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2024年8月の読書メーターまとめ

konoha
読んだ本
9
読んだページ
3096ページ
感想・レビュー
8
ナイス
750ナイス

2024年8月に読んだ本
9

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • ましゅまろ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

konoha
ネタバレ久しぶりにストレートで爽やかで楽しい小説を読んだ。池井戸さんが箱根駅伝を書くとこうなるのか。箱根駅伝の学生連合チームという設定は既視感があるが、報道するテレビ局の確執と交互にする構成でテンポ良く読みやすい。主人公の隼斗が所属する明誠学院大学の監督交代劇も物語の軸となる。改めて箱根駅伝は本番以外にも多くのドラマがあることを思う。監督未経験の商社マン、甲斐、アナウンサーの辛島など魅力的なキャラが揃う。実在の監督、選手の名前が出てくるのもうれしい。下剋上的な要素は今のところ薄め。また「舐めんなよ」が聞きたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

konoha

なんどでも生まれる、五つの季節に探偵は、が面白かったです!流行りに乗って「百年の孤独」買いました。難しい。。 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3790ページ ナイス数:1018ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1017389/summary/monthly/2024/7

なんどでも生まれる、五つの季節に探偵は、が面白かったです!流行りに乗って「百年の孤独」買いました。難しい。。

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3790ページ ナイス数:1018ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1017389/summary/monthly/2024/7
りんご
2024/08/02 13:58

齋藤孝「毎晩10ページ読んで、南米の魔法に酔いしれよ!」ほおー。そうきたか。

konoha
2024/08/02 14:05

齋藤孝さんかぁ。南米の魔法に酔いしれるべく読みましょう。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
8

konoha
二段組の鈍器本だが、読み応えがある素晴らしい作品。法廷サスペンスを超えたリアリティーに圧倒された。駆け出し弁護士、志鶴は女子中学生連続死体遺棄事件の容疑者、増山を担当する。有罪前提とも言える状況で無実を主張する増山とどう信頼関係を築くのかが気になった。真犯人探しに主眼は置かず、法廷での対決が見せ場となっていて良かった。増山が涙を流し叫ぶ度に、自分がその立場でも罪を認めてしまうだろうと苦しくなった。弁護士は心身ともにタフに戦うことが求められると痛感する。事件、裁判が他人事ではないと知る上でもお勧めの一冊。
セロリ
2024/10/23 07:39

konohaさんのお教え通り、最後まで面白かったです。起訴されたらおしまいだと、心に刻まれました。法廷ドラマだけど、サスペンスやホラーみたいな怖さです。ドキドキしたぁ〜。

konoha
2024/10/23 19:06

セロリさん、お疲れ様でした😊法廷がずっと続くのは珍しいですよね!弁護士さんは気が休まる時がないだろうなと思いました😅

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konoha
池井戸さんが書くバンカーが好き。半沢は帝国航空の再建を担うが、国土交通大臣が主導する再建チームに500億円の債権放棄を求められる。前半は半沢が大人しい気がしてスピードが上がらなかったが、再建チームと隠蔽された融資の関係を暴いていく後半が面白かった。根拠のない債権放棄を拒絶する半沢に信頼を寄せる帝国航空の山久、検査部の富岡が良い。半沢が帝国航空の変化を感じ、再生できると確信する場面が印象的。現場をきちんと見るから半沢は逆転できるのだ。中野渡頭取、富岡それぞれの引き際もかっこよかった。
えにくす
2024/08/23 20:43

半沢直樹シリーズはドラマしか見てないけど、シーズン1、2ともメッチャ面白かった😝 毎週観るの楽しみやったもん🙌 シーズン3は共演の役者さんの問題で、難しそうだね😅

konoha
2024/08/24 15:12

えにくすさん、私は逆にドラマ見てなくて脳内で再生してます😅黒崎と白井が見たかったなぁと思いました。

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konoha
浅田さんの文章は力強い。真次は地下鉄に乗り、兄が自死した日、父親の若い頃にタイムスリップする。東京オリンピック、戦後の闇市の描写が印象的。真次が見る風景や街の人と会話した時の違和感でタイムスリップしたことを上手く表現している。自身の迷いや家族との確執を乗り越えるというテーマに合っていた。真次の愛人であるデザイナーのみち子の運命が切ない。地下鉄は昔も今も東京を象徴する存在の一つ。便利だけど不思議で硬質な感じもある地下鉄を題材に選び、成功していると思う。
えにくす
2024/08/23 20:37

浅田さんのノスタルジックな、感動の物語だったね😊 ラストは切なかった😢 みんなが懸命に生きる姿が良かった✌️

konoha
2024/08/24 15:10

えにくすさん、みっちゃんが切ないです😢浅田さんらしく家族を描いたタイムスリップものでしたね。

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konoha
君嶋さんの作品は解像度が高く、心にグサグサと刺さる。会社員の道沢一番は恋人の千凪にプロポーズするが、彼女は他人に恋愛感情も性的欲求も抱かないアロマンティック・アセクシャルだった。2人の葛藤や家族との確執を丁寧に描く。一番の父親が旧来の男らしさを押しつけるタイプなのに対し、自然体で一番を見守る兄が良かった。ただ愛する人に一途なのに報われない一番が切ない。触れられない辛さをどう解決するのだろう。伝えたいことを伝え合う相手がいるのは一つの愛だけど、それが続いていくか気になった。
konoha
2024/11/14 16:41

ヒデミンさん、切ない!「君の顔では泣けない」おすすめです💕

ヒデミン@もも
2024/11/14 20:34

了解でーす。読みたい本には入れてる💓

が「ナイス!」と言っています。
konoha
大阪の待兼山にある喫茶店を舞台にした連作短編集。現実とファンタジーの間を行き来する不思議で温かく切ない物語だった。閉店を控えた喫茶マチカネで常連客の沖口がこの街の不思議な話を語り合う会を開こうと提案する。カレー屋さん、食堂のおばあちゃん、バーのマスターなどどの語り手にも人生の重みがあり、人々の想いが街を彩ってきたのだと思う。「ロッキー・ラクーン」「ジェイクとあんかけうどん」は目頭が熱くなった。待兼山ってフィクションかなと思ったら実際にあった。いつか待兼山に行ってワニのマチカネくんに会いたい。
konoha
2024/08/12 09:08

assamさん、一番は意外と苦戦しました!ほっこり切ないマチカネワールド楽しんでください☺️

konoha
2024/08/12 09:09

えにくすさん、待兼山、ワニの化石など実際のエピソードがたくさん出てきます!豊中市行ってみたいです😆

が「ナイス!」と言っています。
konoha
箱根駅伝を読んだら、いつもの池井戸さんも読みたくなって。箱根はもちろん面白いけど、やっぱり企業の話が大好き。昔は少し苦手だった半沢直樹も自分が年を取ったからか好きになり、セリフが心に響く。半沢を型破りな正義漢ではなく、正義とずる賢さを併せ持つ企業人として書くバランス感覚が見事。M &A案件と絵画の謎を上手く組み合わせた物語も面白い。取引先と真摯に向き合う半沢の姿勢が2人の青年の人生を浮き彫りにし、銀行のドラマも美術ミステリの部分も泣ける。他の登場人物もピタッとハマる。熱くスマートな倍返しでした。
が「ナイス!」と言っています。
konoha
ネタバレ久しぶりにストレートで爽やかで楽しい小説を読んだ。池井戸さんが箱根駅伝を書くとこうなるのか。箱根駅伝の学生連合チームという設定は既視感があるが、報道するテレビ局の確執と交互にする構成でテンポ良く読みやすい。主人公の隼斗が所属する明誠学院大学の監督交代劇も物語の軸となる。改めて箱根駅伝は本番以外にも多くのドラマがあることを思う。監督未経験の商社マン、甲斐、アナウンサーの辛島など魅力的なキャラが揃う。実在の監督、選手の名前が出てくるのもうれしい。下剋上的な要素は今のところ薄め。また「舐めんなよ」が聞きたい。
が「ナイス!」と言っています。
konoha
芥川賞候補作。柔らかい筆致の中にいくつも引っ掛かりがあって面白かった。老人ホームの中にニセモノのバス停があるという冒頭から惹きつけられる。老人ホームの清掃員、クズミは家賃を滞納するギリギリの生活。後輩のウガンダ人のマリアさんとのやりとりが楽しい。クズミはマリアさんに簡単な弁当を作り、500円せしめる。入居者の娘のふりをしたり、ウガンダのコミュニティーに入ったり一つひとつのエピソードが生むリアリティーが魅力的。どこにも居場所がないクズミの熱と俯瞰に共感できた。笑いを狙ったような文章が気になる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/15(1988日経過)
記録初日
2019/06/14(1989日経過)
読んだ本
892冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
247738ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
774件(投稿率86.8%)
本棚
20棚
性別
職業
専門職
現住所
静岡県
自己紹介

わかりやすくて、面白くて、程よく続きが気になるような作品が好きです。色々考えさせられるよりは、純粋に楽しめる本、通勤や生活が楽しくなる本を載せていきたいです。

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