読書メーター KADOKAWA Group

2025年10月の読書メーターまとめ

Yukiko Yosuke
読んだ本
39
読んだページ
6915ページ
感想・レビュー
37
ナイス
916ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年10月に読んだ本
39

2025年10月のお気に入り登録
4

  • プリムローズ
  • Sakunana
  • Yuu I
  • あさひな

2025年10月のお気に入られ登録
3

  • Sakunana
  • Yuu I
  • あさひな

2025年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yukiko Yosuke
ネタバレとうとう島田さんと闘う零。正統派なのに揺れてつかみ所なく、いつの間にか追い詰められてしまう将棋を指す存在に怖れを抱き、挑み、翻弄され、彼ららしい勝負が繰り広げられるのを見守るしかない。でも零には支えてくれる存在がいる。零に会えない寂しさを和菓子作りで忘れようとするひながかわいいし、そんな彼女を格好いいと感じる零もかわいい。勝負がついた後は、ああ終わってしまったのかと、勝ってよかった負けて悔しかったと言うより、必ず勝者と敗者がいることが切なかった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Yukiko Yosuke

「仮初め寵妃のプライド」の原作を読み、その後即コミカライズを再読したり、お借りしている「ドラゴン桜」をちょっとずつ読み進めたりと、四半期末で忙しいなあと思っていたのに意外と冊数読んでました。児童書では、今いとうみくさんの本をよく読んでます。/2025年9月の読書メーター 読んだ本の数:62冊 読んだページ数:10462ページ ナイス数:1377ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2025/9

ミカママ
2025/10/11 21:00

いつもありがとうございます。今月もよろしく\(^o^)/

Yukiko Yosuke
2025/10/12 00:49

ミカママさん、こちらこそ今月もよろしくお願いします!

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月の感想・レビュー一覧
37

Yukiko Yosuke
ネタバレ中華風ドラマ「青藍に花神散る」の世界の玲寧に転生した主人公が、自分の推しである皇后鶯淑を助けようと奮闘するお話。鶯淑の忠実な官壬小秋子を何とか説得し、鶯淑と稚苑妃の産んだ皇子を守るために、オタク知識を駆使して考え抜く。自分自身も嵌められる対象と分かっていて、そのフラグをへし折ってハッピーエンドを迎えられる展開が良かった。もうちょっと長く、その先には小秋子との関係も見ていたかったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレとうとう島田さんと闘う零。正統派なのに揺れてつかみ所なく、いつの間にか追い詰められてしまう将棋を指す存在に怖れを抱き、挑み、翻弄され、彼ららしい勝負が繰り広げられるのを見守るしかない。でも零には支えてくれる存在がいる。零に会えない寂しさを和菓子作りで忘れようとするひながかわいいし、そんな彼女を格好いいと感じる零もかわいい。勝負がついた後は、ああ終わってしまったのかと、勝ってよかった負けて悔しかったと言うより、必ず勝者と敗者がいることが切なかった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
現代だからこそ生まれた絵本。昔なら拝金主義でエゴイストの金のライオンだけが悪者で、周囲は善というお話だった。このお話は違う。悪意を持って金のライオンがばら撒いた話を、信じていなかったはずの動物達が「真実かもしれない」と広めてしまうのがとても怖い。「聞いたことがある」「よく聞くよね」これは真実であったと証明しているわけでは無いのに、皆が知ってることだからといつの間にか真実として受け入れられてしまう。聞いたことを一度は疑ってみる、根拠や事実を知る努力をすることの大切さを訴える絵本。/6年生の読み聞かせで。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ中華風ドラマ「青藍に花神散る」の世界の玲寧に転生した主人公。自分がドラマの登場人物、皇后鶯淑の敵役に転生したことで混乱するも、汪豪鶯淑が破滅の道を辿らないように健気に行動していく。推しが死ぬのは見たくないもんね。とはいえ、何の力も持たない玲寧、巫祝・伏華に出会い、この先どうなるかってところで次巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ独特な雰囲気を醸すお話で癖になりそう。自分をモブと言い切る割にはスパダリのアルフレッドと、その後輩ギルバートが学園の隠れ家で過ごすまったりした時間、2人が第一王子と男爵令嬢とのデートプランの下見をする間の甘い雰囲気、その後に起きる第一王子のやらかしを見事に収めてギルバートを癒すアルフレッドの格好良さ。彼らを見守る周囲の人々の生温かい目がまた良くて、特に公爵令嬢アレキサンドラは女性の解放にまでその気持ちを昇華するとは。この先もこの雰囲気を味わいたい、そんな作品でしたー。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ迷子になった死神と偶然出会った僕とのちょっとホロリとするお話。ぱっと見、できないサラリーマンのような恰好の死神。見た目通り営業成績はいつも最下位で、情に篤くて、健気に咲く草花が大好きな、多分死神としては異質の存在。道案内をしてあげる僕が気付く、死神の向かうはずだった家。運命は変わり、道案内の特異な僕と、草花の好きな死神が再会した時の職業は…。/実は2年半前に当時2年生の娘に読んであげていた。「何かこの話聞いたことある」私はすっかり忘れていたけれど、記憶のどこかに残っていたのが驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ新年を迎えて、いよいよセンター試験が間近に迫ってきた矢島君と水野さん。不安が大きくなってくる頃だが、「不安は努力の勲章」と捉え方を変え、自分がミスを犯す不安があることを肯定したうえで、あらかじめそのミスをどこまで許容できるか、不安と向き合うことが不可欠だというのが刺さった。確かにそう。満点を取る必要はなく、ある程度のミスは許される。「本番に強い人」というのはそれを踏まえて不安をコントロールできる人のこと。2人共、不安を糧に頑張って欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ優しいお話だった。性別を隠してBL漫画家をしている春樹と専門学校生の凛久。春樹のお世話係として同居することになった凛久が、春樹に惹かれながらも一線を越えようとしないように意を使う様子、春樹が日々恋愛モノを描いている立場なのに自分や凛久の感情は客観的に淡々と分析している様子が恋愛下手な先輩と可愛い後輩の恋愛漫画を見ているようで可愛かった。ノンケの春樹がゲイの凛久を慮って自身の家族との距離感を考えているのが好ましかったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレかいけつゾロリシリーズの55冊目。前作で魔法のランプに閉じ込められてしまったゾロリ。大魔人を探し出してランプの精の役目を返そうとするのだが、すれ違いの連続でやきもきする。これまで皆の願いを叶えてきた大魔人の、厚意の空回りからの仕事のできなさっぷりが気の毒で、早く交代して!と何度も思った。大魔人と役割を交代したゾロリが魔法を使えないと残念がっていたが、単に手順を読んで実行していなかっただけとは!さすが原ゆたかさんのオチ!
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ幼い頃からの刷り込みの怖さ…。幸せを掴みたいカロリーナをどこまで邪魔するんだろうか。もどかしい。周囲からも祝福され帝国第二皇子と結婚式を挙げたカロリーナだが、「政略結婚」というワードが彼女を縛る。彼女だけでなく相手のエドワードもそれで縛られているので、なかなか2人の関係が前進しない。皇子妃の侍女頭になったマリッサの実家に新婚旅行を兼ねた避暑に向かったカロリーナ達。次巻はマリッサに漂う翳の解決かな。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
真夜中に一人でトイレに行くひろこを応援してくれる不思議な仲間達。一緒に寝ているぬいぐるみのみいこだったり、トイレの中のタオル掛けにくっついているあらいぐまだったり、どこにいた動物が登場しているのかを考えながら読むのが楽しいお話。電気を消し忘れると、トイレやぎがやってきてトイレットペーパーを食べちゃうのはびっくりしますが。4年生の読み聞かせで。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズの14作目は第1作の「ON」を野比先生の目線から描く。結末を知っていて、とめられないもどかしさ。心の闇と対話しながら、野比先生の優しさから徐々に闇に引きずり込まれていく様子が丁寧に描かれる。そこに登場する比奈子が野比先生の中では陽だまりのような温かい存在で、ああだからこの2人は惹かれ合ったのか、とようやく腹落ちした。この作家さんのラストの怒涛の展開は相変わらずで一気読み。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレソシャゲの第一部ボスの悪役令嬢レベッカに転生した主人公。第二部ボスの推しに出会うために処刑回避を目指し、まずは義弟との関係改善と、1年後の悲劇回避のために頑張る姿が、よくある展開ではあるけれども安心して読める。自分なりに実力と装備を整えて臨んだ1年後の事件、というところで次巻。次も読む。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ優秀な姉フローラと、帝国第二皇子と政略結婚をした平凡な妹カロリーナ。カロリーナがいなくなったことで祖国はどうも深刻な状況になっているらしい。聖女の力までも弱まり、恐らくカロリーナが影響しているよう。カロリーナの周辺は落ち着かない。2度の暗殺未遂が続き、護衛騎士オーウェンはミスで護衛から外されてしまう。カロリーナの誠実な行動が一つ一つ解決していけると思って見ているけど、彼女に秘められた秘密が早く分かるといいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
500年以上もランプの中で暮らし、皆の願いを叶えてきたランプの大魔人も、いいことやっていても飽きちゃうんだろうなあ。ゾロリ達を上手く騙して、大魔人の役割を入れ替え、逃げ出してしまう。快適なランプの中だけれども、これだとゾロリの旅は続けられない。大魔人を探す旅に出たゾロリは、長年マッシーの木を巡って争ってきたアッチャ村とコッチャ村の騒動を解決する手助けをすることに。こちらの騒動が落ち着いてもまだランプの中に閉じ込められたままのゾロリ。まさかの続編へ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ底辺校から東大受験に臨む矢島君と水野さん。センター模試で期待通りの成果を出して喜ぶ教師陣だが、彼らが成果を出せた理由が「予言の事故成就」というのは頷ける。予言を信じて頑張る生徒、生徒の成功を実現しようと指導する教師。両方が予言を実現するように動くというのか。/学校でその年の合格実績を予言できる場所というのが下駄箱で、規律と統制の中で育まれる個性と自主性が重要というのも納得。メンタルを保つのに根拠のある自信と根拠のない自身を持つというのも、自分の受験期を考えると確かにそう。じゃないと、メンタル保つの厳しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ優秀な姉フローラと平凡な妹カロリーナ、姉が妹を引き立て役として搾取してきたという設定は鉄板。だが、冷酷と思っていた父が実は母に生き写しの妹の方を大切に思っていたとか、政略結婚で嫁ぐ先の帝国第二皇子は噂とは異なりとても誠実だったとか、実際に相対しないと分からないことってあるよね、と思いながら読んだ。嫁ぎ先では温かく迎え入れられ、安泰かと思ったら、周囲にいる人達に色々翳があるみたいなのと、魔力暴走が発生していたり、カロリーナが狙われたりと、色々起こりそう。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第1巻の種明かしとも言える第2巻。愛する姉を家から逃がすために、自分が徹底的に悪役に扮したエルネスト伯爵令嬢ウェルミィ。実は、ウェルミィの姉イオーラも、彼女を守る周囲の人間も全てウェルミィの企みを正確に把握し、彼女がイオーラのために動くのを邪魔しないようにしていたとか、分かってしまったウェルミィは穴があったら入りたいくらいだったのでは。にしても、異母姉妹なのにイオーラとウェルミィの間の愛情の深さは、夫々のお相手に向ける愛情以上なのでは、と思ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ想像以上に重い話。小4娘に声に出して読んであげるんじゃなかったら、ぼろぼろ泣いていたかもしれない。16歳の猫のことら。ご飯を食べなくなって体重が減って、病院へ行くと腎不全だという。完治不可能な病で、進行を遅らせるだけしか手段がない。約束されたことらの死を理解しながらも、ことらに生きて欲しいと願う僕と両親。医療費の高さに慄いたり、改善の兆しがない日々に嘆いたりしながらも、ことらの最期には単身赴任中の父まで駆け付け、家族として看取る。死を迎える家族に何をしてあげられるのか、人の高齢化社会にも投げかけるお話。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレエルネスト伯爵令嬢ウェルミィの企んだ姉イオーラの婚約破棄から始まる一連の断罪劇。胸糞悪い妹による仕組まれたものかと思ったら、そうではない妹によって仕組まれた断罪劇。断罪される側が、姉を守るために徹底的に仕組んだもので、ウェルミィの知識や技能を最大限に用いた画策の結果が暴かれていく小気味いい展開。ただ、優れた人にはきちんと人を見る目があるのだと分かる結末が用意されていてホッとする一面も。タイトルが回収されてしまった後、ウェルミィがどうなるか、この物語がどう進むのかが気になる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレファンタジーBL。チェンジリングシリーズの第二弾。前作で少しだけ登場した第三皇子アンリと聖騎士のオルトが主役。冒頭から心に痛いシーンから始まるこのシリーズ、やっぱり読み進むのに躊躇してしまうが止められない…。取り替え子アンリを赤ん坊の頃から護り育ててきたオルトが自分の劣情に罪悪感を頂き、片やアンリも同じくで、アンリが妖魔化しなかったらこの2人は一生主従のままだったんだろうなあ。妖魔化した時にはこの先どうなるのか危ぶんだが、アンリの体中に妖魔化を抑える刺青が入り、艶めかしいことこの上ない。次作も読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ婚約破棄から領地経営に舵を切る、転生前は税務事務所で働いていた主人公。領地視察を終え、商売の種(カカオでチョコ生産は貴族向けによくある)を見つけ、地盤を築き上げた後は商業ギルドとの丁々発止の交渉。商売だけでなく、銀行や学校の運営、運送業の立ち上げと多岐にわたり、一人の人間がここまで一気にやれるものだろうかと唖然とするレベル。領地にやってきた母から聞く王都の話。第二王子と婚約したユーリの存在が少々不気味に描かれているが、まずは母を追ってきた兄ベルンの躾かな。姉アイリスの姿を見て心を入れ替えるといいけど。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレゲームの公爵令嬢に転生、いきなり第二王子に婚約破棄されるシーンからの鉄板展開。自分の立ち位置、今回の婚約破棄の影響を父公爵に論理的に述べて身の破滅を回避、領主代行としてアルメリア領の改革に臨む。転生前の知識を用いるのはお約束として、税務事務所に働いていたことから領内の経営状況を把握し、領地を視察、やるべき改革を心に秘め、実行はこれからというところで次巻。似た展開のコミックは多いが、領地経営に従う周囲の人気の豊富さや、本人の冷静な判断や経営感覚がなかなか読ませる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ史上最強のラスボスをやめて、ミコりんと一緒に冒険者をやってきた元魔帝メナス。SSランクモンスター・ニーズヘッグとの戦い。他の方も書かれている通りニーズヘッグの小物っぷりとメナスのチートっぷりの差が圧倒的で爽快に読める。戦いの後遺症が筋肉痛だけとか、ミコりんの感動的エンディング用台詞を2度にわたって止めるとか、やっぱりちょっとずれてて面白い。ミコりんの最弱にして最強の技の名前とか、妖精国の二つ名(ピンクハートってゲームじゃないと絶対付けない)とか、ダサめの名前をわざと使う辺りもちょっとウケる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズ第6巻。これまでの王宮内での権力争いとは格段に危険度が違う話に突入して、ずっとハラハラし通しの1冊だった。孤児院の視察時を狙った計画的な誘拐、その上でマリアベルに逃げるチャンスをあげると、掌の上で弄ぶ陰湿さ。レナートを危険に晒すまいと皇宮から遠くへと逃げる機転を見せたマリアベルの優秀さと、それを予測したレナートとの息の合った対処が素晴らしい。とはいえ、身近にいた間諜に気づけなかったり、一瞬の隙をついてマリアベルを攫われたりと、相手の方が一枚上。婚約式でも何か企んでいるようで、不穏で仕方がない。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ読友さんの「じわじわ来る面白さ」を感じたくて読んでみたら、確かにじわじわ来る…。面白かった。シンデレラが魔法使いを駆け落ちしてしまい、体面を保つために王子と結婚することになった義姉のアデリアーナ。そんなドタバタの末に、離宮で引きこもりスローライフを満喫する彼女の逞しさや、すまし顔の彼女の現実的なモノローグがいい味出してる。いつの間にか、アデリアーナの庶民的な振る舞いに王太子はコロリと落ちているのだが、彼女の名前を間違え続ける(しかも毎回違う)王太子がポンコツに見えて笑える。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ表情に乏しく会社では面白くない奴と認識されているSE三木貴一郎と、その妹でアイドルの美貴。貴一郎の大喜利センスは抜群で、ハガキ職人であることも、妹がアイドルであることも会社では知られていない。妹だけが知っているその面白さ。でも、人をよく見て気遣いのできる貴一郎に、徐々に周囲が気付き、人間関係が少しずつ豊かになっていく、読んでいてちょっとホッとする話ばかり。妹・美貴は兄の良さは自分だけしか知らないと思って心配するが、それも取り越し苦労と分かるとちょっとホッとしている辺り、この兄妹は本当に仲が良い。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ刑事犬養隼人シリーズの第4弾。映画化されたという作品から読んでみることに。ネットで顧客と契約し、死を免れない患者を安楽死させるという「ドクター・デス」。安楽死は「死ぬ権利」を行使する手段なのか、それとも単なる犯罪なのか。犯人との駆け引き、警察の上を行く狡猾な犯行の連続、それに対抗する犬養刑事の個人的な思い、犯人逮捕の策略が絡み合って面白い。日本では犯罪となる安楽死だが、時と場所を変えれば個人が持つ「死ぬ権利」の行使だと言える状況も存在する。高齢化社会の日本が近いうちに直面する問題を描いた作品。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズ第5巻。フォンターナ公爵家からの申し立てで行われる「レギーナ選定」の顛末。クラウディアとマリアベルが割り当てられた夫々の孤児院の状況、院長の不正、選定当日の横やりと、なかなか盛沢山な展開。ルキウス祭での売り上げだけで判断されるのではなく、候補となった2人の資質も見定めるあたりが、ちゃんとしてて驚いた。領地から来たマリアベルの母からもたらされた「鍵の本」の存在と古代語を読める一族と、当初の話からどんどん膨らんでいく。どこに帰着するんだろう。共和国の動きも気になる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ちょっと幼いかなと思いつつも、普通は知らないことだろうと思って5年生の読み聞かせで読んでみた。表紙に登場する動物達が遠くの動物園にお引っ越しするとき、どうやって移動させるのか?動物の種類によって準備が長くかかったり、移動中の怪我に気を付けなければならなかったりと、細やかな配慮をしながら移動させる必要があることが描かれているので、そういう感想を貰えて良かったかなーと思う。普段は考えたことも無いようなことが平易に描かれ新しい致死意を得られる「かがくのとも」が好き。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ冒頭いきなり小鳥遊が純正医大医局に戻ることになってしまう展開から短編3編と掌編1編を収録。ネタが分かれば、ああそう言えばそういうことがあったなあと思い出す「閃光の中へ」、何となく発症の原因が分かってしまった「拒絶する肌」、そして密室をテーマにした「密室で溺れる男」。人間関係からくる画策と、偶然の事故が織りなした密室殺人(のように見える)事件。解決できなければ小鳥遊が鷹央の職場からいなくなるとタイムリミットのある中答えを導き出すスリリングさが良かった。結局、きちんと患者の状況を把握することが大事。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ転校してきたばかりの(おそらくハーフの)つくしちゃんと、ガーデニングを愛するすぎなさんとの温かな交流のお話。転校先のお友達に「そこのお家には魔女が住んでいる」と言われ恐れていたのが、その庭から漂ってくる植物のいい匂いに誘われ、 年齢差を越えて仲良くなるすぎなさんとつくしちゃん。すぎなさんの怪我や町内会長さんとのいざこざを乗り越えて、皆が一緒にティーパーティーを開ける関係になっていく過程が読んでいてホッとするお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズ第4巻、断罪巻。サイモンやダンゼル公爵の企みが暴かれていくのだが、10年前に遡っての王家と八公家を襲った不幸につながっていて、ここまで長く権力を手にしようと画策してきていたことにマジで驚いた。王太子エドワードの真実の愛も、きっかけは偶然でもその後は必然として整えられた道で、その道を最終的に選んだエドワードは茨の道だろうが自業自得。結末としては王族としての判断の厳しさに、すっきりとした気分は残らなかったがやむなし。/次は既出の公爵令嬢クラウディアとの対決。怪しい男も登場してすんなりいくかなー。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ続巻読むために再読。王弟の嫡子セドリックを伴い王国入りを果たしたマリアベル。ダンゼル公爵の陰謀の存在を分かっていてもまだそれが明らかにされていない状況で動く怖さ。お家騒動ってこんな感じなのかな。側近に洗脳されていると言ってもいい王太子。色々思惑あってマリアベルを皇太子妃にと望んだが、ちゃんと彼女を愛し始めている帝国皇太子。恋愛での勝敗は明らかなんだが、さて、国の存亡を賭けた戦いではどうか。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ続巻を読むために再読。婚約破棄された侯爵令嬢が隣国の皇太子と出会い、新たな国で愛を育んでいく…という単純な話かと思っていたが、おやおや、何だか不穏な動きが…。10年前の疫病で変わった王国内の勢力図。脳内お花畑な王太子が側近に唆されマリアベルの本心を読み違えたことから力を付けた公爵家が陰謀を広げるという展開に。帝国内でのお披露目でも、皇后を目指していた公爵家令嬢が激怒する一場面もあり、この先も困難続きかと思わせる展開。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ東大受験に臨む矢島君と水野さんの成長をもっとも感じた巻。これまで模試でそこまで良い結果を残していない2人に、周囲がそわそわするも、桜木は「すべきことはやり終えた」と言い切る。何故そう言い切れるのか、矢島君と水野さんが「自分で勉強する」ことができているから。誰かのためにやるのではなく、自分のために自分で勉強する。見守る親は結果に固執するのではなく、結果は二の次で、子ども本人が頑張っていることを喜ぶべきだと。センター模試、2人共目標にしていた結果を出せて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ続巻を読んでみたくなり、再読。この巻は脳内お花畑な愚王太子から婚約破棄された侯爵令嬢マリアベルが、帝国皇太子レナートと出会い、自分から相手を選ぶ決意をするまで。愚王太子エドワードは、自分が選んだ平民女性がどの程度の教養を持ち、王子妃、将来は王妃として立つことができるのか考えられなかったのか。2人の女性に対して失礼過ぎる気が。レナートの誠実さに心を開いて笑顔を見せるマリアベルの表情が花綻ぶようで、良かったとしみじみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/20(5229日経過)
記録初日
2011/07/02(5278日経過)
読んだ本
5053冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
993945ページ(1日平均188ページ)
感想・レビュー
3881件(投稿率76.8%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100001122665796
自己紹介

大学院・専門学校・浪人生の男子3人と小4女子の母。某通信企業に勤務。小説(ラノベ含む)、ビジネス書、漫画と乱読タイプだが、在宅勤務が4年を超えて通勤時の読書時間がなくなり、漫画が多い昨今。いつも睡眠不足。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう