こんばんは。なんとなく思ったのですが、鍵は生きている動物を重宝してることにあるのではないかと思いました。アンドロイドは量産できるし、寿命も長い。だとすると生殖し、産み増やす、命のリレーや限られた生の刹那の時間、生体の持つそれらの神秘がとても素晴らしく、希少で価値あるものになる時代なのかと。そうなると優れていない人間は「生殖に向かない劣性」となるわけですが蜘蛛を簡単に蹂躙されて死ぬのを見るイジドアのシーンは何かそれらを暗喩してるように思えるのです。長文失礼しました。
こんばんは!件のシーンを確認しようと思ったら本を返却してました>_< ですが覚えている限りで自分はそこまで考察が出来ておらず、感想は抽象的な部分止まりで書いていた記憶を思い出しました。しかるに自分の考察に根拠が弱いところがあったのです。ですので今回のコメントを見て、そんな隠喩が隠れていたのか?!と一つ考える部分が増え、驚いています。本作は広い意味でとると、ホンモノとニセモノの違いについて=すなわち価値観の境界についての問題提起を隠喩としているのでは?と考えていたのですが、dubonnetさんの感想を読んで
手厳しいながらに著者は弱肉強食こそ本質であるといいたかったのかもしれないと考えました。
静かにゆっくりした日々を本と共に過ごして生きたいです。
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こんばんは。なんとなく思ったのですが、鍵は生きている動物を重宝してることにあるのではないかと思いました。アンドロイドは量産できるし、寿命も長い。だとすると生殖し、産み増やす、命のリレーや限られた生の刹那の時間、生体の持つそれらの神秘がとても素晴らしく、希少で価値あるものになる時代なのかと。そうなると優れていない人間は「生殖に向かない劣性」となるわけですが蜘蛛を簡単に蹂躙されて死ぬのを見るイジドアのシーンは何かそれらを暗喩してるように思えるのです。長文失礼しました。
こんばんは!件のシーンを確認しようと思ったら本を返却してました>_< ですが覚えている限りで自分はそこまで考察が出来ておらず、感想は抽象的な部分止まりで書いていた記憶を思い出しました。しかるに自分の考察に根拠が弱いところがあったのです。ですので今回のコメントを見て、そんな隠喩が隠れていたのか?!と一つ考える部分が増え、驚いています。本作は広い意味でとると、ホンモノとニセモノの違いについて=すなわち価値観の境界についての問題提起を隠喩としているのでは?と考えていたのですが、dubonnetさんの感想を読んで
手厳しいながらに著者は弱肉強食こそ本質であるといいたかったのかもしれないと考えました。