読書メーター KADOKAWA Group

2024年8月の読書メーターまとめ

さてさて
読んだ本
12
読んだページ
3008ページ
感想・レビュー
12
ナイス
5052ナイス

2024年8月に読んだ本
12

2024年8月のお気に入り登録
9

  • coozy
  • はるあいママ
  • tonnura007
  • akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
  • coffee
  • sheemer
  • ワオン@最低一日1頁が目標
  • さら
  • mina

2024年8月のお気に入られ登録
15

  • サンボ
  • coozy
  • ぞの
  • はるあいママ
  • tonnura007
  • coffee
  • akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
  • モグ
  • のんこ
  • sheemer
  • リードっち
  • ワオン@最低一日1頁が目標
  • 秋田 優
  • てら
  • さら

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さてさて
『ふつうの印刷だと紙に文字が「張りついている」感じだが、これは凹んでいるわけではないのに「刻まれている」。文字ひとつひとつが息づいているみたいに見える』。昔ながらの『活版印刷』を続ける『三日月堂』。この作品では祖父母から継承した印刷所で『活版印刷』を手がける弓子が繋ぎ合せる物語が描かれていました。『活版印刷』の世界に魅せられるこの作品。さまざまな境遇にある主人公たちが『活版印刷』に魅せられる理由がよくわかるこの作品。『活版印刷』がいつまでも引き継がれていって欲しい!そんな風に強く願う素晴らしい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

さてさて

暑い毎日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?さて、先月は町田そのこさんの新作「わたしの知る絵」が印象に残りました。やはり良い作品書かれますね。さて、今月もよろしくお願いします。 /★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/ 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3733ページ ナイス数:3824ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1165479/summary/monthly/2024/7

bura
2024/08/01 20:59

さてさてさん、しかし暑いですね〜😄今月もよろしくお願いします✨

さてさて
2024/08/01 22:29

buraさん、ありがとうございます。まだ8月になったばかりという絶望感に襲われますが、熱中症に気をつけて読書な日々を送りたいと思います。今月もよろしくお願いいたします。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
12

さてさて
『たとえ故意に贋作を持ち込んだとしても、そこは鑑定士なんだから見抜かなければいけないわけだ。それはまさに鑑定士と贋作師の勝負なんだ』。『京都寺町三条』にある『骨董品店「蔵」』で働く高校2年生の葵。この作品では葵がホームズと共に関わることになる”お宝”をめぐる物語が描かれていました。『京都』の魅力が盛りだくさんに盛り込まれたこの作品。『ニセモノ』を見抜いていくホームズの姿に読者も感心する他ないこの作品。魅力的に描写される『京都』の街並のリアルな姿に、ホームズと葵に会いに『京都』に行ってみたくなる作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『いらっしゃいませ。お待ちしておりました』。『三毛猫のマスター』が優しく迎えてくれる『満月珈琲店』が登場するこの作品。そこには、”極上のメニューと占星術で、迷える人の心に寄りそう”物語が描かれていました。繊細で優しいタッチが特徴の桜田千尋さんのイラストと『占星術』、そして『満月珈琲店』で提供される料理の数々がとても魅力的なこの作品。どこまでも美味しそうなメニューの数々に食欲が喚起されもするこの作品。シリーズ累計55万部の安定感を見せてくれる物語の中に、あたたかい涙が流れる時間をくれた素晴らしい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『また声が聞こえた。かすかな声だ。声は大きくなったり小さくなったりする』。読書情報誌「ランティエ」に2018年1月、3月〜6月号に連載されたこの作品には『僕には家の声が聞こえる』という主人公の守人が川越にある『築七十年の建物』で暮らす様子が描かれていました。「菓子屋横丁月光荘」シリーズの第1巻として『家の声』に光を当てる物語の背景に描かれた川越の街の描写にとても魅せられるこの作品。人々の優しさにほっこりとするこの作品。ファンタジーな設定の物語にも関わらず、どこか懐かしい感覚にも包まれる、そんな作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『これは平凡なわたし、春宮萌子が美しい生き神様をただひたすらに推す…もとい、前世の記憶と不思議な力を持つ美しい青年・賀茂理龍と神様を尊むものがたり』 そんな風に語られるこの作品。そこには、望月麻衣さんの新たな人気シリーズになるであろう予感をひしひしと感じる物語が描かれていました。『京都』の魅力たっぷりに描かれていくこの作品。『神様』という存在が身近な存在に思えてくるこの作品。新たな人気シリーズの幕開けを、発売日当日にじっくり堪能することのできた喜び。望月麻衣さんの物語作りの上手さを改めて感じた作品でした。
白銀の月
2024/08/30 18:49

さてさてさん、こんばんは。いつも精力的に読書をされているようでスゴイですね。僕は最近は少し仕事が忙しくなり、以前より読書量が減り、読書メーターもしばらく離れていました。でも、またマイペースでも読メを再開するコトにしました。以前ほどは出没しませんが、またヨロシクお願いします。

さてさて
2024/08/30 20:40

白銀の月さん、こんばんは。週に3冊というペースで読書をしています。自分の性格的に一度このペースを崩したら二度と本を手に取らなくなることは間違いないのでペースを崩さないことに食らいついています(笑)。ただ、仕事との兼ね合いでホント綱渡りですけどね。こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『句と句のあいだに集った人の想いがにじんでいる。これが連句の楽しみなのかもしれないな』。祖母の残したノートをきっかけに『連句』の集まりに参加するようになった主人公の一葉。この作品ではそんな一葉が『連句』の世界に魅せられていく一方で自らのあらたな人生に踏み出していく姿が描かれていました。『連句』の世界の奥深さにすっかり魅せられるこの作品。まさかの『食』の魅力にも溢れるこの作品。『連句』、『食』、『POP』。この作品を読むことで自分の世界がどんどん広がっていく喜び、小説を読む意義を感じた素晴らしい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『ふつうの印刷だと紙に文字が「張りついている」感じだが、これは凹んでいるわけではないのに「刻まれている」。文字ひとつひとつが息づいているみたいに見える』。昔ながらの『活版印刷』を続ける『三日月堂』。この作品では祖父母から継承した印刷所で『活版印刷』を手がける弓子が繋ぎ合せる物語が描かれていました。『活版印刷』の世界に魅せられるこの作品。さまざまな境遇にある主人公たちが『活版印刷』に魅せられる理由がよくわかるこの作品。『活版印刷』がいつまでも引き継がれていって欲しい!そんな風に強く願う素晴らしい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『商品の中から物語を見つけ、それをわかりやすく魅力的に伝え、商品を輝かせる職業』である『ストーリーテラー』がいる『洋菓子店』が舞台となるこの作品。そこには七つの短編に登場する様々な悩みを抱えた主人公達の心を解きほぐしていく”起点・きっかけ”となる物語が描かれていました。美味しそうな『洋菓子』の数々に食べたい気持ちが抑えられなくなるこの作品。『ストーリーテラー』の饒舌な語りに思わず聞き入ってしまうこの作品。『洋菓子店』を舞台にした作品をもっともっと読んでみたい!そんな思いにさせてくれた美味しい!物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『だってお姉ちゃんに女優の仕事がなくなると、わたしは消えてしまう』。姉妹の関係を『かかとでつながっているだけの光と影』と思い『女優』である姉の『付き人』として生きてきた妹の元菜。この作品には元菜の人生が一人の男性との出会いに突き動かされていく様が描かれていました。『女優』という仕事の舞台裏を描く”お仕事小説”の側面も見せるこの作品。姉妹の関係性を考えてもしまうこの作品。芸能界の光と闇を描きながら、それでいて光が当たるのはあくまで『影』の存在である元菜という、非常に興味深い視点で描かれた傑作だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『「あのこと」の前は、川辺ではいつもたくさんの人が泳いだり釣りをしたりしていたし、家族づれも多かった。今は、この地域には、子供は一人もいない』。『あのこと』によって崩れ去った私たちの平穏な日常を、デビュー作の「神様」を元にした物語で淡々と描くこの作品。そこには、『あのこと』がもたらした現実を思う物語が描かれていました。川上さんの巧みな足し算、引き算に感心するこの作品。そんな物語に『くま』の存在感が絶妙なさじ加減を見せるこの作品。『あのこと』の意味を問う物語の中に、川上さんの”静かな怒り”を見た作品でした。
bura
2024/08/10 17:07

さてさてさん、ナイスレビューです👍

さてさて
2024/08/10 20:32

buraさん、ありがとうございます。「神様」と「神様2011」を並べて読んでみました。感想にも書きましたが、川上弘美さんの巧みな足し算、引き算に感心しました。『あのこと』から13年半、なるほどと思った作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
さてさて
川上さんが一切の制約を受けず、思いつくままに想像力を駆け巡らせた先に誕生した18の物語。ファンタジーっぽい作品から、ちょっと不思議な恋の物語、そして表題作など、そこに展開するバラエティー豊かな内容には驚かざるを得ません。『ぼくの死体と晴美とさくらをよろしくたのむ』表題作に登場する『紙片』に書かれた謎の記述の意味を思う作品をはじめ18もの短編が収録されたこの作品。川上さんの短編世界の魅力を感じるこの作品。あなたもきっと気にいる短編を見つけることができる。非常に幅の広い物語世界を味わうことのできる作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『熊の神様って、どんな神様なの』。『神々しいような様子で、獣の声をあげつづけ』る『くま』に、そんなことを訊く主人公の『わたし』。9つの短編から構成されたこの作品には、それぞれに読者を魅了してやまない”不思議な「生き物」たち”が闊歩する物語が描かれていました。『人』のようでいて『人』ではない”不思議な「生き物」たち”がとにもかくにも気になるこの作品。そんな存在の描写に川上弘美さんの原点を見るこの作品。川上さんはデビュー作から川上さんだった、不思議世界のイリュージョンにただただ魅せられた素晴らしい作品でした。
bura
2024/08/06 19:16

さてさてさん、「神様2011」もあります。これは川上弘美さんの震災(反原発)小説でした。

さてさて
2024/08/06 19:21

buraさん、ありがとうございます。はい、実はもう読了済みでして今週末には感想挙げようと思っています。おっしゃる通りの内容に驚きました。ただ、バラテエィの面白さはこちらですよね!

が「ナイス!」と言っています。
さてさて
『志波さん成分が不足している』、『門司港行きたい』。そんな思いに世の女性を捉えて離さない『コンビニ店長』の志波。この作品にはそんな志波が店長を務める『テンダネス門司港こがね村店』に関わる人たちの大人の恋の物語が描かれていました。圧倒的な存在感で物語を牽引する志波の存在を強く感じるこの作品。それぞれに展開する三つの短編に、サクッと読める読書を味わえるこの作品。代表作である「52ヘルツのクジラたち」の世界観とは似ても似つかぬコミカルな筆致に振り切った町田さんの懐の深さを改めて感じたシリーズ第3作な物語でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/26(1637日経過)
記録初日
2020/08/29(1634日経過)
読んだ本
926冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
277127ページ(1日平均169ページ)
感想・レビュー
926件(投稿率100.0%)
本棚
5棚
自己紹介

学生時代を通じて読書経験はほとんどないですが、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」をきっかけに読書を始めました。
なお、何かこだわりがあった方が良いと考え、
 『女性作家さんの小説のみ』
に絞って読書を進めています。
どうぞよろしくお願いいたします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう