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2024年5月の読書メーターまとめ

青乃108号
読んだ本
15
読んだページ
5387ページ
感想・レビュー
15
ナイス
7409ナイス

2024年5月に読んだ本
15

2024年5月のお気に入り登録
12

  • 紅咲文庫
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  • 凛
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  • sakuralily2431
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青乃108号
定時制高校の理科の教師が科学部を立ち上げ、1人、また1人と部員が増えていく中で、ある実験が形となり、ついには科学連合大会の出場を目指すという話。文系脳の俺には理解が難しい記述が多く、よくわからん装置の事を延々読まされ、正直早く終わらんかなと思ってしまった所もあったけど。作品のテーマはとても良かったと思うんですよ。本題から逸れるが最も感動したのが「オポチュニティの轍」のエピソード。三年しか稼働しない予定だった火星探査機オポチュニテイは予想を遥かに超えて何と15年も稼働したの。火星にたった1機で。頑張ったね。
青乃108号
2024/06/17 20:02

るいさん ねー、オポチュニティ、グッと来ますよねー☺️良かったです、コメントありがとうございます!

iroiro
2024/09/09 19:28

思わず、オポチュニティを検索してしまいました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

青乃108号

新年度でいろいろありました。皆様いつもありがとうございます。月が変わる瞬間にホーム画面の読書量がリセットされて全てゼロになってしまう事に物悲しさを感じてしまうのは私だけでしょうか…でも又、今月も一から頑張ります。今月もどうぞよろしくお願い致します。2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5172ページ ナイス数:7039ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1235074/summary/monthly/2024/4

Vanc
2024/05/01 22:49

お疲れ様です。共読は、薬丸氏、知念氏の2冊でした。今月も宜しくお願いします。

青乃108号
2024/05/01 23:41

Vancさん 知念氏の本は記憶に残る良書でした。こちらこそ、今月もよろしくお願いいたします‼️

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
15

青乃108号
あまり好みではないデス・ゲーム系小説。冒頭、気が付くとここは火星…に良く似た見知らぬ土地。参加者9名による、ゴールの判らないゲームの始まり。400ページ近くあるボリュームだし舞台もゲーム世界に限定されてるから途中で絶対飽きるよね、ダレるよねと決めてかかって読み始めたところこれが意外と面白く、飽きるどころかストーリーも緩急がきいており後半になるにつれ緊迫感がどんどんつのりやめる事が出来ず一気に読み切ってしまった。物語に引き込む筆力はさすが岸志祐介。ああ面白かった。満足満足。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
1972年に出版され、一躍ベストセラーとなった有名作。介護保険制度のなかった時代の老人介護問題を扱った作品だが、古さを感じさせない著者の筆致に一気に読まされてしまった。家庭内で認知症の進んだ義父の介護を、最後までやり遂げた一主婦の奮闘記。夫はあくまで他人事の様に非協力的、息子は大事な受験を控えているため一人で介護の全てを抱え込み彼女も家族も崩壊寸前だ。主婦は思う、いつかは自分自身もこの様に老いる日が来る。そうなのだ。現在の65歳以上人口は、3,589万人となり、高齢化率も28.4%となった。俺ももうじき。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
シリーズ2作目。今度は学校を飛び出し、水族館だ。前作でお馴染み風ケ岡高校新聞部が取材中のまさにその時、サメ水槽に飼育員が落ち込み喰い殺されるという衝撃の事件が発生。前作でお馴染み警察のコンビが乗り込んで来るが、諸々の悪条件の為彼らの手には負えず、苦渋の選択として前作でお馴染みオタク天才・裏染天馬を呼び出す事に…謎深い殺人、容疑者には全員アリバイがあり、流石の天馬も前作よりかなり手こずるが、彼は論理的に1つずつ、謎を突き崩しついに真相にたどり着く。前作よりかなりグレードアップされた面白さ。3作目も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
「ドグラ・マグラ」は昔読んだけど、全然記憶にない。けれどこの本は。物凄い没入感、まるでバーチャル体験。マジで精神に異常をきたしそうな本。しかしそんな艱難辛苦を乗り越えて無事に読み終えた時に初めて噛み締める事が出来る、今の自分の境遇の幸せ。何て有難い。普通に図書館で自由に読みたい本が読める今の時代の幸せ。何て有難い。この本を読む事が出来た事に感謝。何て有難い。日常の少々の辛い事は乗り越えて行けそうな、自分が少し強く変われたような、そんな気がする本。 但し、読み切る為には決して諦めない強い意思が、必要です。
ぶちたま
2024/07/21 08:16

いつもナイスありがとうです(*^^*) ドグラ・マグラ映画も観ました 今ってこぅいぅ映画しませんね(笑)

青乃108号
2024/07/21 23:59

ぶちたまさん こちらこそいつもありがとうございます(^^)ドグラ・マグラは確か中学生の時に読んだからかれこれうん十年前…内容はさっぱり覚えていないですが、さほど衝撃を受けた記憶もありません…中学生には理解できなかっただけかも知れませんが。昔は今と違って規制が緩かったせいか今では考えられないような作品が劇場にかかってましたね…時代を、感じます。

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
定時制高校の理科の教師が科学部を立ち上げ、1人、また1人と部員が増えていく中で、ある実験が形となり、ついには科学連合大会の出場を目指すという話。文系脳の俺には理解が難しい記述が多く、よくわからん装置の事を延々読まされ、正直早く終わらんかなと思ってしまった所もあったけど。作品のテーマはとても良かったと思うんですよ。本題から逸れるが最も感動したのが「オポチュニティの轍」のエピソード。三年しか稼働しない予定だった火星探査機オポチュニテイは予想を遥かに超えて何と15年も稼働したの。火星にたった1機で。頑張ったね。
青乃108号
2024/06/17 20:02

るいさん ねー、オポチュニティ、グッと来ますよねー☺️良かったです、コメントありがとうございます!

iroiro
2024/09/09 19:28

思わず、オポチュニティを検索してしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
海老澤文庫なる古書室を備えた旅館が舞台。何故か本にアレルギー反応を示してしまう若女将は、宿泊客の抱える悩みを嗅ぎ取り、助けになりそうな古書を一冊客に読ませ、どういう物語だったか話させるうち、いつしか客は自身の抱える悩みを解消してしまうという、こうして粗筋を書いていても良く判らない設定の連作短編集だった。違和感を感じつつカジュアルな文体に1話ずつ淡々と読んでいたら。最終5話。海老澤文庫に纏わる過去の因縁話が唐突に始まり。怨念渦巻く重たい話に急変しオロオロさせられるが終わってみれば何故か爽やか。テーマは赦し。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
少年法。この本が書かれた2005年から20年近く経っているので同法自体にも改正が加えられているのだろうが「調べずに書きます」誰かさん。この作品、一体何人の「少年A」が出てきたのだろう。誰かカウントしていないかな。物語が大変に多重構造になっているので、最後まで結末の予想は不可能。但し、作品のテーマは一貫して強く伝わって来る。「少年A」の被害者の救済。そして「少年A」の本当の意味での更正は「少年A」による被害者家族への直接の贖罪でしか成立しないという事。疲れた。さて、解説は高野和明なので禁を破って読んでみる。
青乃108号
2024/05/20 13:18

そして高野和明の解説を読んだ。「少年A」の贖罪がどれだけ困難かを示す為に、「日常生活で他人を傷つけてしまい、心から申し訳ないと思いながらも、面と向かって謝る事を阻む、心の壁のようなものが立ち上がる。」と例を上げている。そうでしょうか。私は他人と衝突しようものなら取り敢えず謝る、自分が悪かった、と折れる。それが私の処世術だったんだけど。

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
大変な労力を払い、勇気を持ってこの様な本を出版した著者には多大な敬意を表したい。ただし、読み切るにはかなりの忍耐力を要する本である。小池百合子という「女帝」の虚飾まみれの経歴が、幼少期から2020年までの長期に渡り綿密な取材と膨大な資料に基づき語られているのだが、政治的信念もなく只、自分がスポットライトを浴びる事にのみ腐心してきた彼女の経歴が延々と語られる為、半ばで嫌気がさし投げ出したくなる。発端になるのはカイロ大学を首席で卒業した、と言う大嘘。首席どころか卒業すらしていないと言う事実は間違いないと確信。
白黒豆黄昏ぞんび
2024/05/19 15:27

都知事選、大注目ですね。

混沌
2024/05/19 22:27

そう、途中でつらくなりますよねw

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
60年前に刊行の古い本。昭和の日本唯一のオートクチュールの店、「パルファン」。洋裁学校から引き抜かれ仮縫いの縫い子として雇われた清家隆子。純粋な小娘だった彼女はやがてメキメキと頭角を現し、突然に代表が出奔同然にパリへ旅立ってしまった後を一手に任され、人気女優の映画の衣装やデパート向けのプレタポルテに進出、事業を拡大させる。全て私がやり遂げた…そこに突然帰国する代表。隆子が不眠不休で成し遂げた店の繁栄を当然の如く代表はかっさらい…失意のどん底の隆子は。俺には全く縁のない世界の物語だが一気に読まされた。良作。
うたかた
2024/05/15 09:01

感想読んで引き込まれました。わたしも機会あれば読みたいです

青乃108号
2024/05/15 23:05

うたかたさん 是非どうぞ読まれて下さい(^^)コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
シリーズの2と3と、いきなりクライマックスから先に読んでしまったのだけど、こういう順で後からシリーズ1を読むのもなかなか乙なものだ。「鬼殺し」と「不死」の出合いから始まり、吸血鬼編と人造人間編が、2に繋がる伏線を張りまくりながら軽妙に語られる。なるほどなるほど。さすがに見せ場としては2や3に比べ少ないとは言えど、物語の面白さは折り紙付きだ。読み終えるのが勿体無い、いつまでも読んでいたいと思わせてくれる本。さらに時系列を遡る、シリーズ4への期待はいやが上にも盛り上がる。早く読みたいです。
鷺@みんさー
2024/05/31 16:27

4巻は前日譚だけど、個人的に一番好きな巻です。きっと4巻読んだらまた1巻からすぐ読み返したくなると思われるので、なる早でどうぞ🤗

青乃108号
2024/05/31 20:54

鷺@みんさーさん おお!そうですか!はい、なる早で読みたいと思います。コメントありがとうございます(^^)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
芦沢央の作品を読んだのはこれで確か五作目。自分のコンディションが最悪で、連日仕事からヘトヘトになって帰って来て寝る前の唯一の読書時間、寝落ちと連日闘いながらようやく読み終えた。だもんで細かな部分は頭から飛んでしまっているところも多く、そんなんでレビューなんて書くなよとお叱りを受けるかも知れないが仕方ない。良く出来た連作短編集だったと思います。全体的に。特に第一幕の「息子の親友」が優れもの。泣かせてくれました。何度も寝落ちしたんですけども。作品のせいではなくあくまで自分のコンディションの問題で。良作です。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
何と言うか感想が書きにくいのだが、岡嶋二人の作品にしては面白くない。中学生の子供の始めた「チョコレートゲーム」の正体と、それ絡みの殺人の真相が徐々に明らかになるにつれて物語に対する興味は急速に萎んで行き、後半はただ苦痛でしかなかった。作品世界があまりに狭量であり物語に深みがない。真相を追う父親の姿があまりに気持ち悪いし、クライマックスの盛り上がりもない。日本推理作家協会賞受賞作ってこんな程度のものなのか。読後はただ虚無感に包まれ呆然としてしまい、これではいかんとすぐ次の物語を読み始めたのだった。
青乃108号
2024/05/08 04:01

虚無感のあまりか、読後無性にチョコレートが食べたくなり、そんな時に限って家にはひとかけらのチョコレートも無く、やけくそでインスタントラーメンを啜って寝た。明日から6連勤なのに。現在午前4時。嗚呼。

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
冒頭、登場人物表に50名以上の老婆の名前と年齢が列記されている事にまず仰天させられる。いわゆる「姥捨山」を逃れた先に老婆達が30年以上かかって築き上げた集落「デンデラ」。本当に、登場人物が全員老婆ばかりであるが、よくもまあこんな舞台設定で400ページ超もの小説が書けるものだ。捨てられた村への恨みから集団で村を襲おうと計画する「襲撃派」とこのまま安泰に暮らそうとする「穏健派」の派閥争いに、突然襲撃してきた巨大熊の恐怖。敢然と闘う姿勢を見せる老婆達。彼女達のそれぞれの死生観が胸を打つ。最後まで面白く読んだ。
Emi
2024/05/07 15:07

面白そうですね😊いただいていきます! それにしても老婆ばかり、そして「老婆」という言葉の破壊力。老いたババアって笑

青乃108号
2024/05/07 15:37

Emiさん ありがとうございます!本当に老婆ばかりの小説ですが、この老婆達、凄いです!お気に召したら嬉しいです(^^)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
時代は昭和。ここは北海道のキャバレー「パラダイス」。年末年始の興業に集った師匠(マジシャン)とブルーボーイ(シャンソン歌手)とストリッパーひとみと下働きの俺。それぞれ訳有りの4人の、束の間の触れあいと別れを笑いを交えて描いた人情の物語。人生って色々だなぁ、としみじみ感じ入る、良い本だった。興業を終えて、駅での3人と残される俺の別れの場面が切ない。俺が俺自身に重なる。俺は一体、何をやって来たんだろう。何をやろうとしているんだろう。
たか
2024/05/04 12:51

青乃さん、私もこの本好きです♪切なさと昭和のノスタルジーに浸れますね!個人的に桜木さんの『起終点駅(ターミナル)』も好きです🎶

青乃108号
2024/05/04 13:01

たかさん 今度、読んでみたいと思います(^^)教えて下さりありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
大変に黒い印象の本だった。作者の読ませる筆力、構成力は見事で一気に読まされてしまう。かなり無理な部分も瑕疵としてはあるのだが、読んでる間は引き込まれる。しかし、だからと言って。読後何も残らない。いや、気色の悪い後味の悪さは残るけれど。筋トレはセンスを要しないから好きなんだ、という兄のキャラクターが唯一の救いだった。登場人物達に気持ち悪い人間が多すぎて。それに続編を匂わせるところも嫌。この話に続編は要りません。
yumimiy
2024/05/02 12:47

わーい!青乃さん、同日読了だね。なんか嬉しい(^^)

青乃108号
2024/05/02 13:40

yumimiyさん はい、私も嬉しいです(^^)ありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/19(1346日経過)
記録初日
2021/03/08(1357日経過)
読んだ本
545冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
190393ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
545件(投稿率100.0%)
本棚
40棚
性別
血液型
AB型
職業
サービス業
自己紹介

日々些末な事などに終われあまり時間がない上、読む速さも極めて遅い。しかるに総合的に残された時間と言うものにも限りが見えて来た俺。果たして俺は後、何冊の本が読めるのか?

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