読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

hiace9000
読んだ本
15
読んだページ
5244ページ
感想・レビュー
15
ナイス
3203ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
15

2025年11月のお気に入り登録
1

  • mirai.R 

2025年11月のお気に入られ登録
3

  • もりやそうすけ
  • NoelleBurgess
  • mirai.R 

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hiace9000
水のように、あるいは空気のようにすっと入ってきて心を震わせ響く数々の名言・至言、前作より数段アップデートされた医療界のリアリティ、そして生と死を静かに見つめ考えさせ、静かにこみ上げてくる涙―。前作から3年後の原田病院を舞台に、秋から春にかけた京都の風物や銘菓と共に織りなす医療哲学エンタメ・雄町哲郎シリーズ第2弾。正解なき医療に何らかの答えを求め、哀しみを癒して人を救い、目の前の人の笑顔を見んと京の町をゆくマチ先生。甥・龍之介、研修医・南、洛東病院准教授・花垣ら魅力溢れる登場人物らと小説を通して人生を観る。
hiace9000
2025/11/22 05:51

たかしさん、登場人物誰もを安易に善悪で描かず、人間らしさを持って描かれていた点も心惹かれた要因でした。

hiace9000
2025/11/22 05:54

いちさん、医療界のみならず正解のない世の中であることは確かてすよね。故に自身の心の羅針盤となる哲学を持つべき時代なのだろうとわたしも作品から学びました。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

hiace9000

今年も発売日にゲット! 明年幕開けの「駅伝3days」に備えよ!

今年も発売日にゲット! 明年幕開けの「駅伝3days」に備えよ!
しーちゃん
2025/11/30 08:36

楽しみですね。私も来年はまた沿道で応援します🤭

hiace9000
2025/11/30 13:49

しーちゃんさん、わたしはニューイヤーは現地まで遠征の予定です。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
15

hiace9000
どこを読んでも、どこから読んでも耳朶に歓声が蘇る。そして魂が「沸く」ー否「湧く」のである。一年間、年始の駅伝本場、その数十分間に向け、仲間と共に あるいは人知れず戦いを積み上げてきた選手たち。支えてきた主務・監督、見守ってきたOB・家族・レジェンド、追いかけてきたマニア・陸上&駅伝ファン、そしてふと立ち止まるかも知れない沿道の通行人まで、日本🇯🇵の新年はエキデンで幕開けると言っても過言ではない。現役選手やコア過ぎるファンだけの本ならず。ランナーたちのリアルに触れて貴方もどうか湧いてほしい駅伝3DAYS。
やぎママ
2025/11/30 22:57

さすがhiace9000さん、今年も一番のりですね!「さらに細かすぎる箱根駅伝用語集2025」は「さらに細かすぎる箱根駅伝用語集2026」が正しいですよね。何年か前に似たような誤植があったとき、文化放送のメディアプラスホールで開催されたEKIDENNEWS忘年会で訂正シールが配られたのを思い出します(笑) 6ページから2ページに減って淋しいですが、1行の文字数が19から18に減っていることもあり、眼には優しいかも(笑)とにかく、ワクワクが止まりませんね!

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
スポーツシューズ&ギアのライター、かつ市民ランナーの著者が、シニアランナー向けに書きおろしたコラム&インタビュー。「100人いたら100通りの走る意味がある」という高橋尚子さんの言葉の通り、RUNの理由も目的も人それぞれ、"みんなちがってみんないい"の世界。わたしも、不安なく一生RUNを通した場所・人・出会いを楽しみたいファンランナーの一人。それぞれの記事・コラムに同意と納得と得ながら、励ましのメッセージへと脳内変換しつつ読ませてもらう。3日走らないとモヤモヤ…、ではちょっと着替えてRUNしてきます。
hiace9000
2025/11/30 13:46

もぐたんさん、小春日和の休日、アクティブに始めるのも締めるのも格別ですよね。

hiace9000
2025/11/30 13:48

kama kamaさん、わたしは今朝は上る朝日に照らされながらの朝ランでした。キリッと冷えた空気も爽快な12kmとなりました。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
信長の落胤との口伝もある長岡忠興。やはり”…似てやがる”のか。「直情激なるが故の涙の訴願とまさかの翻意」は共に本意だったのだろう。敵方・一色五郎もまた、「登城途中で謀略に気づけど見事な作戦と認め殉ずる」戦国の武の流儀に徹した稀代の名将だったのだろう。優に百書を超える古今の主要参考文献は圧巻。 戦国期に数多残された一戦史に過ぎぬ「悲劇の謀殺譚」を、血沸き勇躍する魅力に溢れる登場人物らの精緻なる活写で一気呵成に読ませ切る傑作! 史実として時を超えた不朽の価値観と、「討たれども負けぬ」真なる生き様に胸打たれる。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2025/12/01 10:10

☆ 横レス失礼します。圧巻の名作に負けぬ圧巻のご感想,深く堪能させていただきました!駄文失礼。

hiace9000
2025/12/01 10:13

本読むおっさんさん、ありがとうございます。歴史時代小説界では独自の筆致と魅力を放ち続ける和田竜さんの圧倒的「作品力」には、リスペクトと賞賛しかございません!

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
忠義で象る江戸時代小説。一方、残酷でありつつも奔放で破天荒な武士の生き様を描く戦国時代小説。この時代を独自の視点で描くにかけては一級の和田竜新作、主役は歴史通も刮目の一色五郎と長岡忠興・W主演とも呼べるその二人。精緻で丹念な史実の洗い出しで人物の「真」の輪郭を炙り出しながら、ある意味天賦の才をもった宿敵・一色五郎を憎悪と羨望で睨み続けた長岡忠興ら戦人らの内面の「実」に迫っていく。やがて訪れる終末は万人の知るところ…、なのに何故これほどに面白いのか。読むほどに読み手の人物観が変じ、人惚れさせ、いざ下巻へ!
hiace9000
2025/11/27 20:23

史実を踏まえつつ、当時と現代とを往還しつつ歴史時代小説に不慣れな読者を置いてきぼりにしない親切設計のお馴染み和田竜文体。その独自のアプローチが、作品をよりドキュメンタリータッチに変えていき、時代観や価値観の乖離で読者を鼻白ませることなくリアルな作品世界に没入させていくのです。上巻で中盤を過ぎれば、おそらくほとんどの読者にとって初対面の「五郎」のファンが激増すること、間違いなし!なのです。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
格ゲー未経験者には絶対にお勧めできぬが、何!?この濃いキャラとネタで読み切らせるディストピア吸引力は? 現代社会の孕むあらゆる危惧と矛盾と絶望を、作品を通してぶちまける呉ワールドの大胆不敵さ。タゴサクの次は「与太郎」かよ!で幕開ける人類の存亡をかけたゲーム?とはいかに―。飄々とした伊坂作品の脱力感に、複雑難解な小川作品の崇高感をふりかけ、それを嗜虐的毒々しさを混ぜ併せた呉作品の虚無感という箱に詰めたかの如き一品。かくいうわたしも格ゲーには触れたこともなし。描写の7割はイミフでも世界の未来を覗いた気分。
TAK.I
2025/11/25 17:24

なんと激しく熱いレビュー!この作品気にはなっているものの、とっつきにくさを感じ、予約を躊躇してしまいました。格ゲーは昔にストⅡをかじった程度ですが、大丈夫でしょうか…?読んでみようかな。。。

hiace9000
2025/11/26 12:26

格ゲー界隈のボタン操作云々、コントローラーや必殺技諸々なんちゃらかんちゃらは、かろうじてその機体フォルムはイメージできるものの、なんのことかさっぱりわかりませんでしたが、ぐいぐい引っ張ってくれましたので、恐らく大丈夫かと思います。ご一読どうぞお召し上がりくださいな。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
水のように、あるいは空気のようにすっと入ってきて心を震わせ響く数々の名言・至言、前作より数段アップデートされた医療界のリアリティ、そして生と死を静かに見つめ考えさせ、静かにこみ上げてくる涙―。前作から3年後の原田病院を舞台に、秋から春にかけた京都の風物や銘菓と共に織りなす医療哲学エンタメ・雄町哲郎シリーズ第2弾。正解なき医療に何らかの答えを求め、哀しみを癒して人を救い、目の前の人の笑顔を見んと京の町をゆくマチ先生。甥・龍之介、研修医・南、洛東病院准教授・花垣ら魅力溢れる登場人物らと小説を通して人生を観る。
hiace9000
2025/11/22 05:51

たかしさん、登場人物誰もを安易に善悪で描かず、人間らしさを持って描かれていた点も心惹かれた要因でした。

hiace9000
2025/11/22 05:54

いちさん、医療界のみならず正解のない世の中であることは確かてすよね。故に自身の心の羅針盤となる哲学を持つべき時代なのだろうとわたしも作品から学びました。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
エヴィ・ポーターは盗みの技術を買われ、謎の「組織」のため偽名を騙り他人になりすまし闇稼業に就くことに。今回の任務は機密情報の盗み出し。そこで自分になりすました他人に遭遇する! 過去と現在のパートをシャッフルし、伏線と謎を徐々に解き明かすコンゲーム・ミステリー。翻訳小説独特のテンポにさえ乗ってしまえば、読中はハリウッド映画さながら。プロ・エージェントではない等身大の主人公が直面する任務中のトラブル、命の危機、信頼の揺らぎ、そして自己存在への懐疑…。闇から抜け出せない極限状態の中で、彼女はどう行動するのか―。
hiace9000
2025/11/18 13:39

序盤の謎は単なる導入。過去と絡み合う巧みな伏線がコンゲーム作品の面白みを十分に味わわせてくれます。他の方もレビューで書かれているように、映画化期待の翻訳小説でした。文体自体がいわゆる「ザ・翻訳小説」で、普段多読する日本の文芸書からの"気持ちの乗り換えと乗り慣れ"に多少の時間を要しました。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
五短編通じて立ち上がる、ノスタルジーに横たわる深閑たる寂。主人公たちが経験するのは記憶の虚実の境にある甘やかで切ない痛みか、死と生のあわい恐怖と愉悦か―。骨太社会派サスペンス第一人者の太田さんが、内包していた"文学の種"を、掌を開いて"見せた"ようにも。各短編に共通するのは、薄いヴェールがかかったセピア色の過去に眠る、朧気な事実を抱き止めるような、不思議な切なさと温かさが。それが独特の味わいと共に読み手の胸に刺さる。異界・異形の記憶との邂逅を格調高い文体と美しい詩的描写で織りなす、太田文学&ミステリー集。
hiace9000
2025/11/17 16:19

今作の文学的香り高さが好きすぎて、太田さんの「別の顔」もまた好きになりました。

hiace9000
2025/11/17 16:28

こっちの作品を初読みされてから、他の太田さん有名作品に出会われると、「別人ちゃう?」ってなるでしょうね。作家さんの多面性というか奥深さを垣間見た気がします。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
バブル当時、ふと垣間見た煌びやかな光の粒子と深く純度の高い青で彩られた、幻想の海と虚構の楽園に魅せられた日本人は決して少なくない。精緻な筆致で事実ベースのモデルを容易に想起させながら、丹念に織り上げられた重厚なるアートミステリー。作品として様々波乱を呼んでいる渦中と承知するが、小説としての面白さは間違いなし。安っぽい光輝と嘘くさい自然を描いた絵画になぜ主人公がその時、心癒されたのか―。ここに端を発する自身への問いは、一人の画家と作品群をめぐる闇と真実へと迫っていく。海に青に満たされた没入読書時間だった。
いっちゃん
2025/11/17 19:00

コメント失礼します。インドクリスタル、ゴサインタン、共に厚めの本ではありますが、篠田さんの作品でぜひ読んでもらいたい本です。

hiace9000
2025/11/18 08:41

いっちゃんさん、厚めの本、厚めのとんかつ…ともに大好物です。厚いもの好きですので、「読みたい本」登録しますね! ありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
〈大島編〉はアンソロジー『もの語る一手』にて既読。改めて今作で〈芝編〉から通読すると、両極から観る「棋界」のもつ凄味と苛む圧迫感に呼吸が苦しくなってくる。そのあたりの筆力こそ芦沢流の表現力だろう。特に純文学色強めの〈芝編〉での読み手を強烈に抉りにくる内面描写には圧倒される。会話場面での言葉の飛躍と隙間のリアリティで二人の親密な関係性をみせるくだり、将棋に囚われ浸食された日常思考の異常性で芝の苦悩を炙り出すくだり―、安易なしあわせで人生を楽観させない落としどころもまた、徹底した芦沢イズムが腑に落ちるのだ。
石橋陽子
2025/11/13 17:54

こだ割に爪を立てにくるとか、心のささくれを容赦なく引き剥がしにかかってくる‼️((((;゚Д゚))))将棋の話しなのにホラーみたい。他の方レビューとはひと味もふた味も違い、異様さが伝わってきました。

hiace9000
2025/11/14 11:04

芦沢さんイヤミス作品でも、「あなたのなかにもこんな人に知られたくない一面ありますよね」と囁いてくるアレです。好きな人にはたまらない、あの自虐的快楽とでも言うのでしょうか。イヤミス嫌だといいつつ、気づけば芦沢作品けっこう読んでしまってるわたしなのです。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
水銀を含む竜血と呼ばれる赤い石を大量に産する北見山系の山。古来そこには竜が眠ると云われた。美と毒を備えた魔性の鉱物・水銀に魅入られた男と、山に生まれ山の呪縛に囚われながら懸命に生きた男を、慟哭の筆致で描く社会派エンタメ。水銀中毒にならない特異体質を持つ榊芦弥ら〈水飲み〉一族は、水銀採掘が本格化した戦中、大いに重宝される。事故、差別、労働争議…戦後の浮沈と同調して彼らには理不尽と波瀾が次々襲いかかる。繁栄の陰で犠牲者を生み出した昭和史を鋭い社会観と深い人間観で見つめ、水銀の鉛色が滲みだすような異色の快作。
hiace9000
2025/11/11 15:58

あらゆるジャンルで爪痕を残していく岩井さん、今作はハード岩井。ズバリおもしろかった! 史実に幻想譚を完全にはめ込み、もはや既成事実としてどんどん編まれながら、展開していく苛烈・壮絶な昭和史ヒューマンドラマ。大嘘にあれよあれよと乗っかり波瀾の人生を共有できるこれぞエンタメ小説の醍醐味!存分に満喫できました。やっぱり岩井さんの発想と筆力はホンモノです。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
図書館書架で偶然目があった一冊。 南方戦線舞台の戦争小説。時は戦後間もない混沌期。武装解除された日本人十万人が収容されるラバウルの収容所。生き残ったことに様々な思いを抱く日本兵たちが立ち上げたとある計画とは―。数々の映画・ドラマを手掛けた実力脚本家である作者は、多様な人物を巧みな造形で彫り出し、実話ベースの手に汗握る感動の長編ヒューマンサスペンスに仕立てる。戦争への怨嗟と戦後の希望を見事編み上げた、到底"デビュー作"とは思えぬ映像化必至の傑作。「戦後八十年」と銘打つ数ある作品群のなかでも珠玉の一作だ。
hiace9000
2025/11/12 10:36

katsukatsuさん是非ご賞読ください😊

katsukatsu
2025/12/07 07:59

hiace9000さん、読みました~。終盤への盛り上がり、映像にしたら美しいでしょうね~、霧島を中心にしつつ、様々な兵士たちの群像劇でもありました‼

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
いろんな意味で「!!」作品です。”テンダネス系町田“筆致で描く、青春エンタメ×ホラー×アドベンチャー×シスターフッド×成長譚。そこに宝塔の如く聳え登場するのは『楽園の楽園』!?え!、これまさかのモノホン伊坂さんじゃね? ほら、ここまでで既に6回「!」が。文庫ではなく単行本でこの筆致と新境地とも呼べる町田作品を読めたことも驚きなんですが、町田さんと伊坂さんに何があった?にばかり気がいって当初内容が入って来ず…。さては中央公論社―、やってくれます。シビア町田の箸休め的作品は、いろんな角度から読めて楽しめます。
punyon
2025/11/10 23:02

これも「楽園」シリーズの1冊ですか!? そりゃ読むの楽しみ💕

hiace9000
2025/11/11 14:49

伊坂幸太郎、鈴木光司、荻原浩の〈植物3部作〉の、伊坂『楽園の楽園』から派生した変異種だと思われます。びっくりさせてくれます。え、こんなことしてええのんっ?と、きっと叫ぶと思います。

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
全労働者・会社経営者に届けと願う啓発の書でありつつ、それを社会派青春群像劇で仕立てた六百頁超の大長編。大手自動車メーカー工場で働く派遣工・期間工の4人の若者たちが、突如「共謀罪」に陥れられる!? 一体彼らに何があったのか―。ドラマ仕立ての構成とテンポの良さでぐいぐい読ませ、労使法制界隈の社会派蘊蓄部分の史実と事実の丹念な綴りで社会課題を鮮明にする。幟色鮮明の最終盤は、かのTBS系日曜ドラマ的展開に快哉を叫ぶはずだ。この国の「未明」を知り、正視眼で世を洞察し、希望に連なる正しい怒りを我々は持たねばなるまい。
punyon
2025/11/12 21:36

結局、御身大切で事なかれ主義に陥っていく~~ この国の政治家は危ない通り越してみんな変です 誰のための政治なんだよ、あんたのための政治じゃねぇって👿😡 また毒吐いてしまった(笑)

hiace9000
2025/11/13 08:21

punyonさんの毒を活力として、大衆・庶民の視点で政治を監視してまいります。 (`・ω・´)ゞ

が「ナイス!」と言っています。
hiace9000
"ソフト岩井"路線ながらも熱いドラマで綴る今作。逆境のなか体の内側に溜まり続け、自らの熱で沸々と湧き上がる「言葉」は、やがて行き場を求め、心の壁をよじ登り、突き破り、沁み出して一気に外へと溢れだす。それが「詩」。連作六短編はいずれもポエトリーで韻を踏むように連鎖し、詩=魂で紡ぐ思いの結晶によって人から人へと魂を響かせていく。言葉は人の魂を震わせ、立ち上がらせ、変えていけるのだ。生きる人、生きようとする人を鼓舞し蘇生させゆく言葉の力は、生者にとっての反転攻勢のためのアンセム。わたしも言葉を求める一人である。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/11(2098日経過)
記録初日
2011/08/31(5213日経過)
読んだ本
1177冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
388266ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
994件(投稿率84.5%)
本棚
0棚
血液型
B型
自己紹介

コロナ変災をきっかけに、少し増えた余暇を生かし、読書記録と備忘を目的に読書メーターをスタート。
それまでは本の購入や図書館本貸し出しの際の参考としていたアプリでしたが、使い始めてみると意外な楽しみもあり、読書に拍車がかかってます。

これまでの読書遍歴にはかなり偏りもありましたが、おかげで最近は随分作者さんの幅も広がり、歴史時代小説の面白さもやっと分かるようになってきました。

血液型で人の性格は絶対に決まらない!と信じ、だからB型なんだよ、と言われ、何を見ても読んでもそこにある特徴は、正に自分の説明書にしか思えない悔しさを日々噛みしめています。

みなさまのレビューに、勉強させていただきながら感謝と納得のナイス!させてもらっております。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう