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2024年8月の読書メーターまとめ

タナカとダイアローグ
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2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入られ登録
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  • リットン
  • 田中ラムネ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タナカとダイアローグ
地元図書館本。ラジオで知った小川さん。M-1みたいなクイズ番組を軸に、問題と回想と謎解きを連動させる巧みな構成だと思った。クイズが題材だから、知識の広がりもだしやすい。構造の説明がうまくて、クイズは数列に似ているとのこと。超人的な記憶力とかでなく、増えた知識の連関らしい。出題者の意図とか、演出の狙いをメタ視点で解いていくのが競技クイズと。世界に正解だと認められたい(ピンポン)主人公の動機が気になるところだけど、自分に重ねてみてねっていう趣旨なのかも。ライバルの動機は分かりやすくて対比になっていた。
タナカとダイアローグ
2024/08/30 23:32

出題者から両唇音が発することを見抜いてボタンを押す‥出題の傾向を分析し切っていることと、番組の演出から演繹していったら、そういうこともあるかもな‥っていう説得感があるのがすごい。ラプラスの悪魔感ある

zero1
2024/08/31 08:51

こんにちは。コメントが重複してませんか。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

タナカとダイアローグ

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1906ページ ナイス数:204ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1092491/summary/monthly/2024/7 コンビニ人間を読めたのが良かった七月。

タナカとダイアローグ
2024/08/01 18:32

コンビニ人間は6月によんでた‥ 7月は永井玲衣さんの新刊を読めて

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2024年8月の感想・レビュー一覧
15

タナカとダイアローグ
地元図書館本。ラジオで知った小川さん。M-1みたいなクイズ番組を軸に、問題と回想と謎解きを連動させる巧みな構成だと思った。クイズが題材だから、知識の広がりもだしやすい。構造の説明がうまくて、クイズは数列に似ているとのこと。超人的な記憶力とかでなく、増えた知識の連関らしい。出題者の意図とか、演出の狙いをメタ視点で解いていくのが競技クイズと。世界に正解だと認められたい(ピンポン)主人公の動機が気になるところだけど、自分に重ねてみてねっていう趣旨なのかも。ライバルの動機は分かりやすくて対比になっていた。
タナカとダイアローグ
2024/08/30 23:32

出題者から両唇音が発することを見抜いてボタンを押す‥出題の傾向を分析し切っていることと、番組の演出から演繹していったら、そういうこともあるかもな‥っていう説得感があるのがすごい。ラプラスの悪魔感ある

zero1
2024/08/31 08:51

こんにちは。コメントが重複してませんか。

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タナカとダイアローグ
男性優位な社会に対して異議するフェミニズムの隆盛とともに、「男性性ってなんだっけ?」を解明していくことで、じつは男性が望んでいる世界ではないことに気がつく。マッチョな社会が嫌な身として、ジェンダーにまとわりつく残酷さを減らしたい。男性優位な構造に甘んじている人は、気づかないふりをして秩序を再生産する。一方、この構造に恩恵を受けている人は、女の敵となる。「男らしさから降ろさせてくれない」嘆きの分析から、男・女、個人・社会、願望・規範など、自分ごととして納得できるようになりたい。Podcast心の砂地きっかけ
タナカとダイアローグ
2024/08/30 17:34

女性起業家に対して、資金援助の見返りに性的関係を求めるっていう事例を知り、真偽はさておき、「ぜったいそういう例あるじゃん‥」って絶望できるくらいには、ありきたりに想像できる。MeToo運動と共に、男(とされている側)が男(とされている側)への対応、視線でもいいから抑制していくしかない。女性専用車に怒るんじゃなくて、痴漢する男に怒ろうよ、と。

タナカとダイアローグ
2024/08/30 17:36

以上、本に書いてある内容なのか自信がないけど、社会ってやつへの怒りがホモソーシャル的なものではないかという仮説を持ち、自由研究テーマにする‥ヤンキー性との親和性も。

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タナカとダイアローグ
文藝春秋で。芥川賞は読もう習慣(歴代みたら読んで無いのたくさんあった‥)そんな自分が言っていいものか不安だけど、主人公がサラリーマンなの珍しい。家具営業の会社にいた自分が思い当たることがたくさん(方針転換とか、社内サークルとの距離感とか‥)あって、この世界観に入り込んだ後からバリ。近くの低山でバリ。楽しくハイキング的な山で死に直面して、「危機」を感じている妻鹿(めが→読み方忘れそう)さんに憧れ、反発する主人公。危機は山じゃなくて街にあるんですよ!って切実な叫びは、人間が悪魔だって叫んだデビルマンの凄みあり
タナカとダイアローグ
2024/08/28 08:34

審査員評によると、リーダブルとのこと。確かにそうだけど、難読漢字が読めなくて勉強しよ、と思った。登山道/バリ、大手顧客/小口顧客、順応/反抗など、二項対立が巧みだなと思って読んだ。評者によっては、二項対立が順接的すぎるって鋭い〜‥バリの風景描写、手探りで一歩一歩と歩く描写に圧倒される。これを出勤前の二時間、喫茶店で書いたって話しがセットですごい。兼業作家でやっていくというインタビューもあり、筆者の描く「不条理」を読ませてもらいたいです。

タナカとダイアローグ
2024/08/28 08:46

岸田奈美さんが喫茶店にいるのをみていたというのも良いエピソード。その喫茶店、だいじ。

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タナカとダイアローグ
だれかの「A」っていう言葉をきいたとき、「自分が責められている気がする‥」とか、なんでそんなことを言うんだろうってバイアスが強すぎて、邪推して、まともに聞くことができない症状の私です。冒頭、「聴く」よりも「聞く」ほのほうが難しいという真理に膝を打つ。「聞く」は語られていることを言葉通りに受け止めること。言っていることを間に受けてほしいっていう願望に対して、ズレた答えや解釈を加えてしまっていた‥。聞けるようになるためには、聞いてもらうのが先に必要かというのも意外だけど真理‥おれは聞いてほしいのかもしれない‥
タナカとダイアローグ
2024/08/28 00:32

この本を手に取った切実な悩みを抱えた読者にはまず、「聞いてもらう」から始めることを推奨。聞いてもらったあとは、「聞ける」ようになるからとプラグマチック。ペイフォワードみたいな話だけど、芯食ってると思う。コミュニティナースの実践もまずは、何か役に立ってもらってからでないと、支援を受け取ってもらえないという話を思い出した。差し出して、受け取る。差し出した分、受け取れるっていう連鎖の起点になることが求められている。編集者・柴山浩紀さんと朝日新聞・高久潤さんと実質共著という点(文責も負担。笑)に強度を感じた。

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タナカとダイアローグ
アルピーのしくじり〜で著者を知り、心の砂地で読もうと決意。思い当たることがたくさんあるので、イタイ読書だった。どうやら、ホモソーシャルの問題が根っこ深いようである。男/女ってジェンダーで分けすぎるのも問題を単純化してしまうけど、傾向として知っておくほうがいい。「男っぽさ」に発達障害の特性っぽさも含まれてしまうので、脳/個人/小さい社会/性/文化性のように適切なメガネ(顕微鏡や望遠鏡も)で観察する態度が必要。あと、一生勉強。男性性が加害性とイコールにならないための内省的活動が必要だとおもう。
タナカとダイアローグ
2024/08/26 16:47

妻と話すと、勝手に責められてる気がすること。あと、シングルタスクすぎるところを見直したい。

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タナカとダイアローグ
「好き」を言語化するための本。ワークショップの講座で学んだとおり、フィードバックは(たいてい)嬉しいものであり、日常生活では積極的にしてきたつもり。しかし、作品や人そのものに対しては「膨大な情報量と文脈量」にたじろいでしまっていた。だが、好きだなと思ったとき、それが共感なのか、新しい情報だからなのかまず分岐してみることで、内省が始まっていく感覚はつかめた気がする。書き始めることと書き終えることが最も困難、書き直す前提で書き終えるという奥義を経て、好きなことは何か記録していく。
タナカとダイアローグ
2024/08/25 17:16

現代の「やばい」は、平安時代の「あはれなり」と同じという指摘は古典研究者ならではの気づき。推し(森羅万象)への想いは、いつの時代もヤバい

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タナカとダイアローグ
LINE無料、ありがとう。素朴な才能vs努力の天才が、伝説の舞台・紅天女役を争うため、舞台・テレビドラマ、恋や友情、親との葛藤物語。努力もできる(乞食追体験など)アユミさんに敵うわけないじゃないかと見ていたけど、役の人生を生きるマヤはどうやら「一流」を超えている存在らしい。紅天女の谷で2人がケンカするところが好き。あと、スピノザの神みたいな味がする紅天女の物語も。恋を知るためにハザマくんを利用するアユミさんも非道で好き‥。マスミさんは11個下に恋してもいい。分別ある人だから。伊豆でどうなるんだ50巻
タナカとダイアローグ
2024/08/19 08:54

ピューと吹く!ジャガーでたびたび引用されるシーンが見れてよかった。マスミさんとシリアス絵のジャガーさんは少し似てる。高菜さんはオリゲルド

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タナカとダイアローグ
いつか読みたいと思っており、スーパー銭湯にあったので読んだ。いまや古典的作品で、影響先がたくさんあるんだなと。なんとなくゼノギアス、寄生獣、エヴァ、進撃、チェンソーマンなどなど。地球を汚す人間の弱さ醜さを描いており、デーモン側が大きな意味の自然側っていうのは、今見ても新鮮。1972〜1973の作品ということで50年か‥近い想像力で生きているのかもしれない。騒乱を誘導する点では、最近読んだハーモニーも近い。展開もさることながら、ヒロインの一人称が「セッシャ」なのがいちばん面白かった‥。一巻がほぼ説明なのも。
タナカとダイアローグ
2024/08/15 21:45

ペスト流行・魔女狩り、関東大震災の混乱、コロナ禍の自粛警察など、非常事態に現れる人間の悪魔面をどうやって制御していくのか、人類の課題。理性を無くすと悪魔と合体するって設定が良いな。

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タナカとダイアローグ
図書館本。千葉先生の哲学を踏まえて読んでしまうのは正しい読み方なのだろうか?(千葉先生の本でなければ手に取らない&読まないという意) 卒論・修論を軸にデッドラインということだけど、超えてしまうんか!っていう突っ込みで読み終えたが、それがドゥルーズの逃走線ということなのか。他、自主制作映画、バーで出会った美青年、ハッテン場の日常、間違える自意識(知子‥)が散りばめられて、何か解決があるというわけでなく、断片的に訪れる物語たち。それが現実なんだなと思う。デッドラインにもがいて何とかするわけではないのが新鮮‥!
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タナカとダイアローグ
西洋社会的常識の枠内だと、「学校に行かないことは問題だ」っていう問いになってしまいがちだけど、人類学を学ぶことで「そもそも学校って必要なんだっけ?教えない民族もあるらしい」といった根源的な問いを得られる。1900年前半に行き詰まった近代をひっくり返したくて人類学が生まれたとのことだけど、どん詰まり感のある現代に必要とされているのがわかる。学校と教育の他、格差と権力、心の病と死、自然と人間をオルタナティブに考えられる人類学入門書。初めて哲学を読んだ時の感覚に近い。あと、見田宗介社会学とかに近い感覚を得たを
タナカとダイアローグ
2024/08/14 04:55

メッシュワークのmihozonoさんポストで知った本。これぞちくまプリマー新書という良い内容だと思った。何冊か人類学の本を読んでいるけど、やっと入門できたかんじ。

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タナカとダイアローグ
衛星アニメ劇場のトラウマ作品。妻がどストライクな世代ということで、最近全巻買っており読んだ。前世の記憶と因縁、スピリチュアル雑誌で仲間を募る展開はオウム真理教的な想像力っていう前知識があり、素直に浸れない自分。この話をしたら妻に怒られた。作品を楽しめない頭でっかちな自分こそ、スピリチュアルなものに憧れてしまうし、前世みたいな原因がないと今世の意味がわからんなぁと思った。デデデデはこの世界観リスペクトなんだろうな。自分は前世に囚われないで暮らそうっていう提案しそう。ワクチンの使い道、罪の意識で話し合いたい。
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タナカとダイアローグ
表題作、「現実」を信仰してしまっている主人公が、「幻想」を信仰するために、偽物だと分かっているカルト宗教のセミナーに。現実というか「原価」によって価値を測りすぎてしまう病的な症状を抱えており、幼少期はしっかりしているという評価なのに、大人になると犬猿されてしまう。ディズニーランドやブランド品の幻想的価値を信仰できないと普通の人達にとっては煙たい存在。他短編、SFおおめ。地球星人にもあった、宇宙人や野人的モチーフについて、自分の異人感を見つめることができる作品集。クレイジーと称されることへの内省エッセイあり
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タナカとダイアローグ
上司本。前作がプロデューサー的な話多めと記憶しており、手に取らなかったけど、この本は刺さる内容で、いま読めて良かった。中年の危機まっただなかだけど、自分が好きなこと、ごきげんになるために必要な技術を少しずつ増やしていくことが大事だと。ラジオでよくわかる通り、良い人だし準備のひと。他人のいいことを見つけることや、面倒見の良さのルーツである幼少期のエピソードが良かった。基本的には厭世的っていうのは垣間見えなかったところ。あと、個人をジャッジする前に社会構造や状況を考えることができるのは知性的だし教養的。すごい
タナカとダイアローグ
2024/08/10 11:35

有名人や学者の引用ないけど、専門書と繋がる内容が多くて、人文・社会科学おばけだと思った。自己啓発のグル スティーブンコヴィーの教えもナチュラルに実行。ポジティブシンキングは麻薬というのも、アフォメーションの功罪を調べている中で良い視点だった。

タナカとダイアローグ
2024/08/10 11:36

妻、家族、友人たちとの付き合い方に憧れる。おれにはできない

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タナカとダイアローグ
ネタバレオーウェル、ハクスリーを引き継いだディストピア小説。二分間憎悪でてきた。生府に管理されることを憎む少女たちのエピソードは少ないものの、感じるであろう違和感はわかる。学校のトイレや体育館裏で吸うタバコから、戦場で違法取引して吸うタバコへの距離感よ。糖尿病が必要な進化とか、意識の科学的(現時点の)取り扱いが巧みすぎる。「ヤンキーは意識ない論」(最近の自分の暴論)に取り憑かれているいま、一気に読めた。既存の秩序に順応できるのはヤンキー性のあらわれなんだと思う。意識なく生きるハーモニーに救いを求める気持ちはわかる
が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
上長から借りた本。自分では読まない本を薦めてもらうのはありがたい。坂口さんの名前は知っていた気がするけど、やりたいことはこの本ですこしわかった気がする。どうなりたいか、ではなく、どう暮らしたいかイコール未来の現実を設定しておくと迷わない。才能と評価は違うという説明も納得。よく言われている気がするけど、だれが言うかが大事なんだな。相変わらず卒論(のようなもの)を書くためにモゴモゴし続けているわたし。書き出す、何かしたい、やりたくないことはしない原則できっとうまくいく気がした。自己啓発的だけどお仕着せじゃない
タナカとダイアローグ
2024/08/02 15:11

事務→クラーカル→聖職者(読み書きできる)ってことで、この本でいう事務の意味は、「やりたいこと(やりたくないこと)を読み書きする」ってことなんだなと。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/25(1812日経過)
記録初日
2007/10/18(6294日経過)
読んだ本
504冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
134792ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
496件(投稿率98.4%)
本棚
103棚
自己紹介

とっ散らかった思考を整理するためのこころみ。物心ついた2008年(20歳、遅い)くらいから遡ってみたいと思っている。
私立大学職員。学問はなんのために。

2020年 1月26日 読書メーターを始める
本を思い出すの楽しい。
娘と息子が自分の幸せをみつけてほしい。
経営学と人類学が繋がって何とかならんかなと考えつつ、いろいろ読んでみる。

20231024に名前を微調整した。
20240323にプロフィールを簡潔にした。経営学×人類学の関心を掲げてみた。

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