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2025年10月の読書メーターまとめ

kieth文
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感想・レビュー
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2025年10月に読んだ本
8

2025年10月のお気に入り登録
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  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
  • colette

2025年10月のお気に入られ登録
1

  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

2025年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kieth文
Wikipedia3大文学とはWiki記事のことで、その一つが三毛別熊事件だ。大正4年12月に起きた実際の大惨事を綴ったドキュメンタリー巨編。その羆は、全長2.7m、体重は383キロだった。穴持たずと呼ばれる凶暴な雄の羆がこの村の6人もの人を殺して、その中でも女の人だけ食べていた。その本能行動にも恐怖する。そして銀四郎という荒くれ者、村人には忌み嫌われていたクマ撃ちが村を救うこととなった。自然と人間の戦いにも似た共存と対峙が、赤裸々に語られる。
マカロニ マカロン
2025/10/30 00:21

keith文さん、以前この本を読んだときは、「熊出没注意」はどこか遠い世界の出来事のように思っていましたが、今年に入ってのこの状況はこの本が決して遠い世界のことではないと思わざるを得ません

kieth文
2025/10/30 08:47

コメントありがとうございます。私もこの本を読んで、改めて熊と人との古くからの因縁を考えさせられました。あるマタギは100頭もの熊を捕らえていたと文中にあり、どんだけ身近な存在だったのかと、、、

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月の感想・レビュー一覧
8

kieth文
婦人解放の思想がこんなにも色濃く描かれているとは知らなかった。ここまで描かれ、そして話題となり、賛否両論が巻き起こったと解説にもあった。それなのに以降もフェミニズム思想はことごとく阻まれ、今に至っている。200年近くも前から人々は同じ事を繰り返し論じている。男性の深層心理にある男尊女卑は、ほぼ本能的で永遠の物語のテーマだ。
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
吉村昭の短編集。どれも人と生き物との関わり、対峙が描かれている。人間の生き物に対する勝手な、まるで自分たちの方が万物を牛耳っているかの様な振る舞い。蘭鋳、軍鶏、レース鳩のどれもが本来の彼らの生き方を人の手で変異させられていた。それらからしっぺ返しを喰らうのはどこか当たり前のように思う。そして最後の章“ハタハタ“で自然に対して人間の無力さをこれでもかと見せつけていた。
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
Wikipedia3大文学とはWiki記事のことで、その一つが三毛別熊事件だ。大正4年12月に起きた実際の大惨事を綴ったドキュメンタリー巨編。その羆は、全長2.7m、体重は383キロだった。穴持たずと呼ばれる凶暴な雄の羆がこの村の6人もの人を殺して、その中でも女の人だけ食べていた。その本能行動にも恐怖する。そして銀四郎という荒くれ者、村人には忌み嫌われていたクマ撃ちが村を救うこととなった。自然と人間の戦いにも似た共存と対峙が、赤裸々に語られる。
マカロニ マカロン
2025/10/30 00:21

keith文さん、以前この本を読んだときは、「熊出没注意」はどこか遠い世界の出来事のように思っていましたが、今年に入ってのこの状況はこの本が決して遠い世界のことではないと思わざるを得ません

kieth文
2025/10/30 08:47

コメントありがとうございます。私もこの本を読んで、改めて熊と人との古くからの因縁を考えさせられました。あるマタギは100頭もの熊を捕らえていたと文中にあり、どんだけ身近な存在だったのかと、、、

が「ナイス!」と言っています。
kieth文
葛飾北斎とその娘であるお栄の周りで起こるあれこれと彼らが描く浮世絵は1820年代の世相を映し出し、私達を江戸の巷に連れて行ってくれる。 絵には勇ましい龍もあれば、男女がもつれ合う枕絵もある。そしてそこに生まれる儚い色恋が心に染みる。"おーい、応為"を先日観た。原作の中に"百日紅"とある。例えば寺島しのぶ(母)との絡みに、女は赤を身の回りに挿すのがいいよと言われるシーンは杉浦日向子で観た記憶があった。
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
下の方に書きます
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
女だけが持つ身体のしくみと母性の赤裸々な独白。男性女性の性を超えて、さまざまな生と死の境が子宮であり、胎内だった。 著者自身の切迫早産の経験を赤裸々に描きつつ、子供を持つ事の希望と失う恐怖にも似た不安を夢の中で異世界を描きながら伝えていく。タラレバや苦情を歯に衣着せぬ語り口で吐露する文言はある意味正直で、そこが面白くもあった。
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
近未来のアメリカは、全体主義国家になり、女性の自由はことごとく奪われ、出産のための道具として選ばれた"侍女"は司令官の種を定期的に植え付ける儀式の為に日々を健康に暮らす事を"目"によって監視されている。粛清の恐怖、同じ集団のメンバーによる支配(女性同士"小母"によって"侍女"は監視、管理されている)"オブフレッド(フレッドの所有の意味)"と呼ばれるこの物語の語り部が、次にどうなってしまうのか不安でやりきれなかった。 ディストピア小説は心がやられる、、、
が「ナイス!」と言っています。
kieth文
再読したけどボーダー柄のスエット地の帽子の謎は解けなかった。砂羽は戦火のドキュメンタリー映像を観てしまう。何故この人たちは戦い死ななければならなかったのかが、わからないから観るのだと友達有子の父冨士男に語る。すると、語るより聴くことが必要なのかもしれないと言われる。日本人の戦争体験者は少なくなっている。私達に今出来ることはその人達の話しを聞くことかもしれない。そんな再読観だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/08/27(1569日経過)
記録初日
2021/08/24(1572日経過)
読んだ本
443冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
138215ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
434件(投稿率98.0%)
本棚
10棚
性別
自己紹介

小説が好きです。学生の頃は翻訳ものが多かったですが、最近は日本の話題になっている小説が面白いです。

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