読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

pao
読んだ本
36
読んだページ
13018ページ
感想・レビュー
36
ナイス
1655ナイス

2024年10月に読んだ本
36

2024年10月のお気に入り登録
1

  • tonnura007

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • にふ/NifTiS
  • tonnura007

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

pao
★★★★☆ 第34回鮎川哲也賞受賞作。救急医・武田のもとへ救急搬送されてきた男の溺死体。その男の顔はなんと武田と瓜二つ!この身元不明遺体は一体誰なのか…?とにかく序盤の謎が魅力的で一気に引き込まれるし、さらに不可解な密室事件も。武田の旧友である消化器内科医の城崎とともにその謎を追う。サスペンス感が強い、ハラハラさせられる展開。デビュー作とは思えないほど筆が達者で読みやすかった。ラストは好みが分かれそうだが、シリーズ化し次作の刊行も決定しているとのこと。武田&城崎のバディもの医療ミステリ、今後が楽しみ♪
さっちゃん
2024/10/25 18:29

お!なかなかの高評価✨ 積んでるからpaoさんのレビューでますます楽しみになったよ😉

pao
2024/10/25 23:21

さっちゃん>がっつり本格ミステリという感じではなかったけど、魅力的な謎からスタートする社会派サスペンス風味🎶読みやすさもあり引き込まれる物語だったよ😊さっちゃんも楽しめますように〜🤗

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

pao

いつも適当感想にナイス&コメントありがとうございます🎶ある新刊を買いに行ったけどサイン本しかなく、書店員さんに聞いたところ「通常版はまだ入荷してなくて…。サイン本じゃダメですか?」→「サイン本が欲しいのは、麻耶さんと綾辻様と白井智之ですっ!」(ドヤッ😎)(読書傾向バレバレ😂)★2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:38冊、ページ数:14110ページ ★先月に読んだ本一覧→ https://bookmeter.com/users/1008630/summary/monthly/2024/9

いつも適当感想にナイス&コメントありがとうございます🎶ある新刊を買いに行ったけどサイン本しかなく、書店員さんに聞いたところ「通常版はまだ入荷してなくて…。サイン本じゃダメですか?」→「サイン本が欲しいのは、麻耶さんと綾辻様と白井智之ですっ!」(ドヤッ😎)(読書傾向バレバレ😂)★2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:38冊、ページ数:14110ページ  ★先月に読んだ本一覧→ https://bookmeter.com/users/1008630/summary/monthly/2024/9
pao
2024/10/02 11:59

まりりんさん>もうどこでも綾辻様って言っちゃってる🤭9月は白井さんとボタニストがホント良かった🎶方丈さんはオススメ、市川さん&静月さんはまりりんさんの感想が気になるところ🤔こちらこそいつもありがとうございます(*^^*)今月も読書を楽しみましょう🎶

pao
2024/10/02 12:04

雪紫さん>サイン本、手に入りやすい環境にあるからそう思っちゃうのかも。レア物なら私も喜んで飛びついちゃいそう😅猫様はいつも見てます、どこからでも見てきます…🥰密室本、確か残り6冊くらいなんですが、確かにシリーズものが多くて大変そう💦(読み出すとシリーズ追いかけちゃう体質なので…😅)今月もヨロシクお願いします(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
36

pao
★★★☆☆ 本格ミステリ・エターナル300より。第27回鮎川哲也賞最終候補作。北町奉行所に勤める同心・戸田惣左衛門とその息子である清之介が遭遇した謎を描いた連作ミステリ。江戸末期頃の話なので最初はイメージしづらかったが、密室の謎や不在証明崩しなど、謎自体は魅力的。ゆったりとした雰囲気は読んでいて心地よかった。人情ものの時代小説と本格ミステリが上品に融合。お気に入りは「願い笹」で、いつの時代も密室殺人事件は面白い。この時代背景を生かした事件で意外性を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ ワニ町シリーズ第8弾。またしても田舎町シンフルで事件が発生!町の女性たちがロマンス詐欺の被害に。詐欺師”キャットフィッシュ”とは一体誰なのか?前作の一件で傷心のフォーチュンをアイダ・ベルとガーティが励ましながら事件に首を突っ込む。事件が起こる前の3人の会話だけですでに面白くてズルい。ガーティの服装も笑えるし、表紙イラストにもニヤリ♪いつもよりドタバタ感は少なめかな。気になるのは、前作に続くカーターとフォーチュンの関係だけど…果たして…?
が「ナイス!」と言っています。
pao
★✫☆☆☆ 資産家・藤森家で起きた凄惨な一家惨殺事件。事件後、この屋敷を訪れた親戚の中村亮太と霊能者賀茂禮子は、屋敷に大量の呪物があることを発見し…。貴志先生の知識量に圧倒される暗黒オカルトホラー・・・だけど、全く怖さを感じず。ありとあらゆる古今東西の呪物の来歴や背景にあるエピソードが淡々と延々と語られる。最後も何だかなぁ。亮太のYouTuber設定、いる?ストーカーや市松人形のくだりも何だった?ミステリ脳では上手く世界観をイメージ出来ず。とにかく長かったな…
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 警視庁殺人分析班シリーズ第9弾。銀座のショーウインドウに見世物のように吊るされた遺体、なぜか現場から盗まれたマネキン…この猟奇的殺人事件の捜査担当になった塔子と鷹野。若干のマンネリはどうしても感じてしまうが、読みやすさと興味惹かれる劇場型犯罪で最後までノンストップで駆け抜ける。現場に残されたヒントから犯人にたどり着く推理はちょっと強引か。2時間ドラマ的感覚で読めば楽しめるかと。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ シリーズ第3弾。今回もキレッキレの推理は健在か?炸裂するか?決め台詞「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」…空飛ぶ絨毯や魔法のランプ、アラジンやアリババ登場と、雰囲気は十分堪能できる。色々な魔法が出てくるので、これが伏線になるんだろうなぁというのは薄々分かるけど、そのロジックには満足。特に第1話「アラジンと魔法のアリバイ」の図解トリックには思わず吹いた。ズルいって、こんなの(笑)ご都合主義のシンドバットのキャラも面白く、楽しい連作ユーモアミステリでした♪しかし、赤ずきん、タフだね…
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ シリーズ第10弾。『焔』と『鳳』が壊滅した元凶《暁闇計画》の解明のため、『灯』メンバーが始動!今回はエルナ&アネット組+サラがメインの回。ライラット王国での潜入ミッションは成功するのか…?2人1組でそれぞれ異なるミッションを実行しているため、今までに比べクラウスや他のメンバーの登場が著しく少ない。やっぱり『灯』全員のわちゃわちゃが欲しい。最後に描かれたクラウスの行動も気になるし、次は一体どのコンビの回?楽しみです♪
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 本格ミステリ・ディケイド300より。ほぼムガール帝国の王位継承を描いた物語。中盤に実際に起こった殺人事件を絡めてはいるが、期待していたほどの密室感は無し。タイトルからイメージしていた作品とは違った。王位を巡っての兄弟同士の争い、イスラム教とヒンドゥー教を始めとする多くの宗教の対立、貨幣、神、そしてタージ・マハル。人物名が覚えづらかったり時代背景がイメージしづらかったりと、序盤は少し苦戦するが意外と面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★★☆ 第34回鮎川哲也賞受賞作。救急医・武田のもとへ救急搬送されてきた男の溺死体。その男の顔はなんと武田と瓜二つ!この身元不明遺体は一体誰なのか…?とにかく序盤の謎が魅力的で一気に引き込まれるし、さらに不可解な密室事件も。武田の旧友である消化器内科医の城崎とともにその謎を追う。サスペンス感が強い、ハラハラさせられる展開。デビュー作とは思えないほど筆が達者で読みやすかった。ラストは好みが分かれそうだが、シリーズ化し次作の刊行も決定しているとのこと。武田&城崎のバディもの医療ミステリ、今後が楽しみ♪
さっちゃん
2024/10/25 18:29

お!なかなかの高評価✨ 積んでるからpaoさんのレビューでますます楽しみになったよ😉

pao
2024/10/25 23:21

さっちゃん>がっつり本格ミステリという感じではなかったけど、魅力的な謎からスタートする社会派サスペンス風味🎶読みやすさもあり引き込まれる物語だったよ😊さっちゃんも楽しめますように〜🤗

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 本格ミステリ・クロニクル300より。「怪奇クラブの殺人」「葡萄酒の色」「時のかたち」「桜」の短編4編+エッセイなど。(エッセイやインタビューは高速流し読み。すまぬ。)機微に触れるような美しい文体が読んでいてとても心地良い。どの話も謎解きや真相より、犯人や関係者の心の動きが中心なのかな。派手さはないが、何とも幻想的かつ繊細で、余韻の残るラストが良かった。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ ”乙一史上初の館ものミステリ”と煽られては買わずにはいられない、読まずにはいられない!大樹と一体化した館で起こる連続殺人、容疑者となってしまう大樹館のメイド・穂村を救うのは、彼女のお腹に宿る胎児!?…王道の館ものとは少し異なるが読みやすく、いくつもの図解入りトリックはとても楽しめた。”館”と”幻想”、どちらが好みかで感想も評価が分かれそう。ファンタジー・SF・本格ミステリが上手く融合していた印象で、これは筆者の筆力があるからこそ上手くバランスの取れた物語に仕上がっていると思う。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ ダイビング中の事故で溺れかけた推理作家の風間春樹。一緒にいた妻と担当編集者に助けを求めるも見捨てられ意識を失うが…。風間の復讐ともう1つの事件の絡み合いが、航海日誌や口述テープで描かれる展開はいつもの折原作品。叙述トリックの切れは感じられなかったが、漂流サスペンスとしてハラハラさせられる読書タイム。漂流シーンがとてもリアルで臨場感があり、読んでいてこちらも船酔いしそうだった。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ 事件カルテシリーズ(11) 人里離れた山奥の洋館、大富豪の遺言状、立て続けに起こる不可解な事件…本格ミステリ的な設定に鷹央もワクワク、読者もワクワク♪鷹央が認めるほどの天才、鷹央の学生時代の○○○も登場し、過去作とちょっと異なる雰囲気。医療ミステリなので、最後は鷹央の解き明かす真相に「へぇぇ、なるほどなぁ…」という感想しかないが面白かった。天才2人の絡む短編を読んでみたいな…
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 霞田兄妹シリーズ第7弾。シリーズ第2期スタート。前の事件以来失踪していた志郎。今までは探偵活動に熱心ではなかったが、帰還後は積極的に”素人探偵”として事件に関わるようになる。そして元刑事の”男爵”が新たな登場人物としてこれからのキーパーソンになっていきそう。今回の事件は、お香を中心として起こる殺人事件。10年前に起こった事件との類似点、現場に現れる”紫の女”…紫色ってミステリアスな雰囲気を醸し出すよなぁ。伏線らしきものが無く、真相解明には唐突な感じを受けたが、犯人の動機や深層心理にはゾワリと。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★✫☆☆ 紙鑑定士の次は地縛霊探偵!?〈BARコースト〉で常連たちが酒を飲みながら語り合う。ふと気になった小さな謎を解き明かすのは、泥酔客に憑依した老人の地縛霊…?「黒後家蜘蛛の会」系のミステリで、私の頭の中では完全に鯨統一郎の桜川東子シリーズになってた。くだらないノリツッコミと様々なジャンルの蘊蓄、かなり緩い雰囲気。連作として分かりやすい部分もあり、サラッと読むならちょうどいいのかも。映画ネタがかなり多く、全く知識のない私には乗り切れない部分があったかな…
さっちゃん
2024/10/20 09:54

こんなの出てたのね😲知らなかったわ💦確かに黒後家蜘蛛の会や有栖川さんの山伏地蔵坊みたいな感じみたいだね😃映画ネタは私も詳しくないけど…🤔見つけたらトライしてみようかな🎵

pao
2024/10/20 16:14

さっちゃん>常連客が酒を飲みながらグダグダおしゃべりしてる流れで、事件の話に。映画ネタについていけなかったけど、サラッと読めるし、文庫だし、機会があればどうぞ~🎶

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 「空中浮遊事件」「屍体切断事件」「吹雪山荘事件」「白骨屍体事件」「黄泉屋敷事件」ワクワクする題名がズラリな連作短編集。天啓教という宗教団体がらみの事件で、謎を解くのは八神村の寂れたスキー場に滞在する作家・矩巻とスキーインストラクター・大鳥安寿。筆者の探偵論や哲学・神学・宗教学の蘊蓄が盛り込まれているものの、そこまで読みづらさはなく。探偵役・安寿の”事件が起こった瞬間に真相が分かる”という特殊能力がそこまで活かされていない気がするけど論理的展開自体は好みだった。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★★☆ 芦辺さんらしい重厚な時代法廷ミステリ。明治時代に起きた質屋一家惨殺事件。現場は密室。6人が殺され、生き残ったのは少年と赤ん坊だけ。状況から犯人と決めつけられてしまった少年を救うため、新聞記者と代言人(弁護士)がコンビを組み真相を暴く…。警察による証拠捏造は当たり前、代言人は無罪を訴えただけで罪になる。当時の司法制度についての描写がとても興味深かった。こんな理不尽な裁判だと冤罪事件も多かったんだろうなぁ。終盤の着地点にも驚かされたし、ずっしりとした読後感が心地良い。
yukaring
2024/10/19 09:35

今ちょうどこれ読んでます😊⤴️最初は時代背景の説明が多くて読みにくかったけど、裁判に入ってからは面白くてサクサク進んでます🤗

pao
2024/10/19 22:33

yukaringさん>序盤はミステリ感も無いし、少し読みづらさがありますよね💦中盤以降、どんどん面白くなる!重厚な法廷ミステリ、楽しんでください🤗

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 最初から最後まで「内的独白」で綴られる本格ミステリ。視点人物がコロコロ切り替わり、各自の内面まで描かれるというかなり実験的な作品。序盤はかなり読みづらさを感じたが、中盤以降慣れてくる。視点人物は全員真実を語っているはずなのに、最後まで犯人は分からなかった。再度、犯人視点・探偵視点の部分だけでも読み返すと面白いかも。「サロメ」を見立てた首切断死体と「オフィーリア」見立ての水死体、本格ミステリとしての雰囲気は感じられる作品だが、淡々として盛り上がりには欠けるかな。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 短編集第4弾。時系列的には、モニカの裏切り&『鳳』殲滅前後の物語のため、ギャグ的要素もありながらちょっぴりシリアスな面も。『鳳』の生き残りであるランの進退+『灯』メンバーのいくつかのエピソード。お気に入りは、ファルマの兄・ダグウィンの話とリリィ&サラがスパイ養成学校に戻される話。リリィの養成学校時代にあんなことがあったとは。それでもあんなに明るいリリィの好感度アップ。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★☆☆☆ 気付いたら異次元世界に存在する〈ミューステリオンの館〉にいた男女10人。どうやら、とある誰かのファイナル・ウィッシュを叶えるためにこの館に集められたらしいが…。人間関係と特殊設定の説明が長く、序盤でちょっとダレる。中盤やっと館へ飛んでバトルロワイヤルが起こるも、視点人物がコロコロ切り替わるし、しかも誰の視点なのかがかなり分かりづらいため読みづらさを感じた。クズ人間ばかりだし、“館”につられて読むと期待外れかも…
雪紫
2024/10/24 19:17

登場人物一覧があったのを感謝するのはひさしぶりでした(笑)。いや本当に、視点人物が誰か確認しながら読まないと掴めなかったです・・・。殺し合いもグロにうっ、となりながらも勝手にやっとれ。と心の何処かで思ってしまうくらいクズの巣窟でした・・・(白目)ファイナル・ウィッシュのあれさ?だって、西澤さんですし・・・(未だに思考混乱中)。

pao
2024/10/25 01:21

雪紫さん>読了お疲れ様でした…😅登場人物の名前とその関係性が本当に掴みづらかったです💦誰のファイナル・ウィッシュとかもうどうでもよくて、「勝手にやっとれ」に全力で同意します・・・

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★★☆ 本格ミステリ・エターナル300より。あの「涜神館」の手代木作品&骸骨城連続殺人事件という副題に興味津々で読み始め。会話が完全にラノベのノリなので最初はちょっと戸惑ったが、生まれ変わる死者(アンデット)を始めとした特殊設定が面白く徐々にのめり込む。ヴァンパイアの血を引く一族、骸骨城当主の花嫁候補たちの屍人化、そして200年もの間地下に閉じ込められた吸血鬼?少しグロさのあるファンタジー&ミステリ。もし”アンデッド検屍人”ロザリオと”不死狩り人”クライヴの活躍する続編が出るなら是非読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 警視庁殺人分析班シリーズ第8弾。事件現場が凄惨かつ奇怪なのはいつも通り。今回のキーパーソンが9歳の男の子だからか、展開は結構地味かも。何かを隠している様子の男の子と心を通わせようと、塔子と鷹野が奮闘。”殺人分析班”というより、かなり2人のバディもの感が強くなってきたけどそれも仕方ないかな。塔子もかなり成長がみられるし、鷹野との距離感も…?塔子が鈍すぎてあの人も可愛そうだけど。これからのシリーズもノンビリ追いかけましょ♪
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第5弾。次回作をせかされたホロヴィッツ。ホーソーンに話を持ち掛けたところ、過去にホーソーンが関わった集合住宅地での事件を取り上げることになり…。過去作とは構成の異なる本書、現在進行形の事件ではないため、ホーソーンからの情報&過去の資料を参考にしながら執筆を進める。事件を追いかけるパートも面白かったが、ホーソーンの過去にもかなり踏み込んでおりこちらも気になる。ホーソーンとホロヴィッツの関係性は今後どうなっていくのか?シリーズ追いかけるのが楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 霞田兄妹シリーズ第6弾。仕事で東京へやって来た志郎と千鶴。別行動をとった2人はそれぞれ別の殺人事件に巻き込まれ…!?これでシリーズ第1期完結とのこと。タイトルが結構強引だなぁと思っていたら、筆者あとがきで”タイトルのネタ切れ”って語ってた(笑)いたるところに「天使」が出てくるのでそれだけで胸焼けしそう。最終的に志郎の導き出した真相に救いはあるのか?さて、このシリーズは全部積んだし、第2期は果たしてどのような展開になるのか楽しみ♪
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ フランス革命期に欧州のとある小国で起きた殺人事件が描かれる。複数の目撃者がいるにもかかわらず容疑者が三つ子のため、犯人を絞れない。科学捜査の無い時代での堅実で地道な捜査過程、真相解明までのロジックの積み上げが面白い。また、激動の時代に翻弄された人々の物語として心打たれるものがあり、派手さはないが読み応えのある犯人当てミステリでした♪
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ シリーズ第3弾。本格ミステリ・エターナル300より。今回も小さな日常の謎系ミステリと下町のフレンチレストランでのお仕事小説が上手く融合した作品集。1話1話がとても短いので、隙間時間の読書にちょうど良かった。1巻でも書いたけど、あまり好みじゃない食べ物が多かった印象。むむむ。マカロンって見た目は本当に可愛らしいけど、美味しいと思ったこと無いのよね。私の食の好み、偏り過ぎなのかな…
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 本格ミステリ・クロニクル300より。伝奇ホラー作家である筆者が初めて書いたミステリとのこと。山奥の養老院で起こった摩訶不思議な殺人事件。この養老院にいるのは全員元凄腕のサーカス芸人で…。▼密室殺人や特殊能力を持った登場人物等、本格雰囲気満載なのだが、恐ろしく文章が読みづらく、序盤は全く情景が頭に浮かばない。中盤から終盤にかけて徐々に面白くなっていき明かされる真相は好みだったけど、とにかく疲れた…
が「ナイス!」と言っています。
pao
★✫☆☆☆ 生放送でスキャンダルを暴露する「ゴシップ人狼」という番組の開始直前、出演予定だった大御所俳優の死体がスタジオで発見される。もうすぐ、生放送!焦るプロデューサー、番組はどうなる!?…う、うん。文体や会話は軽くエンタメ寄りだがそこそこ内容は重め。ただ、テレビ番組・テレビ業界の裏側・芸能界・ゴシップ・人狼ゲームに全く関心の無い私にとっては、作品にほとんど入り込めず。ゴメン。「それなら読むなっ」とか、言わないで…なんで死体がスタジオにあったのか気になったのよ…
さっちゃん
2024/10/08 19:54

ふふふ🤭 読んだのはミステリ脳のせいなのね😜私は死体と番組進行をどうするのかが気になってグイグイ読んだけど 、確かにテレビ番組(業界)に興味がないと入り込めないかもね😂

pao
2024/10/09 00:21

さっちゃん>そうなのぉぉ😭発売直後はちょっと好みとは違うかな?と思ってスルーしてたんだけど、やっぱりなんで死体がスタジオにあるのか気になって…😂単純ミステリ脳😂テレビ観ないし、ゴシップに興味ないし、人狼はルール知らないし。乗り切れずに終わっちゃったわ😅

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ 手に取ってみたくなる邦題がズルい(ちょろいミステリ読み)。語り手・カニンガム家次男のアーネストが綴る事件。ノックスの十戒を意識した正統派の本格ミステリ。最初は少し読みづらさを感じたが、カニンガム一族が雪山のロッジに集い、身元不明の死体が見つかったあたりから面白くなる(単純なミステリ読み)。終盤の伏線回収はとても面白く、今までにない感覚を味わえるフーダニット小説でした♪
麦ちゃんの下僕
2024/10/08 04:12

ちょうど僕も読み終えました😄(←感想は今夜にでも) 犯人当ては半分正解でしたが(笑)…半分は完全にやられましたね😨

pao
2024/10/08 13:24

麦ちゃん>古典的な要素満載で雰囲気が好みでした。意外性のある終盤は面白かったですね🎶

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 1950~60年頃に活躍した筆者の本格推理小説。「紅鱒館の惨劇」「盲目が来りて笛を吹く」「うるつぷ草の秘密」「ミデアンの井戸の七人の娘」「回廊を歩く女」「夜毎に父と逢ふ女」「加里岬の踊子」/少し読みづらい文体でなかなか情景が頭にイメージできなかったが、じっくり読むとだんだんその雰囲気に浸れる読書。トリック自体に驚く感じではなく、伏線と推理過程でズッシリ。怪奇趣味、男女の関係など古き良き時代を感じさせる。
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★★✫ 倉知さんデビュー30周年の節目を飾るにふさわしい短編集。短編4編、全て”死体”を中心とした本格ミステリ。腕をすげ替えられた死体の謎を追う表題作「死体で遊ぶな大人たち」の推理過程も面白かったが、1番のお気に入りは「本格・オブ・ザ・リビングデッド」。某作家の某ベストセラー同様の○○○特殊設定もの。○○○によるクローズドサークルで起きた不可解な事件。インパクトのある設定は好みだし、トリックや変な探偵、伏線回収と驚きがいっぱい大満足!倉知さん、こういう作品をまたお願いしたいわ…
さっちゃん
2024/10/06 09:42

「本格・オブ・~」はいきなりニヤニヤしちゃったわ😜あの作品と同じ設定なのにちゃんと別物になってて流石だよね😉 どの話も楽しくて大満足でした✨

pao
2024/10/06 13:14

さっちゃん>これは面白かったわ~🎶4編全て読み応えあり!「本格・オブ・~」はニヤニヤしちゃうよねぇ。○○○によるクローズドサークル、流行らないかしら🤭

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ シリーズ第9弾。前作のフェンド連邦ミッションは読んでいて辛くなっていたけど、今回はいいねぇ。やっぱりこういうおバカ要素がある方が軽く読めて好み。ミッション後の休暇としてバカンスを楽しむ『灯』メンバーの14日の物語。クラウスの婚約者登場やら海賊伝説やら、もうハチャメチャ。しかし、中盤以降アレコレ繋がる展開には驚いたし、アネットの自由奔放っぷりがヤバい。最後には次なるミッションも明かされ、これからの『灯』はどうなっていくのか楽しみ♪
が「ナイス!」と言っています。
pao
★★☆★★ 二階堂蘭子シリーズ第1弾。筆者デビュー作ということもあり、突っ込みどころも多く確かに粗さを感じる。ラストもちょっと蛇足かな。・・・だけど、この雰囲気は完全に好み♡超好み♡十字架屋敷、「地獄の奇術師」を名乗るミイラのような男、一族皆殺し予告、現場に残されたトランプ、密室殺人、そして名探偵・二階堂蘭子!ちょっと小生意気な蘭子にイラッとする場面もあったけどそれもご愛嬌。筆者の探偵小説への愛を感じる巻末の注釈も面白く、シリーズを追いかけるのが楽しみ♪
yutan2278
2024/10/07 07:03

シリーズ最長の『人狼城』かなりの読み応えです。そして個人的には最高だと思っています。楽しんでくださいね♪

pao
2024/10/07 12:06

yutan2278さん>コメントありがとうございます♪積むだけ積んで積みっぱなしだった大量の二階堂黎人作品、やっと手を付けました!『人狼城』の噂は…ふふっ🤭表紙イラスト眺めてるだけでワクワク。じっくり楽しみます♪

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★✫☆ 第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。がけ崩れに巻き込まれ命を落とした仲間たち…しかし、なぜか死神から1週間の猶予を与えられ記憶そのままに事故の7日前に復活!?登場人物が少なく分かりやすい部分があるも、このタイトルとアイデアで優秀賞を射止めた感じ。出版まで時間が空いたのはかなり手を加えたのかな?重厚感は無くちょっと物足りない気もするが、終盤の伏線回収&ホワイダニットには驚きもあり面白かった。読みやすい文体なのも良い。次作を楽しみに待ちたい作家さんが増えたかも。
さっちゃん
2024/10/04 08:15

あらすじチェックして「え、死神…?」とビミョーな印象だったけど面白そうだね😉ちょっと探してみるねー😃

pao
2024/10/04 14:25

さっちゃん>“死神”はこの特殊設定発動のための脇役キャラっぽい(コラッ😅)のでそんなに気にすることはないかも。読みやすい作品だったし、意外性もあったので、機会があればどうぞ〜🤗

が「ナイス!」と言っています。
pao
★✫☆☆☆ 円紫さんシリーズ第6弾。表紙イラストの「私」がやけに老けてるなぁと思ったら、結婚して中学生の子供がいるお母さんになってた!今回も近代文学の謎を解く文学ミステリだけど、その謎自体に全く興味が持てず。芥川や太宰は多少読んだことがある程度の私には、評論文を読んでる感じだった。このシリーズは最初から最後までちょっと合わなかったです…
だるま
2024/10/04 04:45

まりりんさん(便乗😄)、私はお薦めしたいシリーズなんですけど(笑)。ほっこりして、大好きです。「私」と友達の関係も良いし、「私」と姉の関係も素っ気ないのだけど凄くいい。一冊読んで、御自分に合わなければ止める、ってのはどうでしょうか?

aquamarine
2024/10/04 09:02

だるまさん♪ありがとうございます^^実は読友さんに絶賛されて6冊全部積んだのに何回トライしても一冊目が読み終わらないという私にとって不思議な本なのです。その一冊読んで、が終了しない💦 読みたい気はあるので、また折を見て挑戦してみます。

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★★☆☆ 天才建築士・天木悟のもとでバイトをすることになった大学生の織家紗奈。天木が本業の裏で行っているのは何と事故物件の心理的瑕疵を取り除くこと!?幽霊が見えてしまう能力を持つ紗奈は天木に振り回され…。幽霊が出現したりと怪現象が起こるので、一応ホラーミステリになるのかな。全く怖くなくサラッと読める。登場人物たちに共感が持てるので、読んでいて楽しかった。そろそろ続編が出るみたいだけど、今回解決されなかったあの家についての話になるのかな。
さっちゃん
2024/10/02 15:35

なるほどミステリだけでなくホラー色もあるのね🎵積んでるからゆっくり追いかけまーす😊

pao
2024/10/02 17:47

さっちゃん>おっ、積んでるのね🤭幽霊が見えてるので、全く怖さはけど一応ホラーかな🤔2人のキャラが良いしサラッと読めるよ🎶

が「ナイス!」と言っています。
pao
★★✫☆☆ 特殊能力を持つ不思議な双子姉妹と元刑事のバディもの連作ミステリ短編集。特殊能力と酒飲みグダグダな感じと複雑な人間関係、西澤さんらしさ全開。第1話の表題作はとても面白かったが、徐々に失速感あり。ちょっとごちゃつき過ぎでは?苦手なエロ描写が無く、その点では読みやすかったんだけどなぁ…。もう少し双子の特殊能力が中心となる話を読んでみたい。
雪紫
2024/10/02 23:29

確かにらしさ全開だけど、双子の活躍が次第になくなって来たかも・・・。表題作や章のタイトルは上手いんですが。

pao
2024/10/02 23:38

雪紫さん>エロ描写も無く(←ここ大事!)、最初の表題作が面白かっただけに、後半の展開がねぇ、という感じでした😅

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/17(2019日経過)
記録初日
2019/05/17(2019日経過)
読んだ本
3222冊(1日平均1.60冊)
読んだページ
1165524ページ(1日平均577ページ)
感想・レビュー
3222件(投稿率100.0%)
本棚
94棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

基本的に作家読みします。
(エッセイ・ノンフィクション等は読まないので除く)
読書メーター登録前に読んだ本も再読してから登録予定。

★印=個人的に面白かったかどうか?
恐ろしく自分の好みが反映されます。
本格ミステリが大好き♡
(館、孤島、麻耶雄嵩、探偵、密室、バカミスは★多めになりがち)

本ミス系ランキングの作品、全読目指して追いかけ中(・∀・)

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