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2024年8月の読書メーターまとめ

忽那惟次郎8世
読んだ本
3
読んだページ
1072ページ
感想・レビュー
3
ナイス
74ナイス

2024年8月に読んだ本
3

2024年8月のお気に入り登録
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2024年8月のお気に入られ登録
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2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

忽那惟次郎8世
ネタバレおそらく 勉は大岡自身なのであろうと思いながら 「事件」同様に戦後の新憲法および法律に関する相続の問題など 法律モノとしてのテイストもある小説 何よりも私自身が武蔵野台地に住んでいるので 改めて 多摩湖線など 古くからあるんだなと思い。 この夏は「はけ」の森や恋ヶ窪を散策してみようかなと思った 秋津も出てくる 古い地名だということがわかる 地質学に関する興味も湧いてくる 道子の薬物自殺はふとボヴァリー夫人の最後を想起した もちろん関連は無い でも女性 婦人の自殺という点では共通点がある 素晴らしい作品
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

忽那惟次郎8世

7月は1冊 しかし 野火というノーベル文学賞級の文学を受容できた 相変わらず並行して乱読中 大岡作品では今 武蔵野夫人を呼んでいる 次は スタンダール パルムの僧院を読む予定 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:1冊 読んだページ数:224ページ ナイス数:46ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1057751/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
3

忽那惟次郎8世
2022年2月に石原慎太郎が他界した時に この本を知り購入して積ん読状態であったが 2024年7月に日本製鐵が中国の宝山鋼鉄と合弁解消をしたニュースで日中関係に改めて興味を持ち この本を読み始めた。 この本で著者が訴えたいことは 田中角栄はアメリカの虎の尾を踏んでしまい 「アメリカという私たちの年来の支配者の策謀で」P198 田中角栄という政治家が抹殺されたということである。 ロッキード裁判については 三浦和義のロス疑惑などとともに80年代にはいろいろ議論があった 私も田中角栄は無罪ではないかと思っている
忽那惟次郎8世
2024/08/25 20:29

巻末の参考文献には 私も読んだ本が何冊かある。 私も田中角栄には非常に興味がある。   この本は多く この参考文献からの引用というか借用がある。 特に 愛人であった辻和子の子供 田中京の「絆 父・田中角栄の熱い手」は非常に感動的な本である 今回 この本を再読すべく購入してしまった。 それにしても 田中京はロックバンド エアロスミスの来日公演などのプロモートをした  音楽業界の仕事もしていたが あの田中角栄の子がロックというのが非常に不思議な印象を私は持つ。

忽那惟次郎8世
2024/08/25 20:37

私はいわゆる刑事事件における司法制度改革関連に興味を持っているが  期せずしてこの本もそのジャンルの本だと思った。  また、この本は2018年に出版されたものだが 2024年の自民党安倍派によるウラ金問題に端を発した政治と金の問題   この本でも三木武夫が旗を振った改正政治資金規正法(p118) 派閥の解消 政策集団と看板だけ架け替えたこと(p140)  50年前と今日 ほとんど同じ状況が続いていると 思った この本が出版された2018年には まさかこういうことが繰り返させると著者は思っていただろうか。

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忽那惟次郎8世
フランスの現代音楽作曲家 エドガー・ヴァレーズに関する研究本である 長い間 エドガー・ヴァレーズについてあまり知られてこなかったが この本により様々なことが明らかになっている なぜあまり知られてこなかったのかの理由も記されている ヴァレーズに関する自筆譜や書簡は弟子の周文中(チョウ・ウェンチュン)個人が管理しており 彼の元に「博士論文を書きたいという」人たちが訪れてくることに対して「彼らは自分の業績のことばかりを考えていて少々迷惑している」P474 と言っており  その後2004年にザッハー財団に全ての
忽那惟次郎8世
2024/08/24 11:12

資料が移管された為  著者もこの資料にアクセスできたとのことです。 妻であり フランス文学の英訳者であったルイス・ノートンの非常に献身的な内助の功がなければ 彼の活動は成り立たなかったようだ。 「女神としてのルイス・ノートン P134」 第一次世界大戦時の年齢詐称による兵役拒否、については 同時代の他の戦争に行った音楽家と比べると卑怯な人物と言わざるをえない。P89 戦争で負傷したという話も眉唾物である。 P86

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忽那惟次郎8世
ネタバレおそらく 勉は大岡自身なのであろうと思いながら 「事件」同様に戦後の新憲法および法律に関する相続の問題など 法律モノとしてのテイストもある小説 何よりも私自身が武蔵野台地に住んでいるので 改めて 多摩湖線など 古くからあるんだなと思い。 この夏は「はけ」の森や恋ヶ窪を散策してみようかなと思った 秋津も出てくる 古い地名だということがわかる 地質学に関する興味も湧いてくる 道子の薬物自殺はふとボヴァリー夫人の最後を想起した もちろん関連は無い でも女性 婦人の自殺という点では共通点がある 素晴らしい作品
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/10/14(1955日経過)
記録初日
2018/07/03(2423日経過)
読んだ本
166冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
52201ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
165件(投稿率99.4%)
本棚
35棚
血液型
AB型
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

社会問題についてはビデオニュース・ドットコムで紹介されている本を読んでます 哲学系ではハイデガーを今 読んでます。 音楽系は専門書を中心に乱読 大岡昇平とスタンダールをこれからの人生 読み尽くします
大岡の「俘虜記」の影響で洋書をこれから月1冊読んでいく習慣をみにつけたいです。積読は読メに登録している3倍くらいあります。

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