読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

ほんままこと
読んだ本
2
読んだページ
485ページ
感想・レビュー
2
ナイス
38ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月のお気に入り登録
3

  • 星落秋風五丈原
  • フランソワーズ
  • ただぞぅ

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • フランソワーズ
  • ただぞぅ

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほんままこと
ネタバレリーの作品は出来るだけ読みたいので期待したがちょっと消化不良な読後感。舞台は南仏の田舎、仲良しの少女二人、一方が小説を発想して語り、もう一人がそれを文章化して記述し、郵便局長の男がそれを出版に漕ぎ着けさせ、ベストセラーとなる。書いた少女は世間の注目の的となるが…。この小説は何を訴えたいのか?と考えてみた。アメリカで英語で小説を書くリーが、自分の内部にいるの真の自分を表現しようとしたのか。中国人であるリーのアイデンティティークライシスなのか?など考え込んだ。南仏の田舎の泥臭さはたしかに中国の隠喩だろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

ほんままこと
ネタバレリーの作品は出来るだけ読みたいので期待したがちょっと消化不良な読後感。舞台は南仏の田舎、仲良しの少女二人、一方が小説を発想して語り、もう一人がそれを文章化して記述し、郵便局長の男がそれを出版に漕ぎ着けさせ、ベストセラーとなる。書いた少女は世間の注目の的となるが…。この小説は何を訴えたいのか?と考えてみた。アメリカで英語で小説を書くリーが、自分の内部にいるの真の自分を表現しようとしたのか。中国人であるリーのアイデンティティークライシスなのか?など考え込んだ。南仏の田舎の泥臭さはたしかに中国の隠喩だろう。
が「ナイス!」と言っています。
ほんままこと
再読。ホッファーは7歳の時に心因性失明になり15歳で視力が回復、見える間に読めるだけ本を読もうと決心し、天涯孤独でアメリカ大陸を放浪、晩年には沖仲仕をしながら、哲学的思索を深めた人物である。季節労働者キャンプ滞在の経験などから放浪者と開拓者の親縁性を見出し〈人間という種においては弱者の演じる役割が人類に独自性を与えた。弱者は固有の自己嫌悪によって時に強者に勝利し、創造の新秩序を生む〉と考えた。放浪の途上で出会う人々のエピソードは珠玉の短篇小説として読める。実体験の哲学は説得力がある。素晴らしい本。
ほんままこと
2024/11/27 18:43

本文より〈自己欺瞞なくして希望はないが、勇気は理性的で、あるがままにものを見る。希望は損なわれやすいが勇気の寿命は長い。希望に胸膨らませて困難なことにとりかかるのはたやすいが、それをやり遂げるには勇気が必要だ。闘いに勝ち、大陸を耕し、国を建設するには勇気が必要だ。絶望的な情況を勇気によって克服するとき、人間は最高な存在になるのである〉。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/07(1564日経過)
記録初日
2020/09/07(1564日経過)
読んだ本
93冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
31192ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
89件(投稿率95.7%)
本棚
0棚
自己紹介

読むこと、書くこと、猫を養うこと、クラッシック音楽、映画、料理が好き。読書メーターは2021年から開始。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう