超王道でしたが、王道って面白いなと感じる一作でした。
0255文字
koo
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猟区管理官ジョーピケットシリーズ1作目。主人公が心優しく愛する妻や2人の娘と幸せな家庭を築く一方で仕事面では不器用で関係者に舐められがち、冒頭で密猟者に銃を奪われる不祥事が描かれる等力強さを感じさせないキャラ造形がユニーク。山で起きたハンターの連続殺人事件に不審を抱いたジョーの捜査が描かれますがあからさまな伏線の為事件の筋立て、真相は予想しやすいのですが大自然描写が素晴らしく愛する家族の為なら後半タフガイヒーローに変身するジョーが魅力的で汚い男達との対比も際立ちます。続編でジョー一家との再会が楽しみです。
0255文字
本の蟲
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途中で出版社が変わったらしく、知らずに東京創元社「発火点」から手に取るところだった「猟区管理官ジョー・ピケット」シリーズ1作目。山深い日本にも当然猟師はいるが、町が、州が、まるまる狩猟と密接しているのはスケールが違う。都市部が舞台のミステリを読んでいると意識しない米国の大自然と「欧米人は狩猟民族」を実感できる内容だった。自然描写は素晴らしく物語も面白かったが、全米で絶賛されたのは「自然の中で生きる」「銃で家族を守る」といった(色々と思うところがある)米国人の理想が反映しているのでは…
Millet.K

こんにちは。本国刊行順大正解です。ジョー一家の成長がよみどころでもあると思います。2作目が長らく未訳でしたが最近電書ででました『逃亡者の峡谷』

09/01 21:32
0255文字
tosca
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ネタバレワイオミング州の自然や野生の動物など清々しいロケーションではあるが、密猟をする悪い奴もいるし、環境保護より金儲けが大事な奴もいる。主人公ジョーは真面目で善人ではあるが地味で屈強な男という感じでもないし頭脳を使って立ち回るようなスマートさも無い。猟区管理者という立場は微妙で、あまり堅物でもいけないようなのだけど、ジョーは真面目過ぎて煙たがられがち。これはどんどん悪い方に巻き込まれるパターンなのかと心配して読んでいたが、頼りなかったジョーが怒りに燃えるパワー全開の終盤は圧巻。自然保護についても考えさせられた
0255文字
なつみかん
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このジョー・ピケットにシンパシーを感じた人は多いのだろうね、ぼくもそう。
0255文字
あら
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主人公が善良で不器用な男性。自然のなかでこんなお父さんに守られて育つ娘さんたちがうらやましい。しかし、他の大人が結構あくが強い。暴力描写はけっこうある。死人も沢山。私は苦手だったので続刊出ても読まないかも。
0255文字
宵闇やもり
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ワイオミングの自然が目の前にあるかのような上等な筆致力。私はジョーとリジーと共に山を登り谷を歩き、シェリダンとともに不安な夜を過ごした。行ったことのない映像が心にうまく浮かぶので、映画で見たのかしらんと思った。「マキシーンが戸口で出迎え、家の中へついてきた。彼の足から離れない金色の影のようだ。」P.175
0255文字
タツ フカガワ
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ワイオミング州猟区管理官のジョー・ピケットは、自然を愛し家族を愛する優しくも不器用な男。幼い娘2人と妊娠中の妻とともに着任早々、ジョーは違反者を摘発するが、銃を奪われるというドジを踏む。その違反者キーリーがジョーの家の裏庭で死体となって発見され、離れたキャンプ地でキーリーの仲間も射殺されるという事件が起きる。ロッキー山脈を背景にした舞台が美しい。自然保護が抱える表裏を提示しながら進む冒険サスペンスで、頼りなげなジョーが怒りの沸点に達したときが痛快! 余韻なし。でも面白い。まるで映画『ランボー』のよう。
tosca

タツ フカガワさん、「余韻なし」っていうコメント良いですね(笑)読みたくなりました!その後体調は如何ですか?

07/10 11:28
タツ フカガワ

ありがとうございます。食欲ゼロ、酒も断った闘病5日間は、意外なダイエット効果になったようです。その分体力は低下しましたが。いまは焼酎を飲みながら投稿しています。

07/10 18:44
0255文字
ぽんすけ
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最近あまりにもグイン漬けだったので、ここらで一つミステリーでも、と本屋を冷やかしに行ったらこのシリーズが平積みされてたのでお試し買い。アメリカ人作家の推理小説は結構暴力描写があり、自分的には合う合わないがあるので若干おっかなびっくりだったが、普通に面白かった。主人公が善良で真面目に職務に取り組む猟区管理官(初めて知った職務。クリミナルマインドとかに出てくるレンジャーとは別?)だったのが良かったのかな。絶滅危惧種をめぐる一連の事件で、我慢し続けた主人公が最後娘を守るために犯人たちに向き合う所がカッコよかった
0255文字
か
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ネタバレ続きが読みたくて20年振りにちょっと再読。ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットはまだ新米。釣りをしていた州知事を逮捕してしまったり、密猟者に銃を奪われたりと最初情けない。銃を奪った男が家の敷地で射殺体で発見される。その後キャンプ地でも2遺体が。狩猟の“エルク・デイ”には学校も休みになる土地柄。絶滅危機種がキーポイント。孤軍奮闘する、アメリカ的な内容と大自然、ジョーの善の人柄と夫婦愛に家族愛がいいのよね。銃の闘いにてんこ盛り。7歳の娘シェリダンの頑張りに拍手。
0255文字
たえたえ
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無敵の主人公ではないところが面白かった
0255文字
とうえい
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仕事も家族も誇りに思っているのがよく伝わる。格好良い。
0255文字
121111
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★★★☆☆ 見どころは前半のどうしようもない頼りなさから終盤の怒れる父親への変貌具合
0255文字
Booske40
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予想を超える面白さ。ジョーが言い出しにくいことを打ち明けた時の彼のかみさんの素晴らしい態度!ちょっと泣けてきた。ぜーんぶ米国での刊行順に読みたいが、確か残念ながら邦訳はそんな感じにはなってないんですよね。
0255文字
對馬 正晃
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10年を経て再読すると、印象が違いますね。頼りなさげに見えていた主人公ジョー・ピケットは、最初からちゃんと芯の通った正義漢だと読み取れますし、その怒りの爆発力は凄まじかったです。10年前とは読む側の感性がやはり違うのでしょうね。
0255文字
AlmostAll
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★★★★
0255文字
雪乃
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【図書館本】シリーズ1作目。面白かった。
0255文字
kadocks
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今月アイルランド、ソウル、カムチャッカと読んできて今回はワイオミング。ガイブンの凄さよ。純文だろうがSFだろうが国内物にない新しい世界を魅せてくれる。今作はミステリーとしてまず有名作なんだけど、そこじゃない。絶滅危惧種をモチーフに狩区管理官の主人公が大自然、家族と共に生きる。その形が何とも美しい。とにかく目の前に浮かび上がる世界は大きく広い。その風景をバックに描かれる父と娘の関係も絶妙。決してヒーローではない主人公の正義、もうただただ吃驚した。訳も心地よくひたすらkindleページを捲る。次作へ。
0255文字
moti moti
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全米一人口の少ないワイオミング州が舞台。自分も生粋の田舎者なので、最後はスッキリさせられる。自然の描写やアメリカの田舎のライフスタイルの描写がいい感じ。
0255文字
46neko
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面白かった。主人公のジョー・ピケットが保安官ではなくて狩猟管理官だという事も物語を面白くしている一つだと思う。物静かで少々不器用なジョーが、段々ヒートアップされて結末へ、読むスピードも加速!一気に読めました。
0255文字
ブラックジャケット
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新人のデビュー作。ミステリ各賞を受賞し、大好評で迎えられたようだ。ミステリの舞台というと大都会が相場だが、本著はワイオミング州の大自然の中。主人公は猟区管理人ジョー・ピケット。妻と二人の娘を抱え、真面目な勤務ぶりは大いに評価されているが、人が良い分チョンボも多い。つまりハードにボイルドされていないのだ。しかし大自然と動物とハンターの世界では恰好の主人公となる。謎解きやアクションよりも、ワイオミングの舞台を生かしたストーリーで、 絶滅危惧種が多数生きていたらどうなるのか、という仮定のミステリが進む。佳作。
0255文字
ブラックジャケット
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新人のデビュー作。ミステリ各賞を受賞し、大好評で迎えられたようだ。ミステリの舞台というと大都会が相場だが、本著はワイオミング州の大自然の中。主人公は猟区管理人ジョー・ピケット。妻と二人の娘を抱え、真面目な勤務ぶりは大いに評価されているが、人が良い分、チョンボも多い。つまりハードにボイルドされていないのだ。しかし大自然と動物とハンターの世界では恰好の主人公となる。謎解きやアクションよりも、ワイオミングの舞台を生かしたストーリーで、絶滅危惧種が多数生きていたらどうなるのか、という仮定のミステリが進む。佳作。
0255文字
hiropon181
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郊外に暮らす米国人が愛してやまなそうな古典的ヒーロー活劇。舞台は大自然だが、孤立無縁で追い詰められたところから豹変していくのはダイハード的か。それにしても銃が本当に彼らとは切っても切れない存在ということを感じさせます。
0255文字
智哉
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何とも頼りないジョーがどんどんカッコよく見えてくる。終始、猟区管理官としての情熱や家族との深い絆を感じられ、あれよあれよという間に手に汗握る展開に。孤立無援ともいえる状況から、よくぞ真実にたどり着いた。家族を巻き込んでしまったのは残念でならない。
0255文字
jolly
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めちゃくちゃおもしろいやん。このシリーズは買って集めてもいいと思い始めました。
0255文字
ゆいまある
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ネタバレ真面目で家族思いのワイオミング州猟区管理官。開発の邪魔になる絶滅危惧種が存在したことで騙され、職も家族も失いそうになる。勧善懲悪のシンプルなストーリーは時代劇、いや、西部劇風っていうのかな。読みやすい。でも脇役に存在感がない。動物に感情移入し過ぎることへの警告は鋭くて良い。ワイオミング州の人口密度、2.2人/km2だって。因みに蕨市が14000人/km2だそうで、壮大な大自然の描写は読んでて心地よかった。でも寒そうだし本気で不便そうで行きたいとは思わない。
0255文字
あ、です。
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ネタバレワイオミング州猟区管理官が殺人事件に巻き込まれ、その背後に大いなる陰謀が見え隠れする。不器用で”絶滅危惧種”(本書のキーワードでもある)という扱いだが、動いてる標的には外さない訳だし周りの男の登場人物達(所謂”男くさい”感じ)より親近感が湧いた。木々や獣たちのにおいが終始感じられるような自然描写、また人間関係・地域社会の閉塞感が終始ベースにあった。異国の空気感。自然がアメリカンで雄大だった分、人間達はどこも同じようにせこせこ悪い事してるなというのも却って印象に残った。猟区管理官という職業は中々大変そう。
0255文字
cupcakes_kumi
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ジョー・ピケットシリーズ第一作目。ある会をきっかけに知った作家だったのだが、その際の参加者の皆さんの人気たるや!これを未読とは勿体ないことをしていたのでは…と手に取る。家族と猟区管理官としての仕事を愛している男がとにかくいい。勝手に好きなハリウッド俳優を当てつつ、ヨセミテ国立公園のような大自然を想像しながら読了。動機も推理も、土地や環境に根付いており無理がない。2作目を早速読みたいと思った。
0255文字
界烏
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一作目から生存が危ぶまれる、絶滅危惧種ジョー・ピケットの狩猟サスペンスシリーズです。ワイオミング州の新米猟区管理官である彼は絶えて久しい馬鹿正直で不器用な人物。州知事を密漁で検挙し地元密猟者に銃を奪われ、静止標的を外す。世渡り上手で要領のいい恩師や同僚は金や女でウハウハ。でも彼は馴れ合いや副業に手を出さず、上流階級気取りの義母から薄給の無能婿と蔑まれる。青二才が欲得に塗れた密猟者不審死事件の真相を暴くのを看過する者はいない……。孤立無援、臍で茶を沸かす程の激情とやるせない結末。義憤を抱えた小市民におすすめ
界烏

悪役達の卑劣な振る舞いの数々……まとめてジャック・ケッチャム「オフシーズン」シリーズのウーマンたちに狩られてしまえばいい……(ボソリ)。

07/26 08:45
0255文字
武蔵野きつね
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[再読]猟区管理官 ジョーピケット は殺人事件に巻き込まれる。真面目だけが取り柄の彼に多くの関係者は何故か隠し事をする。彼らが隠しているものとは?とにかく面白い。
0255文字
ジスカールデスタン
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狂い咲きサンダーロード
0255文字
春夏秋
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このシリーズ、皆さんのコメントが気になっていてとうとう手を出してしまった。好きだ。良い妻と娘達だなぁ。続きが何冊もあって楽しみ。
0255文字
みつちや
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最新刊のコメントが面白そうだったので、第一巻からスタート。やったね、好みだ!野性味溢れる優しいマッチョな男は私の永遠のヒーローなのだ。何も考えず、楽しみたい。
0255文字
obanasi
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鷹の王を図書館で借りて読んだら面白くて、このシリーズ全部読んでみたい!!と思って買って読みました。最初は広大な自然の描写が多く登場人物も全然覚えられなくてストーリーがイマイチ掴めず「あー失敗したかなぁ」と思うのですが、最後は読みきれずには寝れないと思うほど引き込まれて流石だなと思いました。訳者のあとがきでゲイリー・クーパーの名前が上がってましたが私のイメージはジェレミーレナーでした。
0255文字
Tofu
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★★★★
0255文字
うめ
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狩猟区管理官ジョー.ピケットシリーズ。アメリカ西部の大自然や動物の姿が生き生きと描かれている反面、銃との関わりが痛ましく感じた。ジョーが傷つきながらも正義に立ち向かっていく。不器用な生き方しか出来ないジョーが好きになった。
0255文字
azu3
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初“ピケット”。面白かったので、これから一冊ずつ読破していきたい。この設定、アメリカ人の郷愁を誘うのだろうな。ラストのシェリダンとの会話、感情転移ではなく投影だろうな、おそらく。
0255文字
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