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2025年1月の読書メーターまとめ

こつめつめかわうそ
読んだ本
26
読んだページ
7758ページ
感想・レビュー
26
ナイス
413ナイス

2025年1月に読んだ本
26

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こつめつめかわうそ
まさかの展開に、久々に手に汗を握って読んだ作品でした。伏線回収が壊滅的に出来ない人種のため、ラストにかけてどんどん口が開いていってしまいました…翡翠さんの美しさがドラマでどう描かれたのか、見たかったなぁ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
26

こつめつめかわうそ
久々に一途な主人公が出てくる作品を読みました。何気ないようでいて、読んだ後もふと思い出す、そんな余韻を残してくれる作品だなと思います。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
悠木のひたむきさに引き込まれいつの間にか読み終わっていました。本作のような作品を読む機会はあまりないのですが、いつの時代にもこうやってひたむきに生きる人々がいたからこそ今の私たちがあるのだろうなと実感します。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
ここ1年で読んだ作品の中で1番「これは私のための小説だ」と感じだ作品。 p.225 結婚したくない、とはっきり言えば「じゃあどうするの」と返す刀を受けなければならない。でも、何が「じゃあ」なんだろう。「ただ生きていく」のはそんなにも難しくて駄目なことなのか。 p.301 「バーカーの紐が片っぽどうしても長くなっちゃう人は、弓彦くんが思うよりたくさんいるんだよ。紐が抜けた人も切れた人も、服の中に潜って取れなくなった人も。だからちゃんと見て。そんな雑な目線で人を切り捨てないで」
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
再び夏目漱石の言葉に助けてもらった作品。 p.325 〈無暗にあせつては不可ません。たゞ牛のやうに図々しく進んで行くのが大事です。〉 p.333 現実世界でも、みんなが「迷へる子」なのかもしれない。宗輔さんもウバラさんも祖母も迷いに迷っただろうし、梅屋親子も馬留さんも冬子さんたちも、そして父さえも悩んでいたらしい。葉山さんにだって、迷った経験ぐらいあるはずだ。「迷へる子」は決して私だけじゃない。それを文学から教えてもらった。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
本屋大賞のノミネート作品だったので読んでみたのですが、合わなかったため途中で断念してしまいました…
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
よしもとばななさんの作品の包容力を思い出させてもらえました。 p.240 この別々の空の下で、お互いが痛いくらいに切ないのがわかって、私の心にはまたあの店の二階の窓から見る光景と、果てしなくいちょうの葉が降り積もる静かな金色の世界が浮かんできた。きっとそれは私の心の中の宝箱のようなものにおさめられ、どういう設定で見たのか、どんな気持ちだったのかすっかり忘れ去られても、私が死ぬときに幸福の象徴としてきっときらきらと私を迎えに来る輝かしい光景のひとつになるだろう、と思った。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
それまで堪えられてたのに「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」で堪えきれなくなりました。司書の皆さんはこれを起点に正解を導き出されてるという事実にただただ尊敬の念が湧き起こりました。「旅行をすれば図書館に寄る」気持ち、僭越ながら私もわかります…
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
一人で生きてるなんて思い込みでしかんだよなと思い出させてもらった作品。 p.38 「好きな人に、ちょっといい枕で眠ってほしいとよく思います」 p.96 しあわせとやらが一種類ではないことぐらい、わたしたちはもうちゃんと知っているはずだ、そうではないのか、と思いながら、初音はベダルを強く踏む。それなのにわたしたちは、「女の」しあわせから離れていく者に「どうして」「どうして」と問いかけてしまう。 p.164 だからそう、今みたいに顔を上げて。深く息を吸って、ゆっくりと吐いて。きみはきっと、だいじょうぶ。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
ふわふわと、しかしたおやかに地面に引っ張られているかのような感覚を待った作品。 p.235 人は誰かを啓蒙するために死ぬのではない。賞賛されるべき死も、批難されるべき死も存在しない。死はただの死だ。 p.237 自分の人生から大切な誰かが欠けるたび、人の心はかたちを変える。ガラスの器の縁が欠けるように。不完全な形状の心を抱えて、ぼくたちは生きていくしかない。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
作家さんへの愛がより深まった作品。 p.178 「わかんない⋯⋯。わかんないの⋯⋯。(略)」 「わかんないのならさ、自分で訊いたらいいよ。それしかないよ」 p.185 誰かに物語を薦める動機なんて、もっと簡単なものよ。 その人と繋がりたい、楽しい時間を共有したい。そんな気持ちが、いちばんじゃない? p.237 自分が心の底から好きだと思える一冊と出逢えることは、本当に奇跡だ。それこそ、この広大な世界で運命の人を見つけるのと同じように、それは導いことなのだ。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
一緒にいられてうれしいなと思える人と出会いたいなと思わせてもらえた作品。 p.148 「いろんなひとを傷つけもしたし、迷惑をかけたもの。でも過去があっての、今のあたし。だからどうせ頭をつかうなら、あの時こうしてたらどうなったかな、なんてことじゃなくて、今いるこの場所をどうやったらもっと楽しくするか、ってことを考えたいのよね」 p.269 みんな、誰かのために生まれてくるわけじゃない。自分が小柳さんと会うために生まれてきたわけじゃないことも知っている。知ってはいるけど。「一緒にいられてうれしいなと思って」
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
「あぁ、小説っていいな」と改めて思わせてもらえた作品。 p.117 「きっと、おばあさん、思い残すこと一つもなく大竹さんに愛情を注いだんだと思います。心残りがないくらいに大事にできたんだと。だから、大竹さんのこと、きれいに忘れられたんじゃないでしょうか。不確かな頭で記憶を探ってわざわざ思い出す必要がないほど。そんなにも、誰かを愛しきれたってすごいと思います」 p.224 ずっとどこに行っていいのか、わからなかった。でも、誰かに大好きだと思ってもらえるなら、ここにいてよかったんだって思ったよ
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
読書する理由を考えるきっかけを与えてくれた作品。学園もの特有の青春要素を持ちつつも「なぜ」に向き合う真剣さもあるのが新鮮で、気付いたら読了していました。 p.202 物語は、きっと、ただのエンターテイメントなんかじゃない。 p.225 けれど、物語を愛して、物語に魂を捧げて。 それで得られるものは、なんだろう? 物語に捧げた愛は、はたして僕たちに応えてくれるのだろうか?
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こつめつめかわうそ
テンポよく読了。金魚は私も飼っていたことがあるので懐かしくなりながら読んでました。また何か飼ってみたいなぁ…
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こつめつめかわうそ
冷静さと面白さのバランスが絶妙なエッセイ。 p.44 何のために私より先に生まれて「姉」などという呼び名を与えられているのか。意味のない女である。 p.56 どうにもならない親子がどうにかしようとして、こんなふうに並んて鏡に映っている。人生にはこういう無駄が非常に多い。 p.109 順当に考えてゆけば、我慢度の星が五個並ぶのはステージ上になるであろう。よりによってそんな場所で、人生の中でめったに行くこともないそんな場所で、頂点に達する気持ちが尿意の我慢なんて神も仏もあったもんじゃない。
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こつめつめかわうそ
常に誰かが寄り添ってくれているように感じた作品。 素敵な言葉の数々。 p.189 思いがこもった料理は、ひとを生かしてくれる。 p.285 ひとは変化して、成長していくの。哀しみ方だけじゃない、喜び方に愛し方、気持ちの伝え方。ずっと、試行してひとつひとつ噛みしめて生きるのよ。 p.361 ひとはきっと、いつでも変化の一歩を必死に踏んで生きていく。たくさんのものを抱えて、なお。そしてその一歩は自分だけの力じゃない。たくさんの大切なひととの思い出や、繋がりが奇跡のような力となって、手助けしてくれるのだ。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
最後には男子の会のフッ軽さが羨ましくなってしまいました。焼きそばうえだ、あるうちに行きたかったなぁ!
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
あまりの美しさに頁を捲るのが惜しくなってしまったエッセイ。私にとってのル・カインはゲーム理論だったなと、高校時代のことを思い出し少し懐かしくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
時に微笑み、時にハッとさせられたエッセイ。 好きな言葉がたくさんあったのですが、字数制限があるので一つだけ。 p.94-95 そして、また姉と「お祭りっていいね」などと言い合い、今日の七夕が終わっても、まだまだこれから八月末まで幾つもの祭りが次々と控えている事などを夢心地で喋りまくり、うれしすぎてふたりで「キャー」と叫んだあたりでエビ天と柳川が運ばれてくる。幸せとは、だいたいこんなもんだろう。私はとてもそんな気がする。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
想いがどんどん繋がっていく姿が印象的な作品でした。 常に冷静な彗子が思わず溢した言葉が印象的だったので残します。 p.246「あのとき自分が出した結論は、間違ってなかったと今も思ってる。だけどー」彗子の声が震えた。瞬きとともに、大粒の涙が一つこぼれ出る。「理屈だけで生きていけるんだったら、どうしてわたしはこんなに苦しんでいるの」
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
少し読み進めるのに時間がかかった作品。好きではない訳ではないのですが、辻村さんの作品では初めて「読めて良かった」とはならなかった作品かもしれません…誰のことも好きにはなれなかったなんでしょうか。時間を置いて読んでみたらまた違った気持ちを抱くかもしれないので、再読してみようかな。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
まさかの展開に、久々に手に汗を握って読んだ作品でした。伏線回収が壊滅的に出来ない人種のため、ラストにかけてどんどん口が開いていってしまいました…翡翠さんの美しさがドラマでどう描かれたのか、見たかったなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
少し若返った気持ちにさせてもらえた作品。 ロールキャベツ、しばらく食べてないので食べたくなりました。 今の私には少し痛くて、でもとても胸に刺さった言葉。p.304「誰かに伝えたいことを伝えられるって、それだけできっと幸せなことやん?」
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
あのお話は童話だったんだ!と気付かされた作品でした。改めて江國さんのような柔らかい感性を持った人になりたいと思わせてもらえました。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
緩やかに力強かった作品。人は人に支えられて生きていくのだということがとても優しく描かれているなと感じました。
が「ナイス!」と言っています。
こつめつめかわうそ
2025年の読み初めでこんなに自分と似ている主人公に出会えるとは思っていませんでした。モテるところは完全に違いますが。私にも奏樹さんのような方が現れてくれるのかな、現れてくれたら嬉しいな、でも難しいかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/28(1424日経過)
記録初日
2020/02/01(1845日経過)
読んだ本
912冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
281314ページ(1日平均152ページ)
感想・レビュー
785件(投稿率86.1%)
本棚
24棚
性別
自己紹介

バタバタしているため、当分は読んだ本の感想記録のみになります。
申し訳ありません。
コミュニティは余裕が出来るまで不参加です。

好きな作家さんは
凪良ゆう
島本理生
瀬尾まいこ
江國香織
夏川草介
三上延
森見登美彦、などなどです。
共読本が多い方をお気に入りしています。
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