〈風眠〉 ふうみん ピアノ弾き
〈好きなミュージシャン〉
矢野顕子、エラ・フィッツジェラルド
クラムボン、中村佳穂、
はっぴぃえんど、宮本浩次 などなど。
〈好きな作家〉
小川洋子、川上未映子、澁澤龍彦
よしもとばなな、森見登美彦、吉川トリコ
クラフトエヴィング商會、尾崎翠
そのほか、
新たな出会いを求めてさまよい中。
コーヒーと音楽と本があればしあわせ。
皆さんの感想を読むのも楽しみ。
皆さんの感想を
ひとつひとつ大切に読みたいので
こちらからはお気に入り登録はしていませんが
共読などから自分のペースで
皆さんの感想を読ませていただいています。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
どの物語も一人称で書かれてあるので、まるで秘密を打ち明けられているようなのがいい。この短篇集はAudibleのために書き下ろされたそう。いつか俳優岸井ゆきのさんが朗読されたAudibleの方も聴いてみたい。またどの物語にもコロナ感染症についての言及があり、コロナ文学の新たな金字塔を打ち立てたんじゃないかなー、とも感じた。言葉運びのテンポが良くて、でも繊細で、読みやすくもあり、新たな川上未映子さんが出ていたなと思う。これまでも、これからも、きっと私は川上未映子さんの書く文章や作品が好き。【はみ出し感想】
大島弓子さん、懐かしいです。人の心の複雑さ、ままならなさ、言葉にしきれない感情、こわいもの…本当にそうですね。
iroiroさん、私は大人になってから『綿の国星』、古い漫画作品が文庫化された当時に、試しに買ってみて、それから大島弓子さんにどハマりしました。文庫化されたものは全部持っています。大島弓子さんが描く、傷つけられた心が屈折してしまうセンシティブさ(うまく言葉にできませんが)みたいなところが、今回の川上未映子さんの短篇で描きたかった事なのかなって思いました。「こわいもの」は、いつの間にか心に忍び込んでくるのですよね。