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長かった…550頁。木内作品は、これまで何冊も読んでいて、はじめの出会いも幕末もの。本作は、やはり幕末ではあるが「外交」に焦点を当てる。自分好みの「しっとり情緒系」でもなく「熱い切磋琢磨系」とも少し違う。存在感のある脇役や、頬が緩む掛け合いもあるものの、主人公に肩入れしにくく、人生の浮き沈みをともに味わうには至らず。「外交」の黎明期における現場の混乱や希望を、その時代を生きたのではなくとも生き生きと描けるのは、小説家ならではの「芸」だと改めて思う。
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さんの最近の感想・レビュー

建てて、いい?

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中島 たい子
表題作+掌編。ヒロインは、概ね「堅実な生活」を維持しながら、胸の内にはモヤモヤ…続きを読む
ドナルド・ウィニコット:その理論と臨床から影響と発展まで

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マイケル ジェイコブス
私は、ウィニコットのダメな方のファンだ。「きちんと理論的背景も理解して、他の専…続きを読む
小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)

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シルヴィー・ジェルマン
限りある身体で、限りある時間を、独り独りが共に生きる。それを怖くもあり、美しく…続きを読む
ギフテッド

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藤野 恵美
へそ曲がりレビュー、ご容赦を。私は「小説」を読みたいのに、「道徳や現社の副読本…続きを読む
西の果ての白馬

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マイケル・モーパーゴ
この著者は、戦争を扱った作品も多く、ちょっと「教科書的」過ぎて、距離を置いてい…続きを読む
「甘え」の構造 [増補普及版]

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土居 健郎
実際に読んだのは、昭和四十六年発行もの。図書館の閉架書庫から出てきたのは、白い…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/01(5109日経過)
記録初日
2010/10/22(5270日経過)
読んだ本
2144冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
624621ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1938件(投稿率90.4%)
本棚
3棚
自己紹介

アホゥであることを隠さない。
イタイと評されるのを恐れない。
わたしの良さは、他にある。
/2025

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