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司馬 遼太郎(31)山岡 荘八(14)今村 翔吾(3)吉村 昭(3)玉岡 かおる(1)佐藤 巖太郎(1)門井 慶喜(1)野村 玄(1)北野 充(1)浅見 雅一(1)54%司馬 遼太郎24%山岡 荘八5%今村 翔吾5%吉村 昭1%玉岡 かおる1%佐藤 巖太郎1%門井 慶喜1%野村 玄1%北野 充1%浅見 雅一著者グラフ上位10名
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はちこう
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徳川軍は家康の顔色を見ながら夏の陣に臨み、大坂陣営が淀殿の顔色を見ながら夏の陣を迎える中、打倒家康を掲げて戦う真田幸村、後藤又兵衛、毛利勝永らの武者ぶりが格好いい。幸村や勝永は、はたしてどこまで家康を追い詰めることができたのだろう。家康の自殺を止めたとされる勢誉は夏の陣の2年前に亡くなっているのだから軍記物に書かれていることは疑わしい。司馬さんも「詮議するすべがない」と書いている。読むたびに面白いと感じる頁が変わる。今回は幸村と片倉小十郎のエピソードにほっこりした。
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はちこう
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ここ最近、本当は家康は秀頼を助けようとしていたとする説を展開する本が続いていたが、本書は真逆のストーリーを展開している。司馬さんは家康の「秀頼を救いたい」という発言は“うそ”で、家康の本当の目的は秀頼を殺すことだったとしている。司馬さんの家康(徳川)嫌いと豊臣好きもここまでくると逆に清々しい。修理は小幡官兵衛が徳川の諜者と知らずに大坂側の大将になって欲しいと依頼する。徳川の諜者なのに、大坂側の人間のフリをして戦うのだから器用な人だ。下巻での、官兵衛の活躍を期待する。
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はちこう
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豊臣と徳川の間で板挟みになる片桐且元が主役の巻。「徳川家康(山岡荘八)」の大坂の陣の辺りの巻と、この「城塞」を併読している。山岡荘八の家康は善い人だが、「城塞」の家康はヒール役だ。書き手が変わると、家康という人物も大坂の陣も全く別の人物、別の出来事と思えるくらいに違いがあって面白い。それにしても織田信雄は気の毒。小牧・長久手では徳川と同盟を結んだ人なのに、大坂側の大将に担ぎ上げられる。一旦引き受けたふりをして結局逐電するのだが、この人、意外と策士なのかもしれないと思った。
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はちこう
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全体的には頼朝や鎌倉幕府に関する記述が多い。もしかしたら大河「鎌倉殿の13人」の脚本にも多少影響を与えているかもしれない。三浦半島は、「義経」、「坂の上の雲」、「竜馬がゆく」などの司馬さんの代表作とも関連深い場所だった。それぞれの本には書かれていない逸話も多々出てきて楽しく読めた。挙げればキリがないが、中でも「三笠」、「久里浜の衝撃」、「ミッドウェー海戦」では胸が熱くなった。半島としての面積は決して広くはないが、日本の中世以降の歴史に大きな影響を与えた場所だったようだ。
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はちこう
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いよいよ夏の陣。著者は、家康は秀頼を助けたかったとしているが本当のところはどうだったのだろう。先日読んだ「新説徳川家康」にも、家康は秀頼を生かしたかったが秀忠が切腹に追いやったと書かれていた。家康は秀頼を生かそうとしていたのかもしれない。そして伊達政宗が天下取りの野望を持っていたとする説が展開される。ここも実際はどうだったのか他の本も読んでみたい。先日「控えよ小十郎」を読んで伊達政宗に対する関心度が増したところ。いよいよ最終巻。政宗の野望がどう描かれるのかに注目したい。
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はちこう
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伊達政宗の参謀、片倉小十郎の視点から、伊達家の歩みと戦国の世が描かれている。直江兼続のような華々しさはないかもしれないが、秀吉からスカウトされた(政宗への忠義から断っている)という説もあるし、江戸幕府誕生の影の功労者とも言え、「独眼竜政宗」から40年近く経っているということで、小十郎が主人公の大河ドラマ化を期待してしまう。若き小十郎が天海と接点があったという設定など一部創作と思える部分はあるが、概ね史実に沿っているように感じた。本書を通じて俄然伊達政宗への興味が増加した。
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はちこう
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東北に対する認識をあらためさせられる内容だった。司馬さんは「むしろ関東のほうが出店で、本店は東北だ」としている。確かに関東が本格的に栄えたのは江戸時代以降だし、稲作は日本海を経由し東北の方が先に伝わっていたらしい。十三湊周辺を北のまほろばとする章で、城郭考古学者である若き千田嘉博さんの名が登場する。本の出版時期からすると、千田さんがまだ30歳位の頃の調査を司馬さんが取り上げたことになる。街道をゆくに自分の調査が取り上げられて、千田さんは小躍りして喜んだのではないだろうか。
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はちこう
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なぜか真田丸の攻防が端折られている。また、大砲は極力撃たないと言っていた家康が、突然撃つに至るまでの経過が描かれていなかったりと、突っ込みたくなるところも多々あった。一方「両家の家来どもが張り合うて、わざわざ事を起こしてゆく」「戦争は思慮分別ではなく力の主張となり、そうした空気が根付き出すといよいよ常識論者の声は消されて、若く勇ましい玉砕論の世界になる」等の言葉は、戦争に向かってしまう人間の本質を突いており、色々と考えさせられた。家康が、出奔した有楽斎に諫められる場面が良い。
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プロフィール

登録日
2019/10/07(2002日経過)
記録初日
2019/10/06(2003日経過)
読んだ本
428冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
155261ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
427件(投稿率99.8%)
本棚
10棚
自己紹介

歴史小説を中心に、ビジネス書や新書から文芸書まで、あまり拘らずにその時読みたいと思った本を乱読しています。本は主に仕事中の移動時間や隙間時間、週3~4日もうけることにしている休肝日に読んでいます。読メ登録以来、読書量も増え、皆さんの投稿に刺激を受け読みたい本が増え続ける毎日です。

体力維持のため10kmのランニングを週2回、筋トレを週3~4回のペースで継続中です。最近は故障も多く回復力が落ちていることを痛感しています。悲しいことに、老眼も進み本が読みづらくなってきました。読書も体力づくりも、無理のない範囲で継続していこうと思っています。

2024年10月7日で読メ登録から5年が経過、10月25日「読んだ本」が400冊に達しました。今まで飽きずに読メを継続することができたのは、ここに集う皆さんのお陰だと思っています。読メに感想を投稿すること、そして皆さんと交流することが読書のモチベーションになっています。

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