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新装版・梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七): 仕掛人・藤枝梅安 7 (講談社文庫 い 4-32 仕掛人・藤枝梅安 7)

感想・レビュー
149

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Daisuke Yagi
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「梅安シリーズは、こういう終わり方なんだ」と寂しくなる1冊。それを補うかのような縄田一男氏の解説が秀逸。「藤枝梅安は、作者の死によって生命を拾った、まったくもって悪運の強い男なのではないか」は、なるほど…と思った。
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うえだ
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梅安7作、絶筆まで、読み切ったー、面白かったー。トヨエツの映画も新作、撮らないかなー。
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ひで
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最後 絶筆が悲しい
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H
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やっぱり絶筆か···。終わりに近付いているのは否応なく感じられ、梅安が死んでしまうのか心配だったがそれも分からず。どんな終わり方を用意していたのかな。
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オールド・ボリシェビク
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仕掛人藤枝梅安シリーズは第7弾にして未完に終わりました。白子屋一派の復讐の手は収まらず、切畑の駒吉は新たな刺客を梅安のもとに送り込む。前作で梅安を仕掛け損ねた三浦十蔵も仕返しを狙う。池波正太郎、この作品を書いているときにすでに病状が悪化しているのか、かなり筆が乱れているような気がするのだが、いかがか。場面転換が早すぎるのだ。文章もこま切れ感が強い。梅安たちが仕掛を図るところでの(絶筆)の文字は辛いね。しかし、未完になることで、梅安は死なずにすんだという解釈もできるわけだ。楽しませてもらいました。
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やまたか
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梅安が仕掛けをしなくなり、家を立て、おもんに別れを告げ、さあいよいよ▪▪▪というところで絶筆。何となくシリーズが終焉に近づいていることを感じていたが、池波正太郎は一体どんな終わり方を用意していたのか?面白いシリーズでした。
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かいちゅう
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未完となった藤枝梅安シリーズ。残念ですが、想像力が刺激されますね。
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アンドレス
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JAZZファンの叶わぬ願い:クリフォード・ブラウンの演奏する「I remember clifford」を聴く 時代小説ファンの叶わぬ願い:仕掛人のラストを読む どちらも叶わないのが、非常に悲しいです。 おもんに別れを告げたりと、何となく完結に向かっているような雰囲気が感じられ、読後、寂しさが込み上げてきました。
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辺野錠
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やはり絶筆なのが消化不良感が残る。池波先生はこの話を途中のエピソードとして書いたのか最終回として書いたのかが謎でモヤモヤとした。おもんに別れを告げるのは最終回っぽいし新居を建てるのはまだ続きそうな気がする。いっそボーナストラック的な話と割り切った方がいいんだろうか。梅安と彦次郎と十五郎の三人で暮らす家を建てようとするのは少しブロマンス味を感じた。剣客商売の秋山小兵衛がちょっと登場するのは世界観のつながりがアメコミみたいで楽しい。巻末のインタビューも素顔の池波先生を知れて興味深かった。
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外枠発走
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シリーズ最終作。長い読書人生で初めて絶筆を経験した。著者の急逝とのことだが、作品は間違いなく終結に向かっていただけに、とても残念な気持ちになった。世代的に「必殺仕事人」全盛期。「仕掛人・藤枝梅安」、「鬼平犯科帳」は地味な印象を抱いていて、今更ながら、作品の良さに気付いた。後々は、「鬼平犯科帳」も手に取ってみたい。主人公の役に徹する非常さのなかに、人情を忘れない生き方に憧れるばかり。
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しろっこ
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ネタバレシリーズ最終巻。ああ、終わってしまったなぁ。作者急逝により絶筆と云う事でもう梅安さん達のこの先は読めない。残念だなぁ。切畑の駒吉はどんどん仕掛人を送って来るけれどことごとく倒される。梅安はこっちから仕掛ける事を考える、ってとこで終わり。残念。おもんさんとはきっちり別れ、新しい家を建てそこへ引っ越すつもりの梅安だから、池波先生は違う舞台を考えていらしたのかも。合掌。
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葉桜
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ネタバレ未完のシリーズ最終巻は冬に入ったら読もうと決めていた。この巻でなんと梅安は雉子の宮神社傍を離れ目黒に家を建てようとしている。小杉十五郎に図面を書かせ、堅気の人にはこんな楽しみがあるのかと浮かれ、小杉にはもう人を殺させたくないと思う梅安。冬時雨という題、そして梅安を殺しにかかる複数の浪人達の殺気にもかかわらずどこか、足を洗うことを考えているのか?とも思わされる。しかし新居を眺めた彦次郎は「これは鍼治療の家だが仕掛人の家」と指摘する。これからは金のためではなく義理の為、復讐を躱すためだけに鍼を振るうのだろうか
葉桜

とはいえ。この作品は未完なのだ。池波正太郎がこれからの梅安をどう描こうとしたかは推測でしかない。ただ、秋山小兵衛の名前まで出して老剣客を登場させたのは小杉という快男児の行き先を明るいものにしたかったのではないか。それが梅安の当初からの希望だったはずなので。目黒の新居で按摩として彦次郎が励み、梅安が鍼を打つ。そして二人で豆腐を、大根を「うまいねえ彦さん、うまいねえ梅安さん」とふうふう食べる。そんな日常が続いていくような終わり方を思い描いてしまう。白子屋絡みの戦いが終われば、そんな平穏が訪れたはずだと思いたい

12/30 01:08
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KAZOO
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梅安シリーズもまた最終巻に来てしまいました。絶筆という事で途中で終わってしまっています。私は前の感想では10巻くらいまで行くと書いていましたが、池波先生はこの巻で終了させようと思ったのかもしれません。いろいろ予想できるのですが、最後は以前から出てきている三浦という剣豪と相打ちとなったのかもしれません。最後に対談集が掲載されていて池波さんの若かりし頃の様子がしのばれます。また数年後にこれと鬼平、剣客商売を読み直します。
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tengen
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著者病没のため未完となったシリーズ第七弾。片山清助療養のために熱海に滞在する梅安。白子屋一派の復讐心は収まらない。切畑の駒吉は新たに剣客・平尾要之助を送り込んだ。梅安を仕掛け損ね小杉十五郎に顔を切られた三浦十蔵は仕返しの機会を窺う。梅安の江戸帰りを待てない平尾は留守居の彦次郎と十五郎を襲うも居合わせた老剣豪の浅井為斎に利き腕の筋を切られ、江戸に戻った梅安には腕を折られてしまう。不甲斐ない三浦と平尾に苛立つ駒吉は追加の刺客を送り込むもアッサリ倒される。梅安らはこちらからの仕掛けを企もうとする。(ここで絶筆)
tengen

おまさは誘拐されたままだし、こちらは梅安ら反撃ってところで… 改めて池波正太郎先生に合掌。

11/22 11:42
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まっちゃん
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梅安さんのもとに次々と送り込まれてくる刺客たち.留守を守る彦次郎と十五郎にも迫る危機,どう返り討ちするかとハラハラ,したところでなんと絶筆… だったのですね.梅安さんの新しい住まいが見られなかったけれど梅安さんは生き抜いて新居で暮らすという方向で池波先生は書くつもりだったのでしょうか.
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Yetina
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池波正太郎、初読みです。仕掛人梅安シリーズ、ある意味続き物だが短編の作りになっているので一気に読まなくてもいいのだが、なんとなく読んでしまった。 本筋ではないが楽しみにしていたのが食事シーン。映画でも、実際に食べる食べないは別にして、かなりこだわって撮影したというのも頷ける。簡単な素材なのだが美味しそうで、江戸時代の食事を想像させる。こんな稼業をしていたら自分も先は長くはない、と常々言っているので最終版でどうなることかとドキドキしたのだが・・・ 梅安、彦次郎、十五郎の信頼関係が気持ちいい。
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くろにゃんこ
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この巻が最後なのでどう決着がつくのかワクワクハラハラ。”おしま”の大胆な裏切りが興味深かったり、いつもとは違った梅安の様子に不安が過ったり、スローペースの展開がどうなるのか…と、4分の3辺りでの突然の終わりにビックリ(*_*)残りは池波先生のインタビューでした。絶筆…今もなお梅安は生き続けている。もっと読みたかったです。
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nicky_12345679x63
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ネタバレ浅井新之助(為斎)、秋山小兵衛が稀代の名人というだけあって85歳の老人とは思えないものすごい強さ、秋山小兵衛かと思ってしまう。 これからというところで絶筆は本当に残念。しかしどうにもならない。
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ばなっち
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☆☆
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みゆき・K
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愛読書。著者他界のため未完。「絶筆」の二文字が悲しい。謎の老武士、浅井新之助(為斎)登場で、ますます目が離せなくなったのに。悪の権化、三浦十蔵を成敗する梅安の姿が見たかった。新居の設計をしつつも、おもんと別れる決意をする梅安。密偵おしまの女としての葛藤。ここにも人間の矛盾が描かれていた。コミック版で完結編が発行されたと知ったが、原作の大ファンとしては、文豪・池波正太郎の名作に手垢を付けられたようで残念。この作品を世に送り出してくださった池波先生に感謝します。
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こむこむ
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この終わり方はつらい。絶筆。どんなに待っても続きが読めない。そろそろ決着かというところで。いつ死んでもおかしくないと考えてた梅安が、結果的に命拾いしたとも言えるし。運命というのはこういうものかもしれないね。
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ブラックジャケット
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絶筆となった作品。著者は読者が仕掛人梅安の暗殺が納得のできるものとして意をそそいだという。そこが長谷川平蔵と秋山小兵衛と大きく異なるところ。しかし毎月雑誌連載という締め切りに追われる中、読者に愛される作品を供給し続けた気力は剣豪そのもの。文藝春秋、新潮社、講談社の看板小説誌に連載を続けたギネス級の記録。この最終巻でも十五郎の師の師、浅井為斎が登場し神業を披露する。まだまだ連載は続く勢いだ。著者は盗賊・刺客などにも人間性を付与し、奥深い描写がたまらない魅力となっている。今でもそのお宝を味わえる幸せを満喫。
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siomin
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藤枝梅安シリーズ最終巻。おもんと縁を切ったり,敵を次々と倒したようで,完結は近かったのだろうが,それにしても途中でぷっつりと切れた感じがして非常に寂しい。
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優希
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これから何か起きそうなところで終わっているのが残念です。
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ますみ
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鬼平に続き、こちらも強制終了。非常に残念。梅安が、どんな結末を迎えるのか、非常に気になります。生き残るのか、死んでしまうのか。どちらもありそうなだけに、ね。彦さんも、小杉さんも無事でいてほしいと思うのですが。たお、音羽の半右衛門さんは、やっぱりただ者ではないですね。
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fuku-fuku-fukui
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強制終了は実に残念、惜しいことです。
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スイカさん
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いやあ、池波正太郎は面白い‼️引き続き「剣客商売」「鬼平犯科帳」へと進む‼️
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ひより
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ネタバレさて、どうなる梅安?! と思ったところで、「絶筆」の文字が・・・ あぁ、残念。 でも、コミカライズしたものが完結しているみたい。 池波さんの作ではないけど読んでみたい。 ★3
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kazukitti
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何度読んでも、これと鬼平は本当に途中よなぁ。まだしも梅安の方が白子屋の件は取り敢えずの第一部完的にケリはついてるものの、「途中」感はね、うん。おもんについての描写がほぼないもの残念ではある。この後の展開としては、梅安彦次郎が生き残る場合と、死んじゃう場合と大まかに二通りはあるんだろうけど、何となく「黒白」エンドな気はするね。
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ヤンタ
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絶筆
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Moonlight_Hope
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前巻で生き残った三浦十蔵、やはり梅安を葬るべく動き出す。加えて平尾の弟。 MIのイーサン、007のボンド並に狙われる梅安。 片山清助に害が及ばぬように気を張るプロフェッショナル。 梅安を助ける彦さんと小杉。 この二人は当然だとして、男気を感じさせるのが音羽の半右衛門。 これぞ女!ってのが「おしま」 元締を裏切ってしまうんだけど、わたしは憎めない。 「おもん」が出てこないのがやるせない。 太平洋戦争の敗戦で生き残った者の黒ずんだ屈折した思いが藤枝梅安の誕生なのかなあと思う。 巻末のインタビューは冗長。
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R
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ネタバレちょうどいいところで終わってしまうというか、大きな仕掛けのつなぎを描いたような巻でした。梅安を仇と狙う男たち二組の方が主役というか、メインの立ち回りで、対するは彦さんと小杉さんという梅安抜きの死闘、小杉さんの師匠筋の人が出てきたり、殺陣シーンはちょっとしかないのに、ものすごく印象的でよかった、爺がだいたいかっこよすぎるんだ。おまけというかコラムとして、池波先生へのインタビューも掲載されているんだが、こちらも読みごたえがあってよかった。池波先生がまるで鬼平みたいな若いころを過ごしていた話が読めて面白い。
R

追記 他の方の感想読んで初めてわかったんだが、これで絶筆だったとわ。どうりで変なところで終わるし、妙に長いインタビューが差し込まれるわけだ。つづきが楽しみとか普通に思っていたが、読めないものなんだなぁ。

01/05 21:02
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宇和島太郎
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ネタバレ藤枝梅安コンプリート。池波正太郎絶筆作品と思うと感慨ひとしおです。梅安、彦次郎、十五郎の悲しい三人のいたわりあいがなんとも沁みる素晴らしいシリーズでした。
宇和島太郎

池波正太郎が求めた男の優しさが描かれていたような気がする

01/02 20:55
0255文字
Kay
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【図書館本】いよいよ最終巻。著者の池波正太郎氏の急逝により未完ではありますが。白子屋菊右衛門の残党に命を狙われ続ける梅安。梅安本人は薬種屋の主人・片山清助夫妻と共に熱海で湯治中。梅安の留守を預かる彦次郎と小杉十五郎。そんな中、梅安はおもんの身を案じ彼女と別れ、自分の家を建てることを思い立つ。そして音羽の半右衛門を裏切り、刺客・平尾要之助を支援するおしまが秘める胸の内とは…。…あぁ続きが読みたい!!ちなみに池波氏は『鬼平犯科帳』や『剣客商売』に比べて『仕掛人・藤枝梅安』が1番骨が折れると答えていたそう。
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きいろいの
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再読。家を建てたり、おもんと別れたり(一方的ですが)。この話で梅安シリーズの終章ならば、余計に今回の仕掛けがどう終わるのか知りたかったです。「仕掛け人は欲得ずくで人は殺す。だが、手前が世の中をただすなどとは微塵も思い上がってはならぬのだ」
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よっ!
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白子屋の後を継いだ切畑の駒吉は、続々と浪人を雇って梅安に仕掛けてくるが、梅安、彦次郎、十五郎が撃退。音羽の半右衛門も狙われる。おしまは半右衛門を裏切って・・・といいところで幕切れ。続きが読みたいが、作者急逝ではどうしようもない。残念。★★★☆☆
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52
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絶筆の場所を忘れていたので、突然ばっさりと終わり驚いた。梅安冬時雨だし秋の終わりか初冬だったから、もうすぐ仕掛けだったのだろうな。
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エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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2007年 8月10日21刷。。。白子一味の残党との争いが始まる。大阪からは業を煮やした元締めから新たに資格が送られるが、悉く返り討ちに合う。薬種の清助もよくなったので、碑文谷に梅安ハウスを建てようとする。おしまの動きも気になるところだ。最後の「絶筆」が本当に惜しい。
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APIRU
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江戸の裏社会に生きた者たちの暗躍は、この仕掛けをもって未完の最終話となります。前巻同様、故・白子屋との断ち切れない因縁に視軸を合わせた内容であり、今回もまた最高に胸昂る展開でした。残党たちの梅安への復讐、剣客・三浦十蔵による逆襲、さらには、音羽屋配下だったおしまの背信。まさに、これから一層の盛り上がりに差し掛かるっていうところで終わっていました。人の抱える矛盾、通ずる深い情、底すら無い江戸の暗黒世界。第一巻からこの最終巻に至るまで、そのアングラな世界観に魅せられ続けました。群を抜いて格好いいシリーズです。
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新装版・梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七): 仕掛人・藤枝梅安 7 (講談社文庫 い 4-32 仕掛人・藤枝梅安 7)評価63感想・レビュー149