読書メーター KADOKAWA Group

ケンサン
さんの感想・レビュー

ケンサン
新着
解説に、著者が、宮沢親子に現代性を見出したと明かし、父親像を語る:歴史的価値や意義より、21世紀の我々にとって心に残る父親像→厳しさと過保護の間で揺れ動く現代のお父さん(私自身思わず苦笑)。作家の明朗でのびやかな筆致が、父親の苦衷を陰湿なものとせず、明るく一段深いユーモア精神と愛情で覆う。家業で役立たず、製飴工場、人造宝石、はては宗教かぶれ。赤痢、肋膜炎、結核疑いと虚弱体質。深い父母、兄弟愛に守られた国民作家は死後花開く。大切なのは最初の一歩。踏み出せれば、二歩目は容易になる。確かに。人生は自分探しの旅?
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

ケンサン
さんの最近の感想・レビュー

夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)

ロバート A ハインライン
SF作家が好んで使うエピグラフには、世のすべての猫好きに捧げる…主人公ダンと猫…続きを読む
レペゼン母

レペゼン母

宇野 碧
ひょんなことで沙羅から教わったラッパー明子ママ。梅農家の一経営者。彼女にとって…続きを読む
芥川龍之介 作品集 四

芥川龍之介 作品集 四

芥川龍之介
●或敵打の話→HPでは敵討ちの成功率は1%とも。現代と違い、情報量と交通手段は…続きを読む
いつか月夜

いつか月夜

寺地 はるな
いつも月夜に米の飯:一年中、月夜と米の飯が続けば申し分がない。 飽きるというこ…続きを読む
地面師たち (集英社文庫)

地面師たち (集英社文庫)

新庄耕
裏社会に潜む地面師の巧妙な手口。TVドラマの一幕を見るような大胆さと凄み。まさ…続きを読む
三体2 黒暗森林 下 (ハヤカワ文庫SF)

三体2 黒暗森林 下 (ハヤカワ文庫SF)

劉 慈欣
あの「三体」は、ほんのプロローグでしかなかった。200年後、冬眠者(羅輯、章北…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/12/30(1186日経過)
記録初日
2020/10/14(1628日経過)
読んだ本
553冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
169168ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
545件(投稿率98.6%)
本棚
14棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう