★★★★★ kindleUnlimitedで。オーストラリアの写真家ライムント・フォン・シュティルフリートの写真集「Views and Costumes of Japan」(1862)をデジタルフルカラー化した写真集。江戸末期(1860年代初頭)の日本を写したもの。小田原城、江戸城、金閣寺など、現代では再建したものしか見れない建築物の元の姿が見れるのは貴重。ほかの写真集に比べ、神戸大阪奈良京都など関西の写真が多めなのも嬉しい。この時代の外国人は多くが鎌倉大仏を写している。インパクトが大きかったのだろうな
★★★★☆ kindleUnlimitedで。1868年にイギリスで刊行された「Views of Japan」をデジタルフルカラー化した写真集。イギリス人写真家フェリーチェ・ベアトが慶応2・3年(1866-1867)に撮影したもの。江戸末期の横浜、東海道、小田原、箱根、芦ノ湖、富士山、鎌倉、江戸城、などの風景写真や、当時の人物写真。江戸時代、芸能関係者が河原乞食とよばれ社会的に卑しい稼業とされていたのが理解できる写真もある。力士がそんなに太っていないのは当時の栄養事情のため? 死刑執行の写真は本物か?