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2025年9月の読書メーターまとめ

ひぬ
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2025年9月に読んだ本
43

2025年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひぬ
ネタバレ学校で起きたうさぎ惨殺事件により、心を閉ざし、言葉をなくしてしまった主人公の幼馴染・ふみちゃん。彼女を助けるため、自分が持つ言葉によって他者を縛るという力を用いてうさぎ殺しの犯人に罰を与えることを決意しますが…中盤以降からの先生とのやりとりは思考実験みたいな一面もありました。自分が何をすべきか、否か。そう簡単に回答は導き出せないものですが、彼の選んだ言葉は無鉄砲さも含むとんでもないものでした。最終的には先生との対話を通してその「言葉」をしっかりと後悔し、そして未来に希望が持てる終わり方で良かったです。
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2025年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ひぬ

2025年8月の読書メーター 読んだ本の数:39冊 読んだページ数:10581ページ ナイス数:945ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1025810/summary/monthly/2025/8 先月は連続読書記録が途切れてしまいました。海外行くと読む時間なんてないレベルで動き回ってるもんね…今月こそはもう少し頑張って読むつもりです。そろそろまた本好きの再読も視野に入れて…今月もよろしくお願いします!!

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2025年9月の感想・レビュー一覧
43

ひぬ
ネタバレ冬の社交界のはじまり、ローゼマインのお披露目にと社交三昧。物語的にはあまり動いていませんが、未来の側近達を発見するのを楽しんでいました。ちびフィリーネとローデリヒが可愛い。貴族院入学直前のハルトムートも可愛かったです。そしてローゼマインという防波堤ができたからこそジルヴェスターのフェルディナンドに頼りすぎ問題が解消されそうな気配。書き下ろし短編はブリギッテ視点での子供部屋。ローゼマインが倒れるところが初めてだったらびっくりするよね。
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。第三部の幕開け。領主の養女となり、貴族になったマイン改めローゼマイン。二度目の洗礼式、魔石を扱う訓練、神殿長になったり印刷計画の前倒しなど仕事は山積み。リヒャルダに丸め込まれているフェルディナンドが本当にいつ読んでもツボ。リヒャルダに勝てないフェルディナンドには笑えます。そしてローゼマインの悪巧みがバレてしまった場面もやっぱり最高です。フェシュピールのコンサートはアニメだとどうなるのかな。
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。何度読んでも各部の最終巻がやっぱり一番心にきます。いずれ来るとは分かっていますが、それでも家族と別れるのが当初の予定より大幅に前倒しされるのは辛い。ここから先、接点はあるにせよ、マインらしく家族に甘えられないのがね…
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ひぬ
ネタバレ【電子】一族再興のため、性別を偽り、陰陽学園へ通う満月。成績優秀な一方的なライバル・伊織と共にパートナーを組むことになりますが…男装ものはとても好み。物語が入学当初からではなく、二年目から始まるという展開は稀。すでに構築されている人間関係に放り込まれたので最初は慣れにくかったです。肝心の物語展開はイベント目白押しで全体的に割とあっさりめでした。どちらかというと伊織を追い越すために奮闘する一年目の満月が読みたかったかも…そして失踪した兄の謎も残されていますが、続刊の発売は期待できるのかな…
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。本格的にダームエルが登場。典型的な貴族の枠に当てはまらないのでやっぱり親近感が湧きます。マインの衣装製作費用をダームエルの兄の愛人の実家に立て替えてもらった件は明らかにフリーダのところ。知らずに繋がっているところがいいですね…そして祈念式で悪い意味で馴染み深いゲルラッハ子爵も登場。ここからはどんどん貴族社会の事情が明らかになっていきますが、物語の展開的には本当に丁寧な積み重ねです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。マインの特異さがこれでもかと周囲に明かされる転換の巻。この時点でジルヴェスターより魔力が多かったことは忘れていました。マインに振り回されてばかりの神官長が最早お家芸で実家の様な安心感です。処理落ちしたパソコン状態になるのが最高。そしてエピローグ部分はどんなに身構えていても思わず涙腺を刺激されてしまいます。
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。扉絵の髪を上げているベンノがイケメンすぎて毎度どストライクです。この時点では政変があってからまだ数年以内なのでその余波をとても感じられます。それにしてもみんながイタリアンレストランと連呼しているのには笑えます。「イタリアン」という概念が高級食事処の意味合いに変化しちゃうかもね。そしてやっぱり一番落ち着くのは神殿。これから色々場所が変わっていきますが、最初さえ乗り越えれば一番心の安寧が保たれるのって神殿なのよね…
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。第2部から先は神との繋がりが重要になってくるので、分かりやすい程度に前半の方から女神に関する記述とかが小出しであり、そこが神殿へと繋がっていく構成の上手さにはやはり驚かされます。ここでフェルディナンド初登場。最初期は彼がこんなに絡んでくるとは思わなかったんですよね…
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ひぬ
ネタバレ【電子】再読③。マインの迂闊さがこれでもかと出てきますが、これでマインを本当の意味で知る人がひとり。「オレのマインはお前でいいよ」のセリフは何度読んでも泣けてきます。そして家族がマインの奇行をそこまで不思議がらないのは結局ギュンターが通った道でもあるからというのが笑えます。
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ひぬ
【電子】再読③。前回読んでから大体一年経ったのでまたまた再読。まだまだスケールが小さいですが、何度再読しても面白いものは面白い。シリーズ後半の巻は紙でも買い始めています。
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ひぬ
ネタバレ学校で起きたうさぎ惨殺事件により、心を閉ざし、言葉をなくしてしまった主人公の幼馴染・ふみちゃん。彼女を助けるため、自分が持つ言葉によって他者を縛るという力を用いてうさぎ殺しの犯人に罰を与えることを決意しますが…中盤以降からの先生とのやりとりは思考実験みたいな一面もありました。自分が何をすべきか、否か。そう簡単に回答は導き出せないものですが、彼の選んだ言葉は無鉄砲さも含むとんでもないものでした。最終的には先生との対話を通してその「言葉」をしっかりと後悔し、そして未来に希望が持てる終わり方で良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】5歳になり、じじバカな国王の一声で誕生日を王城と王宮で行うことになったユル。問題ありな姉達との出会いもありますが、その悪意に酔いしれるユル。そして彼女に四人の従者が与えられ…四人の従者達の件はちょっと胸糞。ある程度分別がつく子供とはいえ、今までの環境に問題があったのもあって最初から公爵家でしっかり更生させようとしていたら色々と違ったんじゃないかというのが印象。どちらにせよ、黄金の悪魔時代の子供達の器になるための舞台装置だったのは決まっていましたが、それでもね…
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ひぬ
ネタバレ【電子】魔界で小さな悪魔として生を受けた「私」。黒い獣の庇護下で他の悪魔を捕食しつつ力をつけますが、目の前に現れた召喚門に飛び込んだら何故か人間として生まれ…前世らしく何かの記憶があるため、悪魔でありながら人間でもあるというアンバランスさが面白かったです。悪魔が聖女として勘違いされているのはとんでもないですが、ユルのゆるさと周囲の温度感が酷くて風邪をひくレベルです。一人だけジャンル違い。そして執着心がとんでもない黒い獣といつ再会するかが肝ですね。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】バイトするカフェでの新作パフェ試作中に現れた鬼神・桔梗丸に鈴鹿御前と間違えられた慶太。性別がそもそも違うのに加え、もう千年も時が経っていると伝えても聞く耳を持たない彼ですが、何故か慶太のパフェの虜になってしまい…和風ファンタジー風味。パフェで鎮まる鬼神という絵面が面白かったです。復讐という重めな設定がある割には思った以上に軽めでした。明らかにパフェがなせる技ですね。
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ひぬ
ネタバレ【電子】戦争を娯楽として消化するスクールシティに引っ越したフユト。3人の女子とのユニットを組み、シティの頂点を目指して活動を始めますが…FPSバトロワを題材とした珍しい作品。割とテンポよく物語が進み、登場人物同士の軽妙なやりとりが面白かったです。借金を背負って最初の戦争に挑むというのはチャレンジャーですが、そういうのがハイリスク、ハイリターンで撮れ高になりますね。フユトの妹とAI「アスカ」の繋がりも不明ですしまだまだ謎が多い作品ですが、続刊は出るんですかね…そしてフユトはポーランド育ちなのかな。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】タイトル通りのあらすじ。迷宮探索を映像で記録することが義務付けられ、ソロで配信するもコミュ障すぎて配信者としては致命的(だけど探索者としてはぴか一)な白石。大手医療法人にスカウトされ、国内初の迷宮救命士になった彼女ですが…絵面的にはグロめな場面多めでしたが、全体的にほんわかした雰囲気で綺麗に物語もまとまっていました。医療法人の三鷹や真堂も各々の目的はあるものの、白石をちゃんとサポートしている体制で良かったです。しっかりとした大人がいるっていいですね…リスナー達の会話も面白かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】12歳で伯爵家に引き取られるも家族に虐げられていたジゼル。妹の身代わりとして成人したら変態侯爵に嫁がされることを知り、家から逃げ出す計画の一環として奴隷市場である少年を買い…Web版既読。ツンデレここに極まれり。現時点ではまだツンの方が多めですが、エルのこれからの変わり様に期待です。ジゼルは何気にかなりモテていますが(無自覚)、最初から矢印は一方向なのでそこは安心して読めます。何気にあらすじ&タイトルが盛大なネタバレなのでなんとも。
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ひぬ
ネタバレ【電子】プリマス陥落を狙うアロンソ、そしてアルマダの殲滅を狙うジェフリー。遂に大艦隊が現れ、プリマス沖での初戦が始まりますが…初っ端からジェフリーとアロンソが交戦したのには驚きました。遂にヤンもジェフリーを(一方的に)見かけましたが、敵側にいるだけにほろ苦い印象。アロンソが海斗を見たことでジェフリーは一命を取り留めた印象。アロンソが選ぶ選択肢がなんなのかは分かりませんが、どちらにせよ彼に重くのしかかりそうな予感です。そしてラウルが張り巡らしている罠もまだありそうなのが怖いところ。誰にも死んで欲しくないよ…
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ひぬ
ネタバレ【電子】子供たちを引き連れて日本に帰還したアラタ。子供たちを教育させるため、そして生活のための資金繰りの一環として政府絡みの謎の組織に要人の警護を依頼されますが…久しぶりの日本に戻ったとしてももう元の生活には戻れないと実感する一冊でした。守るべき子供たちもいるため、アラタの立ち位置も保護者ポジに変わっています。そして日本に戻ったはいいものの、最終的にはまた日本を出る羽目に。「子供使い」アラタがこれから子供たちをどう率いるか読むのが楽しみです。そしてソフィアとの再会も案外早かった。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】本の形をした怪談そのものを売買する「怪談売り」、そして彼を追うライター・藤崎を描いた連作短編集。人怖案件に因果応報、もう少し切ないものに藤崎と怪談売りの過去と色々なテイストの短編が揃っていました。最初に怪談売りの説明、そしてそこから藤崎を交えて進行していき、二人の繋がりが説明される過去編で終わる構成が良かったです。藤崎が覚えていないというのが少し切なかったですが、それでも無意識に怪談売りのことを追い続けているのでいつかは思い出すのでしょうか。
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ひぬ
ネタバレ【電子】父と姉の死の真相を探る中、自分も何者かによって海に沈められた速人。溺れ死ぬ寸前、神獣・うみおろしに取引を持ち掛けられ、犯人を見つける代わりに身体と魂を渡すことになりますが…(奇行は目立っていますが)何気に渦目が人間社会に順応するのが早かったです。猫たちと魚を巡って縄張り争いみたいなものをしている場面には笑えました。肝心の犯人自体は割と分かりやすかったですが、なんともままならないものですね…渦目が禁忌を破ってしまった後はどうなるかと思いきや、最後はハッピーエンドで本当に良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】嫌々バラエティ番組に出演する羽目になった富秋こと山川小藤。元から快く思っていないかった落語家二世のタレント・栗梅亭真遊に助けてもらいますが…異なる芸風を持つ二人が互いの才能に嫉妬しながらも各々のやり方で研鑽を積み、恋愛面で進展してもコンプレックス自体はなくならないという展開が良かったです。前半は富秋、そして後半は満視点。後半になると芸名ではなく、互いの本名で呼び合っているのにいつの間にか変わっていたのが最高でした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】四年前に手酷く振ったきり、避けていた元親友とばったり再会した音也。彼に恋人がいると聞き、再び友人付き合いを始める音也ですが…内定決定した日に弟に性同一性障害だとカミングアウトされ、狼狽しながら親友のもとに向かうとその親友に告白されるというドミノ倒しの状態で音也の反応も分からない訳ではないですが、そこで色々拗れてしまったのもあり、四年の時を経てしっかりと話せたのは良かったです。やはり逃げは何も解決しないのよね…前半は音也、そして後半は麦人視点。総評として麦人は思った以上に変態でした。
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ひぬ
ネタバレ【電子】「100日後に死ぬ」という天啓を受けたルルーシェが優美な最期を迎えるまで。ザザンジールが迷走していたのは完全にザフィルドの入れ知恵だったのは驚きでした。彼も何等かは気付いている様子でしたが、正直ザフィルドがここまで拗らせていたのには想定外でした。それにしても彼女が死ぬ運命が変わらなかったというのは珍しい反面、悲劇以外の何物でもないと感じてしまいます。残された人たちを思うと切ないな…それでも彼女亡き後、その遺志を継ぐために奮闘するレミーエに対しては好感が持てます。そして最後、二人がまた巡り合うまで。
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ひぬ
ネタバレ【電子】「100日後に死ぬ」という神様からの天啓を受け、悔いのないように家族への支援や陰謀の阻止などをしつつ、優美な最期を迎えようと準備するルルーシェの物語。自分の婚約者と懇意にしている男爵令嬢へのスパルタ教育、家族(公爵家)が自給自足できるように仕向けたり、弟を画家へ弟子入りさせたりとルルーシェが思った以上に斜め上の行動をしていました。神様がルルーシェの奇行に慌てふためいているのには笑えました。そして問題の元凶がザザンジールの的外れな行動だったのでレミーエにはむしろ同情してしまいます。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】インパクト大な表紙とタイトル。このガワが可愛い訳ないわ。地の文の感嘆符の多さもあり、初っ端からテンション高すぎて若干ついていけない印象に加え、へレシー自身がなんか薄気味悪いと感じてしまいますが、むしろそれが狙いなのでなんとも。別キャラ視点ではハッピーに対する恐怖が如実と伝わってきます。ジェイドは最初はいけ好かない奴でしたがなんだか可愛そうです。ジェイド、ファイト…ヘレシーは英語で異端という意味なのもちょっと苦笑いしてしまいます。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】バッドエンド目前の乙女ゲームのヒロイン・フィーネと路地裏で出会うアッシュ。ヒロインだと気付かぬまま紆余曲折あって学院で彼女を救い、一緒に同居生活を送ることになりますが…続きもの。物語の展開はとても好きでしたが、終盤では少し失速。アッシュとフィーネは同居している割には現時点では甘さ控えめですが、(というか方や意識している以前の状態かな…)今後の二人の関係の進展に期待です。そして王太子があまりにもきな臭すぎ。
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ひぬ
ネタバレ【電子】小学生の頃から社会人になるまで人生の半分近く親友の高峰に片想いしている尚哉。彼の禁酒宣言をきっかけに、自分の高峰に対する恋心に終止符を打とうとしますが、距離を離そうとするほど高峰が何故か距離を詰めてきて…高峰に迫られるけど筋金入りの片想いだったため、それを全く信じられない尚哉の葛藤が辛かったですが、終わり良ければ全て良し。尚哉の偏食に至るまでの背景が切なかったですが、高峰の世話焼きや尚哉の見栄もあり、彼と過ごすにつれて少し改善されそうなのも良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】「宝石喰いの悪女」として国民から嫌われる公爵令嬢・エリザ。王太子との婚約式で国宝のティアラをぶん投げたことから婚約破棄・国外追放のダブルコンボを命じられますが、隣国の皇太子に興味を待たれ…特殊な鑑定眼を持っているが故の知識もあり、聡明なのにひたすら不器用なエリザ。隣国の皇太子にも誤解されてしまった展開は目新しかったですが、エリザが圧倒的に言葉が足りないのが原因でもあります。一応ほんのり恋愛要素はありましたが、むしろ宝石鑑定ミステリーとしての面が一番強め。そしてカラスがMVPでした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】園芸部の部長・渡辺に告白した大木。ただし初恋が成就する直前、渡辺の姿が何故かエルフになっており、一旦付き合う件は保留になりますが…そりゃ好きな人が急にファンタジー要素丸出しになったら困惑するよね。それでも戸惑いながらも渡辺に向き合おうと決意する大木には好感が持てます。渡辺が自分の「エルフ」としての姿が見えないのには驚かされました。いつか自分の本当の姿が見えると良いですね。そしてカメラ(+大木の父親)に関してもまだ謎が残っていますが、大木もエルフの系譜なんじゃないかと疑ったり。
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ひぬ
ネタバレ【電子】霊を抱きしめて眠ることで成仏させる「心中屋」の伏原、そして現場で必ず死人が出るとされる古物商「死神」の吉岡の心霊バディもの。訪れる現場で何故か吉岡に会う伏原ですが、毎度彼に口説かれ…幼い頃の悲惨な事件の影響により、歪な欲望に苦しむ伏原。ひたすら無気力な彼を構う吉岡、そして徐々に伏原が絆されていく過程が良かったです。伏原の過去自体はかなり重かったですが、吉岡によって昇華されてホッとしました。吉岡は些か有能すぎますが、オカルトに傾倒してからの行動力には笑いました。
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ひぬ
ネタバレ【電子】断罪回避のために周囲の評価を上げるのに尽力するレイナルド。そんな中、宮廷魔法士として封印結界を巡る事件に巻き込まれ、容疑者として拘束されてしまい…前巻から何やら雲行きが怪しいと思ったら案の定犯人に仕立て上げられてしまいました。ルシア達の事情も明かされ、結末はほろ苦くはありましたが肩の荷が降ろされた感じでさっぱりとしていたのも良かったです。グウェン弟の行動力も良き。突然登場した魔法士等の謎は残されていますが、これで一応解決かな。グウェン視点での短編も良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】自分が「悪役令息」なことを知り、断罪回避のためシナリオを回避しようとするレイナルド。何故か全てが残念な方向になってしまう中、元同級生のグウェンドルフと再会し…肝心のゲームについて知識がないので、優秀なのに何故か悪評ばかりが目立ってしまったのが少し悲しかったですが、レイナルドの場合は悪評があったとしても家族の愛情というのを一応実感できるので良かったです。グウェンの告白はものすごい唐突でしたが、無駄に行動力が伴っていたのには笑えました。外堀埋まるの早すぎ。そして聖女・ルシアも好きでした。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】遂に明かされるメグの過去、そして災厄の魔女エルドラとの因縁。それを受け、メグはファウストの元から旅立つことを決意しますが…物語のテイストが変わり、南亜から中東、そして魔力汚染された土地までとスケールもどんどん大きくなっていきますが星に刻まれたたくさんの想い、それに触れながら旅をするという展開が素晴らしかったです。メグの成長も如実に現れ、どんどん頼もしくなっていくのを実感します。過去の真相は酷な真実ではありましたが、一歩を踏み出すために必要なことだったのかもしれません。
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ひぬ
ネタバレ【電子】自分が製作していた乙女ゲームの悪役になってしまったオルフェオ。「一周目」の記憶と自分の人格が良い具合に混ざり、同じ道を辿らないと決意しますが…父親のフェランドが存外クズすぎてストレスが溜まる一方でしたが、最後には少しやり返せて溜飲が下がりました。まだまだ子供なため今は小さな工作でしか対応できていませんが、味方はいるのでいつか彼を完璧に下して欲しいところです。そして肝心の恋愛関係はオルフェアがまだまだ(ガワは)子供なのでそこまで進展はないですが、それでももう予約済みなのには苦笑。有能な執事です。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】待ちに待った黒衣表紙回。無色の姉・玖珂惑香が襲来し、彼女に無色の転校について説得するために「久遠崎彩禍」を紹介することになりますが、何故か正体が一瞬でバレてしまい…彩禍の影武者オンパレードには爆笑しました。姉の嗅覚が鋭すぎるというか、最早野生の動物レベル。無色の退学を防ぐためにミスコンに参加する女性陣+来夢などカオス極まりない中、神話級も襲って来たり、黒衣と姉の本格的な戦闘だったりと盛り沢山でした。それでも一番はやはり彩禍の心境変化ですね。最高じゃないですか。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】集団昏睡事件が発生し、元凶のゲーム世界へとログインすることになった無色たちの前に何故か様々なゲーム設定のNPC彩禍達が立ちはだかり…初っ端から無色と瑠璃の彩禍芸が光っていました。そしてそれを見る張本人という絵面がやはり面白いです。今回焦点が当たったヒルデガルドも強火の彩禍オタですが、無色たちともまたベクトルが違うのが最高です。みんなの奇行に黒衣が呆れる図式というのが最早様式美。そして天才隠キャお姉さんって良いですね…何気に良い感じに纏まったかと思いきや、最後にまた爆弾が仕込まれていました。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】目が覚めたら記憶喪失、そして見知らぬ場所にいたルチェラ。皇帝殺しを疑われている公爵・カイの潔白を示すための手掛かりであるルチェラの記憶を取り戻すため、事件に関わりの場所に向かうことになりますが…記憶を失ってる割にはノリが軽いというか、悲壮感があまりないので割とサクサク読み進められました。ガチャとか普通に現代の単語が出てくるので転生を疑っていましたが、ただ単に普通に使用していただけのオチ。正直(現時点では)溺愛ではないので若干のタイトル詐欺ですが、まぁその片鱗はありそうなので一応いいかな…
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ひぬ
ネタバレ【電子】オメガが差別される辺境の街で自分の正体を偽りながら宿を営むヨナス。ある日、彼の前に護衛・セイとシャーネルが現れ…イラストも相まって童話のような物語をベースとしたオメガバース。その特性がありながら、魔人など独自の設定もあったりと通常の型に嵌まらず楽しめました。終始落ち着いた雰囲気で惹かれ合うヨナスとセイが心を通わせていく過程も良かったです。やや駆け足気味の終盤でしたが、「その後」の書き下ろしが多めだったのでそれで打ち消しかな。電子書籍特典も良かったです。
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ひぬ
ネタバレ【電子】大陸を支配する西の王を倒した勇者・パルパネル。神からの褒美として不老不死を押し付けられてしまい、力を失った天使や蛙と共に生活することになりますが…なんか正直よく分からないのが感想。盛大な物語の導入といった形だとは思いますが、話の方向性が中々掴めなくて苦労しました。特に後半に色々とありましたが、こちらは結局伏線だけなのかな。不老不死を押し付けられ、天使を始め神姫タラソナ然り、ヤバい女ばかりに好かれているパルパネルは何気に不憫です。
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ひぬ
ネタバレ【読み放題】元カノと今カノが同居生活を始めるという修羅場スタートからでしたが、二人とも(特にユズができていて)安心しました。ユズの株爆上がりというか、ちょっと暴走気味ではありますが面倒見が良くていいお姉さんっぷりを発揮してました。桐原母との応酬も良かったな…銀と桐原は修学旅行で羽目を外すんじゃないかと懸念していたら案の定。ハラハラドキドキの連発でした。本当に危ない橋を渡っているな。そして学校でのある噂もあり(こっちもすごいヒヤヒヤしました)、それもあり、落ち着くところに落ち着いたなというのが結論。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【読み放題】安住の星を探して旅する少女たちの冒険を綴ったロードノベル。印象に残った短編を選んでの感想。「蝕の星・涙の星」ワタリの知り合いのルナとの邂逅。色々歪んでました。結局ルナと月の人が一緒に旅することになったのは意外でしたが、ヒントはルナの名前ですかね。「読の星」まさかの本リターンズ。割とメタいですがそこが面白い。結局一つだけの手紙でも救われるのが良かったです。「食の星」普通に滅茶苦茶ホラー。「産の星」これは惨い。この星の読後感は最悪ですが、たまに混じるこういう短編が醍醐味でもあります。
が「ナイス!」と言っています。
ひぬ
ネタバレ【電子】「義妹生活」のアニメ化を経ての作者の各話に対しての感想、そして読売栞の過去を描いた外伝の二本立て。色々な意味で面白い試みだなと。悠太と沙季の二人の造形がかなり深まる一方、三河先生の創作論(何故そのようにして描いたのか)、そしてアニメで何を追加、カットしているのか等の説明も面白かったです。ここまで深く解説する作者も珍しいものです。外伝は読売先輩と工藤准教授や悠太とのバイトでの出会い。そして彼女を形成する過去というのが思った以上に重かったですが、より解像度が上がって良かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/11(2352日経過)
記録初日
2019/06/30(2363日経過)
読んだ本
3121冊(1日平均1.32冊)
読んだページ
916479ページ(1日平均387ページ)
感想・レビュー
2461件(投稿率78.9%)
本棚
13棚
性別
職業
営業・企画系
自己紹介

社会人です。基本ラノベ・ライト文芸と息抜きに漫画・BLを読んでいます。なんでも読む雑食です。最近ラノベの新作は周回遅れ。

紙、電子、ブックウォーカーの読み放題で本を読んでいます。割合的には【2・6・2】な感じです。特に記載していない場合は紙の本です。

目指せ一日二冊!

☆好きなシリーズ☆
本好きの下剋上
ダンまち
七つの魔剣が支配する
フルメタル・パニック
魔女と猟犬
ミモザの告白
月とライカと吸血姫
薬屋のひとりごと
宝石商リチャード氏の謎鑑定
准教授高槻彰良の推察

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