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小説とエッセイと、その間に漂う掌篇集。この著者の「エッセイに属するもの」を初めて読んだ。著者にとって「書く・話す」とは、息を詰めるようにして、言葉を選び、裏返して隅々まで検めて、祈りながら並べる作業。既読の小説から、あらゆることの感度が高く、小さな刺激も命取りのような著者だとは思っていた。でも、これほどに責任を背負って、悲鳴のように祈っている人だとは、わからなかった。純度の高い祈りが、誰かの祈りと共鳴して、どこかで希望のようなものを生むのだ。そうじゃないと、あんまり悔しい。
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さんの最近の感想・レビュー

なぜ心は病むのか―いつも不安なひとの心理

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アルフレッド・アドラー
辛口レビュー、ご容赦。なんでこんなに内容が入って来ないのか。アドラーの価値観が…続きを読む
建てて、いい?

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中島 たい子
表題作+掌編。ヒロインは、概ね「堅実な生活」を維持しながら、胸の内にはモヤモヤ…続きを読む
ドナルド・ウィニコット:その理論と臨床から影響と発展まで

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マイケル ジェイコブス
私は、ウィニコットのダメな方のファンだ。「きちんと理論的背景も理解して、他の専…続きを読む
小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)

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シルヴィー・ジェルマン
限りある身体で、限りある時間を、独り独りが共に生きる。それを怖くもあり、美しく…続きを読む
ギフテッド

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藤野 恵美
へそ曲がりレビュー、ご容赦を。私は「小説」を読みたいのに、「道徳や現社の副読本…続きを読む
西の果ての白馬

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マイケル・モーパーゴ
この著者は、戦争を扱った作品も多く、ちょっと「教科書的」過ぎて、距離を置いてい…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/01(5112日経過)
記録初日
2010/10/22(5273日経過)
読んだ本
2145冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
624890ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1939件(投稿率90.4%)
本棚
3棚
自己紹介

アホゥであることを隠さない。
イタイと評されるのを恐れない。
わたしの良さは、他にある。
/2025

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