帝国書院の高校の歴史や地理の資料集。
最近読んでみましたが、学生時代を遙かに超える充実具合でした。
例えば、「世界史図説タペストリー第一八訂版」などは紀元前4世紀から現在まで1世紀毎の世界地図を載せていますし、「新詳地理資料 COMPLETE 2020」では集落や都市の成り立ち、地形、世界の農業、鉱工業等の解説などを載せてます。そしてどちらも図表、地図、写真、イラストをフルカラー300P以上で解説していて1千円未満。専門書でも歴史小説でも、傍らにあれば時代や情勢を理解するのに最適でしょう。
エボラ出血熱を追った人々を描いた「ホットゾーン」(リチャード・プレストン)。スリリングな展開は素晴らしい。この本のおかげで無駄に感染症の本を読み漁ることになりました。
またもや病もの。「眠れない一族 食人の痕跡と殺人タンパクの謎」(ダニエル T マックス)ヴェネツィアのある貴族が数世紀にわたって苦しめられてきた謎の不眠症について書かれていますが、狂牛病で話題になったタンパク質プリオンが原因の病について書かれたものです。病の歴史は深い!
最近出版された「江戸の用語辞典」(廣済堂出版)は解説も図も解り易く、しかも読んで面白いです。時代小説読む時にも活用出来ます。
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